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 令和6年9月能登半島豪雨でお亡くなりになられた方々に、深く哀悼の意を表するとともに、被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。被災者の方々が一刻も早く平穏な日々をお過ごしになられますことを願っています。

  龍谷大学ボランティア・NPO活動センターでは、2024年9月21日から23日にかけて発生した令和6年9月能登半島豪雨の被災地支援の一環として、支援金の募金活動を実施しました。

 ご協力いただきました皆様、本当にありがとうございました。

 珠洲市社会福祉協議会に支援金として寄付いたしました。

※「支援金」とは、被災者(地)支援を直接的に行うボランティアグループやNPOの活動を支援する仕組みです。被災地の活動に速やかに届けられます。



■募金総額  141,757円


■募金箱設置場所
深草キャンパス:ボランティア・NPO活動センター     
瀬田キャンパス:ボランティア・NPO活動センター

※令和6年能登半島地震第3回災害支援ボランティア活動報告会、第4回災害支援ボランティア活動報告会の各会場でも募金箱を設置しました。

※学生スタッフが出展した龍谷祭展示会場への募金箱設置分、模擬店での収益全額(42,188円)を含んだ金額です。


■募金箱設置期間
10月9日(水)~11月8日(金)

※土日祝を除く9:00~17:00

 

■支援金の届け先
珠洲市社会福祉協議会(珠洲市災害ボランティアセンター)

 



珠洲市社会福祉協議会よりお礼状をいただきました



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刑事法討論会を2024年12月6日に開催しました。

神戸学院大学の佐竹宏章先生による刑法からの出題に、近畿大学、立命館大学、龍谷大学から合計6つのゼミが取り組みました。それぞれのゼミは、自殺の法的評価、因果関係、保護責任者遺棄罪の故意が論点に含まれる難問に苦戦しながらも検討を重ね、報告や質疑に臨みました。

優勝は龍谷大学の金ゼミと、立命館大学の嘉門ゼミでした。優秀質問者賞は立命館大学の多留さつきさんと、龍谷大学の加藤天使さん(浜井ゼミ)が受賞しました。

開催にあたって、龍谷大学法学会より補助をいただきました。また、タイムキーパーや質問者記録などの運営には、大学院生と学部生の協力を得ました。

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金ゼミ
私たちは刑法討論会を通じて、初めてルールに基づいたレジュメ作成に挑戦しました。文章構成や文献挿入など難しい点が多かったものの、班員と活発に議論を重ねてあらゆる視点から問題を検討した結果、隙のないレジュメを完成させることができました。この経験を通じて刑法への理解が一層深まり、興味を与えてくれた大変貴重な学びとなりました。支えてくださった金先生はじめ、全ての先生方と参加者の皆さまに感謝申し上げます。(小林紗和)


嘉門ゼミ
討論会の準備に当たってくださった先生方、バイトの方々、その他関係者の皆様、当日は大変お世話になりました。討論会では、仲間と考えた論点に対する考え方を他大学のみなさんと共有し、議論することができ、刑法に対する理解を深めることができる有意義な時間になりました。ありがとうございました。



【本件のポイント】

  • 政策学部洲本プロジェクトの活動が「第12回グッドライフアワード」で「環境大臣賞学校部門」を受賞
  • 小水力発電システムを設置、フロートソーラー発電所の売電利益を地域課題解決に活用
  • 大学生と地域が連携した継続的な活動や、地域貢献型再生可能エネルギー事業の取り組みが高く評価

 

【本件の概要】
 龍谷大学政策学部洲本プロジェクトの活動が「第12回グッドライフアワード※」で「環境大臣賞 学校部門」を受賞しました。このプロジェクトは市役所や地元企業、地域住民、大学生が連携して行っている活動であり、兵庫県洲本市で2013年から11年間にわたり継続しています。
 これまで、千草竹原に小水力発電システム(蓄電量3kWh)を導入、五色町鮎原塔下にある塔下新池に「塔下新池ため池ソーラー発電所」(出力50kW)、中川原町三木田にある三木田大池に「龍谷フロートソーラーパーク洲本」(出力1,500kW)を設置しました。政策学部教員らが設立したPS洲本株式会社がフロートソーラー発電所2ヶ所を運営し、売電利益は地域課題の解決やローカルビジネスの創出にむけた費用として活用されています。具体的には、放置竹林問題の解決や地域の古民家改修、過疎化が進む集落の再生等に活用されてきました。
 このような大学と地域が連携した活動が高く評価され、今回の受賞に至りました。持続可能な社会の実現にむけて、今後も洲本市との域学連携を推進していきます。
 


12月7日(土)に開催された表彰式の様子


授賞式でプレゼンテーションを行う
深尾副学長(左)

【取組評価のポイント】

  • 既存の水路を活用した小水力発電システムの構築、農業用ため池を活用したフロート

 ソーラー発電所とその売電利益による地域再生活動

  • 小規模集落における空き家の改修や地域の拠点施設の整備、放置竹林の課題解決に向け

 た取り組み

  • 農業との共存を図りながら、河川や農業用ため池などの地域資源を発電に活用し、

 地域貢献型再生可能エネルギー事業を創出

  • 洲本市内のさまざまな場所で大学生ができる活動を積極的に展開

 

【副学長のコメント】
 11年間に渡る龍谷大学と洲本市の取り組みを環境大臣賞という形で評価いただいたことはプログラムに関わってきた一人として大変嬉しく思います。域学連携のプログラムで洲本市に関わった学生の中には、卒業後も通い続け、地域住民の皆さんと交流を深めている方もいます。地域の担い手になる覚悟を決め、移住した卒業生もいます。こういった成果が出たのは、洲本の地域住民の皆さんとの温かく包容力溢れるパートナーシップの賜物だと思います。今後も、この取り組みが、学生の学びや成長につながり、洲本の魅力をより一層高めるものになるよう努力を続けたいと思います。

 

※グッドライフアワード
環境にやさしい社会の実現を目指し、日本各地で行われている「環境と社会によい暮らし」に関連する活動や取り組みを募集し、紹介・表彰を行っています。これにより、活動の情報交換を支援し、社会の活性化に貢献します。また、持続可能な社会に向けた活動を広く共有することで、ライフスタイルの見直しを促すことを目指しています。(公式サイト:https://www.env.go.jp/policy/kihon_keikaku/goodlifeaward/index.html) 
 


フロートソーラーを設置する学生たち


小水力発電維持活動を行う学生たち


古民家改修を行う学生たち


本プロジェクト実施時の集合写真


問い合わせ先:龍谷大学政策学部教務課 仁志

TEL 075-645-2285 seisaku@ad.ryukoku.ac.jp


 10月19日(土)・20日(日)に政策実践・探究演習「福知山プロジェクト」(担当者:谷垣岳人准教授、学生21名、引率2名)が第3回合宿を実施しました。

 福知山プロジェクトは、中六人部地域において、中六人部地域づくり協議会(以下、ミライト中六)及び福知山市まちづくり推進課との連携により、2023年度から活動しています。
 活動テーマは、「森林の未利用資源の利活用」で、近年は里山資源が放置されたためかつて特産物であったマツタケもあまり収穫できなくなっています。こうした課題に取り組むため、学生は3チーム(いきものがかり、ててまる、フットパス)に分かれてそれぞれの視点からアプローチ方法を模索しているところです。


今年度の各チームの活動内容は以下の通りです。

【いきものがかり】
昨年度作成した「いきもの図鑑」の情報更新、次年度に企画している地域の子ども向けイベントについて地域の方々との話し合い。生き物への関心を高めることにより、地域づくり、自然環境保護について考えるきっかけをつくることを目指す。

【ててまる】
里山の食材キノコ・山菜などについての情報収集と現地調査。昔の暮らしの中でそれらがどのように活用されていたのかを地域のお年寄りからヒアリングし、現代の活用方法を考える。

【フットパス】
地域の中で歩いて回れるルートを策定し地域内外の人が中六人部を訪問するきっかけをつくる。神社のようなわかりやすい地域資源だけでなく、里山の自然環境を取り込み、学生の視点から「中六人部の素敵な場所」を入れたルートを開拓し、マップを作成する。


 1日目は、これまでの活動を踏まえて、今年度の各班の成果物作成に向け、地域の方々とともに活動しました。夕方からミライト中六の役員さんたちと学生との夕食交流会を開催し、ゆっくり話すことができました。宿泊場所は初めて7軒の役員さん宅を教育民泊として利用させていただきました。地域の暮らしとあたたかい対応を肌で感じ、ぐっと距離を縮めることができたようです。


<学生の感想(一部抜粋)>

・慣れない民泊で緊張したが、温かく迎え入れてもらい、地域の人はあたたかいと改めて感じた。
・家族のように過ごすことができ、居心地が良かった。
・朝食を協力して作ったので、普段にない経験ができた。
・役員さんの意外な一面を見ることができた。孫の前では普通のおじいちゃんで普段とのギャップに驚いた。
・離れをお借りしたのであまり交流できなかった。もっとお話できたら良かった。
・夜中に女性の叫び声が聞こえたと思ったら、シカの鳴き声だよ、と教えてもらったのが印象的。
・コメ、小豆、黒大豆、ほうれん草を栽培している。肥料は4年前から倍になっている、病虫害がひどい、儲かる農業、持続可能な農業が課題ということを伺った。
・昔は各家庭で牛を飼っていたということに驚いた。
・地域の人の若かりし時代の話を聞くことができた。どんな遊びをしていたか、中には破天荒なエピソードもあり面白かった。


2日目午前中は、引き続き各班での活動を行いました。

【いきものがかり班】
次年度の夏祭りで学生のブースを出展できないだろうか、大内川での調査を子どもたちと実施できないか等、現場を確認しながら担当役員さんと相談しました。子どもたちの夏休みの自由研究に活用してもらえる内容にできるよう今後も企画を進めます。




【ててまる班】
里山(共有地)でキノコ調査を行いました。また、地域の方からもお話を伺いました。

以下は、この日に見つけたキノコたちの一部です。


キノボリイグチ


食べられる カラマツ林に生える


モミジタケ


菌根類


クサウラベニタケ


毒、傘は吸水性がある。乾くと絹状の光沢がある


ドクベニタケ


毒 広葉樹林に生える 海外では死亡者も出ている


【フットパス班】
フットパス※のルートを策定するため、地域の方と調査を行いました。一宮(いっきゅう)神社、旧中六人部小学校、大内城跡など地域にとって重要な場所を調査し、歩いて回れるルートを考えました。地域の方から芦田記念館をルートに入れてほしいという要望があり、加えることになりました。第47代内閣総理大臣の芦田均氏は中六人部の出身で記念館にその業績が展示されているからです。考えたルートについては、次回の合宿で検証予定です。

※「フットパス」とは、イギリスを発祥とする『森林や田園地帯、古い街並みなど地域に昔からあるありのままの風景を楽しみながら歩くこと【Foot】ができる小径(こみち)【Path】』のことです。本場イギリスではフットパスが国土を網の目のように縫い国民は積極的に歩くことを楽しんでいます。近年、日本においても様々な地域において各々の特徴を活かした魅力的なフットパスが整備されてきています。 (日本フットパス協会HPより)


大内城跡


神社など地域資源をめぐるルート


80年前の航空写真


 2日目午後は、大内山田地区の交流サロンに全員で参加しました。毎月、地域のお母さんグループ・オニオンクラブの活動として、高齢者が交流できる場として手作りスイーツでもてなすサロンを地区の公民館で開催されています。そこに学生も合流させていただき、地域の方々とお話する機会をいただきました。交流会の準備のため、4回生グループは朝からオニオンクラブ(地域のお母さんグループ)のメンバーの指導の下、初めてのおはぎづくりを体験しました。ミライト中六の役員さん以外の地域一般の方(特に高齢女性)との交流機会は初めてのことで、交流会によって龍大生のことを少し認知していただけたのではないかと思います。もっとこうした機会を増やしていきたいところです。


オニオンクラブの皆さんとつくったおはぎ


地域の方にいただいた万願寺とうがらし


 次回の合宿は、11月30日(土)~12月1日(日)で、フットパス・ルートの検証と里山整備作業、キノコ観察会を予定しています。ミライト中六の皆様、福知山市まちづくり推進課の皆様、引き続きよろしくお願いいたします。
  
                             (文責:榎並ゆかり)

(本プロジェクトの活動は、「大学・学生とともにのばす京都プロジェクト」に採択され府から支援を受けています)


 2024年12月4日(水)14:30~15:00、2024年度の「政策実践・探究演習(海外)」韓国PBL受講生13名が、政策学部教員に対して報告を行いました。

 韓国PBLのテーマは若者政策の日韓比較です。4~7月は事前学習、9月にソウル市でフィールドワーク、10月以降の事後学習を経て、日本と韓国の若者政策、韓国における若者の現況、年間を通して学んだことを発表しました。




 事前学習から得られた主な疑問点は以下のふたつでした。「日本では義務教育終了後の若者支援が少ないが、韓国ではどのように支援が行われているのか」「日本では若者の政治参加が少ないが、韓国では若者の政治参加がどのように促されているのか」。

 韓国における若者の現状は想像以上に厳しく驚きました。ソウル市にある大企業の正社員を皆がめざし、非正規雇用や青年ニート、個人事業所得者などは十分な支援を受けられません。劣悪な狭小住宅に多くの若者が住んでいます。これらの問題を解決する政策について、自由土地研究所や青年ユニオン、全国青年政策ネットワーク、青年財団の方から話を聞き、実際に政策提案に携わっている若者と交流しました。
 フィールドワークの経験から、住宅や土地、雇用だけに焦点を当てるのではなく、より広い視点が必要なこと、若者の意見がさまざまな団体を通して政策に反映されていることを学びました。




【参考】ソウル現地レポート記事

現地レポート①
現地レポート②
現地レポート③
現地レポート④
現地レポート⑤


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