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龍谷大学 ジェンダーと宗教研究センター主催
日時 2024年11月26日(火)13時30分~15時
場所 龍谷大学大宮キャンパス 西黌2階 大会議室(※メディア参加可能・要申込)

 

【本件のポイント】

  • 「働く―ジェンダーと重圧・社会進出について」をテーマに、参加学生と共にジェンダー平等の真の意味に迫るディスカッション形式講演会を開催
  • ジェンダーを基軸とした宗教研究拠点である本学の「ジェンダーと宗教研究センター(GRRC)」※1による企画で、今年で2回目の開催
  • 前回の参加学生の中には幾田桃子氏との対話・交流を通じて好影響を受け、自身のプロジェクトを立ち上げたり、学内の活動に積極的に参加したりするなどの変化も

 

【本件の概要】
 仏教では互いの違いを認め合い、自分らしく輝ける多様性豊かな世界を目指すべきだと説かれています。また、社会や文化と深く関わる宗教は、社会におけるジェンダーの在り方を形成し、維持、変容に影響を与えてきた要素のひとつと言えます。しかし、日本の政界、経済界、宗教界においてジェンダー平等の実態は進んでいるとは言い難いのが現状です。21世紀の世界がジェンダー平等に向かうなか、ジェンダーギャップ解消が進まない「ジェンダー後進国・日本」の理由はどこにあるのでしょうか。
 今回の講演会では、好評を博した昨年に引き続き、デザイナー、社会活動家、教育者、芸術家として、国内外の様々な場で活躍されている幾田氏と千々松氏をお招きし、働くことについて、ジェンダーの観点から重圧と社会進出について、ディスカッションを通じて参加者全員で考える機会とします。
 また、今回のテーマ「働く―ジェンダーと重圧・社会進出について」は、これから社会に出る学生の視野を広げることを企図したものです。日本には、女性の社会進出を阻むものがあるのと同時に、男性が理不尽だと感じることもあること、さらには男女二元論での見方に、LGBTQの方が戸惑いや理不尽さを感じることも含めて、多様な視点から幅広く議論したいと考えています。

 

【イベントの概要】
名称:「幾田桃子氏・千々松由貴氏ディスカッション形式講演会 第2弾
日時:2024年11月26日(火)13時30分~15時(13時15分開場)
場所:龍谷大学大宮キャンパス 西黌2階 大会議室
   (京都市下京区七条通大宮東入大工町125-1)
テーマ:「働くージェンダーと重圧・社会進出についてー」
内容:①13:30~14:00 登壇者自己紹介・趣旨説明  ②14:00〜15:00 ディスカッション
対象:ディスカッションに積極的に参加できる本学学生(先着30名)
   ※メディア参加可能・要申込
司会:水尾 文子(本学文学部・教授)
URL:https://grrc.ryukoku.ac.jp/news/news-544/
主催:龍谷大学 世界仏教文化研究センター応用研究部門 ジェンダーと宗教研究センター
備考:ディスカッション参加者に限り、15:15~16:45の時間帯で
   幾田氏・千々松氏を囲んでご歓談いただけます。(参加自由)

 

【講演者プロフィール】


幾田  桃子 Momoko Ikuta 氏
1976年埼玉県生まれ。南カリフォルニア大学国際関係学部卒業。大学在学中にファッション産業による環境汚染に着目し、2001年「Le charme de fifi et fafa」(以降、フィーフィー)を起業。以降、環境問題や性教育等の社会問題をファッションや芸術によって伝える活動を国内外問わず行う。現在、株式会社サヴァンCEO。

千々松  由貴 Yutaka Chijimatsu 氏
1979年山口県生まれ。芝浦工業大学建築学部卒業。幾田氏の起業したフィーフィーのもとで男児服のデザインをしたことをきっかけに、ジュエリーデザイン等も担当。2020年よりコンセプチュアルなアートブランド「MOMOKO CHIJIMATSU」を幾田氏と共同で立ち上げ、社会問題を訴える活動を展開する。公私ともに幾田氏のパートナーでもある。

 

【参加学生の声】
◎《昨年の催しでは、非常に活発な議論が行われていたことが印象に残っています。とり

 わけ私が感銘を受けたのは、9.11が発生した時に、当時米国在住だった幾田桃子さんが

 現地の人々を元気づけようとNYを訪れ、一人ひとりに声を掛けたという幾田さんのお

 話でした。私は、昨年のディスカッションでは発言できませんでしたが、桃子さんの
 行動力に影響を受け、その後、日々の意識や行動が変わり、今では貴重な機会があれば

 迷わず参加しています。》(龍谷大学文学部英語英米文学科4回生 吉田都子さん)
◎《昨年参加させていただいた中で、人の数だけ性の在り方や役割があり、同時に苦しみ

 があるのだと実感いたしました。自身としてもそれを再確認する場とさせていただき、

 とても実りある時間となりました。今年の講義では「働く」がテーマということで、

 自身の研究である「浄土真宗とLGBTQ」の問題に、そして浄土真宗が抱えるジェンダ

 ー課題に大きく影響するのではないかと考えております。》

 (龍谷大学大学院実践真宗研究科2回生 長尾菜摘さん)

 

【補注】
※1 ジェンダーと宗教研究センター(GRRC):
2020年4月に本学で創設したGRRCは、日本で初めての“ジェンダーを基軸とした宗教研究拠点”です。これまでジェンダーの視点から仏教をはじめとする世界の諸宗教の研究を行うとともに、宗教教育や社会実践についてもジェンダーの分析視角を用いることで、新たな視座から活動を展開すると共に、学内外への発信をつづけてきました。2023年度より世界仏教文化研究センター応用研究部門において、研究活動を行っています。

 

本講演会は本学学生が対象ですが、メディア席を設けますのでぜひご参加ください。
参加を希望される場合は、お問い合わせ先までご連絡ください。


問い合わせ先:龍谷大学 世界仏教文化研究センター応用研究部門 ジェンダーと宗教研究センター
Tel 075-343-3812  grrc@ad.ryukoku.ac.jp  https://grrc.ryukoku.ac.jp/ 
 


2024年11月15日~17日にALSOKぐんまアリーナで開催された全日本学生バドミントン大学対抗戦(インカレ団体戦)の女子団体戦において、龍谷大学バドミントン部が創部初の優勝を果たしました。

本学バドミントン部女子団体はこれまで6度決勝に進むも、決勝で敗れ涙を呑んできました。

決勝の相手は、準決勝で昨年王者の筑波大を破り駒を進めた強豪の法政大学。0-2と後がなくなった状況下で逆転し、7度目の決勝で見事悲願の初優勝を果たしました。

また、男子は、準々決勝で第一シードの法政大学を相手に熱戦に勝利し、準決勝に進むも、日本大学(今大会優勝)に1-3で敗退し、3位となりました。

12月末に開催される国内最高峰の全日本総合バドミントン選手権大会に本学からも多くの選手が出場します。

引き続き、ご声援のほどよろしくお願いいたします。

<龍谷大学バドミントン部Instagram>
https://www.instagram.com/ryukoku_bad/
<全日本学生バドミントン連盟HP>
http://www.japanibf.com/
<全日本総合バドミントン選手権大会HP>
https://badminton.or.jp/all_japan/2024/



くらしを未来へ紡ぐ“はじめの一歩”を実践している人たちに注目する、テレビ朝日『しあわせのたね。』に、生物多様性科学研究センターの山中裕樹センター長(本学先端理工学部・教授)が出演しました。
※テレビ朝日 2024年11月16日(土)朝9:55~放映(一部地域を除く)

▼『しあわせのたね。』番組HPより
https://www.tv-asahi.co.jp/shiawasenotane/#/
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2024年11月16日放送 #206
<しあわせのたね。さん> 山中裕樹(龍谷大学 教授)
『DNA分析で自然の生態系を守る』


海や湖で採取したコップ1杯の水に含まれる生物のDNA情報から、周辺の生態系を解明する技術、「環境DNA分析」を開発した山中さん。日本各地の湖や河川では、外来生物の増殖による生態系への悪影響が懸念される中、自身の研究で得た知識を生かせないかと取り組みを始めました。環境DNA分析を通して、私たちが自然環境にどのような負荷をかけているのかを可視化することで、環境について考えてほしいと語る山中さんの思い描く未来とは?
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本編映像(2分10秒)はYouTubeにて期間限定でご覧いただけます。ぜひご視聴ください。


龍谷大学法学部は10月28日、主に「マスコミ論Ⅱ」受講生らを対象に大阪公立大学准教授の菅野拓さんによる災害をテーマにした講演会を開きました。2024年は元旦に能登半島地震が発生し、「朝市」で知られる輪島市で震度7を記録して大規模火災が起きました。半島では、点在する高齢者中心の集落で今なお上下水道や道路の復旧が進まず、避難所で不自由な暮らしを強いられている人たちが、石川県内に約350人(10月1日現在)もいます。
菅野さんはホームレス支援など弱者をサポートする活動から出発しました。東日本大震災や熊本地震などの厳しい現場に入り、行政とNPO などを結ぶコーディネーターとして活動を積み重ねてこられました。現在は、石川県の馳浩知事のアドバイザーを務めるなど、復興支援に尽力されています。

この日は冒頭、1930年の北伊豆地震と2016年の熊本地震の避難所の写真を示し、戦前と21世紀の避難所が、同じように広い場所に雑魚寝するだけでプライバシーもない点で共通するとし、「なぜ、日本の避難所はいつまでも見知らぬ人の隣で寝るような状態から改善しないのか。日本より経済的に弱く、地震国のイタリアでも、避難所にはワインと温かい料理が提供され、仕切りのある寝床も用意されている」と問いかけました。
個人の生活が犠牲になる避難所が運営される理由として、菅野さんは被災者支援の根拠となる災害救助法は「1947年にGHQ(連合国軍最高司令官総司令部)の働きかけで成立した」と指摘。約80年が過ぎ、現在の社会の実情と会わなくなっていると語りかけました。法的な根拠に加え、民間の力を使うことなく、すべてを行政が抱え込んでいる運用にも問題があるとし、「避難所の食事でも、プロの調理人に依頼して国が店の休業補償をすれば、イタリアのような温かい食事も提供できる」と解決法のヒントも提案しました。
受講生からは、法律の面のほか、「学生として被災地に何ができるか」といった質問も出され、菅野さんは「龍大は、ボランティアが積極的に活動してきた実績がある。ぜひ、一度被災地に出向いて実情を体験して考えてほしい」と呼びかけました。




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