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 滋賀県高島市の豊かな自然の中で、本学の学生たちが地域の方々と協力して育て上げたもち米が、手軽に楽しめる「レトルトパックご飯」として販売されます。この商品は、これまで学内販売などでも大変好評を博しており、多くの方から好評をいただいております。

■ プロジェクトの背景
この取り組みは、「しがのふるさと支えあいプロジェクト」の一環として行われました。
学生たちは滋賀県高島市マキノ町にある「森西棚田」に足を運び、地域の方々の指導を受けながら、田植えから稲刈りまで一貫して農作業を体験しました。
滋賀県の豊かな自然や棚田の風景、そして地域の魅力をより多くの人に知ってもらいたいという想いが込められています。
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■ こだわりの商品ポイント
学生によるパッケージデザイン: 手に取りやすい形にこだわり、龍谷大学のイメージカラーを採用した明るく目を引くデザインを学生が考案しました。
珍しい「もち米」のパック: 白米のパックご飯は一般的ですが、もち米のレトルトパックは非常に珍しく、いつでも手軽にもちもちの食感を楽しめます。
内容量: 食べきりサイズの150gです。

■ おすすめの食べ方
そのまま食べるのはもちろん、ひと手間加えるだけでさらに美味しくいただけます。
おはぎ風: あんこやきなこをかけて。
赤飯風: ごま塩をふって。

■ 販売情報
販売開始日: 2026年5月18日(月)から期間限定販売。
販売場所: 龍大生協 R-uni(深草キャンパス)
商品名 : もち米(レトルトパック)
値段  :500円
学生たちの汗と情熱、そして高島の自然が詰まった「もち米のパックご飯」をぜひこの機会にご賞味ください!

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アンケートへのご協力のお願い パッケージに記載のQRコードより、商品に関するアンケートへのご協力をお願いいたします。


 「株式会社論」(経営学科)・「企業システム論」(商学科)では5月12日、野村総合研究所・コンサルティング事業本部・経営コンサルティング部のチーフコンサルタントである松田真一氏にご講演いただきました。松田氏には『経営継承の鎖』日本経済新聞出版社、2018年のご著書があります。この著書をご縁にして、科目担当者は、学部や大学院の授業にもお越しいただいています。
 今回のご講演では、「企業における経営陣開発®」をテーマに、実際のコンサルタント業務で得た知見やご研究についてお話ししてくださいました。ここで「経営陣(Leadership)」は、(ただの)経営層と異なっています。また、経営陣開発(Leadership Development)は登録商標とされています。
 松田氏が経営陣についての関心を持たれたのは、著書で明らかにされている「歴代成長企業」と盛衰を繰り返す企業の違いを踏まえてのことです。それは、社長が代わっても成長し続ける歴代成長企業には、「経営陣維持の慣習」があるということです。
 テーマにある経営陣をどのようにつくりあげていくか、小売業(百貨店)や石油業の会社の事例も紹介しながら解説してくださいました。最近では、次世代の経営チーム育成についても取り組まれていることも紹介されました。
 講演の最後に、AI時代の企業の分岐点についてお話しされました。それは、DystopiaとUtopiaに二極化するということです。AIと企業文化は相互に影響、強化しあうであろうということ、そのため、企業との健全な共存には、企業の対話文化が不可欠とされました。
 大企業のトップマネジメントについては講義のなかで取り上げることはありますが、その実際については十分な知識を持ち合わせていません。お話しの内容は、学生たちにとって初めて接する内容でしたが、質問を出され貴重な機会となりました。質問に答えて、これからのキャリア形成に関するアドバイスもいただきました。




 以下に、受講生の感想を紹介します。

 全体を通して、企業が長く成長していくためには、社長一人の考えだけで経営するのではなく、経営陣全体で支え合う「チーム経営」が大切なのだと感じた。特に、会社の規模が大きくなるほど、社長だけに頼る体制では限界があり、他の役員が受け身になってしまうという話が印象に残った。そのため、次の世代の経営者を育てたり、役員同士で価値観を共有したりすることが重要なのだと理解した。
 また、AI時代には企業文化そのものがAIの使われ方にも影響するという話も興味深かった。技術を導入するだけでなく、普段から対話を大切にする組織文化を築くことが、これからますます重要になると感じた。

 今回の講演を通して、これからの企業経営では、社長一人の考えだけでなく、経営陣全体が対話を重ね、同じ方向を向くことが大切だと感じました。特に「ワンボイス」より「マルチボイス」の方が社員の心に響くという話が印象に残りました。AI時代だからこそ、人間同士の信頼や主体性、対話文化が重要になると思いました。



 松田氏には次の時間に開講された、「ものづくりの現場」の事前学習では、ご専門の「チームビルディング」を体験する機会を設けていただきました。1コマ(90分)の間に「チーム」としての結束を強めることができました。また、午後からは演習で、3回生、4回生を対象に、ご自身の経験を踏まえてキャリア形成についての懇談の機会を設けていただきました。                        (文責:細川 孝)


<5月20日(水)、龍谷大学大宮キャンパス清和館3階ホールにて開催>


【本件のポイント】

  • 東アジア地域における宗教が専門であるハーバード大学のジェームス・ロブソン教授をはじめ、仏教学や精神医学、岩倉での地域ケア史の専門家が登壇するシンポジウムを開催
  • 京都市左京区の岩倉は、精神疾患者の在宅・地域受け入れケアにおいて、世界的に長い歴史を持つ
  • 岩倉での事例や宗教が日本人に与えた人間観を確認し、新しい精神医療の在り方を探る

 

【本件の概要】
 京都北郊の岩倉では、18世紀中頃から近年まで精神疾患者の在宅・地域受け入れケアが続いており、これほど長期にわたる在宅ケアは世界史の中でもベルギーのゲールと岩倉しかありません。歴史を辿れば、7世紀の『隋書』東夷伝においても、日本人は「性、質直にして雅風有り」(性格は素直で上品なところがある)と伝えられています。このような寛裕な人間観は仏教や儒教などに育まれて今日に至っていると考え、仏教学や精神医学、岩倉での地域ケア史の専門家などが登壇するシンポジウムを開催いたします。
 岩倉での事例を通して日本人の人間観を確認し、新たに構築され得る精神医学の在り方を探ります。

 

日 時:5月20日(水)9時10分~16時45分
場 所:龍谷大学大宮キャンパス清和館3階ホール
登壇者:
① ジェームス・ロブソン(ハーバード大学教授/ハーバード大学燕京研究所長)
  【専門分野】東アジア地域における宗教
  【登壇テーマ】僧院と精神医療施設―近世・現代東アジア仏教における精神障害者の

          ケアと収容の諸相
② 入澤崇(龍谷大学理事長/龍谷大学名誉教授)
  【専門分野】仏教文化学
  【登壇テーマ】衆生病むが故にわれ病む ―菩薩の営みに見る一つの視座
③ 新宮一成(奈良大学特別研究員/京都大学名誉教授)
  【専門分野】精神医学
  【登壇テーマ】日本における精神疾患の苦悩の癒しのための宗教的・思想的基盤
④ 中村治(大阪公立大学名誉教授)
  【専門分野】精神医学
  【登壇テーマ】精神病治療の医療化と東アジア
⑤ 橋本明(愛知県立大学教授)
  【専門分野】精神医療史
  【登壇テーマ】精神医療化(psychiatrization)と東アジアの近現代
⑥ 中谷英明(龍谷大学世界仏教文化研究センター研究員)
  【専門分野】仏教学
  【登壇テーマ】心の病の医師、ブッダ ―解明されたブッダ自身の哲学


開催方法:対面とオンラインのハイブリッド形式
(URL)https://us06web.zoom.us/j/86438124582?pwd=JAl8bwINjUWCe3nGDrAxFo2iPUBXBa.1

ミーティング ID: 864 3812 4582  パスコード: 0DH6Cp
参加方法:事前申込不要(一般参加可能)

 

詳細プログラム: 

9:10   開会の辞 入澤崇

 

9:25   ジェームス・ロブソン
       「僧院と精神医療施設―近世・現代東アジア仏教における精神障害者のケア

     と収容の諸相」
10:35  新宮一成
     「日本における精神疾患の苦悩の癒しのための宗教的・思想的基盤」
11:25   【休憩】
11:35  中村治
                   「精神病治療の医療化と東アジア」
12:25   【昼食休憩】    
13:30  橋本明
                   「精神医療化(psychiatrization)と東アジアの近現代」
14:20  入澤崇
                    「衆生病むが故にわれ病む ―菩薩の営みに見る一つの視座」
15:10   【休憩】
15:20  中谷英明
                    「心の病の医師、ブッダ ―解明されたブッダ自身の哲学」   

 

 16:00  全登壇者による総括・討論

 16:30  閉会の辞 ジェームス・ロブソン

 

 


問い合わせ先:龍谷大学 学長室(広報)
Tel 075-645-7882  kouhou@ad.ryukoku.ac.jp  https://www.ryukoku.ac.jp


 社会学部の「社会共生実習(お寺の可能性を引き出そう!―社会におけるお寺の役割を考える―」)」(担当教員:猪瀬優理教授)では、お寺の社会活動に参加しながら、地域におけるお寺の役割と可能性を考えます。

 4月25日(土)、受講生たちは、門前町にある一念寺を訪問する前、10時からの回の「お西さんを知ろう!」に参加させていただきました。
 本願寺では、「お西さんを知ろう!」と題した境内ツアーが毎日4回にわたり開催されています。“お西のお坊さん”がガイドを務めてくださり、それぞれの視点で本願寺の境内を案内してくださっています。
 お茶所内で阿弥陀堂、御影(ごえい)堂について説明を受けた後、境内へ。樹齢約400年を数える銀杏の木の前で、全部で24種類ある「024(おにし)カード」を受け取りました。


御影堂


本願寺のイチョウ


024(おにし)カード


ガイドしてくださった僧侶

 「逆さ銀杏」と呼ばれる大木を囲む瓦は、立て替える前のお堂の屋根に使われていたものなのだそうです。この瓦を通して「見えているようで見えてない。足元の自分」を見ることの大切さを教えていただきました。
 また、阿弥陀堂と御影堂をつなぐ渡り廊下につり下げられている菱灯籠(ひしどうろう)には下からのぞくと龍がおります。龍は水をつかさどる想像上の生き物ですが、この龍のひげは阿弥陀様のあたたかい慈悲が水のように降り注いでいることを示しているのだそうです。


菱灯籠

 御影堂、阿弥陀堂と興味を惹かれるご説明、ご案内をいただきながら、随所に浄土真宗の教えも伝えていただける意義深い時間となりました。
案内終了後、案内してくださった僧侶に龍谷大学社会学部の実習生であることをお伝えしますと、お寺には、修行寺、祈願寺、観光寺、仏様の教えを伝え聞かせる寺の4種類があり、西本願寺は4つ目のお寺であると教えていただきました。このことから、どなたでも来やすい開かれたお寺を作るために、「お西さんを知ろう!」を無料で開いておられるのだそうです。

 お寺の役割についての学びを得た後、西本願寺門前町にある一念寺へ。
 ご住職の谷治暁雲(たにじぎょううん)さんがあたたかく迎えてくださいました。谷治さんは、龍谷大学社会学部社会福祉学科の卒業生です。今年度の受講生たちは全員現代福祉学科の学生であることから、大先輩のお話を興味深くうかがうことになりました。
 谷治さんはお寺のご出身ではありませんが、龍谷大学の学生だったことをご縁に仏教を学び、僧侶になられた方です。他方で、小学生のころから福祉を志しておられた方でもあります。


谷治暁雲さん

 入寺されたあと様々なご苦労をされながら大学院で博士号を取得されるなど浄土真宗の教えを学問的にも追求しながら、一念寺という場を活かして、町づくりや子どもの居場所づくり、保護猫・犬の支援など、さまざまな活動をされておられます。ご活動の場であるお寺の他のお部屋も見させていただきました。



 谷治さんのご活動やお考えについては、2024年度の受講生たちがnote記事に詳しく記していますので、よろしければ読んでみてください。
お坊さんにインタビューしてみた ~京都・一念寺~(note, 2024.12.13, 2024年度受講生執筆)
「一念寺」の多彩な役割:観光、地域貢献、住職さんにとって理想のお寺とは?(note, 2026.01.26, 2025年度受講生執筆)

 社会福祉学を学ぶ2026年度の受講生たちは、多くのご活動の中でも、特に、認定NPO法人 京都自死・自殺相談センターSottoが実施している「おでんの会」や「そっとたいむ」に関心を持ったようです。
 谷治さんのお話では、一念寺で様々な活動を行うときに、龍谷大学社会学部で学んだ福祉がとても役に立っていると繰り返し伝えてくださったことが印象的でした。

 一つは、一人ひとりの力には限りがあるが、「コミュニティオーガニゼーション」という概念を龍谷大学で学んだことで、地域の人びとと力を合わせて活動する、集団の作り方を知ることができたと教えてくださいました(この点は、2025年の受講生が書いたnote記事にも書かれています)。
 もう一つは、「地域福祉論」で学んだ「地域ニーズを把握することの重要性」です。お寺を取り巻く地域社会においても同様にニーズがあり、それは変化していきます。谷治さんのお話からは、一念寺で取り組まれている様々なご活動の根本に、人びとのニーズに応えていくという姿勢があることが分かりました。また、それは受講生たちが日々社会学部で学んでいる福祉にもつながっていること、そして、「仏様の教えを伝え聞かせる」ことに、これらのご活動がつながっていることを学ばせていただきました。

 本プロジェクトでは、いくつかの寺院を訪問させていただいたのち、受講生たち自身が地域におけるお寺の役割と可能性を探り、課題解決に向けてさまざまなアプローチをおこないます。今年度の受講生たちがどのようなアプローチを見出すのか楽しみにしたいと思います。

社会学部「社会共生実習」について、詳しくはこちらの【専用ページ】をご覧ください。


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