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【本件のポイント】
・農学部 中田裕子専任講師、文学部 村岡倫教授らの日本モンゴル共同調査の研究グループが、今年モンゴル国で再発見された碑文の断片を解読した結果、7世紀後半に活躍したトルコ系遊牧民、僕固部(ぼっこぶ)の族長である乙突(いつとつ)という人物の紀功碑であることを確認
・この碑文は、これまで不明であった7世紀後半におけるモンゴル高原のトルコ系遊牧民の動向や、彼らと唐王朝との関係を研究するための貴重な資料となることが期待される

【本件の概要】
 本碑文は、もともと1950年代にO. ナムナンドルジ※1がモンゴル国ボルガン県で最初に発見し、中国唐王朝の一将軍に捧げられたものであろうと報告されていました。しかし、碑文の転写・写真・解読文などは公表されておらず、碑自体もそのまま現地に放置され、忘れ去られていました。
 しかし、今年5月、日本モンゴル共同調査「ビチェース(碑文の意味)・プロジェクト」のモンゴル側の代表、A. オチル※2らがこの碑を再発見し、9月に現地を訪れたプロジェクトのメンバーである中田・村岡らがその碑文を解読したところ、678年に没した僕固乙突(ぼっこいつとつ)の紀功碑の一部であることを確認しました。
 僕固乙突に関しては、2009年にオチルらモンゴル・ブリヤート共同調査隊が、トゥブ県で古い墳墓を調査した際に彼の墓誌を発見しています。墓誌は墳墓の奥部に安置されていた遺骨のそばにあり、乙突の功績が記され、さらに「同時に碑文も立てた」と記されていたことから、遺骨と一緒に埋められたこの墓誌とは別に、墓の外にも碑文が立てられたのだろうと推測されましたが、これまで発見に至っていませんでした。それが今回確認された碑文と考えられます。
 2009年に発見された墓誌は貴重な資料として内外の研究者が驚き注目を浴びましたが、今回の碑文も墓誌に記されていない記述を含んでいる点で、研究者たちの関心を引くことになると思われます。墓誌と紀功碑を作るのは中国の風習ですが、乙突の墓誌・紀功碑も唐の影響によって作られたと考えられ、唐王朝の時代、モンゴル高原には突厥(とっけつ)やウイグルという有力なトルコ系遊牧民が活躍しますが、それらに比べて、これまで注目度が低かった僕固部でしたが、これらの碑の発見・解読によって唐からも一目置かれる存在であった可能性が高まり、これまで不明であったモンゴル高原の歴史の一部に新たな光が当たることが期待されています。
※1・・・・当時、モンゴル科学アカデミー研究員、「モンゴル近代地理学の父」とも言われる人物
※2・・・・モンゴル国際遊牧文明研究所教授、モンゴル考古学・歴史学・民族学の全ての分野で多大な功績を有する第一人者


碑文調査の様子


碑文に刻まれた文字

問い合わせ先 : 龍谷大学文学部教授 村岡   Tel 075-642-1111


 農学部食品栄養学科専攻科目:「調理学実習Ⅱ」(朝見/山崎先生担当)では、調理実習などの実技を通して、調理における基礎技術の習得に努めるとともに、多角的な視点から食事をとらえ、それらを取り扱うための操作および技術を習得を目指します。

 10月17日(水)、10月24日(水)は、株式会社木馬 取締役料理長(ひさご寿し料理長)の川西 豪志氏をお招きし、日本郷土料理について実演を交えてご講義いただきました。近江の食と文化をテーマに、近年の食嗜好や地域性を活かした食事文化や食材の調理法をご教示いただき、学生らは終始講師の手元に釘付けでした。
料理人の先生から直接指導をいただきながら、各班に分かれて調理を行い、実食しました。

 実際に手を動かしながら行う実践型の授業は、農学部の特徴です。学生たちは調理に対する知識をより効果的に習得し、調理における総合的な応用力を身につけていきます。









 文学部の授業風景はどのようなものなのか、その一端を紹介するために、文学部臨床心理学科の伊東秀章先生が実施した内容を報告いただきました。

 文学部臨床心理学科では、カウンセリングなどの実習を行い、肌で感じることのできる体験型授業にも力を入れています。

 10月19日(金)の「臨床心理学(実習)」(担当教員:伊東秀章)の授業では、カウンセリングにおける共感的理解と情報の集め方をテーマに実習を行いました。

 臨床心理学では、「聞く」ことが大事だと言われます。しかしもし、目の前の人が「聞いてるよ」と言いながらも携帯電話をさわりながら会話していたら、あなたはどのように思うでしょうか。「聞く」ということは、「耳で」聞くだけではなく、「目で」、「表情で」、「身振りで」聞くことも非常に重要です。
 しかし案外、自分がどのように会話しているかは日常的な動作ゆえになかなか自覚できていません。その結果、相手を不快に思わせたり、場合によっては、「全く聞いてない」と思わせる行動を取ってしまっていることがあります。
 この授業では、ロールプレイング(役割演技)を用いてカウンセリングの実習を行っています。カウンセラー役割とクライエント役割をそれぞれの学生が担うことによって、実際のカウンセリング場面さながらの状態で実習を積みます。この実習の後で、それぞれの自身の発言や、発言されたこと、振る舞い、を振り返ることを通して、どのようなコミュニケーションが援助場面では必要なのかを学びます。

 体験的な実習を通して、自らを振り返り、コミュニケーションのあり方を学び、対人援助の現場で適切に振る舞うための気づきが得られることがこの授業の目標です。


臨床心理学科・伊東秀章先生





来場者にごみ分別を呼びかけて


模擬店の後ろで留学生も活動しています


センターのブースで展示内容を説明


模擬店行列の最後尾看板を持って

 爽やかな秋晴れの10月21日(日)、『第28回深草ふれあいプラザ』が藤森神社で行われ、ボランティア・NPO活動センターから48名の学生が参加しました。

 『深草ふれあいプラザ』は龍谷大学が位置する深草地域5学区の地縁団体や小学校、行政などが協働して、毎年実施している秋の恒例イベントです。このイベントに協力し、運営側の皆さんや来場者との交流を通じて龍大生にボランティア活動の楽しさを知るきっかけにしてもらおうと、センターの学生スタッフが参画させていただき今年で8年目になります。昨年は雨で中止となったことから「今年こそ」という思いで積極的に広報した結果、例年よりも多くの学生から申し込みがありました。

 学生たちは模擬店の販売補助やリユース食器の回収補助などの他、ステージでは5学区対抗企画の司会と運営補助を担ったり、センターのブースでは深草地域で取り組んだボランティア活動や災害に関する展示に加えて、子ども向けの竹水鉄砲で遊ぶコーナーも設けました。
 また、政策学部井上ゼミちきれん班の学生も、自分たちが取り組んでいる大岩街道周辺地域活動についてのブースを出し、積極的に来場者へ広報していました。
 両ブースとも来場者の質問に受け答えしたり、京都市長から声をかけてもらったりして、各学生の励みになっている様子が見られました。
 
 このイベントに参加した学生たちが地域の皆さんと交流することで、改めて深草地域の魅力や課題について考える機会となり、より良いまちづくりに繋がることを願っています。


【学生スタッフの声】
 昨年は雨で中止になってしまいましたが、今年は無事に開催できたことがとても嬉しかったです。今年初参加の学生スタッフも多い中、グルメコーナーなど初めて担当する事もいくつかあったので、少し戸惑う場面もありましたが、みんなで協力をしてうまく活動ができたので本当に良かったです。
 ここ数年の中ではかなり多くの龍大生が参加してくれたので、たくさん交流することができました。中には留学生も数名いて「日本の文化に触れることができてよかった」という声が多くあり、深草ふれあいプラザの魅力やボランティア活動の楽しさも伝わったと思います。


子どもたちに楽しんでもらおうと設置した竹水鉄砲コーナー


5学区対抗戦のステージ司会と運営でも活躍


みたらし団子の模擬店の様子


来場者の楽しみの一つ、抽選会の券を入れるブースにて


来場者にごみ分別を呼びかけて

模擬店の後ろで留学生も活動しています

センターのブースで展示内容を説明

模擬店行列の最後尾看板を持って

 爽やかな秋晴れの10月21日(日)、『第28回深草ふれあいプラザ』が藤森神社で行われ、ボランティア・NPO活動センターから48名の学生が参加しました。

 『深草ふれあいプラザ』は龍谷大学が位置する深草地域5学区の地縁団体や小学校、行政などが協働して、毎年実施している秋の恒例イベントです。このイベントに協力し、運営側の皆さんや来場者との交流を通じて龍大生にボランティア活動の楽しさを知るきっかけにしてもらおうと、センターの学生スタッフが参画させていただき今年で8年目になります。昨年は雨で中止となったことから「今年こそ」という思いで積極的に広報した結果、例年よりも多くの学生から申し込みがありました。

 学生たちは模擬店の販売補助やリユース食器の回収補助などの他、ステージでは5学区対抗企画の司会と運営補助を担ったり、センターのブースでは深草地域で取り組んだボランティア活動や災害に関する展示に加えて、子ども向けの竹水鉄砲で遊ぶコーナーも設けました。
 また、政策学部井上ゼミちきれん班の学生も、自分たちが取り組んでいる大岩街道周辺地域活動についてのブースを出し、積極的に来場者へ広報していました。
 両ブースとも来場者の質問に受け答えしたり、京都市長から声をかけてもらったりして、各学生の励みになっている様子が見られました。
 
 このイベントに参加した学生たちが地域の皆さんと交流することで、改めて深草地域の魅力や課題について考える機会となり、より良いまちづくりに繋がることを願っています。


【学生スタッフの声】
 昨年は雨で中止になってしまいましたが、今年は無事に開催できたことがとても嬉しかったです。今年初参加の学生スタッフも多い中、グルメコーナーなど初めて担当する事もいくつかあったので、少し戸惑う場面もありましたが、みんなで協力をしてうまく活動ができたので本当に良かったです。
 ここ数年の中ではかなり多くの龍大生が参加してくれたので、たくさん交流することができました。中には留学生も数名いて「日本の文化に触れることができてよかった」という声が多くあり、深草ふれあいプラザの魅力やボランティア活動の楽しさも伝わったと思います。


子どもたちに楽しんでもらおうと設置した竹水鉄砲コーナー


5学区対抗戦のステージ司会と運営でも活躍

みたらし団子の模擬店の様子

来場者の楽しみの一つ、抽選会の券を入れるブースにて


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