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2020年2月20日、本学深草キャンパス和顔館において「第5回 龍谷大学JEP&別科実践報告会」が開催されました。龍谷大学では、留学生受け入れのためのプログラムとして、各学部・研究科における正規留学生の他に、大学・大学院への進学支援を中心とする留学生別科と、交換留学生の受け入れを中心とするJEP(Japanese Experience Program in Kyoto)*1があります。

本報告会では、JEP・留学生別科の日本語科目担当講師、日本事情科目講師による授業実践報告が行われました。互いに培ってきた知見を共有しあうことで、JEP・留学生別科プログラムをさらなる発展させることが狙いです。

犯罪学研究センターからは、石塚伸一教授(本学法学部・犯罪学研究センター長)が登壇し、「英語・犯罪学講座の実践(Criminology in English)」と題して、特別講義「RYUKOKU Criminology: Criminology and Criminal Justice in Japan(龍谷・犯罪学:日本の犯罪と刑事司法)」の成果報告を行いました。


石塚伸一教授(本学法学部・犯罪学研究センター長)

石塚伸一教授(本学法学部・犯罪学研究センター長)


この授業は、欧米諸国では「犯罪学部」として学問分野が確立されている領域を、世界で最も安心・安全とされる日本社会の中で独自に捉え直す試みです。新たなグローバル・スタンダードとしての「龍谷・犯罪学」を目指して、英語で実施されました(前期・後期、各セメスター開講)。

まず、石塚教授は「龍谷大学における犯罪学・刑事政策研究の歩み」と題して、犯罪学研究センターの設立経緯と活動について説明しました。活動の一環として、2018年度に実施したトライアル英語授業「龍谷犯罪学セミナー(Ryukoku Criminology in English)」を紹介。本セミナーは、特別講義の前身で、年齢、性別、国籍を問わず、幅広い対象者に向けて「英語・犯罪学講座」として実施しました。
主な成果として、石塚教授は、各講師の講義メソッドが確立されたこと、回を追うごとに受講生の数が増加し、外国人も参加するようになったことを挙げました。
【>>2018年度 実施詳細】龍谷犯罪学セミナー(Ryukoku Criminology in English)

石塚教授は「人は自分ができることしかやらないことが多い。そうではなく、できないこと、誰もやってないことに挑戦することが面白い。日本の大学で、英語で犯罪学の講義を行った前例はない。だからこそ、犯罪学研究センターが挑戦することに意義があると感じた」と述べ、開講理由を説明しました。


石塚伸一教授(本学法学部・犯罪学研究センター長

石塚伸一教授(本学法学部・犯罪学研究センター長

2019年度にJEPの正課科目に採用された特別講義「RYUKOKU Criminology: Criminology and Criminal Justice in Japan(龍谷・犯罪学:日本の犯罪と刑事司法)」の講師は、留学や海外での教員経験があるため、留学予定者や英語レポート作成のためのスキルや社会調査のノウハウを身につけたいと考える学生にも有益な講座構成となりました。
後期受講生(登録22名)には、フランス・ドイツ・オランダ・スペイン・オーストラリア等からの留学生のほか、2020年4月に法務省主導のもと京都で開催される「京都コングレス ユースフォーラム」参加予定の法学部2回生6名も含まれており、グローバルな視点で見た日本の刑事司法制度の特異性や、日本独自の犯罪学の知見について強い関心が寄せられました。
【>>2019年度 シラバス】「特別講義「RYUKOKU Criminology(龍谷・犯罪学)」



また、授業では講師の解説だけでなく、受講生に発言する機会をできるだけ与え、それぞれの考えや価値観を共有する時間を大切にしました。石塚教授は、「死刑」をテーマに扱った授業の様子を紹介し、「死刑制度が母国にない留学生からは、死刑制度そのものが信じられないという意見があった。その意見を皮切りに留学生、日本人学生が『なぜ日本には死刑制度があるのか?』を共に再考する良い機会となった」と振り返りました。
そのうえで、「賛成、反対と、どちらか一つの考え方に留まるのではなく、多様な考え方に触れることで自身の思考は成長する。国籍に関係なく、そのような空間の構築が大切であるし、国際交流という点では充実した成果を挙げられた」と述べ、報告を終えました。

報告会の結びとして、小松知子教授(本学経営学部)は、「同じ職場で異分野の方々と交流するのは、貴重な機会であるので今後も継続して開催していきたい。また石塚先生の英語授業の報告では、自分で限界を決めずにできないことに挑戦する大切さを学んだ。本学のスローガンである“You, Unlimited”の原点に立ち返ることができた」と述べました。

報告会終了後には、石塚教授とJEP・別科授業担当講師との交流が行われました。
学内授業だけでなく、学外の活動やイベントを通じて、留学生と犯罪学研究センターが交流するアイデアが挙がりました。具体的には、刑務所参観やセンターでのインターンシップの実施が提案され、今後の当センターの活動に新たな進展を予感させました。

本報告会は、犯罪学研究センターの活動を学内に広くアピールするだけでなく、幅広いネットワークの構築という意味でも有意義な機会となりました。

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【補注】
*1 JEP(Japanese Experience Program in Kyoto)
京都の交換留学生のための特別プログラムとして2015年4月に開始。初級から上級まで日本語の習得レベルに応じた授業を提供。さらに、日本語または英語による多様な選択科目から、希望する科目を選択して受講できる。
http://intl.ryukoku.ac.jp/english/html/jep_program.html


【>>関連記事】村田 和代 × 石塚 伸一 対談「国際化社会における異文化交流のあり方と、学術交流の展望について」


当館では、新型コロナウイルス感染症予防のため、以下の対策を講じております。
・濃厚接触事態が発生しないように留意しつつ、展覧会は通常どおり開催しています。
・受付にアルコール消毒液を設置しております。
・当館スタッフもマスクを着用している場合がございます。

ご来館の皆様におかれましても、以下の感染症予防にご理解とご協力をお願いいたします。
・発熱、咳などの症状がある場合は、ご来館前に医療機関にご相談くださいますようお願いいたします。
・咳エチケット、頻繁な手洗いにご協力くださいますようお願いいたします。
・マスク着用など、お客様ご自身においても感染症予防対策をとられ、ご来館くださいますようお願いいたします。

なお、今後の新型コロナウイルス感染状況等により、展覧会、イベントを中止・延期する場合がございますので、予めご了承ください。

皆様のご理解とご協力を賜りますよう、よろしくお願い申しあげます。


2月21日(金)、龍谷大学瀬田キャンパス(滋賀県大津市)にて、2019年度 第7回 REC BIZ-NET研究会「持続可能な開発目標(SDGs)に向けた廃棄物の処理とリサイクル-処理と利用の可能性-」をりそな中小企業振興財団と共催にて開催しました。
龍谷大学RECでは、新たな産官学連携を目指し、本学の研究シーズをもとにテーマ設定したREC BIZ-NET研究会を開催しています。
今回の研究会は、廃プラスチックの現状および本学における廃棄物の分別技術、リサイクル処理技術の情報発信を目的に開催しました。

1.「廃プラスチックの現状と今後の展望」
株式会社近江物産 代表取締役会長 芝原 茂樹 氏
2.「廃棄物処理・リサイクルのための分離技術」
龍谷大学 理工学部 環境ソリューション工学科 准教授 奥田 哲士
3.「炭化技術を活用した混合廃棄物の有効利用」
龍谷大学 理工学部 環境ソリューション工学科 講師 水原  詞治
 
50名を超える多くの方にご参加いただきました。講演会終了後には、名刺交換とともに講演者と参加者の活発な意見交換がなされました。
龍谷大学RECでは、今回の研究会にご参加いただきました皆様との出会いを大切にして、引き続き活動を行ってまいります。






 一般財団法人 大蔵財務協会が発行する『季刊 資産承継』は、公認会計士や税理士、そして中小企業経営者などを対象とした専門誌です。同誌は、野村資産承継研究所の監修で、『季刊 野村資産承継』に何本かの論考を追加したうえで、市販されているものです。
 『季刊 資産承継』には現在、「『経営陣開発』のプロに聞く-カリスマからチーム経営へ―」と題した連載が掲載されています。この連載は、松田真一さん(野村総合研究所コンサルティング事業本部上席コンサルタント)が担当されているものです。
 同誌、Vol.10(2020冬号)に掲載の連載・第5回は「同族承継におけるチーム経営への転換」というテーマで、佐々木化学薬品株式会社(京都市山科区)が特集されています。
 同社の佐々木智一代表取締役はこれまでに何度か龍谷大学経営学部の経営者講義「わが社の経営と京都」の特別講義でご講演いただいています。また、学部のゼミ活動にもご協力いただいています。そのようなご縁もあって、この連載に登場されました。
 前号で特集された京都エレベータは、大学院経営学研究科修士課程で学ぶ岩島伸二さんらが創業された会社です(岩島さんは現在、取締役相談役)。それに続いて、佐々木化学薬品が特集されたことで、京都企業の魅力を発信する機会にもなると思われます。次も京都企業が特集される予定です。
 『季刊 資産承継』は、定期購読以外に単独で購入することも可能です。最新号の目次は以下でご覧いただけます。
http://www.zaikyo.or.jp/publishing/shisan-shokei/



2月21日、22日に放送された「チコちゃんに叱られる」に農学部古本強教授が出演しました。

本番組では「辛い料理に欠かせないトウガラシの生き残り戦略はスゴイ」というテーマで古本先生の研究が取り上げられました。

人間がトウガラシの辛さを感じるのは口の中にある受容体「TRPV1」の働きによるものです。
本来 43℃以上の熱に反応し熱さや痛みの信号を脳に送るTRPV1ですが実は辛さの原因物質カプサイシンにも反応してしまいます。
そのため トウガラシを食べると熱さや痛みを感じた時と同じように危険信号が脳に送られヒトは「辛い」と感じているのです。
「辛い」すなわち「熱い」とあるいは「痛い」とそういうふうに感じると、基本的にかみ砕くことをしません。

野生動物たちも同様でトウガラシを食べた時に熱さや辛さ、痛さを感じるので食べるのを避けるのです。
つまり、トウガラシはカプサイシンを手にすることでTRPV1を持つ哺乳類とか昆虫などに食べられないように進化しました。

さらに 食べ物を歯でかみ砕く哺乳類に比べ鳥は 食べ物を丸のみにします。
種を守るためには丸のみしてくれる鳥に食べられた方がはるかにリスクが低いのです。
また、植物が種を守り 絶滅を防ぐ上で大切なのが 生息範囲を広げること。
トウガラシは 鳥だけに食べられることで生息範囲を広げてきたのです。

古本先生は他にもタンパク質相互作用、代謝調節、光合成活性測定等の研究を行っています。
今後は「光量変動に応答するC4植物の光合成調節機構」を中心に
「まだ誰も知らない植物に秘められた能力に気が付くこと」を目標に研究・教育活動を展開していきます。

古本先生の紹介
https://www.agr.ryukoku.ac.jp/teacher/furumoto.html
カレーライスの真実
http://www.agr.ryukoku.ac.jp/department/experience/vol04/index.html
※カレーライスの真実以外にも、ショートケーキ、ポテトチップス、おにぎり、ラーメンの真実がありますので是非ご覧ください。




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