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日本史学専攻 2020年度に実施した諸行事(ご報告)

日本史学専攻では、例年6月下旬には龍谷大学日本史学研究会主催の総会・学術講演を、11月下旬には卒業論文中間報告会を、それぞれ実施してきました。
ところが、今年度当初からの新型コロナウイルス蔓延による前期対面授業の中止措置に伴い、予定していた佐藤信東京大学名誉教授(日本古代史)の講演は残念ながら中止せざるを得ませんでした。
一方、日本史学など4専攻からなる龍谷史学会でも、前期に予定していた総会・講演会は中止となり、後期に予定していた企画も「3密」回避の面などから計画通りの実施は困難となりました。しかし、龍谷史学会の企画はいずれも日本史学専攻が中心となって準備していたことから、大学の設けた基準を厳守し、日本史学専攻・龍谷大学日本史学研究会の行事として、いずれも対面で実施することとしました。
また、入学式は中止となり、入構さえ制限された1回生に向けて、前例にはなかった特別講義なども実施しました。以上の各行事については下掲の通りです。
さらに、特筆すべきこととして、かつての国史学専攻を卒業された方から大学に対して新型コロナウイルス対策のために、そして日本史学専攻の充実のために、匿名で多額のご寄付を賜ったことがあります。直接には申し上げられませんが、ここにご披露することで謝辞に代えさせていただきます。併せて、日本史学専攻の教育・研究やその環境の充実のために大切に使用すべく制定した規程が先日承認されたことをご報告いたします。
なお、行事参加者に新型コロナウイルス罹患がなかったことの確定や、寄付金規程の承認を待ったことにより、ご報告が遅くなったことを申し添えます。

2020年10月20日(火)1講時 深草学舎和顔館B107教室
日本史学専攻特別講義(龍谷学会協賛、日本史学基礎演習2)
 講師:中島琢磨氏(九州大学大学院法学研究院准教授)
   「沖縄返還半世紀―日米安保をめぐって―」

2020年10月23日(金)1講時 深草学舎和顔館B201教室
文学部特別講義(文学部教学促進費、日本史学基礎演習1)
 講師:湯川椋太氏(日本史学専攻修士課程修了、京都大学職員)
   「歴史学は何の役に立つのか―投稿中の「敬神愛国と忠君愛国」の要旨と共に―」


2020年10月23日(金)3・4講時 大宮学舎東黌101・301・302教室
日本史学専攻特別講義 シンポジウム「物語と歴史学の間で」
  (龍谷大学日本史学研究会共催・龍谷学会協賛、日本史学演習3・4)
 基調報告:山本浩樹氏(文学部教授)
      内田祐一氏(文化庁調査官、国立アイヌ民族博物館(ウポポイ)設立に従事)
      川越宗一氏(歴史小説家、かつて国史学専攻に在籍、
               『天地に燦たり』で松本清張賞、『熱源』で直木賞)
 シンポジウム ファシリテーター:嘉戸一将氏(文学部教授)


2020年11月27日(金)3・4講時 大宮学舎清和館3階ホール
日本史学専攻 卒業論文中間報告会
 中里綾子(近代史ゼミ)「後期水戸学の思想的展開―尊王攘夷から明治国家へ―」
 小松丘実(現代史ゼミ)「民法典論争と家族―婚姻制度と家族制度を中心に―」
 小西貴文(古代史ゼミ)「空海の入定信仰について」
 岡本果也(中世史ゼミ)「南北朝・室町期の商業と幕府政策について」
龍谷大学日本史学研究会 総会
 2019年度事業・会計報告、承認。
 2020年度役員人事、承認。
 ※木本好信教授の退任に伴う、山本浩樹教授の新会長選出など。
 2020年度事業計画・予算案、一部修正の上、承認。
 ※シンポジウム(10月23日)、『龍谷日本史研究』第44号(2021年3月刊行予定)など。


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龍谷大学革新的材料・プロセス研究センター2020年度シンポジウム「持続可能な社会形成を指向した資源循環型材料研究」を以下のとおりオンライン開催いたします。
参加ご希望の方は、事前登録が必要になりますのでEmailにてお申込みいただきますようお願いします。

開催日時:2021年2月22日(月)10:00~15:40
開催方法:ZOOMによるオンライン開催 ※今年度は、招待講演及びポスター発表はありません
申込期限:2021年2月15日(月)
※詳細は、添付の案内PDFをご確認ください。


 農学部食料農業システム学科は、農学部の中で唯一、3回生から各指導教員のゼミ(研究室)に所属し、指導を受けます(2019年度以降入学生対象)。
 11月27日(金)、食料農業システム学科では、2回生を対象として、分属ガイダンスを実施しました。このガイダンスを受け、学生たちは、自分がどのような内容・分野を研究したいか、よく考えて志望理由書を提出します。2年間学ぶことになりますし、各先生によって専門としている分野が異なりますので、熟考が必要です。例年11月ごろに始まり2~3ヶ月かけて分属をおこないます。
 学生たちは、本ガイダンスや、今受講している授業、また農学部ホームページの研究室紹介教員ブログを参考にします。教員ブログには、ゼミ活動の記事がたくさんアップされています。みなさんもぜひご覧ください。

教員ブログ:ガイダンスの様子はこちらから



文学部卒業論文の提出受付がはじまりました。

 文学部では、4年間の学びの集大成として、卒業論文を作成しています。

 本年度については、新型コロナウィルスの影響によって、過年度とは異なった対応となり、清和館2階・3階のフロアを利用して、安全対策を講じて受付を行っています。
 受付は2021年1月8日(金)15時までとなっています。


ソーシャルディスタンスを確保した受付

また、卒業論文を提出した学生にインタビューをいたしました。
「卒業論文の提出を終えての感想をお聞かせください。」という問いに次のような回答がありました。一部ご紹介いたします。

・英語英米文学科の学生(神門 海登さん)
一年間理論と具体的な事例を分析することが難しかったのですが、最終的には納得できるものができて、強い達成感があります。
話すことが好きなことから、映画における会話の分析してきました。卒業論文は自分の好きなことを題材にできることが魅力です。
いろいろな視点で物事をみることができる力が身についたと思います。

・歴史学科文化遺産学専攻の学生(髙野 彩也夏さん)
1年生の時から、文化財のことを多く学んできました。3年生の終わりに、文化財を守りたいという強い気持ちから、カビ被害について研究することにしました。
振り返ると文化遺産学専攻に入学したことで、実際に多くの文化財を観ることができる点が特に良かったと思います。
卒業論文の提出にあたり、自分に興味のあるものを調べていくことができたことが大変楽しかったです。

 卒業論文作成したことを自信とし、自分自身の力を信じて、卒業後もご活躍されることを期待しています。


英語英米文学科の学生(神門 海登さん)


歴史学科文化遺産学専攻の学生(髙野 彩也夏さん)




学生のみなさんへ

ご承知のとおり、全国的に新型コロナウイルス感染拡大が止まらず、医療提供体制のひっ迫により、首都圏の1都3県を対象に「緊急事態宣言」が発出される事態となりました。また近畿圏においても、感染者は急激に増加しており深刻な事態となっています。

これまでもみなさんにお知らせしているとおり、感染症を収束させるためには、私たち一人ひとりの慎重な行動がなにより重要となります。あらためて、責任を持った行動、当事者意識を持った行動を心がけてください。

特に、会食による感染拡大が続いていることから、大人数や長時間におよぶ会食(特に飲酒を伴う懇親会等)は行なわず、社会の一員として自覚ある行動をとってください。とりわけ、1月11日は成人の日です。成人を迎える方にとっては旧友と再会する機会があろうかと思いますが、慎重に行動するよう十分に留意してください。

繰り返しになりますが、ご自身の「いのち」を大切にすること、ご家族や友人たちの「いのち」を大切にすること、見知らぬ人の「いのち」にも敬意をはらうこと、そして、厳しい状況におかれ力を尽くしてくれている方々に感謝することを忘れず、龍谷大学生として責任を持った行動を心がけてください。


2021(令和3)年1月7日
龍谷大学・龍谷大学短期大学部
学長 入 澤  崇


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