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2019年2月17日(日)にキャンパスプラザ京都において龍谷大学社会学部主催「第2回高校生・大学生の『地域PR動画』コンペティション」最終審査会を開催しました。

最終審査会では、1次審査を通過した6作品(応募総数37作品)からグランプリ、準グランプリおよび優秀賞を、また1次審査を通過しなかった作品の中から特別賞を決定しました。
結果は次の通りです。

■グランプリ
チームBCR「鶴見緑地公園応援ソング(Rooter's Song)」

■準グランプリ
横井 颯「丹波といえば!」

■優秀賞
メディア4班「明石市PR」
ゆーと「Welcome!!天王寺!!」
中川 美月「新潟県 上越市」
柴島高校専門グループ②「来てや!阿倍野」

■特別賞
柴島高校専門グループ①「大阪にあるねんで!日本一長い○○」

※審査員
奈良井 正巳 氏(朝日放送テレビ株式会社東京制作部部長)
長岡 野亜 氏(映画監督・映像作家)
松浦 哲郎(龍谷大学社会学部コミュニティマネジメント学科講師)

また、特別講演として奈良井正巳様(朝日放送テレビ株式会社東京制作部部長)から「テレビ番組制作の現場と地域活性化」をテーマにお話しいただきました。
「探偵!ナイトスクープ」のチーフプロデューサーやその他数々の人気番組のディレクターやプロデューサーを務めた経験から、テレビ番組を通した地域づくりの可能性を、その問題点を含めてご講演いただきました。
最終審査会の終了後も、映像制作に関心のある聴講者からの個別の質問に、お忙しいなか丁寧にご対応いただきました。



「高校生・大学生の『地域PR動画』コンペティション」は次年度も開催予定です。詳細が決まりましたら、社会学部のサイトでお知らせいたします。ふるってのご応募をお待ちしております。

詳細ページは、こちらをご覧ください。
https://www.ryukoku.ac.jp/form_soc_compe/


チームBCR 「鶴見緑地公園応援ソング(Rooter's Song)」


横井 颯 「丹波といえば!」


ゆーと 「Welcome!!天王寺!!」


中川 美月 「新潟県 上越市」


審査員のみなさま


特別講演会


龍谷大学と世界をつなぐプラットフォーム、グローバル教育推進センター(R-Globe : Center for the Promotion of Global Education)。2018年度に犯罪学研究センターで試験的に実施した「Ryukoku Criminology(龍谷・犯罪学)」(英語授業)を、2019年度から交換留学生対象プログラム(JEP Kyoto)および留学生別科、法学部専攻科目として合併開講することになりました。そこで、グローバル教育推進センター長である村田教授を招き、本学のグローバル教育の展望と、国際化が進む現代において求められる人物像について、犯罪学研究センター長 石塚教授と意見を交わしていただきました。


村田 和代(Kazuyo Murata)本学政策学部教授、グローバル教育推進センター センター長

村田 和代(Kazuyo Murata)
本学政策学部教授、グローバル教育推進センター センター長


村田 和代(Kazuyo Murata)
本学政策学部教授、グローバル教育推進センター センター長

専門は社会言語学(コミュニケーション研究)。コミュニケーションや言語使用という観点から持続可能な社会形成にむけて何ができるかを考え、英語・日本語における職場談話(ユーモア)や、市民参加型の社会形成に向けたまちづくりの話し合いについて研究をおこなう。2017年にグローバル教育推進センター長に着任。龍谷大学と海外の大学との交流協定締結や海外留学、外国人留学生の受け入れを推進している。

石塚 伸一(Shinichi Ishizuka)
本学法学部教授、犯罪学研究センター センター長・「治療法学」「法教育・法情報」ユニット長

犯罪学研究センターのセンター長を務めるほか、物質依存、暴力依存からの回復を望む人がゆるやかに繋がるネットワーク「“えんたく”(アディクション円卓会議)プロジェクト」のリーダーも務める。犯罪研究や支援・立ち直りに関するプロジェクトに日々奔走。専門は刑事学。


石塚 伸一(Shinichi Ishizuka)本学法学部教授、犯罪学研究センター センター長

石塚 伸一(Shinichi Ishizuka)
本学法学部教授、犯罪学研究センター センター長



――国際化が進む現代における異文化交流について、どのような考えをお持ちですか。

村田:
日本の社会情勢は大きな変化を迎えつつあります。今後は外国にルーツに持つなど、さまざまなバックグラウンドの人たちと暮らしや仕事を共にしていくことになるでしょう。日本人全体が日常生活での国際化、異文化交流を求められる時代が訪れると思います。

石塚:
英語を習得することを国際化と呼ぶ時代は終わりましたね。今や交流は多元化、多様化していて、地域と地域がダイレクトに繋がる「グローカル化」が定着してきたように感じます。

村田:
そうですね。私は社会言語学が専門でコミュニケーションを研究していますが、コミュニケーションにおいて重要なのは、話す力よりもむしろ聞く力、違いを受け入れる力です。他国の人との対話では、語学力よりも相手の立場や背景を思いやれること、空間を共有する中で伝わってくる情緒や価値観、熱意を受けとめる力が求められるでしょう。

石塚:
「聞く力」と言えば、20年ほど前に「アミティ*1招へい全国実行委員会」創設メンバーのひとりを日本に招いたことがあります。ご本人は英語を話す人だったのですが、英語を話せない日本の薬物依存者の話に耳を傾けてうなずき、すぐに心を通じ合わせていました。言語以外のコミュニケーション能力が発達した人にとって、言語から届く情報はそれほど重要ではないだなと驚いた経験があります。村田先生がおっしゃる情緒や価値観への感度が、異文化交流に繋がるんですね。

村田:
まさにそうですね。相手を理解することに努めることこそコミュニケーションの本質であり、それができてこそグローカル、またグローバルな人材だと考えます。これからの時代に必要なのは「内なる国際化である」と表現できるかもしれませんね。



――これからの学術交流について、グローバル教育推進センターと犯罪学研究センターの関係を含め、現状と課題をお聞かせください。

村田:
当センターでは受け入れ留学生の増員とあわせて、留学生と日本人学生の交流機会を増やすことが課題です。その一環として交換留学生に向けたJEP Kyoto(Japanese Experience Program in Kyoto)*2の充実を進めています。このたび、犯罪学研究センターのご協力を得て、2019年度より英語による犯罪学の授業を提供できることになりました。

石塚:
この授業の企画にあたっては、英語で日本の犯罪問題について語る機会を増やすことで「Japanese Criminology」を確立していきたい思いがありました。JEPの正課に採用され、法学部でも特別講義に認定されて嬉しく思っています。今後はもっとさまざまな学生や社会人が受講できるようにしていきたいです。

村田:
犯罪学研究センターは、実践的な研究活動を通して、教育・国際化に寄与されていて感心します。

石塚:
今後の展開として計画しているのは、海外から留学してくる人材のハブとしての機能をつくり、本学の強みにしていくことです。本学では、これまでも海外の大学とは交流協定を結んできましたが、もう一歩進んで確固とした繋がりを持つには、学生レベルでの交流を作ったり、本学だからこその学修が得られたりするのが大切だと思っています。
また、たとえば香港の学生が本学へ留学に来て、英語でJapanese Criminologyを学んだとします。さらにその学生が、イギリスの大学のドクターコースに進んだとすると、その学生は英語を使った論文で「日本の犯罪学」について紹介することもあり得るでしょう。これは、Japanese Criminologyを広めるうえでも大変有益なことです。



村田:
グローバル教育推進センターは、多様な分野における人材育成、学術交流をさらに深めるために、留学をカリキュラムに組み込んでいる国際学部はもちろんのこと、国際学部「以外」の学生にとっても身近な存在を目指していきたいと思っています。地域政策やまちづくりに取り組む政策学部の教員である私がセンター長を務める意義は大きいと感じていますので、これからも新たなことにどんどんチャレンジしていきたいです。


――村田先生ご自身の学生時代を振り返りつつ、龍谷大学の学生に応援メッセージを。

村田:
学生にはぜひ、若い頃から異文化交流の楽しさを知ってほしいと思っています。私自身の20歳前後は人生における迷いの時期でした。今まさに迷っている学生もいるかもしれませんね。そんな時に、自分の常識がよそでは常識ではないこと、世界にさまざまな価値観があることに気付くことができれば、きっと新しい道が拓けます。グローバル教育推進センター長として、その一歩を踏み出すお手伝いは惜しみません。


石塚:
今の学生は3年次の後半から就職活動が始まってしまうでしょう。そのため、留学について考える時間的余裕がなかったり、長期留学のチャンスをつかめなかったりする子がいて、もったいなく思います。

村田:
本学では短期留学制度も多くあるので、ぜひ活用してほしいです。海外では人生の糧になる経験や、日本では経験できないエピソードにたくさん出会えると思いますよ。


石塚:
学生には「おもしろかった」と言える学生時代を過ごしてほしいですね。そのためには魅力的な大学でありたいなと思います。ぜひ今後も、一緒におもしろいことを企画していきましょう。

________________________________________

*1 アミティ:
アメリカ・アリゾナ州を拠点とする非営利団体。薬物をはじめとするあらゆる依存症者や、罪をおかした人の社会復帰への支援活動を行っている。

*2 JEP(Japanese Experience Program in Kyoto)
京都の交換留学生のための特別プログラムとして2015年4月に開始。初級から上級まで日本語の習得レベルに応じた授業を提供。さらに、日本語または英語による多様な選択科目から、希望する科目を選択して受講できる。
http://intl.ryukoku.ac.jp/english/html/jep_program.html


【本件のポイント】
・ いま、日本の死刑問題は国際社会の中でどう位置づけられるのか、海外からのゲストが語る
・ 国境を超えた犯罪「テロ」の現実と「いのち」の意味を、安田純平さんから堀川惠子さんが聞く。
・ わたしたちは、死刑問題をどう考えるのか、死刑をめぐってのパネルディスカッション

 犯罪予防と対人支援を基軸とする「龍谷・犯罪学」の構築をめざす、龍谷大学 犯罪学研究センター1)は、日本弁護士連合会・京都弁護士会の生命(いのち)と向き合い、共に生きていくという企画趣旨に賛同し、3月2日(土)、龍谷大学 響都ホール校友会館にて「死刑、いま命にどう向き合うか ~京都コングレス2020に向けて~」として公開シンポジウムを共催いたします。
 日本弁護士連合会は2016年10月7日「死刑制度の廃止を含む刑罰制度全体の改革を求める宣言」2)を採択し、2020年4月に京都において「第14回 国際連合犯罪防止刑事司法会議(以下、京都コングレス)」3)が開催されるまでに死刑制度の廃止を目指すべきであることを明らかにしました。この「京都コングレス」では、刑事司法に関わる国際機関、各国代表、研究者、NGO等が京都に集結し、世界中の刑事司法関係者の視線が日本の刑事司法制度に注がれることとなります。
 犯罪予防のために死刑制度は本当に必要なのか。世界の中で日本の刑事司法・刑罰制度はどのような位置づけなのか。さまざまな方々の講演やパネルディスカッションを通じて、日本の刑事司法・刑罰制度のあり方について検討します。

【シンポジウム概要】
1. 日時:2019年3月2日(土)10:10~17:30

2. 場所:龍谷大学 響都ホール校友会館 (京都市南区東九条西山王町31 アバンティ9階)

3. プログラムおよび登壇者 (内容・登壇者は、変更する場合があります。)
午前の部 (10:10〜12:20)
 映画上映 上映作品:「三度目の殺人」 (監督:是枝裕和 主演:福山雅治)
休憩 (12:20〜13:20)
午後の部 (13:20〜17:30)
 基調講演 「京都コングレス2020 ~日弁連がめざすもの~ 」
  ゲストスピーチ 1 国会議員
  ゲストスピーチ 2 前田万葉氏(ローマカトリック教会枢機卿)
  ゲストスピーチ 3 アリスター・カーマイケル氏(英国国会議員)
 対談
  テーマ:「対テロ戦争における命」 
  ゲスト 安田純平氏(ジャーナリスト)/聞き手 堀川惠子氏(ジャーナリスト)
 講演 テーマ:「国家が人を殺すとき、 死刑を廃止する理由」 
  ヘルムート・オルトナー氏(ドイツ人ジャーナリスト・編集者・著述家)
 パネルディスカッション テーマ:「死刑、いま命にどう向き合うか」
  パネリスト
  浜井浩一(本学法学部教授・犯罪学研究センター 国際部門長)
  安田純平氏(ジャーナリスト)
  堀川惠子氏(ジャーナリスト)

4. 申込:参加無料・事前申込不要。どなたでも参加いただけます(先着順・定員330名)

5. 主催:日本弁護士連合会、京都弁護士会

6. 共催:近畿弁護士会連合会、龍谷大学 犯罪学研究センター、大阪弁護士会、兵庫県弁護士会、奈良弁護士会、滋賀弁護士会

7.用語解説・補注
1)龍谷大学 犯罪学研究センター
「犯罪学」(英:Criminology)とは、犯罪にかかわる事項を科学的に解明し、犯罪対策に資することを目的とする学問。実証的な犯罪学研究は19世紀後半のヨーロッパで始まり、現在、欧米諸国の総合大学では「犯罪学部」として学問・研究分野が確立されている。一方で、統計的にも世界の中で最も犯罪の認知件数が少なく、安心・安全とされる日本社会における犯罪をとりまく司法制度や刑事政策は、世界からも注目を集めている。そこで、当センターでは、犯罪現象を人間科学、社会科学、自然科学の観点から明らかにし、対人支援に基づく合理的な犯罪対策の構築を目指している。
また、2020年4月の京都コングレスと並行して「龍谷犯罪学会議2020(Ryukoku Congress of Criminology 2020)」を開催し、対人支援を基調とした「龍谷大学刑事政策提言2020」を発表することをマイルストーンとしている。
https://crimrc.ryukoku.ac.jp/

2)「死刑制度の廃止を含む刑罰制度全体の改革を求める宣言」
宣言の内容、提案理由などの詳細は、日本弁護士連合会HP(下記URL)を参照。
https://www.nichibenren.or.jp/activity/document/civil_liberties/year/2016/2016_3.html

3)「第14回 国際連合犯罪防止刑事司法会議(京都コングレス)」
会議を主催する犯罪防止刑事司法委員会(Commission on Crime Prevention and Criminal Justice)は、国連主催の経済社会理事会の機能委員会の1つで、刑事司法分野において世界最大規模である。京都での会議開催地決定の経緯、開催に向けた議論などの詳細は、法務省HP(下記URL)を参照。
http://www.moj.go.jp/14th_congress_index.html

8.補足
本イベントの詳細は、龍谷大学 犯罪学研究センターHP上に掲載。
https://www.ryukoku.ac.jp/nc/event/entry-3201.html

問い合わせ先 :
日本弁護士連合会 法制部法制第2課 [TEL]03-3580-9985 [FAX] 03-3580-9920
京都弁護士会 [TEL] 075-231-2337
龍谷大学 犯罪学研究センター [TEL] 075-645-2184


【本件のポイント】
・ 対人支援を基軸とする国内でも稀有な犯罪学に関する研究機関を有する龍谷大学での開催
・ ジャーナリスト安田純平氏と被害者学の観点から「対テロ戦争における『いのち』」について論考
・ 近頃なぜ「自己責任」が話題となるのか?法の基礎から解説し、再検討

 犯罪予防と対人支援を基軸とする「龍谷・犯罪学」の構築をめざす、龍谷大学 犯罪学研究センター1)は、2019年3月3日(日)、ジャーナリストの安田純平氏を本学深草キャンパスにお招きし「対テロ戦争における『いのち』~シリア拘束40か月の安田純平さんが、いま、京都で語る~」と題した公開講演会を開催いたします。
龍谷大学は、文部科学省研究ブランディング事業の助成を受け、龍谷大学ならではの「人にやさしい犯罪学」の創生に向けた活動を展開しています。
 犯罪学の研究対象は、殺人や傷害、窃盗や詐欺のような個人法益を侵害する犯罪だけではなく、放火などの公共の利益を危殆化する犯罪や内乱のような国家の存立を危うくする犯罪、さらには、大量虐殺のような人道に対する罪も研究の対象としています。
 今回、講演いただく安田純平さんは、「テロリスト」の集団に長期にわたって身体を拘束され、筆舌に尽くしがたい生命の危機と恐怖を体験されました。紛争地域へ行ったのは「自己責任」2)だと言う声もあります。しかし、戦場の真実を伝えるジャーナリストがいるからこそ、わたしたちは、平和の大切さを実感し、戦争という取り返しのつかない過ちを繰り返さないための努力を重ねることができるといった側面もあります。
「テロ」は国境を越えた犯罪です。紛争地域では多くの生命が奪われています。これを犯罪の被害という視点から捉えたとき、初めて、「テロ」や戦争という状況(犯罪)の本質が見えてくると思います。このような意味での犯罪学・被害者学3)の視点から「生命(いのち)」の大切さを考えてみたいと思います。


安田 純平 氏
一橋大学社会学部卒業後、1997年に信濃毎日新聞入社し、脳死肝移植問題などを担当していましたが、この間に休暇を取得して、アフガニスタン、イラクなどを取材。2003年には同新聞社を退社し、フリージャーナリストに転身。その後も中東を取材し、著書『ルポ 戦場出稼ぎ労働者』(集英社新書)などを発表していました。そして、2015年6月、トルコからシリアに入国後に行方不明となり、シリアの武装勢力に拘束されていることが明らかになりました。安否が心配されていましたが、2018年10月23日に解放され、3年4ヶ月ぶりに帰国しました。

【公開講演会概要】

1. 日 時:2019年3月3日(日)13:00〜15:30

2. 場 所:龍谷大学 深草キャンパス 紫光館4階 法廷教室

3. 講演者:安田純平 氏(ジャーナリスト)

4. 申 込:専用フォーム( http://u0u0.net/Q6JU )から事前申し込み制  
※定員100名(先着順)・参加無料

5.モデレーター:石塚 伸一(本学法学部教授・犯罪学研究センター センター長)

6.主 催:龍谷大学 犯罪学研究センター

7.用語解説
1)龍谷大学 犯罪学研究センター
「犯罪学」(英:Criminology)とは、犯罪にかかわる事項を科学的に解明し、犯罪対策に資することを目的とする学問。実証的な犯罪学研究は19世紀後半のヨーロッパで始まり、現在、欧米諸国の総合大学では「犯罪学部」として学問・研究分野が確立されている。一方で、統計的にも世界の中で最も犯罪の認知件数が少なく、安心・安全とされる日本社会における犯罪をとりまく司法制度や刑事政策は、世界からも注目を集めている。そこで、当センターでは、犯罪現象を人間科学、社会科学、自然科学の観点から明らかにし、対人支援に基づく合理的な犯罪対策の構築を目指している。

2)自己責任と私的自治の原則
私的自治の原則とは、各人の法律関係、社会関係を、それぞれの自由な意思によってその欲するとおりに規律させるもので、一切個人の自主的決定にまかせ、国家がこれに干渉してはならないとする。この原則により各人の意思活動の自由が保障されるが、他方では、自己の故意・過失による行為については責任を負担するとされる。

3)被害者学
「被害者学」(英:Victimology)とは、被害者の側から犯罪現象を考察しようとする学問。かつては、犯罪学の一部門とされ、被害者の犯罪を誘発する側面から犯罪原因を究明しようとしていた。しかし、現在の被害者学は、刑事司法過程における被害者に対する人権侵害、マス・メディアによるプライバシーの侵害、その結果としての社会的不適応や自己破壊など、「被害者化」の過程を研究対象とし、被害者の回復策を提案する学問として再定義されている。

8.補足
本イベントの詳細・申込フォームへのリンク・フライヤーは、龍谷大学 犯罪学研究センターHP上に掲載。
https://www.ryukoku.ac.jp/nc/event/entry-3097.html

問い合わせ先 : 龍谷大学 犯罪学研究センター  
[Tel]075-645-2184 [FAX]075-645-2240
[E-mail]crimrc2016@ad.ryukoku.ac.jp  [URL] https://crimrc.ryukoku.ac.jp/


2019年2月23日(土)、ANAクラウンプラザホテル京都にて、本学・NPO法人日本料理アカデミー・日本料理ラボラトリー研究会主催で「龍谷大学シンポジウム-食感の日本料理-」を開催しました。
当日は、招待者や一般参加者など約350名にご参加いただきました。
シンポジウムでは、「食と農の総合研究所」の付属研究センター「食の嗜好研究センター」の研究成果を発表すべく、第1部では、味の素株式会社イノベーション研究所の川崎寛也氏とたん熊北店の栗栖正博氏による「食感を操る日本料理」、龍谷大学農学部准教授山崎英恵と平等院表参道 竹林の下口英樹氏による「食感で季節を想う」をテーマにディスカッションが行われました。第2部では、料理人が考案した料理のプレゼンテーションを実施し、その試食も行われました。
シンポジウムの運営にあたっては、農学部の学生らが、料理の配膳や盛りつけを担当しました。


開会の挨拶 入澤 崇 龍谷大学 学長


伏木 亨 農学部教授によるシンポジウムの趣旨説明


味の素株式会社イノベーション研究所川崎寛也氏とたん熊北店の栗栖正博氏の対談


龍谷大学農学部准教授山崎英恵と平等院表参道 竹林の下口英樹氏の対談


料理を配膳する農学部の学生ら


京料理 木乃婦 髙橋 拓児氏によるプレゼンテーション


菊乃井 主人 村田 吉弘氏による閉会挨拶


各料理人が考案した料理


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