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京都伏見の竜馬通り商店街・納屋町商店街で7月26日(金)に開催された「夜市」に、社会学部コミュニティマネジメント(CM)学科の学生が参加し、夜市運営のサポートとあわせて環境に関するクイズ企画を実施し、脱炭素・地球温暖化対策への意識向上をアピールしました。
夜市は7月の最終金曜日に伏見桃山地域の7商店街が合同で開催する伏見の夏の風物詩で、子どもから大人まで地域内外から多くの人々が訪れます。
CM学科の「伏見まちづくり」実習(担当:坂本清彦特任准教授)は、2019年度から伏見地域のさまざまなまちづくり活動に参加してきました。特に竜馬通り商店街や納屋町商店街の恒例の夜市やその他のイベントに参画して、運営のお手伝いや独自企画の実施を通じ商店街と地域の方々との関係構築を図ってきました。
2024年度の「伏見まちづくり実習」(受講生16名)は、京都市環境保全推進活動協会さんに地域や行政との橋渡し役となっていただき、特に京都市が進めている脱炭素の取り組みをまちづくり活動につなげ、「環境にやさしく歩いて楽しいまちづくり」に向けた取り組みを進めてきました。
6月に伏見南部の向島で行われた「田んぼラグビー」に参加して実施した子供向け環境クイズ(https://www.ryukoku.ac.jp/nc/news/entry-14936.html)に続き、7月26日の夜市では環境クイズと手作りの「ストラックアウト」を結びつけた子供向け企画を実施しました。
脱炭素や資源リサイクルに関連する「段ボールはリサイクルできる」「ペットボトルは洋服に生まれ変わる」「森は地球温暖化を止めるのに役立つ」といったシンプルな〇✕クイズに、的に向けたボール投げで回答してもらうというものです。
この夜市では、クイズ&ストラックアウトのほか商店街合同の抽選の運営もお手伝いし、多くの方との交流を深めました。こうした取り組みを通じて、「伏見まちづくり」実習は商店街や地域のさまざまな関係者への認知度を高め、関係を構築してきました。
なお、伏見地区は京都市がすすめる脱炭素の取り組みの先行地域に指定され、地域全体で様々な取り組みを進めています。竜馬通り商店街、納屋町商店街も伏見において先行的な取り組みを進める商店街に選ばれ、機器の省エネ改修など脱炭素に向けて動いていくとのことです。
「伏見まちづくり」実習の受講生も、伏見における脱炭素の取り組みに関わりながら、地域社会だけでなく学生自身の環境意識の向上につなげていくことが期待されます。
なお、龍谷大学は、二酸化炭素排出を実質ゼロとする「ゼロカーボンユニバーシティ」の達成などを通じて持続可能な社会の実現を目指す「龍谷大学カーボンニュートラル宣言」を2022年に発出しています。本学深草キャンパスが所在する伏見エリアは、京都市が実施する「脱炭素先行地域」事業の中心とされており、本学はその取り組みに参画し、脱炭素ライフスタイルへの行動変容を促進する取り組みなどを通じて、企業や地域等の脱炭素を牽引する「グリーン人材」の育成を目指しています。
今後は龍谷大学のこうした取り組みと「伏見まちづくりプロジェクト」の活動を連携させて脱炭素の取り組みに貢献しながら、2025年度の深草学舎移転後には社会学部の「地元」となる伏見地域とのつながりを生かして、学生に魅力ある実習を創っていきます。
日本学生支援機構の第二種奨学金(海外)は、海外の大学もしくは大学院に進学予定の者を対象とする奨学金制度です。予約採用(進学前に募集する採用方式)では、在学校または卒業校を通して申請を行う必要があります。
本学卒業後、令和7年度(2025年4月~2026年3月)に学位取得を目的として海外の大学もしくは大学院に進学(入学又は編入)予定で、下記のいずれかに該当し、かつ経済的理由により修学が困難であると認められる者。
奨学金 | 家計基準 |
---|---|
第二種奨学金 | 生計維持者の貸与額算定基準額が381,500円以下であること |
※1 収入については、2023年(1月~12月)の収入に基づく2024年度住民税情報により算出された貸与額算定基準額が上表に該当するか審査を行います。
※2 貸与額算定基準額(1) =(課税標準額)×6%-(市町村民税調整控除額)(2) -(多子控除)(3)-(ひとり親控除)(4) -(私立自宅外控除)(5) (100円未満は切り捨て)
(1)市町村民税所得割が非課税の人は、 この計算式にかかわらず、貸与額算定基準額が0円となります。
ふるさと納税、住宅ローン控除等の税額控除等(臨時的な減税措置を含む。)は、家計基準の判定に影響しません。生計維持者が申込者本人を扶養している(扶養控除一般に含めている)場合であって、かつ本人の生年月日が2005年1月2日~2005年4月1日いずれかの日である場合、その生計維持者の貸与額算定基準額から7,200円を控除します。
(2)政令指定都市に対して市民税を納税している場合は、(市町村民税調整控除額)に3/4を乗じた額となります。
(3)生計維持者が2人を超える子どもを扶養している場合、2人を超える子ども1人につき40,000円を控除します。 扶養している子どもの人数は住民税情報またはスカラネット申告人数のうち、小さい人数を適用します。
(例)生計維持者が「申込者」と「中学生の弟」、「小学生の妹」の3人を扶養している場合の控除額は、(3-2)人 ×40,000円=40,000円となります。
(4)ひとり親世帯に該当する場合に40,000円を控除します。
(5)在学採用の審査において、学生が私立の大学・短期大学・専修学校(専門課程)・高等専門学校に在籍し自宅外通学の場合に22,000円を控除します。予約採用の審査においては一律0円となります。
課程 | 家計基準(収入基準額)※1 |
---|---|
修士課程 | 155,300円以下 |
博士課程 | 229,800円以下 |
進学月 | 申請期限 | 採用候補者決定時期 |
---|---|---|
2025年4月~ 2026年3月 | 2024年 9月30日(月) | 2025年 1月下旬 |
学生部 奨学金窓口
Eメール:shogakukin@ad.ryukoku.ac.jp
※学籍番号・氏名を明記してください。
社会学部の「社会共生実習(お寺の可能性を引き出そう!―社会におけるお寺の役割を考える―)」(担当教員:猪瀬優理教授、古莊匡義准教授)は、地域社会におけるお寺の役割と可能性について考えるプロジェクトです。
例年、前期に教員の企画でいくつかのお寺に行き、お寺の活動を実地で学ぶ実習を行っています。その一環として、5/25(土)に浄土真宗本願寺派覚明寺(滋賀県守山市)で開催された「みんなの笑顔食堂」に参加しました。
お寺に到着したあと、「みんなの笑顔食堂」が始まる前にご住職のお話を伺いました。覚明寺はもともと聖徳太子が創建された天台宗のお寺で、戦国時代には織田信長とも戦いました。激動の歴史の中でお寺が今日まで続いていることに受講生も驚いていました。
もともと覚明寺では日曜学校や年3回のキッズサンガなども行ってきましたが、最近子どもたちは忙しく、高学年になるとなかなか来てもらえなくなります。ご住職は本願寺派本山の本願寺にも勤めておられ、本願寺の重点プロジェクトの担当者として貧困問題などに取り組まれていました。本願寺での子ども食堂の実施に関わった経験を生かして、覚明寺でも「みんなの笑顔食堂」を開くことにされました。
とはいえ、覚明寺で開催している「みんなの笑顔食堂」は、貧困状態にある子どもたちの食支援の場というよりも、地域の子どもたちやその保護者の居場所になっています。当日は、お勤めとご住職のお話のあと、レジンでイニシャルキーホルダーを作成しました。子どもたちは保護者とともに一生懸命キーホルダーを作っていました。実習生も子どもたちの製作を手伝ううちに子どもたちとも打ち解けてきて、楽しく過ごせていました。
お昼の時間が近づいてもなかなか完成に至らず、特に保護者がお昼ごはんの準備が始まっても製作を続けておられる姿が見られました。ただ、これも「みんなの笑顔食堂」が目指していることです。普段子どもの世話で忙しい保護者は、アクセサリーの製作に没頭するような時間をもつことができません。子どもたちの世話から少し離れて、製作に没頭したり、保護者同士の交流をしたりできる時間と場所を提供することも覚明寺で大切にされていることなのです。
昼食は甘口と中辛のカレーでした。普段保護者は子どもに合わせて甘口のカレーを食べることが多く、そのような保護者のために中辛のカレーも提供する、ここにも保護者に寄り添う「みんなの笑顔食堂」の姿が見られました。実習生も食事の準備を手伝い、おいしくカレーをいただきました。食事のあと、境内で子どもたちと一緒に遊ぶ実習生の姿も見られました。
実習を通して、地域の子どもたちや保護者がリラックスして過ごせる居場所をお寺が提供していることを体験的に学ぶことで、お寺の可能性を考えるための視点をさらに広げ、深めることができました。
本プロジェクトでは、後期に受講生それぞれの興味関心に合わせてグループをつくり、ともに活動していただけるお寺を探していきます。それぞれどちらのお寺でどのような活動を展開してくれるのか、楽しみです。
社会学部「社会共生実習」について、詳しくはこちらの【専用ページ】をご覧ください。
2024年8月17~18日、政策実践・探究演習(国内)洲本プロジェクトの2024年度第3フィールドワークに学部生8名、石倉研准教授、櫻井あかね実践型教育プランナーが参加しました。今回のフィールドワークでは、塔下班が企画したイベント「レッツ!スタディ!! Bambooooo!!!」を実施しました。
■8月17日
前日から現地に入って、安乎町の竹林であわじ里山プロジェクトの辻さんと竹を刈り水鉄砲や竹皿を準備。夏はやぶ蚊が多く竹林に入りづらいため、イベント会場はウェルネスパーク五色夢工房を選びました。
■8月18日
イベント当日は、五色町内の小学校などでチラシを配布した成果があり、小学1~6年生の児童13名と保護者2名に参加いただきました。洲本プロジェクト生自作の「竹マスターへの教科書」を読みながら、竹の歴史や放置竹林について学びます。昔はいろいろな場所で竹が使われていたけれど、今はプラスチック製品や金属に替わったこと。そのため、手入れが行き届かず放置される竹林が増え、獣害や景観悪化、土砂崩れなどを起こしていることを伝えます。
時折クイズを入れながら、子どもたちが積極的に発言できるよう工夫したおかげで楽しい雰囲気に。竹を使って何が作れるかを聞いたところ「椅子、槍、水筒、紙、鉛筆、お皿、お茶、服、屋根、家、展望台、風呂、ロボット、冷蔵庫」など次々とアイデアが出されました。
実際のものづくりでは、水鉄砲にドリルで穴を開ける作業を子どもたちにしてもらいました。そのあとは本日のメインであるバンブークーヘンづくり。生地を竹の筒にたらし落ちないように回しながら焼くのですが、焦げないように且つしっかり火を通すのはコツがいります。半焼けのまま層を重ねると、生地の重みで剥がれ落ちるハプニングが。「あ~残念!! …もう1回作ろう」と再チャレンジするチームもありました。
食後は、今日学んだことや感想を教科書に書きこみ、最後に「竹マスター認定証」を渡す授与式で締めました。この賞状は、大同印刷所の大西さんに協力いただき、幼竹の皮を原料にした和紙で作られています。夏休みの自由研究として熱心に写真を撮る子どもたちがいたので、学校で発表してもらえると嬉しい限りです。