龍谷大学は、避難民・難民学生の「学び」と「生活」を支えるため、これまで多くの支援に取り組んできました。経済的な支援から、交流を通じた心のサポートまで、学生一人ひとりに寄り添う姿勢を大切にしています。このページでは、これまでに行ってきた支援の歩みを、News記事とともにご紹介します。
日本・ウクライナ大学パスウェイズとの連携により、5名のウクライナ避難学生を正式に受け入れ。入試制度を特別枠で設置し、奨学金、住居支援、日本語教育、アルバイト支援などを展開。長期的な学びと生活の安定を図っています。
日本人学生とウクライナ・シリアからの留学生が1対1で支援・交流する「バディプログラム」の活動記録。生活面のサポートに加え、言語や文化を共有する機会としても機能しています。互いに学び合う関係が築かれています。
龍谷大学は京都市と連携し、キーウ大学から来日したウクライナ人学生を迎える第一段階の受け入れを実施。グローバル教育推進センターが中心となり、住まい・生活用品の提供、学生バディ制度など、大学全体で支援体制を整えました
龍谷大学からの寄付金により、キーウ国立大学に「日本語・日本文学教育研究室」が新設されました。日本語教育の継続・発展を支援し、戦禍の中でも学びが守られるよう連携。教育的復興支援の一環として注目されました。
龍谷大学に受け入れられたウクライナ人留学生に対し、入澤崇学長から直接支援金が手渡されました。言葉だけでなく、具体的な金銭的サポートによって、学生たちの安心した学びと生活を後押ししました。
龍谷大学内で行われた「ウクライナ人道支援募金」により集まった寄付金を大学代表がウクライナ大使館などに贈呈。教職員・学生の協力のもと、平和への願いを具体的な支援に変える活動となりました。
龍谷大学は学生団体、同窓会、保護者会と連携し、ウクライナ全土およびキーウ大学への人道支援を目的とした学内募金キャンペーンを開始。寄付金はキーウ大学へ直接送金されるとともに、UNICEF、UNHCR、ウクライナ大使館などを通じて広く人道支援に活用されます。
戦場取材の第一人者・綿井健陽氏を招き、報道現場から見たウクライナの現状について講演。映像や現地証言を交えたリアルな話に、学生たちからも多くの質問と感想が寄せられました。
ウクライナ侵攻をめぐる法的・倫理的な問題を考察する研究会を開催。国際人道法や戦争犯罪に焦点をあて、法学・政治学・宗教の専門家が登壇。市民や学生も参加し、社会的な視点で学びを深めました。
開戦直後に開催された緊急企画。ウクライナの歴史・文化・戦争の背景などを多角的に紹介し、展示やトークを通じて理解を深めました。
ウクライナの現状を伝える映画を上映し、教員による情勢解説を行う教育イベント。多くの学生が参加し、戦争の現実や人権問題について深く考えるきっかけとなりました。
瀬田キャンパスで実施された、ウクライナ料理を作りながら異文化理解を深めるイベント。ウクライナ人留学生が講師となり、現地の食文化や生活についても語られました。料理を通じた国際交流の温かい場となりました。
平和と復興を祈るために、伝統的な「お守り人形モタンカ」を手作りするイベントを開催。学生・教職員・地域の方が一体となり、心を込めた支援を形にしました。ウクライナ文化への理解を深める機会にもなりました。
大宮キャンパスで実施された同様の人形づくりイベント。宗教文化や伝統工芸の視点からも学べる内容で、キャンパスを超えた共感と支援の輪が広がりました。
ウクライナ人留学生を講師として招き、高校生向けの特別講演を実施。戦争体験や祖国の現状、文化について語られ、生徒たちは直接的な声に触れる貴重な学びを得ました。若い世代へ国際理解を広げる取り組みです。