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2020年1月15日(水)、「先端技術でひらく持続可能な社会」をテーマに「第31回新春技術講演会」をびわ湖大津プリンスホテルにて開催しました。

冒頭には、経済産業省近畿経済産業局地域経済部長 矢島秀浩様からご挨拶をいただくとともに、「経済産業省及び近畿経済産業局におけるSociety5.0関連等の取組」について、ご説明いただきました。


経済産業省近畿経済産業局地域経済部長 矢島秀浩様

つづいて、講演会第1部の基調講演では、株式会社日本触媒常務執行役員 吉田雅也様が、「材料・化学メーカーが生み出す製品付加価値」、日清医療食品株式会社ヘルスケアフードサービスセンター京都センター長 郡司慎也様が、「安心・安全な給食を提供し続けるために-セントラルキッチンの活用について-」と題して、講演をおこないました。


株式会社日本触媒常務執行役員 吉田雅也様


日清医療食品株式会社ヘルスケアフードサービスセンター京都センター長 郡司慎也様

講演会第2部の講演では、本学の教員2名が講演をおこないました。

理工学部情報メディア学科 外村佳伸教授が「インタラクティブ・アンビエンスをめざして -情報が環境化する時代に-」、農学部植物生命科学科 塩尻かおり准教授が「匂いを介した植物間のコミュニケーションとその利用」と題して、それぞれの研究成果の一端を発表しました。


本学理工学部情報メディア学科教授 外村佳伸


本学農学部植物生命科学科准教授 塩尻かおり

ポスターセッション会場では、理工系、農学系分野を中心に、本学の研究成果等を展示発表しました。また、大学発ベンチャー企業(本学卒業生が起業したものを含む)の展示もおこないました。

懇親交流会では、新春の和やかな雰囲気のなか、滋賀県商工観光労働部技監 小川栄司様および入澤崇学長のご挨拶からはじまり、参加者による産官学の活発な情報交換がおこなわれました。


滋賀県商工観光労働部技監 小川栄司様


本学学長 入澤崇


2020年1月10日(金)、今年初回の「食の循環実習I」では、キャンパスのお隣にある大津市公設地方卸売市場より、滋賀びわ湖青果株式会社取締役営業本部長(果実部長兼任)中井 浩二 氏、大津市産業観光部公設地方卸売市場管理課副参事 神山 元伸 氏、同管理課 前田 拓真 氏の3名の先生方にお越しいただき、青果物の卸売市場流通に関する恒例の講演会を開催しました。

市場管理課に今年度着任された大津市職員の前田氏からは、開設者の立場から市場の概要について説明を受けました。開設年度からご講演いただいている京果グループS.B.S.滋賀びわ湖青果株式会社の中井氏からは、近頃話題のSDGsも交えて卸売市場が果たす役割と卸売業者の業務内容について解説いただきました。後半は大津市の神山氏にもご参加いただき、学生からの質問に身振り手振りを交えて熱心にお答えいただきました。直売やネット流通が注目されがちな中、卸売市場流通の意義について認識を新たにした1日でした。

学生のコメント:「私たちが収穫した野菜は、収穫すればもう終わりという感覚だったけど、収穫した後もいろいろな人々の手によって消費者に届いていることを知り、私たちがしたことはほんの一部なんだなと思いました」「挙手しようか迷っているときに(元セリ人の)中井氏に見抜かれたように当てられて、驚きました」





日本語日本文学科の安藤ゼミにおいて、課外プロジェクト学習の成果報告会(2020年1月15日)が開催されました。

 安藤ゼミ(古典文学演習ⅠB)では、「「古典文学で地域活性化」のための企画書作成」というテーマで課外プロジェクト学習に取り組んできました。具体的には、3チームに分かれて、龍谷大学大宮キャンパスから近く、古典文学ゆかりの旧跡も多い「松原通」(平安時代の五条大路)界隈を対象にして、古典文学によって地域を活性化するための企画を練るというプロジェクトです。
 今回、その成果発表会を大宮キャンパス東黌のスチューデントコモンズ内「アクティビティホール」で公開開催しました。当日は、発表を聞きに松原通界隈活性化活動プロジェクト委員会や下京区役所からおいでくださった方々もいらっしゃり、貴重なご意見やご質問をいただきました。
 発表会の最後には、参加者全員の投票により、「一番魅力的と感じた企画」をプレゼンした最優秀チーム(チャンプ・グループ)を決定し、表彰しました。最優秀チームに選ばれた第1班が提案した「源氏物語ティータイム」は、松原通のカフェなどで『源氏物語』の登場人物をイメージしたメニューを提供するという内容でした。






 1月10日、社会学部の地域連携型実習科目「社会共生実習」の全7プロジェクトが一堂に会して活動報告会を開催しました。
 当日は各実習の連携先の方々が多数お越しくださり、受講生たちの1年間の成長を感じていただくことができました。


報告会参加者の様子


報告会参加者の様子

 それでは、各プロジェクトの報告内容について、簡単にご紹介します。

① 地域エンパワねっと
本プロジェクトでは、ふたつのテーマについて報告がなされました。
ひとつは、大津市中央地区の高齢者を対象にした「シニア世代を地域とつなぐ~我はまちの子居酒屋クラブ~」です。この活動では、高齢者の引きこもりの予防と地域とのつながりづくりを目的に、参加者の皆さんが一緒に簡単な料理を作って食事をする集いを開催してきました。回を重ねるごとに参加者が増えてきており、今後の展開が楽しみです。
もうひとつは「定住外国人の子どもとその家族へのサポートと課題」です。これは、大津市瀬田東学区で発見した課題で、幼稚園で見落とされがちである定住外国人の子どもや保護者との共生についてどのように考えるべきか、他地域の実例などを学びながら提案したり、多文化交流企画を実施することを目指しています。
本プロジェクトの最終報告会が1月19日の9:30~11:45に龍谷大学 瀬田キャンパス 2号館1階 多機能教室1 にて予定されていますので是非お越しください。(添付資料をご参考ください)

② 「子どもにやさしいまち」を作ろう
 本プロジェクトでは、子どもの権利に関する基礎知識を学んだうえで、連携先にて実際に子どもたちと触れ合い、学びを深めていきました。
 また、奈良育英中学校・高等学校にて「子どもアンケート」と題したアンケートを行い、抱える不安や自己肯定感などのデータから現代の若者たちの心情を学びました。
 12月には同志社中学校にて受講生がファシリテーターとなり、子どもの権利をテーマにワークショップを行いました。中学生からは、子どもの権利についてよくわかった、楽しく学べたという感想を得ることができました。
 本プロジェクトの受講生は、「大学卒業と同時に子どもを守る立場に立つことになるので、いい経験を積むことができました」と語ってくれました。

③ The First Aid
本プロジェクトでは、『「自助」「共助」「公助」の視点から消防防災の実態を学ぶ』と題して報告がなされました。
「自助」とは自分で自分の身を守ること、「共助」とは家族や地域で助け合うこと、「公助」とは公的機関による援助のことを言います。この3つは災害が発生した際においてとても重要ですが、特に「自助」と「共助」が重要です。実際に、阪神・淡路大震災における救助の94.9%が「自助」「共助」によるものでした。
 また、本プロジェクトでは防災センターや消防局、西日本豪雨の被害にあった岡山県総社市下原地区などへ受講生が赴き、たくさんの知識を得たことで、一般社団法人 日本損害保険協会で毎年行われている「小学生のぼうさい探検隊マップコンクール」に参加した小学生らのマップ制作のアドバイザー役を務めたり、本学の防災訓練の会議にオブザーバーとして参加するなど、学内外で大いに活躍してくれました。

④ 雑創の森プレイスクールプレイワーカー
 本プロジェクトでは、財団法人プレイスクール協会と連携し、チーフである福山直哉氏のもとで子どもとうまく遊ぶことができる大人になることを目的に遊びのテクニックを学びながら、プレイスクールの会員の子どもたちと実際にふれあうことで実践もこなしてきました。
受講生らは遊び場の安全を守るための知識も学びつつ、現場で子どもたちのリーダーとして活動してきましたが、長期間子どもたちと関わることで、子どもたちとの距離が縮まり、子どもたちから頼られる存在になりました。
後期に入ると「遊び」の企画を任されることも増えて、目指してきた「子どもとうまく遊ぶことができる大人」に相応しい姿へと成長したことが伺えました。

⑤ 大学は社会共生に何ができるのか―文化財から“マネー”を創出する―
 本プロジェクトでは、文化財の保護や活用方法などをフィールド調査や講話によって丁寧に学び、「国宝・重要文化財」保有ランキングにおいて全国4位である滋賀県の文化財からどのように“マネー”を生み出すべきかを模索してきました。
その中で受講生らは「京都や大阪とは違った、大津ならではのゆったりとした空間を生かしながら、少数の観光客から多くのマネーを創出することが大津には必要である。大津に求められる観光客は量より質であると言える」という結論にたどり着きました。
来年度引き続き本プロジェクトを受講する学生は、「大津を知ってもらう入り口を広げるには」、「大津の街と琵琶湖をどのように繋げるか」、「量よりも質を向上させるには」、「大津の観光資源となる文化財は何か」というテーマに注目しながら活動する予定です。

⑥ お寺で地域づくりプロジェクト
 本プロジェクトでは、連携先の寺院が行なっている地域貢献活動に参加し、仏教の伝道の工夫やお坊さんが現代人に伝えようとしていることは何かということを調査しました。
 覚成寺では「心身脱落できる場」が地域に提供され、一念寺では動物譲渡会「いぬとねこ」を通じて地域の方々に生命尊重の学びの場が提供され、日蓮宗法華寺ではお弟子さんのご自宅を解放して、「THE BONZE くらぶ」という仏教の魅力を飾らない心で参加者と語り合う場が提供されていました。
 これらの連携先に共通する伝道とは、「仏教的な理念を背景にして開かれている場の提供」、「地域の人々の持つ、現代のニーズにこたえること」、「訪れた人に合った学びや気づきの提供」であったことが報告されました。

⑦ 伏見の食材を活かした特産品づくりと地域連携
 本プロジェクトでは、伏見ゆかりの食材を使い、食品流通業、行政など地域の人たちと協力しながら、新しい特産品開発を目指して活動しました。
 前期には連携先の農家などを訪問し、食材のヒントを得ました。それらを基に、地下水の豊かな土地であった伏水(現在の伏見)にちなんだ小龍包「伏水小龍包」、ペルーやメキシコなどの名物料理で魚介類のマリネであるセビッチェをアレンジした「ふしみせびつちえ」、伏見の深草に江戸時代から存在した軍の施設にちなんで「軍の食事=カレー」という発想と伏見桃山は花の栽培で知られた土地であることから、「エディブルフラワー(食用花)入りの福神漬け」、日本有数の酒処である伏見の酒粕を味噌とあわせ、れんこんを和えた「酒かすレンコン」を試作しました。
 12/28には試作品お披露目会を伏見納屋町商店街にて開催し、連携先の方々から忌憚ないご意見をいただきました。
次年度には商品化もしくは伏見のレストランなどでメニューとして提供いただけるように営業活動にも力を入れる予定です。

 以上のとおり、各プロジェクトから報告がなされました。

 どのプロジェクトも受講生が主体性をもって活動し、成長した姿を披露してくれました。皆さん、お疲れ様でした!!


発表の様子


発表の様子


発表の様子


社会学部長である山田容先生から講評をいただきました


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2019年度「大津エンパワねっと」後期報告会 チラシ


社会学部「社会共生実習」について、詳しくはこちらの【専用ページ】をご覧ください。


「ふれあい大学新聞」は、2019年度は受講する学生が授業の一環として作成しています。新聞の内容としては、授業の様子の紹介をはじめ、授業で感じたことや考えたこと、受講生同士で提案・企画したコーナーなどがあります。
作成の過程で、情報発信の方法・工夫,読者に効果的に伝えるためには何が必要か,また障がいのある人をはじめ、“誰もが読みやすい”ものにするには何が必要か、などを考えて作成をしています。
“学生の目線(視点)”を大切に、受講生同士で新聞の構成を考えて、制作・発行しています。
短期大学部HPでも、随時掲載していきますので、是非ご覧下さい!



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