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経済学部では、上級生が1年生を入門演習などで支援する「授業内ピア・サポーター(PS)」制度を確立し、定期的に研修を行っていますが、年2回ほどは学部の内外から講師をお招きして、様々な研修を行っています。

今回は次のように、実際にPS制度の利用経験がある外部の講師をお招きしました。

日時:2019年1月22日(火)12:30-14:00
場所:22号館 107教室(多機能室)
講師:笠井高人氏(鹿児島大学教育学部特任講師、前龍谷大学経済学部非常勤講師)
論題:「入門演習でPSに望むこと」

笠井先生は、経済学部で作成している『学修ガイド 問い、学ぶためのワークブック』を参照しながら、当たり前のマナーを身につけながら、等身大であるがままの姿を新入生に見せて欲しい、と要望されました。

その後、「大学生になってショックだったこと、驚いたこと、期待していたこと」や、「伝達役・模範役・世話役のうち、どの役目を伸ばしたいか」など、いくつかのテーマに基づいて、まず班の中で話し合いました。また、経済学部が保有する初年次教育の本を参照しながら、その中で重要なポイントを抜き出しました。

上級生と下級生が混ざりながら、どのように意見を集約していくかも含め、班の議論は進み、最後にすべての班が全員に向けて発表しました。

90分間という短い間ですが、これから業務を行う1年生を含め、全国的にも珍しい授業内PSの制度について多くの学生が刺激を受けたようです。

経済学部では、教育の質向上に今後も積極的に取り組んでいきます。

授業内ピア・サポーターに関する学生向け研修会と教職員向けFD研修会を開催
寸劇を取り入れた「授業内ピア・サポーター研修」を実施
法学部、政策学部と連携した「授業内ピア・サポーター研修」を実施








理工学研究科木村(昌)研究室の大学院修士課程1回生の谷生さんが,2018年12月3日-4日に東京の(株)LIFULL本社で開催された,第13回ARG Webインテリジェンスとインタラクション(WI2)研究会において学生奨励賞を受賞しました.

受賞論文名: Flickrデータに基づいた時空間イベント検出
著者名: 谷生,熊野雅仁,小堀聡,木村昌弘

「学生奨励賞」は,学生による研究論文の発表に対して,研究の新規性,有用性,完成度とプレゼンテーションの観点から,特に優秀なもの1件のみに授与されるものです.研究発表では,当該分野の専門研究者の前で20分間のプレゼンテーションと10分間の質疑応答を行いました.第13回WI2研究会報告については,下記のWebページを参照してください.

第13回WI2研究会報告
http://www.sigwi2.org/report_no13#award



「対テロ戦争における『いのち』」
~シリア拘束40か月の安田純平さんが、いま、京都で語る~


犯罪予防と対人支援を基軸とする「龍谷・犯罪学」の構築をめざす龍谷大学 犯罪学研究センターは、ジャーナリストの安田純平氏を本学深草キャンパスにお招きし、「対テロ戦争における『いのち』」と題した公開講演会を開催いたします。

日 時:2019年3月3日(日)13:00~15:30
場 所:龍谷大学(深草キャンパス)紫光館4階法廷教室(>>アクセス方法)
講演者:安田純平氏(ジャーナリスト)
モデレーター:石塚 伸一(本学法学部教授・犯罪学研究センター センター長)
>>関連記事:【犯罪学研究センター】センター長インタビュー
主 催:龍谷大学 犯罪学研究センター(Criminology Research Center)
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▼申込みフォーム▼
満席に達しましたのでお申込み受付を終了しました。(2019/2/27 18:55)
多数のお申込みありがとうございました。
【>>Googleフォーム|受付終了】


○参加無料・事前申込が必要。どなたでも参加いただけます。
○定員100名(先着順)※定員に達し次第、受付を終了します。
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企画趣旨:
 龍谷大学は、文部科学省研究ブランディング事業の助成を受け、龍谷大学ならではの「人にやさしい犯罪学」の創生に向けた活動を展開しています。
 犯罪学の研究対象は、殺人や傷害、窃盗や詐欺のような個人法益を侵害する犯罪だけではなく、放火などの公共の利益を危殆化する犯罪や内乱のような国家の存立を危うくする犯罪、さらには、大量虐殺のような人道に対する罪も研究の対象としています。
 今回、講演いただく安田純平さんは、「テロリスト」の集団に長期にわたって身体を拘束され、筆舌に尽くしがたい生命の危機と恐怖を体験されました。紛争地域へ行ったのは「自己責任」だと言う声もあります。しかし、戦場の真実を伝えるジャーナリストがいるからこそ、わたしたちは、平和の大切さを実感し、戦争という取り返しのつかない過ちを繰り返さないための努力を重ねることができるといった側面もあります。
 「テロ」は国境を越えた犯罪です。紛争地域では多くの生命が奪われています。これを犯罪の被害という視点から捉えたとき、初めて、「テロ」や戦争という状況(犯罪)の本質が見えてくると思います。このような意味での犯罪学・被害者学の視点から「生命(いのち)」の大切さを考えてみたいと思います。
 みなさま、万障お繰り合わせの上、ご来場いただければ幸甚です。


安田純平氏は、一橋大学社会学部卒業後、1997年に信濃毎日新聞入社し、脳死肝移植問題などを担当していましたが、この間に休暇を取得して、アフガニスタン、イラクなどを取材。2003年には同新聞社を退社し、フリージャーナリストに転身。その後も中東を取材し、著書『ルポ 戦場出稼ぎ労働者』(集英社新書)などを発表していました。そして、2015年6月、トルコからシリアに入国後に行方不明となり、シリアの武装勢力に拘束されていることが明らかになりました。安否が心配されていましたが、2018年10月23日に解放され、3年4ヶ月ぶりに帰国しました。


龍谷大学(深草キャンパス)紫光館

龍谷大学(深草キャンパス)紫光館


龍谷大学(深草キャンパス)アクセスマップ

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【イベントフライヤー】犯罪学研究センター 安田純平氏 公開講演会


 龍谷大学農学部(滋賀県大津市)は、株式会社京阪レストラン(大阪市中央区)と連携し、牧農場で栽培された「バターナッツかぼちゃ」を使用したコラボ商品「かぼちゃスープ」を発表しました。京阪電車淀屋橋駅構内地下1階で営業中の「ジューサーバー 淀屋橋店」で1月28日(月)から期間限定で販売します。滑らかな口当たりとともにクリーミーな甘みが口いっぱいに広がる「かぼちゃスープ」をこの機会にぜひご賞味ください。


コラボ商品「かぼちゃスープ」概要

◇商品名:「かぼちゃスープ」
◇販売開始日:2019年1月28日(月) ~  ※入荷がなくなり次第終了します。
◇販売店舗:ジューサーバー 淀屋橋店(京阪淀屋橋駅構内 地下1階)
◇価格: 280円(税込み)


龍谷大学農学部食品栄養学科准教授 山崎 英恵

<山崎先生コメント>スープの原材料であるバターナッツは細長いかぼちゃの一種で、ナッツのようなコクと風味、バターのようなクリーミーさが特徴です。日本ではまだあまり見かけませんが、アメリカではそのまま焼いたり、スープにしたり、またシナモンやナツメグなどのスパイスとも合うのでお菓子にもよく使われます。なめらかな口当たりと、クリーミーなのにさらっとした甘さのハーモニーがお楽しみいただけます。

◇大学受験を控える受験生の心と体を温める1杯を
龍谷大学農学部が丁寧に育てた「バターナッツかぼちゃ」を使用したコラボ商品「かぼちゃスープ」は、受験シーズンに合わせたこの時期限定での販売となります。寒い冬に大学受験を控える学生らをスペシャルな温かい飲み物の提供で応援したいという龍谷大学農学部の思いが詰まった「受験生応援スープ」でもあります。受験勉強の日々や受験会場への行き帰りにホッと一息ついてほしい。心と体が温まる特別な1杯をお届けします。

◇農学部生が育てた作物を商品として販売するプロジェクト
龍谷大学農学部では学生が牧農場で栽培し収穫した作物をどのように商品化し販売するのかという一連の流れを学ぶ機会を設けています。本プロジェクトでは素材や産地にこだわった野菜や果物などをフレッシュジュースやスープにして提供している「ジューサーバー」と連携。バターのようなクリーミーさとナッツのようなコクと風味が特徴の今回使用する作物「バターナッツかぼちゃ」は、スープにすることでその特徴が活かされ美味しくなることから、「Juicer Bar (ジューサーバー)」と「龍谷大学農学部」とのコラボレーションが実現し、新商品として「かぼちゃスープ」が誕生しました。


店舗概要
店 舗 名:ジューサーバー 淀屋橋店
住 所:〒541-0041 大阪市中央区北浜3-1-25 京阪淀屋橋駅構内地下1階
運 営:株式会社京阪レストラン
営業時間:月~金/7:30~21:30 土日祝/7:30~21:00
定 休 日:なし


バターナッツかぼちゃを栽培・収穫した龍谷大学「牧農場」

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早川 明 本学短期大学部 社会福祉学科講師、犯罪学研究センター「ギャンブル障害ユニット」ユニット長

早川 明 本学短期大学部 社会福祉学科講師、犯罪学研究センター「ギャンブル障害ユニット」ユニット長


早川 明(はやかわ あきら)
本学短期大学部 社会福祉学科講師、犯罪学研究センターギャンブル障害ユニット」ユニット長
<プロフィール>
ソーシャルワークに関する諸問題について研究。高齢者のメンタルヘルスやソーシャルワークの専門性、地域福祉推進に向けた基礎的研究のほか、保健医療福祉系大学の教養教育、ギャンブル障害の現状と課題についての論文等を執筆。

ギャンブル障害についての予防対策を考える
ギャンブルをやめたいのに、自分ではその衝動を抑えることができない。ギャンブル障害は、アルコールや薬物問題などの「物質関連障害」に加え、脳の報酬系に作用する「非物質関連障害」であることがわかっています。
私が本研究を始めたのは、ソーシャルワーカーとして参加したギャンブルの依存症問題を考える研修会で違和感を覚えたことがきっかけでした。当事者や医療従事者の話が治療への取り組み、その結果にばかり終始しており、予防的な話があまりなされていなかったのです。そこで、国内ではどのような先行研究がなされているのかを調べてみると、そもそも研究数もわずかで、「予防的介入プログラム」はほぼ存在しませんでした。
パチンコにパチスロ、競馬、競輪……ギャンブルの場は近年レジャー化が進み、より身近な存在になりつつあります。ちょっとした娯楽のつもりでもギャンブルに依存してしまうと、本人にもその家族にも深刻な影響を及ぼします。ギャンブル障害は、近年重大な社会問題となっている、自殺と多重債務の原因の一つにも挙げられるのです。国の方針では、依存対策としてギャンブル・薬物・アルコールに取り組むことになっています。しかし、文部科学省の学習指導要領は、飲酒や喫煙、薬物乱用に関する予防指導の記載はあるもの、ギャンブルに関しては明記されていません。つまり、国内での実態把握や知見が不十分で、予防教育(リスク教育)が確立されていないのです。ギャンブル障害に苦しむ人を減らすためにも、社会福祉の観点による「予防的介入プログラム」の開発が急務であると感じました。


依存傾向と生活への満足感を比較検証
厚生労働省の発表では、「ギャンブル経験者がギャンブルを始めた年齢は主に10代後半から20代」と記載されています。大学生はまさにその年代が混在する集団で、特に街中に店舗があるパチンコ、パチスロは、最初にギャンブルを経験する場所としてのハードルが低いといえます。実は私自身、学生時代にパチンコにはまり、学業がおろそかになってしまった苦い経験があります。もしも予防教育を受けていれば、もっと慎重になっていたのではないか…。自身が教鞭を執る立場になった今、学生たちに同じ過ちを繰り返して欲しくないという思いが強く、この研究を進めるモチベーションになっています。
しかし、とりわけ大学生くらいの若年層を対象とした実態調査は、先行事例がほとんどありません。そのため、まずは先行研究の分析をもとに、龍谷大学短期大学部の全学生を対象として実態把握のための調査を実施します。使用するのは「日本語修正版SOGS」と呼ばれる依存症の判定テストです。さらに予防的介入プログラム開発のために、主観的な健康観や幸福感、ソーシャルサポートの存在など、生活に対する満足感を測る調査項目も付加し、それらの結果から関連性を考察していきます。私の仮説は、「自分が健康だと思っている人は依存のリスクが低く、反対に健康観や幸福感が満たされていない、または孤独や孤立を感じている人がギャンブルに依存しがちなのではないか」というものです。これが実証されたならば、効果的な予防教育、また未然ケアシステムを構築する上で重要なファクターになるはずです。


この研究をソーシャルアクションの土台に
「Responsible Gambling(責任あるギャンブル)」という言葉に示されるように、危険だからといってギャンブルをただ抑圧するのではなく、「ギャンブルは危険性をはらんだ娯楽である」という啓発が欠かせません。他国では、青少年に対してギャンブルの定義や危険性、金銭的な弊害、健康への悪影響などを理解できるように基礎教育を行っているのが一般的ですが、日本ではギャンブルに関するリスク教育が、まだまだ不十分なのが実情です。
社会福祉という観点で見れば、国や自治体による政策の整備はもちろん、学校での予防教育や職場での啓発、ソーシャルワーカーの活躍など、一人で悩ませない社会の枠組みづくりが欠かせません。「ソーシャルアクション」を起こすために、本研究で予防的知見を積み重ねていきたいと考えています。今後はソーシャルワーカーや医療従事者のみならず、ギャンブル業界の方とも情報交換していくことを計画する必要があります。また、犯罪学研究センターには少年の非行に関する調査を行うユニットや、保育と非行予防に関する研究を行っているユニットもあります。非行や喫煙問題とギャンブル障害の関連性も検証していきたいので、ぜひご意見をうかがってみたいですね。
そして、本研究をはじめとしてギャンブル障害に関する知見が蓄積されることで、社会が一体となったケアが築かれていくことを期待しています。



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