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619日(水)、沼田奨学金研究奨学金授与式を執り行いました。沼田奨学金とは、精密測定機器総合メーカー㈱ミツトヨの経営者であった故沼田恵範氏より、寄贈を受けた㈱ミツトヨの株式の果実(配当)によって、1992年度より運用されている奨学金です。

 

本奨学金は、仏教学術振興に資するための研究・調査に携わる外国人(研究奨学金)や、仏教を専門的に学んでいる成績優秀な留学生(学業奨学金)を支援するために設立されています。

 

この度の授与式では、George Keyworth(ジョージ キーワース)氏、Louella Matsunaga (ルエラ マツナガ)氏、Dilip Kumar Barua (ディリプ クマル バルア)氏、Farzana Naz Swarna Prova(ファルザナ ナズ スヴァリナ プロヴァ)氏の4名が受賞されました。入澤学長からは、沼田恵範氏の思いを継ぎ、仏教の学術振興や海外伝道に貢献することとともに、仏教研究での更なる学術交流への期待が祝辞として述べられました。受給研究者からは研究の内容が紹介されるとともに、沼田研究奨学金により多くの研究やフィールドワークができていることへの感謝の思いが伝えられました。

 

〈受給者の略歴〉

George Keyworth(ジョージ キーワース)氏

University of Saskatchewan(サスカチュワン大学) 准教授

研究テーマ “Rennyo's (1415-1499) Letters and His Instructions concerning Sacred  Teacchings Documents (shōgyō) in the History of Shin Buddhism

受入教員 嵩 満也 教授(国際学部)

 

Louella Matsunaga (ルエラ マツナガ)

Oxford Brookes University(オックスフォード・ブルークス大学) 人文社会学科長  /  文化人類学・地理学講座長

研究テーマ “The Globalization of Jodo Shinshu viewed through ritual

受入教員 嵩 満也 教授(国際学部)

 

Dilip Kumar Barua (ディリプ クマル バルア)

University of Dhaka(ダッカ大学) 教授

研究テーマ 「現代日本仏教の宗教儀礼に関する研究」“A Study on the Contemporary Buddhist Religious Rituals of Japan

受入教員 能仁 正顕 教授(文学部)

 

Farzana Naz Swarna Prova(ファルザナ ナズ スヴァリナ プロヴァ)氏

University of Jatiya Kabi Kazi Nazrul Islam(ジャティヤ・カビ・カジ・ナズルル・イスラム大学) 助教授

研究テーマ 「日本の宗教と女性」“Religion and Women in Japan

受入教員 能仁 正顕 教授(文学部)







 社会学部の「社会共生実習(自治体をPRしてみる!)」(担当教員:岸本文利 教授)では、自治体の広報現場に参画し、地域の魅力を映像ツールでPRすることを目指して活動しています。

 4/14(日)には、本プロジェクト受講生の棚田プロジェクトの8名が実習を受け入れていただいている滋賀県高島市畑地区の棚田を視察しました。ドローンで撮影をおこなったり、草刈りに参加させていただいたりしました。



 自治会長をはじめ畑地区のみなさまより、現状の説明をしていただき、今後のPR展開などについて打ち合わせをおこないました。
 その際には、庭で焼いたアユや生ジュースをふるまっていただき、地域の方とコミュニケーションをとることができました。


 YouTubeチャンネル「HATA暮らし放送局」では、受講生が作成した動画がアップされています。ぜひご覧ください。

 社会学部「社会共生実習」について、詳しくはこちらの【専用ページ】をご覧ください。


【本件のポイント】

  • 学生・教職員・一般の方を対象とした社会的テーマを題材とした映画上映とライブフェスイベント
  •  龍谷大学学生による実行委員会が映画「そのこえ」上映会・トーク&ライブを企画
  • 映画やライブを通じて場面緘黙※について理解を深め、ともに考える機会に


【本件の概要】

 龍谷大学では、社会的なテーマを題材にした映画と、テーマに関連したイベントで楽しく学べる「RYUKOKU CINEMA」を2021年度から開催しています。
 今回は、場面緘黙(※)という症状を抱えた主人公が、彼が働く就労継続支援事業所で女性ダンサーと出会い、踊りによって自分の「声」を発見していくという過程を描いた短編映画「そのこえ」を上映いたします。上映後は、監督の田中大志さん、「かんもくライブフェス」代表のショーン・ネコリーさん、場面緘黙経験者の方とご家族をお招きし、トークショーとライブフェスを開催します。
 また、本イベントは、本学学生による「映画「そのこえ」上映会・トーク&ライブ実行委員会」が主体となって開催いたします。社会的な理解がまだ不足している場面緘黙に関して、当事者や家族の方々の体験を通じ、その困難や課題について、皆で考えるイベントです。

 

 

日  時:2024年6月26日(水)16:00~18:30
スケジュール:
   16:00 「そのこえ」上映
   17:20 場面緘黙経験者・ご家族による体験談(聞き手:田中大志氏)
   17:50 ライブフェス: ショーン・ネコリー氏、柳井綾子氏、楽響氏、木村康人氏
   18:30 終演
対  象:本学学生、教職員、一般の方
場  所:深草キャンパス成就館Main theater
費  用:無料
申込方法:ホームページから申し込み
     (https://www.ryukoku.ac.jp/nc/event/entry-14730.html

 

※場面緘黙
家庭ではごく普通に話すのに、幼稚園・保育園や学校などの社会的な状況で声を出したり話したりすることができない症状が続く状態。場面とは「場所」「(そこにいる)人」「活動内容」の3つの要素が関係するとされている。


問い合わせ先:龍谷大学ユヌスソーシャルビジネスリサーチセンター
       (龍谷エクステンションセンター内)
Tel 075-645-2098 ysbrc@ad.ryukoku.ac.jp https://ysbrc.ryukoku.ac.jp/index.php


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RYUKOKU CINEMA(龍谷シネマ)短編映画「そのこえ」上映会&トークショー


 2024年6月16日(日)に京都伏見・向島で開催された「向島田んぼラグビー」に龍谷大学社会学部コミュニティマネジメント(CM)学科の学生が参加し、イベント運営のサポートとあわせて「脱炭素」の取り組みへの意識向上をアピールしました。



 「田んぼラグビー」は、水を張った田んぼで1チーム4人程度で行うラグビーです。激しい身体接触がなく、老若男女問わず誰でも泥だらけになって楽しめるスポーツです。今年で第5回目となる向島田んぼラグビーは、ラグビーを通じた人のつながりを築き、地域活性化、農業や食への理解を促す地域の一大イベントとなっています。

 CM実習「伏見まちづくりプロジェクト」の受講生とCM学科有志学生は、京都文教大学の学生さんと一緒に、700人以上の方々が集まった今年の「向島田んぼラグビー」の運営をお手伝いしました。学生たちは、参加チームの受け付け、田んぼの中での得点掲示、試合の時間管理、選手へのインタビュー、子供向けのどろんこ遊び、試合終了後の後片付けや清掃といった大会運営を、実行委員やMCの地元ラジオ局FM845の方々をサポートしながら務めました。



                                                                        

 大会運営サポートに加えて、龍大生は昼の休憩時間に子供向けの「脱炭素」に関する「〇✕クイズ」を行いました。「伏見まちづくりプロジェクト」は京都伏見で環境にやさしく楽しいまちづくりを目指して活動しており、その一環で京都市が積極的に進める「脱炭素」につながる意識向上のため、今回のクイズを企画したものです。

 「〇✕クイズ」は「早寝をするとエコにつながる—〇か✕か?」といった質問を出し、子どもたちに田んぼの中の「〇」「✕」エリアに移動してもらうというものです。学生MCが音楽にのせて正解を発表すると田んぼから歓声が上がり、参加した子どもたちは楽しんでくれたたようです。参加した子供たちにも周囲で聞いていた大人たちにも、脱炭素・地球温暖化防止への意識を少しでも持ってもらえたらと願っています。





 今回の「向島田んぼラグビー」への参画を通じて、学生たちは多くのことを学びました。クイズや大会運営サポートでも改善できる点はありますが、自分たちでアイデアをだして準備し実行した企画は代え難い経験です。


 また地域の有志を中心に優れたリーダーシップ、フォローワーシップを発揮して多くの人たちを巻き込み、この大きなイベントを成功させる「向島田んぼラグビー」実行委員会の方々の地域への思いや実行力から学べることもたくさんありました。
 子どもも大人も女性も男性も一緒に泥だらけになって笑い合い、楽しめる田んぼラグビーに、学生たちも参加する機会をいただき、楽しめたこともなによりでした。



 龍大生を熱く優しく受入れてくださった「向島田んぼラグビー」実行委員会やFM845の皆さま、学生の2カ月近くにわたる「〇✕クイズ」の準備で、地球温暖化や京都市の脱炭素の取り組みについてご指導いただいた実習の連携・受入先の「京都市環境保全活動推進協会」の皆さま、大会運営に一緒に関わらせていただいた京都文教大学の皆さまに、この場を借りて心よりお礼申し上げます。
 なお、一部の写真は「向島田んぼラグビー」実行委員会よりご提供いただきましたことを申し添えます。

 なお、龍谷大学は、二酸化炭素排出を実質ゼロとする「ゼロカーボンユニバーシティ」の達成などを通じて持続可能な社会の実現を目指す「龍谷大学カーボンニュートラル宣言」を2022年に発出しています。本学深草キャンパスが所在する伏見エリアは、京都市が実施する「脱炭素先行地域」事業の中心とされており、本学はその取り組みに参画し、脱炭素ライフスタイルへの行動変容を促進する取り組みなどを通じて、企業や地域等の脱炭素を牽引する「グリーン人材」の育成を目指しています。

 今後は龍谷大学のこうした取り組みと「伏見まちづくりプロジェクト」の活動を連携させて脱炭素の取り組みに貢献しながら、2025年度の深草学舎移転後には社会学部の「地元」となる伏見地域とのつながりを生かして、学生に魅力ある実習を創っていきます。


 

本学文学部の中西直樹教授が、5月に大宮学舎東黌1階にてパネル展「戦前期本願寺派のアジア布教」を開催しました。

本展示では、これまで不明瞭な点もあった戦前期の本願寺教団のアジア布教について、アジア広域の視点から解説がなされました。

 

視覚資料を用いた中西教授の東黌パネル展は、今後も別のテーマで開催される予定です。関心をお持ちの方は、ぜひ観覧ください。

 




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