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本学で学んでいる交換留学生が、それぞれの母国について紹介する「地球がキャンパスだ!」をグローバルコモンズで開催し、51名の学生(日本人学生44名、留学生7名)が参加しました。

5月27日(月):トゥール大学(フランス)
5月28日(火):東国大学(韓国)
5月30日(木):ゲント大学(ベルギー)
5月31日(金):パーダーボルン大学(ドイツ)

この「地球がキャンパスだ!」は、本学の学生にとって、さまざまな国の話を聞いたり、写真を見たり、留学生と直接話したりすることで、国際文化に触れる貴重な機会となっています。このような交流を通して、さらなる文化交流や異文化探求への関心が高まることを期待しています。



参加者からは「楽しかった」との感想が多数寄せられました。
「知らないことをたくさん知れて楽しかったです。」
「ドイツ文化は特色があることを知れて、楽しかったです。」
「もっと聞きたいくらいでした!」
「いつかドイツに行きたいです^^ ありがとうございました!!!」
「質問にもとても丁寧に答えてくださってよかったです!」
「日本語がとっても上手で、すごかったです!!」
「韓国のことをいっぱい知れて面白かったです!!」
「韓国にメチャ行きたくなりました!」
「大学がでかくて、メッチャきれいで行ってみたいと思いました。」
「写真がきれいで、説明も分かりやすくて行きたくなりました!」


【本件のポイント】

•  桂花團治師匠が学校教育機関で「伝戦落語『じぃじの桜』を初披露」
•  龍谷大学で教員志望の学生約150名向けに実施
•  伝戦落語を鑑賞した学生が桂花團治師匠と議論し、より有効な平和学習としての教材化を検討

 

【本件の概要】
 龍谷大学では、空襲で命を落とした先代の思いを継いだ創作落語「伝戦落語」を通じて平和を訴える三代目桂花團治師匠をお招きします。将来教員を目指す学生約150名を対象に、授業科目「総合的な学習の時間・特別活動論」において「伝戦落語」を演じて頂きます。桂花團治師匠が教育機関で「伝戦落語『じぃじの桜』」を披露されるのは初めての試みとなります。学生は、単に聴くだけでなく、将来目指す教員の視点から「伝戦落語」を味わい、平和教材としての活用に向けてその良さや改良点を考えます。また、その内容を桂花團治師匠に伝え、議論します。
 この伝戦落語を披露してもらう授業は、教職課程の「総合的な探究の学習や特別活動」の内容や方法について学ぶことを目的としたものです。最終的な目標は、学生たちが、平和学習における新しい探究の教材として活用していく方法を提案することとしています。

【日時・場所等】
 日  時 2024年6月5日(水)13:30~15:00
 場  所 龍谷大学大宮キャンパス東黌101教室
      キャンパスマップ:

      https://www.ryukoku.ac.jp/about/campus_traffic/omiya.html
 担当教員 札埜 和男准教授(文学部) 専門分野 国語科教育(・法教育・方言学)
                       教員紹介ページ:https://www.let.ryukoku.ac.jp/teacher/fudano.html


問い合わせ先:龍谷大学 教職センター
Tel 075-645-3749  email:kyoushoku@ad.ryukoku.ac.jp  https://www.ryukoku.ac.jp/faculty/kyoshoku/


 2024年5月25~26日、政策実践・探究演習(国内)洲本プロジェクトの2024年度第1フィールドワークに学部生15名、石倉研准教授、櫻井あかね実践型教育プランナーが参加しました。

 2024年度は「千草竹原班」「塔下班」「企業連携班」の3班に分かれて活動を進めます。そのため今回のフィールドワークでは、各班に関係する地域の方と会って話を聞き、今年度の方針を確認しました。


■5月25日

 午後から、千草竹原のあわじ花山水や小水力発電システムの説明を受けました。大学で行った事前学習を振り返りながら、ターゴ水車発電機、太陽光パネル、リチウムイオンバッテリー(3kWh)、夜間照明用フットライト、防犯カメラの実物を見ていきます。政策学部の卒業生で、洲本市地域おこし協力隊員を経て洲本市に移住した谷口さんから、原木しいたけ栽培の話を聞きました。収穫した新鮮なしいたけはお土産に。

 その後は2グループに分かれて作業。発電機まで水を運ぶ農業用水路の整備を手伝いました。伸びた草や枝が水路にかかり掃除がしづらいため、剪定ばさみやノコギリで刈ります。


水路整備を始める前に


草や枝を刈る作業


 もうひとつのグループは、小林さんが取り組んでいる古民家の改修を手伝いました。襖に紙をはる作業は手先の器用さを求められて苦労しましたが、自分が関わったと思うと完成したものに愛着が沸きます。

 洲本プロジェクトでは、改修工事がスタートした2021年夏から手伝ってきました。荷物の片づけ、冷蔵庫などの家財搬出、外壁の塗装、天井剥し、床張りをフィールドワークのたびに行い、少しずつ家が生まれ変わる姿を見てきました。今回は、集会所の部屋が完成していて感慨もひとしお。さっそく住民の太田さんや水田さん、市役所の高橋さんらと今年度の活動について意見交換の時間をもちました。


原木しいたけを収穫


改修後の集会所にて


■5月26日

 この日の午前中は、塔下新池ため池ソーラー発電所を見学したあと、新池田主の皆さんと田のあぜ道の草刈りをしました。鮎原塔下集落営農組合の方の畑で玉ねぎを収穫し、みずみずしい玉ねぎをお土産にいただきました。


玉ねぎ収穫


ワークショップの様子


 午後は、塔下公会堂にてワークショップを開きました。これから1年間お世話になる地域や企業の取り組みを学びます。食を起点としたイノベーション創出、幼竹の皮をつかった紙すき、幼竹メンマのあらたな商品開発、ため池のかいぼりについて話を聞きました。オンラインをつかったハイブリット型のワークショップができるようになり、遠隔地のコミュニケーションが本当に便利になりました。ステークホルダーの皆さんと、今年度の班活動をどのように進めていくか、具体的なイメージを持つことができたフィールドワークでした。


 2024年5月末、経済学部編著の『ツカキグループ: 「三宝よし」の近江商人』が新評論から出版されます。京都・室町のファッション商社であるツカキグループは、1867年の創業以来、「三方よし」(本書では「三宝よし」と称す)の精神で、戦争、恐慌、自然災害といった幾多の困難を乗り越えてきました。西陣織からジュエリー、ブライダルまで多彩な商品を手がけ、伝統技法の継承者であると同時にトレンドの先導者でもあります。本書は、学生たちが老舗の暖簾を果敢にくぐり、その実像に迫ったものです。

 経済学部は、京都府および「京都老舗の会」の協力を得て立ち上げたプロジェクト型授業を2012年度から展開し、2022年度までに協力いただいた老舗の数は58に達します。学生たちは、本社や工房を訪ね、経営者や社員、取引先の方々にインタビューをしたり、消費者へのアンケートを実施したりしながら、100年以上続く企業の秘密を探っています。
 経済学部はこのたび、老舗が世代を超えて繋いできた「知」を多くの人々と共有するため、学生らの主体的な学びの成果を書籍にまとめることにしました。観光公害が深刻化する京都で、寺社仏閣などを巡る従来の旅に飽き足らない読者を意識した、新しいガイドブックとしての役割も目指しています。

 日本は世界に誇る老舗大国であり、なかでも京都府は日本一の老舗出現率(全企業に占める割合)を誇ります。老舗に対する行政支援も手厚く、1968年に始まった府の「京の老舗」制度で顕彰された企業の数はすでに2000を超えました。2012年には、サステイナビリティ(持続性)に価値を置く企業モデルを創出しようと、顕彰企業をメンバーとする「京都老舗の会」が発足しました。
 本書は、オンリーワンの老舗に注目した「あなたの知らない京の老舗シリーズ」の第一弾で、文人墨客に愛された柊家旅館(2023年度授業)、京菓子司の鍵善良房(2024年度授業)が、第二弾、第三弾として続く予定です。

【プレスリリース】創業100年以上の企業で構成される 「京都老舗の会」と380年を超える歴史を紡ぐ龍谷大学の共同プロジェクト

  定価 2,750円(税込)
  ISBN 978-4-7948-1264-3 
  判型 四六判並製
  頁数 280ページ

【目次】
巻頭言(龍谷大学学長 入澤祟)
シリーズ刊行に際して(龍谷大学経済学部長 兵庫一也)
まえがき
第1章    ツカキグループ代表取締役社長——塚本喜左衛門氏の講演録
第2章    学生たちが見たツカキグループ——本社を訪ねて
第3章    西陣織あさぎ美術館——「目で楽しむ」織りの魅力
第4章    ツカキグループ その全貌
第5章    別家と大番頭さんにインタビュー、そしてファミリー勉強会に参加
第6章    人・まち・縁——ツカキグループを育んだ「三宝よし」
第7章    今だから分かること——社会人になった学生が当時を振り返る
おわりに
地域活性化プロジェクト 京都老舗の会×龍谷大学


 社会学部の「社会共生実習(多文化共生のコミュニティ・デザイン~定住外国人にとって住みやすい日本になるには?~)」(担当教員:川中大輔 准教授)では、実習を受け入れていただく東九条地域(京都市南区)のパートナー団体を5月25日(土)に訪れ、各団体の歴史的背景や現在の活動について学びました。

 「希望の家児童館/地域福祉センター希望の家」「京都市地域・多文化交流ネットワークサロン」では、前川修さんからオリエンテーションを受けました。前川さんからは「一年の活動で分かったような気になったら危ない。常に分かろうと考え続ける努力が求められます」と述べられ、関わる人々一人ひとりの人生に敬意をもって接していく必要性が伝えられました。



 「コミュニティカフェほっこり」では、運営しているNPO法人東九条地域活性化センターの山口恵子さんと小林栄一さん、木之本マリルさんからオリエンテーションを受けました。山口さんからは「地域が変化していく際に、東九条の歴史を消し去ることがないようにしなければならない。私たちは東九条の歴史を継承しながら、小さな生活応援の実践を積み重ねています」と活動の根っこにある思いが示されました。小林さんからは「いま代替わりを進めており、若い人の感覚を求めています。若者のアイデアを聴かせて欲しい」との期待が寄せられました。



 「NPO法人京都コリアン生活センター・エルファ」では、李英玉さんからオリエンテーションを受けました。李さんからは「共生って何だろう。知らなかった人と付き合い、知ろうとすることが共生の一歩。その時に『知らんかった…』ということも出てくるでしょうが、『新しいことを知れた!』と思って、コミュニケーションの幅を広げていきましょう」とのエールが送られました。



 本プロジェクトでは、これから受入先ごとにチームを編成して、現場での実習に臨んでいくことになります。東九条地域は現在、大きな変化の局面を迎えています。これからの活動にあたっては、コミュニティ・パートナーの方々からのメッセージをたえず反芻しながら、東九条の歴史/文化に根ざす形でのコミュニティ・デザインを見出していきたいものです。

 社会学部「社会共生実習」について、詳しくはこちらの【専用ページ】をご覧ください。


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