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8月27日に特定非営利活動法人関西NGO協議会事務局次長の栗田佳典氏による特別講義「国際福祉の実践現場についての理解」が実施されました。
ウクライナでなど世界各地で起こっている戦争・紛争・内戦をはじめとした国際福祉が対応すべき問題が注目されている状況において、国際福祉の問題の実態やその問題に誰がどのように取り組むのかといった国際福祉の実践現場について、具体的なお話を伺うことができ、とても意義深い機会となりました。


国際福祉の実践現場についての理解の特別講義の様子


国際福祉の実践現場についての理解の特別講義の様子


 10月4日(水)2講時、「基礎演習Ⅰ」にて、土壌医 谷田貝 敦 様をお招きし、ご講演いただきました。
 
 谷田貝様は土壌医1級をお持ちの土づくりのスペシャリストです。講義の中で土壌医検定についてのお話があり、土壌医検定は近年、受験者が増加傾向にあり、中でも企業が受験・資格取得を促すケースが増えているとのことです。土壌医検定の2級や3級を就職資格の条件にしている企業はありませんが、資格を持っていると業界内では努力したことが認められるとお話しされました。就職後も資格を持っていることでチャンスが巡ってきたりするため、学生のうちに取得することをお勧めされていました。講義の最後には、実際に土壌医試験に合格した先輩から、合格のためにどのような勉強を行ったのか、スケジュールの立て方などについてお話がありました。
 
 講義を受講した学生からは、土壌医検定へのモチベーションが上がりましたや、先輩の勉強方法などを聞けて、イメージが湧いたといったコメントをいただけました。
 
 農学部農学科の学生は、合格すれば受験料が補助される制度がありますので、ぜひ資格取得に向けて頑張ってください!





【本件のポイント】

  • 龍谷大学は東日本大震災発災以降、現地での活動を継続し、今回の活動が25回目となる。
  • コロナ禍を経て復活した地元住民との交流、ボランティア活動等を通じて学生が感じた「想い」を共有する報告会を開催。
  • 報告会はハイブリッドで開催し、訪問時にお世話になったNPOや地元住民の方、活動を支援した本学卒業生も参加予定。


【本件の概要】
 龍谷大学ボランティア・NPO活動センターでは、東日本大震災が発災して以降、現地での復興支援活動を継続しておこなってきました。今年度は夏休みに有志の学生19名による現地でのボランティア活動及び防災学習を実施しました。現地での活動は今回で25回目となります。
 これらの活動において学生たちが感じた「想い」を共有する報告会を開催します。
学生たちは被災地にて展開されている防災・減災のための活動や、地域復興のための取り組みを知り、東日本大震災を生き抜いた方々からのメッセージをしっかりと受け止めていました。また、活動中には本学卒業⽣が学⽣たちを⽀援する場⾯もあり、震災や活動を⾵化させずに後輩たちに受け継いでいく姿が⾒られました。
 今回の報告会には、活動を支えてくれた現地NPOの方や本学卒業生も参加予定です。

■東日本大震災 復興支援ボランティア 報告会
日 時 :2023年10月12日(木)17:45~19:00
場 所 :龍谷大学深草キャンパス
     和顔館アクティビティーホール
備 考 :オンライン(ZOOM)でも同時配信します

参考:23年度東日本大震災被災地域でのボランティア活動【報告】HP(https://www.ryukoku.ac.jp/nc/news/entry-13356.html


地元住民と共に清掃活動


震災遺構大川小学校の見学

問い合わせ先:龍谷大学 ボランティア・NPO活動センター 竹田
Tel 075-645-2047 ryuvnc@ad.ryukoku.ac.jp https://www.ryukoku.ac.jp/npo/


 農学部と先端理工学部の学生・教員が共同で取り組んでいる龍谷IP、「植物園をつくろう!」* では、2023年9月30日、国立民族学博物館の広瀬浩二郎先生を瀬田キャンパスにお招きして、ワークショップを開催しました。広瀬先生は全盲の研究者です。博物館があたりまえのように「見る」ものになってしまっていることに対し、新たな「ユニバーサル・ミュージアム」の可能性を求めて、研究・著述・展示創作活動を精力的に展開していらっしゃいます。
 
 龍谷IP「植物園をつくろう!」は、瀬田キャンパス内の緑地を活用し、自分たちのアイデアで植物園を作っていこうというPBLプログラムです。龍谷大学らしさを追求するこの植物園には「ユニバーサル」あるいは「インクルーシブ」をキーワードにしたコーナーが必要と考えていましたので、ユニバーサル・ミュージアムの最先端を切り開いておられる広瀬先生にぜひお話をうかがいたいと思っており、それが今回実現しました。
 
 ワークショップの前半では、広瀬先生の「ユニバーサル」に対する考え方をさまざまな視点からお話しいただきました。いわゆる健常者であっても、ふだん五感をフル活用している人はいない。視覚障がい者などの障がい者は、使う感覚のバランスが多数者とは違う人たち。触覚(触角)で感じるミュージアムは、健常者(見常者)に新しい世界を見せることにもなるはずだと広瀬先生はおっしゃって、その事例を次々に紹介してくださいます。障がいのある方「でも」楽しめる植物園に、と考えていた私たちの固定観念は大きく揺さぶられ、徐々に広瀬ワールドに引き込まれていきました。
 
 後半では、学生が班ごとに準備した「ユニバーサル植物園」のアイデアをプレゼンしあいました。今回は「視覚を使わない」が条件で、当然、パワポもなしです。香る、触れる、重さを感じる、音の違いを聞きわけるなど、多種多様なアイデアとサンプルが提示され、先生も手にとるたびに「おっ、おっ」と声をあげていました。前半の広瀬先生の揺さぶりに負けず、学生の側からもしっかり先生を揺さぶり返しているようでした。
 
 瀬田キャンパスの「ユニバーサル植物園」は短期間でできあがるものではありません。しかし、その方向性がまちがっていないことが確認できたとともに、実現したいアイデアの芽がたくさん生まれたワークショップでした。広瀬先生も、「楽しかった、また来たい」とおっしゃっていました。「ユニバーサル植物園」への取り組みは、来年度も続けていく予定です。
*正式名称:「生物系教育の充実のための“Ryukoku Botanical Garden”設置構想とその基盤となる学修プログラム展開の可能性」(2021~2023年度龍谷IP萌芽型)
(報告者:三浦励一)




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