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刑事法討論会を2023年11月18日に開催しました。
立命館大学の嘉門ゼミが、インフルエンザの影響でゼミ生の皆さんは急遽オンラインでの参加となりしまたが、嘉門先生を含めて久しぶりに対面での開催で充実した討論会となりました。

本学名誉教授の石塚伸一先生による刑事政策からの「拘禁刑導入後の無期受刑者の処遇について論じなさい。2025年に予定されている施行を前に、あなたの考えを述べてください。」という正解のない課題に対して、近畿大学、立命館大学、龍谷大学から合計6つのゼミが取り組みました。討論会までに各ゼミで勉強を進める中で、ゼミの交流も深まったようです。

優勝は、立命館大学・嘉門ゼミでした。
龍谷大学は、浜井ゼミが2位、金ゼミが3位、そして斎藤ゼミの兼古樹さんと金ゼミの野崎花さんが優秀質問者賞に輝きました。皆さん、おめでとうございます!

第2位・浜井ゼミの那須円香さんのコメント
「答えのないテーマで、議論が思うように進まなかったこともありましたが、最後まで一緒に取り組めたゼミのメンバーに感謝しています。本番では様々な意見を聞くことができたので楽しかったです。ありがとうございました。」

第3位・金ゼミの野崎花さんのコメント
「個人的には、優れた報告をすること以上に、「全員で」ひとつの報告を作り上げたいという気持ちが強かったです。そのため、授業時間外にも集まって一緒に作業を行えたことや、討論会を経てゼミの仲が深まったことが本当に嬉しいです。当日は複数のゼミが同じテーマについて報告し合うということで、新しい発見がいくつもあり、貴重な経験になりました。」

第3位・金ゼミの宇佐美博基さんのコメント
「この度はコロナ禍真っ只中で他大学や他ゼミとの交流が中々無かった、僕達にこのような貴重な機会を設きありがとうございました。そして開催して頂くにあたり携わって下さった全ての皆様に感謝の気持ちでいっぱいです。合同ゼミでは、1つの議題について各ゼミで1つの意見を作り上げていくことも、1人1人が違う考えを持つ中で進めていく中で、これまでの学生生活では主に自分自身にベクトルを向け常に自分自身と向き合う事が多かった僕達にとって、いろんな人の考えや意見を共有出来る貴重な機会であり、それぞれの見聞を広げられる貴重な時間を過ごせました。」

本討論会は、法学会の助成を受けて開催されました。



文学研究科の入学試験の受験を検討しているみなさんを対象とした進学ガイダンスを、開催いたします。

 

 

<進学ガイダンス>

【真宗学、仏教学、哲学、教育学、日本史学、東洋史学、日本語日本文学、英語英米文学】
日時:12月21日(木)12時40分~13時20分

※オンライン(zoom)にて、開催いたします。

 

URL:https://us02web.zoom.us/j/82278060438?pwd=U0lIOEJrL0VCT2c5THJOcGNkUzZLdz09

 

 

【臨床心理学】

日時:2023年12月14日(木)12時40分~13時20分

※オンライン(zoom)にて、開催いたします。

 

URL:https://us02web.zoom.us/j/81061193791?pwd=aFhlQi9Db1Q1MnZYYlB0UTRQTUpjdz09

 

 

 

今年度受験を受験を予定されている4年生・卒業生以外の方でも(3年生でも2年生でも1年生でも)どなたでもご参加いただけます。

奮ってご参加ください。

 

【お問い合わせ先】文学部教務課(大宮) Mail: o-let@ad.ryukoku.ac.jp


 

 

 文学部博物館実習では、毎年、実習の集大成として、学生自らが企画・調査・準備・運営を行う「十二月展」を開催しており、今年で44回目を迎えます。学生が主体となり、これまでに学んだ知識や技術を活かして、資料の調査・収集をはじめ、展覧会の企画・運営の一切を担い、学芸員の実務を実践します。

 
 今年の展覧会では「天つ星 -天体と人のつながり-」をテーマに、「天仰ぐ黎明」、「天文学の回天」、「星願の煌めき」、「月影を紡ぐ」という4つの観点から、天体と人々のつながり、「天体」に関する資料を集めて展示し、古代から日常に存在する天体と人々とのつながり、そして人々の目に天体がどのように映っていたかを明らかにします。


 11月29日より龍谷ミュージアムにて始まりました。また、大宮学舎本館イベントとして、天体に関する曲の再生・紹介や天体にまつわる小話をパネルで展示する「誰彼刻の夜想曲」も開催しております。

 是非一度足を運んでいただきますようお願いいたします。

 

 

【展覧会開催概要】

1.日 時  

2023年11月29日(水)~12月2日(土)10:00~17:00

※入場は閉館の30分前まで ※最終日のみ16:30閉館

2.会 場  

龍谷ミュージアム  〒600-8399 京都市下京区堀川通正面下る(西本願寺前)

3.入場料     無料

 

 

詳しくは、以下ニュース、リンクをご確認ください。

 

文学部博物館実習の受講生による展覧会「十二月展 天つ星 ー天体と人のつながりー」を龍谷ミュージアムにて開催【文学部・文学研究科】 | ニュース | 龍谷大学 You, Unlimited (ryukoku.ac.jp)

2023年度龍谷大学文学部博物館実習十二月展 「天つ星 -天体と人のつながり-」|龍谷ミュージアム (ryukoku.ac.jp)

 

 




龍谷大学(学長:入澤崇、京都府京都市伏見区)が、琉球大学(学長:西田睦、沖縄県中頭郡)および京都文教大学(学長:森正美、京都府宇治市)と連携し、採択された文部科学省 令和5年度「人文・社会科学系ネットワーク型大学院構築事業」の審査結果(採択理由)が公表されました。
 

令和5年度採択|採択プログラム一覧|人文・社会科学系ネットワーク型大学院構築事業|日本学術振興会 (jsps.go.jp)

審査結果(採択理由)

龍谷大学が代表校となり3大学で連携を進める事業は「大学連携型ソーシャル・イノベーション人材養成プログラム」です。
龍谷大学大学院政策学研究科を中心に、琉球大学大学院地域共創研究科と京都文教大学大学院臨床心理学研究科と連携し、今後、プログラムを展開します。
なお、採択校5件の内、私立大学(龍谷大学)が代表校となるのは本事業のみとなります。
大学連携型ソーシャル・イノベーション人材養成プログラム (ryukoku.ac.jp)



■大学連携型ソーシャル・イノベーション人材養成プログラムの開発

ソーシャル・イノベーションに必要な「社会課題の原因を多面的視点から見抜く力」、「多様な領域の知見を組合せて付加価値を生む力」を育む教育プログラムを開発する。具体的には、人文・社会科学系の多様な領域の理論や分析法等を履修した後に、実社会の課題を取上げて多角的な視点からのイノベーションによって解決策を検討するPBL型の教育を開発する。

プログラムは、民間の視点や分野横断型の多角的な視点を広く取り込み、社会課題の変化のスピードに適時且つ柔軟に対応し、民間人のリスキリングのニーズに沿ったものとする予定である。また、特定の業種への就職者数を増やすことに留まらず、既に就職している様々な業種の社会人に対しても教育を実施し、社会的合理性と経済的合理性の両立の難しさを理解しつつも、果敢にチャレンジする人材を世の中に一人でも多く輩出するプログラム展開を目指す。


 実践真宗学研究科では、体系的な理論研究と実習を中心とした現場での活動を軸に、”理論と実践”を取り組んでいます。 実践真宗学研究科において重要な位置づけである実習について、毎年、「実習報告会」を開催し、修了生が実習の成果を研究科の内外に向けて発信しています。今年度は、11月2日(木)に龍谷大学実践真宗学研究科 実習報告会を開催しました。 実習報告会の内容について、先輩たちの実習報告を聞いた、実践真宗学研究科1年生の学生の皆さんの声をもとにご紹介します。

那須研究科長よりご挨拶


1.「パワーポイントを用いた法話実践」
   発表者:研究科3年 亀井さん(葛野ゼミ)

 今回の発表では、パワーポイントを用いた法話実践がテーマである。従来の伝道方法として、主に口述による聴覚や黒板を使った視覚が挙げられるが、亀井さんは視覚の部分をパワーポイントの特徴を活かし、聴聞者の立場になって考察し、伝わる伝道として用いることが可能なのかどうか、実習先でのアンケート調査からのデータ分析によって、可能性の根拠と今後の課題を示された。
 可能性として、パワーポイントの特徴である写真やイラストなどを提示し、さらにイラストや文字を動かすことのできるアニメーション機能を使うことで、従来の黒板では表現することが難しかった部分を可能としている。
 一方、課題としては板書の方が書かれたものが消すまでは残る点や機械操作の関係から手元を見ることが多くなり、聴聞者の顔をしっかりと見て語りかけることが少なくなってしまう点などを挙げ、実習での経験からそれらを示すことができたと思われる。
 アンケート調査のデータから全体的に結果を捉えるとパワーポイント伝道の可能性は期待できるのではないだろうか。研究によって課題が見えたことは、今後寺院での伝わる伝道を継続していく上で大切なことである。
(コメント 研究科1年 大塚さん)


亀井さん「パワーポイントを用いた法話実践」


2.「念仏における一緒性」
   発表者:研究科3年 米田さん(葛野ゼミ)

 米田さんは、始めに僧侶と門信徒が共に念仏を唱える浄土真宗の伝統が失われつつあることへの危機感を伝道の課題とし、念仏の一緒性について研究していました。
浄土真宗の念仏の一緒性は、「浄土真宗の教えの救いの対象としての一緒性」と「身体的もしくは伝道の場の中での一緒性」二種類あると考察し、その調査の為他宗派の仏教行事へ参加し、その結果をまとめていました。
 浄土宗知恩院で御忌大会(ぎょきだいえ)に行われる「ミッドナイト念仏」と時宗遊行寺の「薄念仏会」にそれぞれ参加し、米田さんの所感を述べられていた。それぞれの違いはあったものの、共通点として宗教的空間をうまく活用し、僧侶と参拝者の一体感は合ったものの参拝者はともにイベントに参加しているが念仏を共にするという一緒性の趣旨は伝わっていないと述べられていました。
 最後に今後行う実習として「念仏セッション」が挙げられていました。目的として、1,自身の身体を使うことによって一体感を感じる2,念仏に親しみを持つきっかけ作り3,単なるイベントではなく本質的な教えの入口の三つでした。また、実習を通して身体性を用いた伝道の効果、仏教に求められるニーズ、興味やきっかけ作りとしての効果の調査を行うことをまとめとして述べられていました。
(コメント 研究科1年 佐々木さん)


教員・学生間で活発な意見交換が行われました。


3.「法話による自律神経機能への影響 ―喜びと怒りの閾値の変化による―」
   発表者:研究科3年 木村さん(森田ゼミ)

 木村さんの発表は「法話による自律神経機能への影響~喜びと怒りの閾値の変化による~」と題し、人間に生まれてきた有難さや、人間の罪悪性に対して気づきを与える法話は人間それぞれが持つ閾値にどのように作用し、自律神経機能に変化がみられるのかを、実際に寺院を含めた5つの施設で行った検証し、結果とともに発表されていました。
 釈尊をはじめとする、親鸞聖人や蓮如上人が長寿であるという事実から、仏教的考えが持ち合わせる精神的な安定は長寿に関係しているのではないかと目を付け、また、近年発表されている精神歴なものが自律神経に作用し疾病に影響を与えている事実も挙げ、法話による影響の裏付けをいくつか挙げていらっしゃいました。
 法話の持つ医学的作用を明らかにすることによって、法話を多くの人に聞いてもらうきっかけにつながり、またその機会を寺院だけでなく医療施設や介護施設など様々な施設で実施することが可能になると感じました。
(コメント 研究科1年 長尾さん)


木村さん「法話による自律神経機能への影響 ―喜びと怒りの閾値の変化による―」


4.「現代社会における「生きづらさ」への対応 ―浄土真宗における自死・自殺への対応から考える―」
   発表者 望月さん(岩井ゼミ)

 今回の望月さんの発表では、「現代社会における「生きづらさ」への対応」をテーマに自死・自殺への対応の観点から行った研究について話して頂きました。現在、自死・自殺の対応に関する活動を行っている団体の指向性や、自身の考える自死・自殺への対応が具体的にどういったものになるのかを、各活動における宗教性や特徴を“分析“することで整理していくことが研究の目的であるとし、その手法として、客観的調査分析の参与観察とインタビュー調査の二つの調査を通して研究されました。
 実習先である、市民団体、行政、宗教者の三つのそれぞれ違う団体の自死対策の傾向を「自死対策の三段階」と呼ばれる、「事前予防」、「直前の防止、危機介入」、「事後対応」の三つの段階から、それぞれの団体がどれに適用しているのかを0〜3の数字で点数化して、グラフにまとめて比較されました。また併せて、活動に宗教性があるのか、他機関との連携、紹介等を行っているのかについても点数化し、グラフを用いて傾向を分析されました。
 なぜ自死を予防する必要があるのかという質問に対して、“死にたい“に至った気持ちに寄り添い、受け止めることが必要であるからと望月さんが最後に話されていたのが印象的でした。
(コメント 研究科1年 福間さん)


望月さん「現代社会における「生きづらさ」への対応 ―浄土真宗における自死・自殺への対応から考える―」


杉岡先生よりご挨拶

 今回の実習発表会を経て、発表者は、これまでの実習に対する手応えや修士論文の執筆に向けての気づきを得ることができました。
 また、先輩たちの報告を聞いた学生たちは、今後取り組んでいく自らの実習に向けて、たくさんヒントを得られたことと思います。


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