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【文化・メディア領域】基礎ゼミナールA・学外フィールドワークを実施(藤田クラス)
総合社会学科基礎ゼミナールA・藤田クラスは4グループに分かれ、6月26...
ReTACTION 新着記事 “ 刑務所にいるのは「困っている人たち」の可能性も。刑務所の中のソーシャルワークが社会の安定に繋がる理由”【学長室(広報)】
みんなの仏教SDGs WEBマガジン「ReTACTION」(リタクション)の新着記事案...
2025年7月3日(木)、FD研修会「VR動画の教育への利活用」を、学修支援...
2025年度 「アカデミック・スカラシップ奨学生(在学採用型)」授与式を開催しました【経営学部】
2025年7月2日(水)、「アカデミック・スカラシップ奨学生(在学採用型...
2025年度9月卒業式及び第2学期入学式の開催日時・場所のご案内
標記の件について以下のとおり挙行いたします。 ※対面形式で実施します...
浜井センター長が岩波書店『世界』(7月号)に寄稿した拘禁刑に関する原稿が朝日新聞論壇委員が選ぶ今月の3点に選ばれました
今年6月から、懲役及び禁錮が廃止され、新たな刑として拘禁刑が導入さ...
実践真宗学研究科への進学を考えている方、興味がある方に向けて、進学ガイダンスの様子を公開いたします。
3年間で学べること、取得できる資格、学費・奨学金などなど、実践真宗学研究科について紹介しました。 是非ご覧ください。
実践真宗学研究科第2回進学ガイダンス2025
★入試情報については下記リンクからご覧ください。
大学院入試情報
龍谷大学の研究者との対話を通じて研究内容を紹介する「Academic Doors~対話で開く,研究の世界~」に、石原 凌河・政策学部准教授の記事を掲載しました。
東日本大震災以降、自然災害などの危機からの復興を考える上で注目されているのが「地域レジリエンス」という考え方です。レジリエンスとは困難を乗り越え回復する力を意味する言葉。石原凌河先生は、災害による被害を極力減らすとともに、危機からしなやかで迅速な回復をめざすことができる地域社会の構築に取り組んでいます。
地域社会との「実践」を大切にする先生の研究スタイルや、研究の原点をご紹介します。
▼記事はこちらから▼
https://academic-doors-ryukoku.jp/interview/37
石原 凌河・政策学部准教授|博士(工学)
~Academic Doorsとは!?~
10学部、1短期大学部、11研究科を擁する総合大学として、幅広い分野の研究者が集う龍谷大学。新たな視点や考え方、未知なる分野の知識など、ここで活躍する研究者との対話には、知る喜びがあふれています。
龍谷大学では、研究成果の創出を通じて、世界が直面する課題を克服し、持続可能な社会の構築に寄与すること目的として「Academic Doors~対話で開く、研究の世界」を開設しています。
このサイトでは、龍谷大学に所属する研究者との対話を通じて、多様な研究の魅力をわかりやすく紹介していきます。ぜひ、魅力あふれる研究のドアをノックして、知的好奇心をくすぐるアカデミックな世界に触れていただき、研究の魅力を堪能してください。
龍谷大学農学研究科修士課程2年の桑坪 彩衣さんが、6月21日に開催された「第42回日本微量栄養素学会学術集会」において、ローイング(ボート)競技における重炭酸ナトリウム(重曹)摂取がパフォーマンスに与える影響に関する研究成果を発表し、優秀発表賞を受賞しました。
この研究は、食品栄養学科の谷口 祐一准教授の前任校で指導されていた学生の卒業研究を、桑坪さんが引き継ぎ、学会発表として取りまとめたものです。血糖値や乳酸値などの生理指標をもとに、経口摂取と経皮摂取(クリーム塗布)の効果を比較検証しました。
研究では、大学のボート部に所属する男子学生15名を対象に、重曹を経口または経皮で摂取したうえで、ローイングエルゴメーターを用いた高強度の運動を実施し、パフォーマンスや疲労指標、胃腸不快感の発生率などを測定しました。
その結果、経口摂取では約6割の被験者が胃腸不快感を訴えた一方、経皮摂取では1割未満にとどまり、摂取方法による生理的反応の違いが示されました。一方で、パフォーマンス指標については有意差が見られず、「今回の条件下では、重曹の摂取がパフォーマンス向上につながる可能性は低い」と結論づけました。
桑坪さんは今回の発表について、次のようにコメントしています。
「重曹とパフォーマンスの関係には、まだまだ分からないことが多くあります。今後も疑問を大切にしながら研究を進めていきたいです。ボート競技という限定された分野でも、新しい知見を得るためには、視点を変えることが大切だと感じました。」
さらに後輩に向けては、次のようなメッセージを寄せてくれました。
「何でも受け身で『そういうものなんだ』と決めつけるのではなく、『なぜ?』『どうして?』と問い続ける姿勢を大切にしてほしいです。日常の当たり前や、当たり前とされていることにこそ、研究の種が隠れています。小さな疑問を見逃さずに、一歩踏み込んで考え続けることが、新しい発見につながります。ぜひ、身近なことに目を向けて、自分だけの問いを大切にしてください。」
桑坪さんの今後のさらなる活躍を心より期待しています。