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矯正・保護総合センターでは、故團藤重光博士(元本学客員教授、元東京大学名誉教授、元最高裁判事)の生前のご意思に基づき、龍谷大学に寄贈された内外の書籍をはじめ、所属されていた大学や審議会などに関する各種資料やノート、原稿、日記、手帳、写真、絵画、書簡類など、多種多様なコレクション(「團藤文庫」)を所蔵しております。
そのため、センターでは、設立当初から、「團藤文庫研究プロジェクトを立ち上げ、所蔵資料の調査研究や保存などの業務に従事しております。この度、その実績・評価などが踏まえられ、国立公文書館が新たに創設した「認証アーキビスト」として、センターのリサーチ・アシスタント太田宗志氏が認証されました。

なお、今回の認証では全国で190名が認証されています。そのうち、私立大学 で認証アーキビストが所属する大学は、本学を含め5大学にとどまっております。

詳細については下記をご覧ください。
http://www.archives.go.jp/news/pdf/20210108_01.pdf


2021(令和3)年1月7日からの大雪による災害で被災された皆さまに心からお見舞い申し上げます。

被害にあい、学費支弁が困難となった世帯の学生からの各種奨学金等の受付を次のとおり行いますので、学生部(深草・瀬田)までご相談ください。

また、学生本人やご家族が被災された方は、学生部(深草・瀬田)または学部教務課までお知らせください。
※学生部メールアドレス:shogakukin@ad.ryukoku.ac.jp

 

1.龍谷大学給付奨学生(災害給付奨学生)/給付奨学金

 

■対象

本学に在学する学部生及び大学院生で、自然災害等により被害を受けた地域に本人又は父母のいずれか(又は家計支持者)が居住しており、学費支弁が困難であると認められ、かつ、奨学金申請書及び被災状況証明書等が提出できる方。
※災害救助法適用の有無にかかわらず、奨学生給付対象となる被害を受けた正規学生は全員申請可能です。

 

■金額

定める金額を上限とし、奨学委員会が決定します。

対象 奨学金額
父母のいずれか(又は家計支持者)が亡くなられた場合、又は、家屋が全壊(全焼)または大規模半壊した場合 年間授業料相当額
父母のいずれか(又は家計支持者)が負傷され、一ヶ月以上の加療が必要な場合、又は、家屋が半壊(半焼)若しくは床上浸水の場合 半期授業料相当額

休学している場合には在籍状況に応じた奨学金額を給付します。詳細は学生部(深草・瀬田)に問い合わせください。

 

2.龍谷大学親和会自然災害特別見舞金/保護者会組織によるお見舞い金

 

■対象

本学に在学する学部生及び大学院生で、自然災害等により被害を受けた地域に本人又は父母のいずれか(又は家計支持者)が居住して、被害を被り、かつ罹災証明書が提出できる方。

 

■金額

一律5万円(自宅全壊・親和会長が特に必要があると認めた場合、10万円を上限)

 

■その他

発給から1年以内の罹災証明書があるものを受付。

 

3.日本学生支援機構(緊急採用・応急採用)/貸与奨学金

 

■対象

本学に在学する学部生及び大学院生で自然災害による災害救助法適用地域に本人または父母のいずれか(または家計支持者)が居住する世帯で、当該の災害により家計が急変したことにより奨学金を希望される方。
※災害救助法の適用を受けない近隣の地域で、災害救助法適用地域と同等の災害にあった世帯の学生ならびに同地域に勤務し、勤務先が被災した世帯の学生についても、上記に準じて取り扱う。

 

■貸与始期

緊急採用(第一種奨学金) 2021年1月以降で申込者が希望する月
応急採用(第二種奨学金) 2020年4月以降で申込者が希望する月

 

■貸与終期

緊急採用
(第一種奨学金)
2021年3月
ただし、2021年度においてなお、第一種奨学金が必要と認められる者から、「緊急採用(第一種)奨学金継続願」の提出があった場合には、翌年度末(2022年度3月)まで貸与を継続します。また、年度末ごとに同様の願い出を繰り返すことにより就業年限の終了月まで貸与期間の延長ができます。
応急採用
(第二種奨学金)
修業年限の終了月まで

 

 

4.修学支援新制度の家計急変採用について/給付奨学金

修学支援新制度(給付奨学金・授業料等減免)は、2020年度から新たに開始した、給付奨学金と授業料等減免がセットになった国による支援制度です。
通常は、年に2回(4月・10月を予定)募集を行いますが、災害等を含む家計が急変した場合は、条件に該当する方については、事由発生後3か月以内に申込を行えば、随時出願が受け付けられます。

 

■対象となる家計急変の事由

A:生計維持者の一方(又は両方)が死亡
B:生計維持者の一方(又は両方)が事故または病気により、半年以上、就労が困難
C:生計維持者の一方(又は両方)が失職
  ただし解雇など、非自発的失業の場合に限る。
  詳細は給付奨学金の案内の11ページを参照してください。
D:生計維持者が震災、火災、風水害等に被災した場合であって、次のいずれかに該当

①上記A~Cのいずれかに該当

②被災により、生計維持者の一方(又は両方)が生死不明、行方不明、就労困難など世帯収入を大きく減少させる事由が発生

 

■修学支援新制度 家計急変の概要

 

■採用にあたって要件

(1)家計基準
  • 修学支援新制度の家計急変採用は、急変後の収入が修学支援新制度の家計基準を満たしていることが条件となります。
    詳細は給付奨学金の案内10ページを参照してください。なお、ご自身が該当するかどうかは、日本学生支援機構の進学資金シミュレーターの「給付奨学金シミュレーション(保護者の方向け)をおおまかな目安としてご活用ください。最終的には日本学生支援機構にて判定を行います。
  • また、家計基準には、資産基準があり、学生本人と生計維持者(2人)の資産額の合計が2,000万円未満(生計維持者が1人のときは1,250万円未満)である必要があります。
    なお、資産とは現金やこれに準ずるもの(投資用資産として保有する金・銀等、預貯金、有価証券の合計額を指し、土地等の不動産は含みません)。なお、資産に関する証明書(預金通帳のコピー等)の提出は不要です。
(2)学力基準

修学支援の新制度については、家計急変採用であっても学力での審査があります。
詳細は、給付奨学金の案内8ページを参照してください。
また、採用となった場合には、適格認定という資格の継続が相応しいかの学業成績の判定が行われます。詳細は、給付奨学金の案内9ページを参照してください。

 

5.Jasso災害支援金について/給付奨学金

日本学生支援機構では、学生やその生計維持者・留学生の住居が、半分以上壊れたり、床上浸水したりするなどした場合、一日でも早く元の生活に戻り、学業をつづけることができるよう、支援金(10万円)を支給しています(返す必要はありません)。

 

■申請の対象(以下の全てに該当する必要があります)

(1)本学大学、短期大学、大学院に在学中の方

※科目等履修生、研究生、聴講生等は除きます。

※JASSOの奨学金や他団体の経済的支援を受けていても申請することができます。

(2)自然災害や火災などにより、学生本人やその生計維持者が現に住んでいる家が、半壊(半流出・半埋没及び半焼失を含みます)以上の被害を受けたり、床上浸水となったり、自治体からの避難勧告等が1か月以上続いたりした方

※入学前・休学中に発生した災害は対象外です。

※同一の災害につき、申請は1回とします。

(3)学修に意欲があり、修業年限で学業を確実に修了できる見込みがある場合

※成績不振により留年中の方は除きます。ただし、成績自体に問題はなく、留学等のために同一学年を再履修している方は対象となります。

 

 

■申請方法

申請対象の方は、まずは学生部にまでご相談ください。

 

■JASSO災害支援金 家計急変の概要

  • 災害にあわれた学生・留学生への支援金(JASSO災害支援金)
  •  

    ■期限

    申請期限  2021年6月末までにご相談ください。
    (※大学からJASSOへの申請期限は、災害がおきた日の次の月から数えて、6か月以内)


     政策学部「政策実践・探究演習(国内)」の福知山プロジェクトが2020年12月26日(土)に福知山市大江町毛原地区でフィールドワークを実施しました。政策学部の2回生3名、3回生1名、4回生2名、大学院生1名、教員1名が参加しました。毛原地区からは、自治会長の櫻井氏、毛原の棚田ワンダービレッジプロジェクトのプロジェクトリーダーの水口氏、そして地域の女性グループの3名に迎えていただきました。

     毛原地区に到着してはじめに行ったのはフォトロゲイニングです。フォトロゲイニングとは、地図をもとに時間内にチェックポイントと同じ写真を撮って得点を集めるスポーツのこと。毛原地区内を歩き地域資源を発見し、地域の魅力を知ります。学生は、「毛原地区らしいと思う写真」というお題に対し、毛原地区で作られているどぶろくの看板やヤギのコハムちゃんを撮っていました。ただ歩くだけでは見つけることができない毛原地区の魅力を発見できました。

     地区内を歩いた後は、地域の方につくり方を教えてもらいながら手作りピザの体験を行いました。地域で手造りされた窯の中でピザを回す必要があったのですが、苦戦する学生もしばしば。しかし櫻井氏・水口氏からアドバイスを頂いたこともあり、全員が美味しいピザを食べることができました。



     ピザ作り体験後は、水口氏からの講演を伺いました。毛原地区では、「1000年つづく毛原の里づくり」をビジョンに掲げ、新たな地域活性化の取り組みとして、先進的な取り組みを展開されています。特に今回は、取り組みの中でも昨年から力を入れている「集落×ICT」と「地域通貨けーら」についてお伺いしました。「集落×ICT」は、集落内全世帯にスマートスピーカーやタブレット端末を貸与して展開する生活支援事業です。水口氏によると、「小さな見守りから大きな安心を生み出したい」という思いをもとに力を入れているそうです。「地域通貨けーら」は、地域内でけーらを循環させることによって活力あるコミュニティの創造、再生及び共助の推進、地域経済の活性化につなげることを目指す目的で発行されているそうです。毛原地区でのおみやげを購入する際だけでなく、毛原地区内での住民間やボランティアに対して手助け・お手伝いをする際にも利用できます。
     学生からは「集落内で課題分析がきちんとなされていて、解決法として最先端の取り組みがされていて驚いた。」との感想がありました。


     フィールドワークに参加した学生からは、「2回目の毛原に行ってみて、以前と比べてまた違った印象を受けた。他の地域に見られないような、最先端の技術を取り入れ、住民をまきこみながら、まちづくりが本格的に進んでいると感じた。そういったところからも、持続的な地域をつくるために、日々進化し続けるまちだと感じた。話し合いがまちをよい方向へ進める重要な鍵なんだと改めて学んだ。」「ピザ作り体験をして毛原の方の暖かさや優しさ実感する事ができた。初めてのピザ作り体験だったが、都会の料理教室やお店でやるのとは違い、集落の真ん中であり毛原の自然の中で体験する事ができたのでより楽しむ事が出来た。」という感想がありました。

     様々な取組や移住者受け入れの雰囲気づくりの基本となるのは、集落の中で自治会の会合でも近所の立ち話でも継続して「熟議」がなされてきたことです。本プロジェクトの中心的なテーマである「話し合いがまちを変える」のモデル事例といえます。学生たちはお二人のお話に熱心に耳を傾け、積極的に質問し、毛原集落の事例から熟議の重要性など多くのことを学ぶことができたようです。

    *政策学部ではPCR検査を導入しており、フィールドワーク参加者全員がPCR検査を実施し、陰性が確認された学生のみ参加しております。


    『ロバート・フロスト詩集 ニューハンプシャー』藤本 雅樹(文学部英語英米文学科 教授)訳

    本書は、20世紀アメリカ詩を代表する詩人の第4詩集『ニューハンプシャー』の翻訳。これによって、フロストは、ピュリッツァー賞を射止めた。

    2020年12月刊/4000円(本体)/四六判上製352頁/装丁:桂川潤


    藤本 雅樹(文学部英語英米文学科 教授)


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