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 経営学部で輝いている学生を紹介する龍谷経営人(びと)、今回は経営学部3年生 川端 明日香さん(滋賀県出身)をご紹介いたします。

 滋賀県大津市。瀬田学舎を擁する龍谷大学の学生の皆さんなら、よくご存じの地名かと思います。歴史の随所に登場する滋賀県、2020年のNHK大河ドラマ「麒麟がくる」の主人公である明智光秀が眠る西教寺が大津市にあり、注目が集まっています。そんな節目の2019年に大津市の「びわ湖大津観光大使」として採用されたのが、経営学部3年生の川端 明日香さんです。川端さんはどんな方なのか。お話しを聞いてきました。

びわ湖大津観光大使とは
 実は戦前からあるという大津市の観光大使。一時はミス大津と呼ばれていたそうですが、目的や役割を変えびわ湖大津観光大使として現在に至っているそうです。そのように歴史ある観光大使、聞くと川端さんで歴代70代目近くになるとかならないとか。1年間の任期があり、その間に大津市内外の観光キャンペーンへ参加し、イメージアップをはかるのだそうです。まさに大津市の顔となるわけですね。


川端 明日香さん


2019年度に選出 実は2度目のトライ
 どんなきっかけがあり、また選考がなされるのか、選考時のエピソードをお聞きしました。「実は2回選考を受けているんですよ。1回目は母からこんな募集があるよ、と言われ興味半分で受けました。」その時は、大津に対する知識もさほどなく、他の候補者に圧倒されたのだそうです。「正直、少し悔しいという気持ちがありました。それからは次こそ受かりたいという気持ちが強くなりましたね。」選考は大津に関する筆記試験や、グループ面談、そして最終面接とさながら会社の採用試験のよう。それからは、大津に関するパンフレットを読み込んだりと随分と勉強をされ、今年度の選考では応募者が多数いた中で、その容姿もさることながら、大津に対する思いの深さをPRされ、晴れて今年の5月31日に観光大使として選任されました。

観光大使としての活動は
 思いの他、厳しい選考がなされるのだなと感じたのですが、「ミスコンと言っていた時代とは違い、観光大使として目的や業務を担っていただいています。」と川端さんと居合わせてくださったご担当者さんからの一言。大津市の顔としての使命があるのですね。
 その為、就任直後から名刺の受け渡しといったビジネスマナーの講習会や、歩き方までレクチャーを受け、さらに大津の観光名所を3日間かけて巡り勉強します。そうして、観光大使としてデビューします。一方、業務としては晴れやかです。近江神宮では毎年6月に漏刻祭が執り行われ、その際の釆女をつとめたり、その他観光キャンペーンなどのイベントやお祭り、ラジオ出演と大忙しです。

ガラリと変わった私生活
 観光大使になったことで、それまでの生活とは一変したという川端さん、「大学とアルバイトの繰り返しだった毎日がガラリと変わりました。就任時は周りの友達にもとてもびっくりされました。」一気に忙しくなる毎日に戸惑いながらも、学業と大使としての任務を両立させていきます。「イベントでは即興でPRコメントを求められたりするので、ある程度事前の下調べをしてから伺います。」と苦労が伺えます。
 観光大使はもう一人おられ、相手の尾賀円香さん(立命館大学ご出身)と活動をシェアすることもあるそうです。「基本的には2人で出席するのですが、どうしても都合がつかない時には、1人で対応するんですよ。」尾賀さんとは本当に仲良いようで、困ったことは二人で相談しながら、進めているのだそうです。


PRコメントする川端さん


半年たった心境は
 経営学部に所属していることで、いいこともあるそうで、「時に会社の経営者の方とお会いする機会がありますが、その際に、経営で学んだ知識で話が盛り上がることもあります。」また、半年たって今の心境をお聞きすると、「就任時より少し余裕が出てきたように思います。県外のイベントにも参加させて頂くことがあるので、大津市だけの知識では説明しきれないことも増えてきました。今は滋賀県の大津市として勉強をするようにしています。」と川端さんは向上心に溢れます。


 川端さんいかがでしたでしょうか。実は経営人初の訪問取材となりましたが、温かく迎えてくださったびわ湖大津観光協会のみなさまありがとうございました。また制服で登場してくださった川端さんは気品があり、観光大使としてのオーラすら感じました。最後に一言お願いしたら、「京都駅から大津までは10分という立地で、ほどよい自然があり、歴史的建造物も多く、びわ湖もインスタ映えするので是非皆さんお越しください!」と、満点のコメント。将来も観光に携わる仕事をされたいそうです。
 聞けば、この観光大使は交通費支給だけのボランティアなのだそうです。しかしながら、川端さんが観光大使として得た経験や心構えは替えがたいものだと思います。立派な社会活動であり、このような形での社会貢献があるのだなと思いました。





龍谷大学大宮学舎140周年記念シンポジウム「かたりのチカラ ー社会を結びほぐす人文学の可能性ー」開催のご案内について

1879(明治12)年に西本願寺の大教校として建てられた龍谷大学大宮学舎は、今年で140周年を迎えました。これを記念し、人文知の可能性や文学部での学びの魅力を探るシンポジウムを次のとおり開催します。
多くの方のご参加をお待ちしております。

日時: 2019年12月22日(日)14:00~16:30 (13:30開場)
会場: 龍谷大学大宮学舎 東黌(とうこう)1階 101教室
    (京都市下京区七条通大宮東入大工町125-1)

第1部:トークセッション
「歴史の語りかた、物語の読みかた」 澤田瞳子さん 作家
(聞き手)安藤 徹 龍谷大学文学部長 日本語日本文学科教授

第2部:パネルディスカッション
「社会を結びほぐす人文学」
(パネリスト)澤田瞳子さん 兼松佳宏さん 勉強家/京都精華大学人文学部特任講師
       入澤 崇 龍谷大学学長 文学部仏教学科教授
(進   行)安藤 徹

【参加申し込み方法】
参加希望の方は、郵便番号、住所、氏名、年齢、電話番号、参加希望人数(複数名参加希望の場合は全員の必要事項)を明記の上、はがき、FAXまたはEメールで下記までお申し込みください。応募多数の場合は、抽選で400名に聴講券を送付します。
<は が き> 〒604-8567(住所不要)京都新聞COM「シンポジウムかたりのチカラ」係
<ファックス> 075-222-2200
<Eメール> keikaku@mb.kyoto-np,co.jp [締め切り]2019年12月10日(必着)

<お問い合わせ先> 京都新聞COM営業部 TEL075-241-6172(平日10:00~17:00)


11月16日(土)、龍谷大学創立380周年記念事業「世界宗教フォーラム」を開催しました。
第1部では、2006年にノーベル平和賞を受賞したムハマド・ユヌス氏にお越しいただき、基調講演を開催。
講演は、低利融資によって貧困層の自立を支援するために、ユヌス博士により設立されたグラミン銀行の設立経緯から始まり、「自分は誰で何のために存在するのか」、「その人生の目的と意味を見つける手助けをすることが教育の使命である」との力強い言葉で、締めくくられました。

第2部では宗教者・科学者・産業界の方々による「自省利他」に関する特別講演が行われました。講演では森本公誠氏(東大寺長老)、ハンス ユーゲン・マルクス氏(藤女子大学学長・カトリック司祭)、吉川弘之氏(東京大学第25代総長・日本学士院会員)、熊野英介氏(アミタホールディングス株式会社代表取締役)が、それぞれ仏教、イスラム教、キリスト教、工学、企業における「自省利他」について講演、その後、パネルディスカッションを開催しました。

フォーラムには320人が参加し、参加者は熱心に講演に聴き入っていました。その後、龍谷大学創立380周年記念式典には、250人が列席し、入澤学長が創立380周年を迎えた龍谷大学の、未来に向けたメッセージを発信しました。




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