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 5月12日、経済学部の専門科目「地域産業活性化プロジェクトⅠ(京の老舗と不易流行)」(担当:辻田素子教授)において、京都迎賓館を訪問しました。

 本授業では、老舗企業を、時代ごとに判断を積み重ねてきた存在として捉え、長年培われた技術や価値観、地域社会とのつながりが、企業の存続と新たな価値の創出にどのように結びついているのかを学んでいます。2026年度は、京都を代表する繊維メーカーである株式会社川島織物セルコンの協力を得て、同社が築いてきた価値創造の仕組みを考察しています。

 京都迎賓館は、世界各国の賓客を迎えるための施設であり、建築、庭園、室内装飾、調度品に至るまで、日本の伝統技術が随所に生かされています。学生たちはガイドツアーに参加し、館内の部屋や調度品、そこに込められた技と意匠について理解を深めました。

 見学の中心となったのが、京都迎賓館で最も大きな部屋「藤の間」です。藤の間は、晩餐会や歓迎式典などに使用される迎賓館の中心的な空間で、正面には川島織物セルコンが制作した壁面装飾「麗花(れいか)」が飾られています。
 「麗花」は、日本画家・鹿見喜陌(しかみ きよみち)氏の下絵をもとに、綴れ織の技法で制作された幅16.6メートルの大作です。「歓迎」の花言葉をもつ藤を中心に、39種類の草花が表現されています。また、床に敷かれた緞通も同社が手がけており、壁面の藤の花が舞い散る意匠となっています。藤の間には舞台も設けられており、舞台扉には、人間国宝である故・江里佐代子氏による截金の装飾が施されています。

 学生たちは、川島織物セルコンによる織物の仕事に加え、截金、指物、漆、京縫といった多様な工芸の意匠にふれ、技と美意識が現代の迎賓空間を支えていることを実感しました。長年培われてきたものづくりが、公共的な場でどのように生かされているのかを考える機会となりました。
 
 今後は、川島織物セルコンの会長から企業経営に関するお話をうかがうほか、社員の方々へのインタビュー、取引先訪問などを予定しています。学生たちは、見学や聞き取りを通じて得た情報や、自分たちが観察し気づいたことを整理し、後期の「地域産業活性化プロジェクトⅡ・Ⅲ」へと展開していきます。最終的には、一連の成果を一冊の書籍としてまとめる予定です。












 経営学部では、2022年度から「消費者問題を考える」というテーマの実践科目を開講してきました。今年度からは「消費者問題論」(商学科)として開講するとともに、他学部からの受講生も一緒に学んでいます
 本科目は京都市の提供科目であり、コンシューマーズ京都(京都消団連)のコーディネートで開講されています。専門家(京都市や消費者団体の担当者、弁護士、ファイナンシャルプランナーなど)の講義とグループワークなどを組み合わせながら消費者問題を学びます。15回の授業を通じて、「消費者の権利と責任についての基本を身につける」ことを教育目標にしています。
 その一環で第6回目にあたる5月19日に、グループワークを行いました(第14回の授業では、2回目のグループワークを予定しています)。今回の課題は、「大学生が遭いやすい消費者トラブルの事例」について、「なぜそのトラブルに遭ってしまうかを話し合い、対策を考える」というものでした。
 学生たちは4~5人のグループに分かれてディスカッションを行うとともに発表の準備を行いました。続いて、他のグループのところを回って、質問やアドバイスを行いました。そこで出された意見を踏まえて、各グループはポスターを仕上げました。


グループごとに取り組んでいる様子


受講生が作成したポスターの一つ


 消費者問題を学ぶことは、よりいっそう重要かつ切実なものとなっています。被害者になることはもちろんのこと、加害者になってしまうことさえあります。そのようなことからして、本科目は貴重な内容を提供してくれるものであると確信しています。
                                 (文責 細川孝)


建学の精神に根ざし、誰一人として取り残さない、誰一人として取り残されないキャンパスをめざして、ダイバーシティ、エクイティ、インクルージョンの観点から、私たちがどのように関わっていくのかを考えるオンラインのプログラムです。学生・教職員、その他どなたでもご参加いただけます。

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現代的課題と建学の精神プログラム
「性別移行をめぐる医療と社会のリアル」

講師
西田  彩 さん 音楽家、デザイナー、大学講師
石原 広章 さん 石原クリニック院長

龍谷大学では、性別に違和のある学生や教職員が通称名を使用することができます。しかし、だれもが安心して学び働くためには、実際に性別移行がどういったプロセスでどのように行われるのかを知ることも大切なのではないでしょうか。
本プログラムでは、卒業生の西田 彩さんと、石原クリニック(京都市伏見区)院長の石原広章さんから、性別移行をめぐる医療と社会の最新状況をお話しいただきます。

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日時 2026年6月17日(水)13:15 ~14:15
場所 オンライン(ZOOMウェビナー)
対象 龍谷大学の学生・教職員・その他一般の方
申込 以下のフォームからお申し込みください。
   https://forms.gle/3XDtSah7jUBUUjo49
   追ってご視聴いただくURLをお知らせします。
   フォームにアクセスできない場合は、宗教部までメールでお知らせください。
備考 ウェビナーでの開催ですので参加者のお名前が公開されることはありません。
主催 龍谷大学宗教部 syukyobu@ad.ryukoku.ac.jp


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フライヤー:性別移行をめぐる医療と社会のリアル


カバンやポケットにすっぽり収まる、軽くてコンパクトな「文庫本」。普段何気なく手に取っているかもしれませんが、実は出版社ごとにこだわりの詰まった装丁や、単行本にはない「解説」が付いているなど、小さな体にたくさんの魅力が詰まっています。
6月・7月の企画展示では、そんな「文庫本」の魅力にスポットを当てた特集を開催中です。毎日の通学電車の中、授業の空き時間、そしてこれから迎える試験勉強の息抜きに、いつでもどこでも気軽に開ける文庫本は最高の相棒になります。
この初夏、あなたのお気に入りの一冊をカバンに忍ばせてみませんか?レポート執筆のリフレッシュに、ぜひ特設コーナーへお立ち寄りください。

※リブアドとは瀬田図書館ライブラリーアドバイザーの略で図書館で1年業務経験を積んだ学生アシスタントスタッフの事です。ライブラリーアドバイザーは利用者のお困りごとをサポートをする仕事をしたり、新着本やDVD、おすすめ本等のコーナーづくりを担当していたり幅広い業務を行っています。

展示期間:2026年6月1日(月)~2026年7月31日(金)
展示場所:瀬田図書館 本館1階展観E(リブアドカウンター前)

主な展示資料:
すしを極める : 職人が知っている旨い食べ方
自律神経が整えば体の不調は消える
なぜ休むことに罪悪感を覚えるのか
宇宙でラーメンは食べられるか : 宇宙暮らしのロマンと現実
『君の名は。』は日本映画に何をもたらしたのか : 庵野秀明・岩井俊二・新海誠から読み解く現代日本映画史
オタク科学者の超コミュニケーション術


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