公募推薦入試の試験内容について
2026年度 公募推薦入試〔2教科型〕の名称が、公募推薦入試〔総合評価型〕に変更になりました。
事前課題として、大学入学希望理由について作文し(200文字以上400文字以内)、出願時にUCARO上で入力・提出が必要となります。
詳しくはコチラをご確認ください。
また、必ず「2026入学試験要項(2025年9月頃発行予定)」をご確認ください。
ここにメッセージを入れることができます。
詳細:https://www.ryukoku.ac.jp/nc/news/entry-16876.html
ご命日法要(大宮学舎):「価値」や「意味」はどこから来たのか ~ 道ありと信ず 得者を信ず ~
詳細:https://www.ryukoku.ac.jp/nc/news/entry-16876.html
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2026年度 公募推薦入試〔2教科型〕の名称が、公募推薦入試〔総合評価型〕に変更になりました。
事前課題として、大学入学希望理由について作文し(200文字以上400文字以内)、出願時にUCARO上で入力・提出が必要となります。
詳しくはコチラをご確認ください。
また、必ず「2026入学試験要項(2025年9月頃発行予定)」をご確認ください。
共生のキャンパスづくり学生実行委員会では、障がいの有無に関わらず、全ての学生が豊かな学びや学生生活を経験できる環境づくりを目指し様々な取り組みを行っています。
6月20日(金)、27日(金)の2日間、「学生による、かんたん手話講座」を開催しました。
今回の取組は、先日開催した「手話を用いた謎解き『ゴブンからの挑戦状』」からの発展企画で、謎解きをきっかけに手話に興味を持った学生など10名の学生が参加しました。
講座では、簡単な挨拶や相づち、数字や氏名などの手話について楽しく学びました。
手話を学ぶことで、改めてコミュニケーションの楽しさに気づくことがあります。
次回は7月4日(金)のお昼休みに開催します(詳しくはチラシをご参照ください)。
ご興味のある方(対象:本学学生)は、是非ご参加ください。
【本件のポイント】
【本件の概要】
龍谷大学では、今年度から文学部で「教育学特殊講義」の1つとして、「甲山冤罪学」(ゼミ形式)を開講しています。「甲山冤罪学」とは刑事事件史上に残る甲山事件に焦点を当て、冤罪の実態を学ぶことを通して社会の抱えるさまざまな問題を読み解くことを目的とした授業です。冤罪という事象は奥深く、さまざまなアプローチから社会のありようや人間存在について考えることができます。袴田事件での無罪判決、大川原化工機事件、再審法改正など冤罪は大きく現代社会においてクローズアップされています。
今般、前期の最終授業において、歴史的な冤罪事件である甲山事件冤罪被害者の山田悦子さんが来学されます。山田悦子さんは冤罪を通して養われる力を「冤罪リテラシー」と呼ばれます。未だに冤罪被害がやまない現代において、事件から約半世紀、冤罪被害者の山田悦子さんが、若者や未来社会へ希望のメッセージを語ります。
※なお、7月2日にも来学され、教員志望の学生約120名を対象に「総合的な学習の時間・特別活動論」にて、自らの冤罪体験を語るとともに、学校の人権教育において冤罪を扱う意義について語られます。
【日時・場所等】
日 時 2025年7月28日(月)15:15~16:45
場 所 龍谷大学大宮キャンパス東黌202教室
キャンパスマップ:
https://www.ryukoku.ac.jp/about/campus_traffic/omiya.html
担当教員 札埜 和男 教授(文学部) 専門分野 国語科教育(・法教育・方言学)
教員紹介ページ:
www.let.ryukoku.ac.jp/teacher/fudano.html
*山田悦子(やまだ・えつこ) 氏プロフィール:
1951年富山県生まれ。1974年3月兵庫県西宮市の知的障害者施設・甲山学園で園児二人が死亡したいわゆる「甲山事件」の冤罪被害者。一人は事故死とされたがもう一人の園児については殺害されたとして当時、保母として当直をしていた山田さんが殺人容疑で逮捕された。事件発生から25年を経過し、1999年9月に大阪高裁で三度目の無罪判決で漸く山田さんの無罪が確定した。起訴から21年の長い歳月を費やした。この事件では警察の強引な取調べ、犯罪報道の在り方などが問題となった。
(参考文献)松下竜一1985『記憶の闇―甲山事件[1974‐1984]』河出書房新社、上野勝・山田悦子2008『甲山事件 えん罪のつくられ方』(現代人文社)
問い合わせ先:龍谷大学 教職センター
Tel 075-645-3749 kyoushoku@ad.ryukoku.ac.jp https://www.ryukoku.ac.jp/faculty/kyoshoku/
2025年6月14日(土)、「地域課題発見演習」のフィールドワークに、学生20名と教員1名(清水万由子教授)が参加しました。
「地域課題発見演習」は、学部1回生以上が受講できる演習科目です。龍谷大学深草キャンパスがある京都市伏見区を舞台に、地域課題に取り組む多様なセクターと連携しながら学ぶCBL(Community Based Learning)科目です。
今年度は『「深草からはじまるサステナブルな暮らし」を考える』というテーマのもと、深草地域の放置竹林問題という地域課題に取り組みます。京都市、地域の農家・地権者、竹林加工業者などの連携で「深草真竹を創生する会」が結成され、放置竹林を、竹材として需要が高いマダケの竹林として再生するプロジェクトが行われています。このプロジェクトに大学生が携わり、深草地域の地域課題についての学びを深めます。
今回のフィールドワークでは、「深草真竹を創生する会」に参加する深草地域在住の農家・杉井正治さんたちが管理する、深草キャンパスから徒歩20分ほどにある竹林を訪れました。今回訪れた竹林は、杉井さんたちがモウソウチクを効率よく管理するための実験を行っている場所であり、昨年度の地域課題発見演習の受講生たちも竹の伐採を行ってきました。
この日は、今年新たに生えてきたモウソウチクの伐採を行う予定でしたが、雨天のため作業は中止となってしまいました。今回は作業をする予定だった竹林を訪れ、杉井さんからプロジェクトの概要や竹の生態についての講義をしていただきました。
雨天で中止となった作業の振替として、6月18日(水)の朝に学生7名と清水万由子教授が、モウソウチクの伐採に参加しました。杉井さんたちが事前に切られたモウソウチクと、今回切ったモウソウチクの数を数える作業を行いました。
昨年度から続く実験により、モウソウチクの若竹が生えてきにくいようにするためには、前年の6月頃に切ることが効果的であるとわかりました。そのため、暑い中ですが手分けをして竹の伐採を行いました。竹林での作業は初めてだという学生がほとんどで、狙った方向に竹を切り倒すことや、うまく切れるように支え合うなど、チームワークも磨かれました。
2人1組で竹を切り、狙った方向にうまく倒します
切った竹は小分けにして運び出しました
今回のフィールドワークを通して、放置竹林問題を解決しようとする方々の思いを知り、同時に竹林管理の大変さを実感しました。実際の伐採作業は全員が体験することはできませんでしたが、後日の講義では体験した学生にインタビューをするというグループワークを通して、伐採作業の体験を全体で共有しました。
今後は竹林作業に携わるNPOを訪問するなど、行政や竹材加工業者といったステークホルダーとの連携も広がっていく予定です。
2025年度の南丹プロジェクトは、南丹市日吉町世木地域、南丹市園部町西本梅地域の2つのフィールドに班を分けて活動しています。今回は日吉町世木地域でのフィールドワークについて報告します。
2025年6月21日(土)、南丹市日吉町生畑で開催された『ふるさとの暮らし(朴葉ごはんづくり)体験ホタルイルミネーションツアー』(主催:「ようきはった」ふるさと体験ネットワーク)が開催されました。これに合わせ、学生が現地を訪問し、5月に田植えした圃場の除草作業と、イベント参加者へのヒアリング調査を行いました。当日は、学生4人と教員2名が参加しました。
イベントが始まる前の時間を使い、学生たちは圃場の除草にチャレンジしました。この圃場では農薬、化学肥料を極力使わず、土壌微生物を元気にする酵素を使った「日良し米」を栽培しています。地形的に水の管理も難しく、ヒエなどの草が生えてきてしまいました。除草剤は撒けないので、伝統的な農具「田打車(たうちぐるま)」を使いました。「ようきはった」ふるさと体験ネットワーク代表の船越卓さんからレクチャーを受けながら、二人一組で、一人が田車を押し、もうひとりはその後ろから草を回収していきました。かなりの重労働でしたが、米作りの大変さと価値を実感できました。
その後、17時から『ふるさとの暮らし(朴葉ごはんづくり)体験ホタルイルミネーションツアー』が始まりました。イベントには学生と教員のほか、家族で参加された方や一年ほど前に地域へ移住してきた方など、合わせて20名が参加していました。
朴葉ごはんはお椀約半分の量のご飯(豆ごはん、五目ごはん)を二枚の朴葉を十字に重ねたもので包み、それを藺草(いぐさ)で結びました。
朴葉には殺菌作用があるため、昔は田仕事の際、ご飯を朴歯につつんでもっていったそうです。参加者からは「結び方が難しい」という感想が多かったですが、出来上がったごはんには朴葉の香りが移り、参加者には大好評でした。
ご飯の最中、学生たちは参加者に向けて、昨年度作成した「世木ツーリズムMAP」を示しながらこれまでの活動内容と成果を説明しました。その上で、今年度実施予定のモニターツアーに関するニーズ調査と意見交換を行いました。
今回の体験を通して有機農業を行うことの難しさや大変さを学ぶことができました。また地域イベントの参加者の方と交流することで、体験型のイベントへの関心が高いことも把握できました。今後、今回得られた知見を活かしアー企画をすすめていきます。
記事執筆協力:南丹プロジェクト 世木班メンバー(内藤 世理、稲森 爽馬、三條場 晴紀、鍋島 孝輔、道野 凪、下村 昂大、成田 侑史、角田 諭)