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【里山座談会】「人新世、人の歴史と森の歴史」


 里山学研究センターでは今年度より、「『人新世』時代の新・里山学の創造-新たな「自然」概念構築と「自然との対話」方法論の確立に向けた文理融合研究」というプロジェクト研究を始動しました。2月5日に開催された座談会では、「人新世、人の歴史と森の歴史」というテーマで、本プロジェクトから参加いただいている琵琶湖博物館主任学芸員の林竜馬先生、村澤真保呂センター長、伊達浩憲副センター長、中川晃成副センター長、初代センター長である宮浦富保先生で話し合いました。
 人新世とは、地質年代スケールにおいて人類の活動が地球の環境や生態に大きな影響を与えているという概念であり、発端は2000年に大気化学者であるクルッツェンの発言からでした。この概念はすぐに他学分野に広まり、社会科学や人文科学の分野でも議論がされています。
 林先生はこれまで琵琶湖の地層に残された植物の花粉情報からその当時の植生を解明し、人との関係性などを研究されています。林先生の研究内容を中心に置き、里山学から考える人新世とはどういうものなのかなどの意見を交換しました。
 この座談会の詳細な内容は2021年3月末に発刊予定である『里山学研究センター2020年次報告書』に掲載されます。ご関心をお持ちの方は、里山学研究センターのHPから閲覧が可能となりますので、またご覧ください。


 この度の福島県沖を震源とする地震で被害に遭われた皆様に、心よりお見舞い申し上げます。

 
 2021年2月13日の23時08分に、福島県沖を震源するマグニチュード7.1(推定)が発生しました。福島県・宮城県などを中心に、震度6強の強い揺れがありました。
 ボランティア・NPO活動センターでは、この災害に関しての情報収集を行っていますが、まだ、被害の全容を明らかになっていませんし、今後の余震にも十分注意が必要です。
 被災された地域での災害ボランティアなどの支援活動に参加したいと考えている学生や教職員の皆さんもおられるかと思います。困難な状況にある人たちのことに想いを巡らせること、「何か手助けをしたい」と考え、行動しようとすることは、とても大切なことです。しかし、行動の仕方によっては、現地の方々に負荷をかけてしまう場合があります。特に被災直後は、命を守るための活動が最優先です。

 転倒した家具などの現状復帰や、家の整理などのボランティ募集が始まった地域もありますが、現在は、被災地域の住民や知人の助け合いによる作業が中心です。感染拡大防止という意味では、被災地外からの災害ボランティアによる支援も慎重な判断が求められます。 被災地での活動については、(専門技能や活動スキルがある人以外は)被災地域からボランティア募集に関する発信があるまで、ボランティア活動を目的として被災地に向かうことは控えるようお願いします。

 現地に行けなくても、募金活動等の応援方法があります。センターでは、そういった情報も収集中ですので、何かしたいと考えている学生や教職員は、ぜひ、センターまでご相談ください。

 

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★ボランティア活動を考えている学生へ(現在、被災地域やその付近に居住している学生)

●安全と下記の点に留意してボランティア活動を行ってください。


 被災地で安全に活動するためには必要な準備があります。センターでも情報提供いたしますが、ヘルメット着用など、下記の団体の「災害ボラの予備知識」(認定特定非営利活動法人レスキューストックヤード) を参照(主に水害時対応が掲載されていますが役に立ちます)して、十分に準備を行って余震などにも留意しながら、活動を行ってください。

 ※コロナ感染予防対策だけではなく、こまめに休憩をとりながら安全に活動することに留意お願いします。

 ボランティア保険の加入は、最寄りの社会福祉協議会で加入出来ますので、近隣で活動する際でも加入することをお勧めします。
 原則、加入翌日からの発行になります。(臨時的に即時発行に変更される場合があります)注意してください。今回は、地震災害なので天災プラ加入をお勧めします。
 ※なお、2020年4月以降にボランティア保険に加入された方は、2021年3月までは、再度加入する必要はありません。


シャンタル・トマ 先生

2013年11月に大宮学舎において、英語英米文学科の学生を対象に特別講義をしてくださったシャンタル・トマ氏が、今年の1月にフランス・アカデミーの会員に選出されました。トマ氏は大学在学中にロラン・バルト氏に師事し、卒業後は作家として活躍。2002年には、マリー・アントワネットの最期の日々を描いた『王妃に別れをつげて』で、フランスで最も権威ある文学賞であるフェミナ賞を受賞。なお、この作品は2012年に映画化もされています。大宮で講義を聴いた学生からは「特別講義は、分かりやすい表現で進められ、フランス文化について多くの予備知識を持たない私たちの目線に立って用意をしてくださった思いやりを感じました。講義後の休み時間にも学生と気さくに交流してくださった姿がとても印象的でした。特別講義を受講したことで、フランス文化は勿論、人生や周りの人に対する姿勢について多く考える機会となり感謝しています。」との感想をいただいております。


 センターでは、毎年、体験学習プログラムを実施しています。様々な地域の課題に触れ、その課題解決の取り組みを体験を通して学ぶ機会を設けています。
 昨年度は、2泊3日で滋賀県近江八幡市と3泊4日で福島県の中通りから浜通り地域を訪問しました。今年度は、宿泊を伴う活動から、日帰りやキャンパス内での活動にプログラムを変更して実施します。
 滋賀県近江八幡市には日帰りで訪問し、「新型コロナウイルス感染症が地域に及ぼした影響や、そういった状況を踏まえながら地域の文化を守るために行っている取組み」などに焦点を当て、地元の人たちの話を聴いたり、街歩きを行いながら「持続可能なまちづくり」を考える国内体験学習プログラムを実施します。
 また、プログラムⅡとして、福島県への国内体験学習プログラムは″つながる福島”ワークショップを開催します。(詳しくは“つながる福島”ワークショップのページをご覧ください)


近江八幡の伝統的建造物群保存地区のまち歩きの様子


左義長の製作現場の見学の様子

■プログラムテーマ
 「近江八幡の左義長祭 ~コロナ禍において伝統文化の継承について考える~」

■日程
(1)2021年3月 3日(水)9:30~17:00(予定) 現地訪問(近江八幡市)
(2)2021年3月12日(金)13:00~15:00(予定)ふりかえり・事後学習会(オンライン)
 ※2021年の「左義長まつり」に向けた左義長製作は中止となりましたが、神事などは行われます。
 ※新型コロナウイルス感染拡大に伴い、プログラム内容が変更となる場合があります。

■参加費:無料 ※ただし、移動に係る交通費は自己負担

■申込方法:こちらのフォームからお申込みください。

■定員:10名(先着順)

■対象
 ・本学に在学する学生(学部1~4回生、短期大学部1〜2回生)
 ・集合場所から解散場所まで同一行動をとること
 ・全日程に参加すること
 ※単位の取得を目的とした当プログラムへの参加は認めません。

■問合せ:龍谷大学ボランティア・NPO活動センターまで
【TEL】077-544-7252 【Email】ryuvnc@ad.ryukoku.ac.jp 【FAX】077-544-7261

★詳細は、募集要項をご覧ください。


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 センターでは、毎年、体験学習プログラムを実施しています。様々な地域の課題に触れ、その課題解決の取り組みを体験を通して学ぶ機会を設けています。昨年度は、3泊4日で滋賀県近江八幡市と4泊5日で福島県の中通りから浜通り地域を訪問しました。今年度は、宿泊を伴う活動から、日帰りやキャンパス内での活動にプログラムを変更して実施します。
 福島県への国内体験学習プログラムは、実施出来ませんので、その代替プログラムとして″つながる福島”ワークショップを開催します。長距離でのバス移動等に不安があった人も、この機会にぜひ、参加して福島のことを知ってください。
 また、滋賀県近江八幡市には、日帰りで訪問して「新型コロナウイルス感染症が地域に及ぼした影響や、そういった状況を踏まえながら地域の文化を守るために行っている取組み」などに焦点を当てた街歩きプログラムを実施します。(詳しくは国内体験プログラム(近江八幡)のページをご覧ください)




■日  程 2021年3月 5日(金)13:30~16:00

□開催場所 深草キャンパス21号館402教室

■参加費  無料/要申込 

■申込方法 こちらのフォームからお申込みください。

■定  員 20名(先着順)

■対  象 本学に在学する学生(学部1~4回生、短期大学部1〜2回生)
 
■問合せ:龍谷大学ボランティア・NPO活動センターまで
【TEL】075-645-2047 【Email】ryuvnc@ad.ryukoku.ac.jp 【FAX】075-645-2064

★主な内容
(1)福島の被害はどのようなものだったのかを振り返る
(2)今まで実施してきた福島スタディツアーをダイジェストで紹介
(3)福島スタディツアーの訪問先の1つとオンラインでつないでお話を聴きます。
★「特定非営利活動法人デイさぽーと ぴーなっつ」青田 由幸氏のお話
 デイさぽーと ぴーなっつの青田氏は、南相馬市の障がい者(児)とその家族及び高齢者、子ども達に対して、安心して当たり前の生活ができるために、必要な事業を行い、地域社会の発展に寄与することを目的設立された団体。「断らない」を合言葉に障がい者の生活介護、就労支援事業に取り組んでいます。福島第一原子力発電所の建屋が爆発し、20キロ圏内には避難命令、その外側も避難準備地域(屋内避難)に指定され、病院も障がい者・高齢者の入所施設も全て閉鎖されて福祉サービスが全面ストップされた後も、障がい者・高齢者を抱えた世帯が避難しようにも避難が出来ずに残っていたため、南相馬市に残って支援を続けていました。
(4)福島を語ろう!


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