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龍谷大学院生が、第50回全国語学教育学会(JALT)国際大会において初めてのショーケースを開催いたしました。この大会は2024年11月15日から18日まで、日本の静岡市にあるグランシップで行われました。本ショーケースでは、大学院生たちの革新的な研究や多様な視点が紹介され、現代の言語教育や学習に関する貴重な洞察を提供しました。
こちらのイベントは、11月16日の17:50から19:20に開催され、以下の発表が行われました:

•    日本の大学で実施されたテレコラボレーションプログラムにおける学習者の社会生活
発表者:尾藤 文香
•    L2ライティングの探求:学生と教師による意味の共創
発表者:人見 麻紀
•    日本の大学生の英語スピーキング態度に影響を与える要因
発表者:近藤 佑樹
•    未来を形作る:21世紀の言語教師アイデンティティ
発表者:ナール マシュー
•    ウクライナ人学生と日本人教授のデュオエスノグラフィー
発表者:オレクシューク オクソラーナ
•    日本の小学校における外国語指導助手(ALT)の役割:新しい学習指導要領
発表者:鈴木 クリステル

本ショーケースでは、言語教育に関心のある方々や大会参加者の皆さまに、龍谷大学の大学院生の素晴らしい研究に触れ、発表者との交流を通して新たな知見を得ていただきました。

Graduate Student Showcase for Ryukoku University

Ryukoku University’s Graduate School held its inaugural showcase at the 50th Japan Association for Language Teaching (JALT) International Conference, which took place from November 15 to 18, 2024, at the Shizuoka Granship in Shizuoka, Japan. This showcase accentuated the innovative research and diverse perspectives of our graduate students—thereby offering valuable insights into language education and learning in today’s world.

The Ryukoku University Graduate Student Showcase was held on November 16, from 17:50 to 19:20, and featured the following presentations:
•    Learners’ Social Lives in a Telecollaboration Program Implemented in the Japanese University
Presented by Ayaka Bito
•    Exploring L2 Writing: Students and Teachers as Co-constructors of Meaning
Presented by Maki Hitomi
•    Factors Affecting English-Speaking Attitudes of Japanese University Students
Presented by Yuki Kondo
•    Shaping the Future: Language Teacher Identity in the 21st Century
Presented by Matthew Nall
•    A Duoethnography of a Ukrainian Student and a Japanese Professor
Presented by Kviat Oleksandra
•    Assistant Language Teacher (ALT) Roles in Japan’s Elementary Schools: New Course of Study
Presented by Krystle Suzuki

Conference participants and those interested in language education engaged with our presenters and explored the inspiring work of Ryukoku University’s graduate students. The event celebrated their contributions to the future of language teaching and research.


 龍谷大学矯正・保護課程では、毎年度、学生のキャリア支援の一環として、本学の在学生や卒業生で、国家公務員(法務教官、刑務官、保護観察官)採用試験に合格した方や本学出身の現職の方を講師にお招きし、本課程を受講している学生らに対して、自身の合格体験談や現在の仕事内容などをお話しいただく機会として「国家公務員採用試験合格者を囲む懇談会」を開催しています。今年度もこの懇談会を11月29日(金)に開催しました。当日は将来法務教官や刑務官、保護観察官などをめざす学生30名が参加し、講師の話(アドバイス)に熱心に耳を傾けていました。
 その後、開催しました懇親会には、現在矯正・保護課程の授業を担当している講師をはじめ、センター長や矯正・保護課程の関係教職員、学生らが参加しました。参加した学生は講師らを取り囲み熱心に質問をしていました。終始和やかな雰囲気の中、盛会のうちに終了しました。この中から将来国家公務員採用試験の合格者がでることを期待しています。
<当日のプログラム>
◆懇談会(第1部)
 〇センター長挨拶
  浜井 浩一(龍谷大学矯正・保護課程委員会委員長/法学部教授)
 〇委員長挨拶
  古川原 明子(龍谷大学矯正・保護課程委員会委員長/法学部教授)
 〇合格者体験談(2名)
  2024年度法務省専門職員(人間科学)採用試験<法務教官区分>合格者
  ・龍谷大学政策学部政策学科4年生 
  ・龍谷大学法学部法律学科4年生
 〇現職からのアドバイス(3名)
  ・龍谷大学文学部歴史学科仏教史学専攻卒業生(刑務官/京都刑務所勤務)
  ・龍谷大学法学部法律学科卒業生(法務教官/交野女子学院勤務)     
  ・龍谷大学法学部法律学科卒業生(保護観察官/中国地方更生保護委員会勤務) 
◆懇親会(第2部)
 〇センター長挨拶
 〇出席の課程講師の紹介
 〇懇談
◆主催
 龍谷大学矯正・保護課程委員会


懇談会で挨拶する浜井矯正・保護総合センター長


懇談会で挨拶する古川原矯正・保護課程委員会委員長


「合格者体験談」の様子①


「合格体験談」の様子②


「現職からのアドバイス」の様子①


「現職からのアドバイス」の様子②


「現職からのアドバイス」の様子③


懇親会の様子①


懇親会の様子②


法学講演会-国際社会からみた日本の人権

 2024年11月15日(金)に、国際人権法の専門家であり、アカデミックアクティビストとして活躍される藤田早苗先生(エセックス大学人権センターフェロー)をお招きして、国際社会からみた日本の人権についてお話いただきました。

 講演は、まず沖縄戦において、あるガマでは、住民が集団自決をする一方、あるガマでは、偶然にも米国帰りの住民がいたことから、一人の犠牲者も出すこともなかった、というお話から始まりました。米国帰りの住民が、米軍は国際法に従って行動するため非戦闘員を殺さないことを知っていたことから、自決しようとする人々を説得した、とのことでした。このエピソードに始まり、今回の講演全体を通して、いかに私たちの人権に対する考え方が不十分であったか、また幼い頃からの教育が大切か、とりわけ「国際レベルでの人権教育」の重要性について、認識を新たにすることができました。
 
 参加した学生さんからは「世界と日本の人権への考え方がここまで違うことに衝撃を受けました。」「日本人の人権に対する意識と世界の子供たちの人権に対する意識の差が明白であったこと、人権は思いやりではなく、政府に要求する権利であること等、多くのことを学びました。」「海外では、子どもたちに人権の価値や本質を小さい頃からしっかりと教育する体制があることを見て、日本も根っこから変わらないといけないと感じました。」等の感想が多数寄せられました。
 
 なお、本講演会の開催にあたっては、法学部3回生(若林ゼミ)の山下桃花さんと中村理紗子さんが当日の司会進行だけではなく、藤田早苗先生のご著書『武器としての国際人権』を参考に、事前の準備等(フライヤーや参加希望者へのアンケートフォームの作成や諸連絡等)にも奔走してくれました。

 貴重な機会をありがとうございました。



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