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2019年10月26日(土)に、龍谷大学瀬田学舎開学30周年記念事業として、「社会学部 名刺交換会」が開催されました。
社会学部同窓会のご協力もあり、退職された先生方・現職の先生方・卒業生・在学生など、135名のご参加を賜りました。

会場となった瀬田学舎青志館食堂2階には、各学科の展示ブースが設けられたり、当日やむを得ない事情でご参加いただけなかった先生方のメッセージなどが飾られるなど、旧交を温める喜びと新しい出会いが求められるような工夫が、現職の先生方や在学生により行われました。

開会式では社会学部同窓会会長・社会福祉学科1992年度ご卒業の荒川 林太郎様にご祝辞をいただき、本学部学部長の山田 容よりご挨拶をいたしました。

引き続き、1999年度社会学科卒業の北薗 潤一様、2009年度コミュニティマネジメント学科卒業の坂本 由佳様(旧姓:當真様)、2014年度臨床福祉学科卒業、2016年度社会学研究科社会福祉学専攻修了の出口 聖人様より、学生生活の意義や卒業生の交流についてのご講演をいただきました。

続いて、本事業の趣旨説明と乾杯の挨拶を築地 達郎先生よりいただき、名刺交換などの交流を楽しみました。

最後に亀山 佳明名誉教授から終わりの挨拶をいただき、閉会となりました。

今回構築することのできた卒業生のネットワークは、社会学部としても、龍谷大学としても、大変貴重なものとなりました。

「社会学部 名刺交換会」開催にご協力いただいたみなさまに感謝申し上げます。


開会の挨拶(荒川 林太郎同窓会長)


学部長の挨拶(山田 容学部長)


社会学科卒業生(北薗 潤一様)


コミュニティマネジメント学科卒業生(坂本 由佳様)


臨床福祉学科卒業生(出口 聖人様)


教員挨拶(築地 達郎先生)


名誉教授の挨拶(亀山 佳明先生)


名刺交換の様子


名刺交換の様子


名刺交換の様子


名刺交換の様子


名刺交換の様子


名刺交換の様子


名刺交換の様子


展示ブースにて


11月に深草キャンパスで開催される第97回龍谷祭にボランティア・NPO活動センターの学生スタッフが、展示ブースと模擬店を出店します。

 展示では、「学びを発掘!~ボラセンミュージアム~」と題して、センター紹介から、環境問題や国際問題、災害等について、わかりやすく展示しています。学生スタッフの想いの詰まった展示内容になっています。
こちらでは、令和元年台風19号支援のための募金にも取り組んでおりますので、ご協力お願いいたします。
また、子ども達が遊べるコーナーもありますので、お気軽にお越しください。

日時:11/2(土)~4(月・祝)10:00~17:00(最終日は14:00まで)
場所:22号館107教室  


模擬店では、『ボラセン特製シューアイス天ぷら』を出店します。外はサクサクあったか、中はとろーり冷たい新感覚スイーツです?トッピングもチョコや抹茶、黒蜜きな粉など様々!22号館付近で出店しています。
この模擬店での収益の一部も令和元年台風19号支援のための募金として寄付する予定です
展示を見た帰りはぜひシューアイス天ぷらをご賞味ください?





 経営学部藤岡ゼミでは、経営学部藤岡ゼミ×和歌山県有田川町「ぶどう山椒の発祥地を未来へつなぐプロジェクト」の一環で、ぶどう山椒の認知促進を図るためのイベントを深草キャンパス樹林前にて開催しました。

 イベント内容は学生が考案した「ぶどう山椒ポップコーン」を試食し、アンケートに答えていただくというものです。

 「ぶどう山椒ポップコーン」初お披露目となりましたが、300名近くの方が舌鼓を打っておられました。ポップコーンによく合うぶどう山椒に美味しいという感想をたくさんいただくことができました。
 今後の活動にも引き続きご注目ください。











2019年(令和元)10月29日(火)、龍谷大学社会学部(学部長:山田 容)および大学院社会学研究科(研究科長:安西将也)は、社会医療法人誠光会(理事長:北村博也氏)と「教育研究協力に関する包括協定書」を締結しました。


社会医療法人誠光会が経営する「草津総合病院」と龍谷大学社会学部では、従来から健康診断後の予防・健康増進事業の効果についての評価をはじめ、学生のインターンシップ受け入れによる職場体験や卒業生の同病院への採用等の協力関係を築いてきました。


以下が協定の概要です。


【協定書の名称】
「社会医療法人誠光会と龍谷大学社会学部および龍谷大学大学院社会学研究科との教育研究協力に関する包括協定書」

【連携協力事項】
(1)共同研究の推進に関すること
(2)研究者等の交流に関すること
(3)学生の教育に関すること
(4)その他甲および乙が協議して必要と認めること



協定締結式では、龍谷大学社会学研究科 安西研究科長より本協定の概要、並びに締結に至った経緯について説明があった後、社会学部 山田学部長、社会医療法人誠光会 北野 博也理事長からそれぞれご挨拶がなされました。

北野理事長は、龍谷大学社会学部の掲げる「現場主義」というスローガンに触れ、「実習先としての病院を、ひとつの『現場』として活用していただくことで、病院も人材育成という社会からの要請に応えることができる」と、本協定締結による両者の相互発展についてお話しいただきました。

また、本協定締結のきっかけともなった草津総合病院へのインターンシップ実習に参加した、社会学部現代福祉学科 4年生 山崎 伽梨さんは実習の報告を行い、患者様の退院にかかるご家族とのカンファレンスに参加したことなど、現場で得た経験が自身の職業選択に大きく影響したと話されました。




本協定の締結により、今後は学生のインターンシップや職員採用のみならず、共同研究や各種調査の実施など、社会学部及び社会学研究科の教育・研究のフィールドとしての相互活用も視野に入れ、組織レベルでの協力関係を強固なものにしていきます。


社会医療法人誠光会と龍谷大学社会学部・社会学研究科の今後の連携事業にぜひご注目ください。


犯罪学研究センター(CrimRC)の研究活動に携わる研究者について、気軽に知っていただくコーナー「犯罪学CaféTalk」。研究の世界に馴染みのない方も、これから研究者を目指す学生の皆さんにも、是非読んでほしい内容です。
今回は、玄 守道教授(本学法学部/犯罪学研究センター「性犯罪」ユニット研究員)に尋ねました。
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Q1. 玄先生にとって研究とは『知りたいことの解明』ということですが、その思いとは?

「本当に単純です。自分が知りたいこと・解明したいことがあって、それをなんとか本を読みながら考えて、結果を出すということの繰り返しです。もちろん1つの論文で答えが出るわけでもないですし、10年経ったから完全に解明できたとは思いませんが、その時々で自分が知りたい、もっと深く追求したいことを調べて、自分なりの結論を出すということです」


Q2. 研究の仕事に就きたいと思われたのはいつ頃ですか?
「僕は元々、ほんの一瞬ですけれども弁護士になりたいと思っていました。なぜ弁護士になりたいと思ったかというと、強い動機があったわけではなくて、要するに会社勤めが無理だと思ったんです。散髪に行きたくないし、髭もこんな感じなので…(笑)」
「でも司法試験の勉強は向いていないなと思いました。僕はどちらかというと一つの問題に対してずっと考えてしまうんです。ただ、本を読んだりすることは好きですし、自分が疑問に思ったことをずっと考えること自体は好きだったので、そこから研究者になろうかなと思いました。周りの先生の服装もバラバラだったので、研究者を目指しました」


Q3. 刑法を好きになったのはどういう時ですか?


「刑法に対して特に好きとか、得意だと思ったことはないです。未だに苦手といえば苦手で、他の分野の方が楽しいと言えば楽しいかもしれないです。それに、職業としてやっているという面もあります。論文を書くからには一定の成果を出さないといけません。その産みの苦しみというか、やっていくうちに『そもそも自分は何がしたかったんだろう』とか、『もう論文は嫌だ』とか、一つの論文のゴールに至るまでいろんな紆余曲折があります」
「僕はくよくよ考えるタイプなので、なかなか進みません。お酒に走って痛風になります(笑)そうなるとさらに研究ができない、悪循環に陥ります」

Q4. 大学入ったばかりの法学部の学生にどのように刑法の面白さを伝えていますか?
「基本、僕は伝えていないです。どちらかというとガリガリやる人よりは、くよくよ考えて他のゼミを落ちてくるような人と一緒にものを考えるということを僕はしたいです」

Q5. 実務ではなく研究という立場で携わることでどのようなアプローチができると思いますか?
「実務家である裁判官と刑法学者の何が違うかというと、裁判官の場合は起きた問題に対する解決として妥当な結論を与えるために条文解釈をします。なので、全体のバランスをあまり考えていません。とりあえず、1回ごとの事件に対する適切な解決さえ与えられればいいわけです。それに対して研究者は、全体のバランスを見ながら、刑法というものがどういうもので、条文がどういう並びで、問題の波及効果も見ながら、一番最適な解釈がどのようなものなのかを考えて出します。なので、1つの結論を出す際の、そのプロセス・視点が違います」

Q6. 最後に、玄先生のこれからの目標を教えてください。
「とりあえずさしあたりは、本を出さないといけないので。出版助成を申請して、うまくいけば来年度には出す予定です。仮題は『刑法における未必の故意に関する研究』です。出版されたら、まずは指導教員だった生田勝義先生(立命館大学・名誉教授)、もう一人の指導教員の松宮孝明先生(立命館大学法務研究科教授)、あとは最後に村井敏邦先生(龍谷大学・名誉教授)に読んで欲しいです。僕の中ではこの三人がお世話になった先生なので、『非常に遅くなりましたけれどもありがとうございました』と、見せたいという気持ちがあります」



玄 守道(ひょん すど)
本学法学部部教授・犯罪学研究センター「性犯罪」ユニット研究員
<プロフィール>
本学法学部教授。研究分野は刑法で、主に、刑法上の故意概念(故意の認定、未必の故意など)に関する研究が中心。犯罪学研究センター「性犯罪」ユニットでは、2019年3月に特別講演会「韓国の性暴力犯罪に関する法と政策の現況と展望」の企画・進行を務めた。
https://www.ryukoku.ac.jp/nc/news/entry-3417.html


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