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2024年9月7日(土)、8日(日)に、日本ペスタロッチー・フレーベル学会第41回大会(実行委員長:田岡由美子、実行委員:広川義哲)が、龍谷學會共催のもと龍谷大学深草キャンパスにて対面で開催され、全国から研究者が集いました。自由研究発表に加え、第1日目には「教育者としてのブッダ」というテーマで入澤崇学長による講演が行われました。仏教の起源や一人ひとりに気づきと目覚めを促す教育者としてのブッダのお話は、キリスト教を背景にした研究が多い本学会にとって大変新鮮で興味深いものでした。そのため懇親会場においても、入澤学長の周りには質疑応答する学会員の輪ができるほどでした。さらに吹奏楽部5名による演奏も会を盛り上げてくれました。実践者の参加も多く、第41回大会は盛会に終了しました。ご協力くださった関係の皆様方、誠にありがとうございました。






地域医療連携推進法⼈湖南メディカル・コンソーシアムが⿓⾕⼤学社会学部/⼤学院社会学研究科ならびに農学部/⼤学院農学研究科と包括連携協定を締結


【本件のポイント】

  • 龍谷大学は湖南地域にて「福祉」、「食」という観点から健康・医療分野で連携事業を実施してきた。
  • 地域医療連携推進法⼈湖南メディカル・コンソーシアムには大津・湖南医療圏にて34法人115施設が加盟しており、包括的で切れ目のない医療・介護サービスを提供している。
  • 協定締結により、教育面では加盟施設における龍谷大学生の実習などの受入、法人所属の社会人を対象にしたリカレント教育を行い、研究面では社会福祉学や食品栄養学の領域で共同研究や調査を実施する。

 

【本件の概要】
 2024年10月16日、地域医療連携推進法⼈湖南メディカル・コンソーシアム(以下、湖南メディカル・コンソーシアム)が龍谷大学社会学部および大学院社会学研究科、また龍谷大学農学部および大学院農学研究科とそれぞれ教育研究協力に関する包括連携協定を締結しました。
 


龍谷大学瀬田キャンパス(大津市)にて実施した協定締結式の様子
左より:龍谷大学大学院社会学研究科 研究科長 栗⽥ 修司 / 龍谷大学社会学部 学部長 井上 辰樹 /
地域医療連携推進法⼈湖南メディカル・コンソーシアム 健康福祉ふれあいセンター⻑ 安⻄ 将也 /
地域医療連携推進法⼈湖南メディカル・コンソーシアム 代表理事 二之湯 武史 /
龍谷大学農学部 学部長 ⽵歳 ⼀紀 / 龍谷大学大学院農学研究科 研究科長 島 純

 

 龍谷大学社会学部および農学部は、これまで大津市や湖南市と健康・医療分野において産官学連携事業を実施してきました(※)。また、研究面においても同地域を対象に研究・調査を行い、その成果を大学院において社会人学生に対するリカレント教育に還元するなど、地域に開かれた教育・研究を実施してきました。
 湖南メディカル・コンソーシアムには大津医療圏、湖南医療圏における34法人115施設が加盟しており、滋賀県が進める地域医療構想と地域包括ケアシステムの実現および切れ目のない医療・介護サービスを将来にわたって安定的に提供することを目指しています。
 この度の協定締結により組織レベルでの協力関係をより強固なものにし、湖南地域での健康・医療分野の教育研究の発展や現場での課題解決を図ります。

 

【具体的な連携・教育内容】
1.教育に関する事項 
・龍谷大学生の実習・インターンシップの受入、就職先の確保。 
・法人に属する社会人を対象とした高度専門職業人育成・リカレント教育の実施。 

2.研究に関する事項 
・社会福祉学や食品栄養科学の領域での共同研究や各種調査の実施。 
≪農学部/農学研究科≫ 
・「アレルギー食材を考慮した子供食育食堂の共同運営と研究」 
・「フレイル(虚弱)予防を目的とした高齢者の食事指導教室の共同運営と研究」 
≪社会学部/社会学研究科≫ 
・「糖尿病・高血圧症・肥満予防などの健康教室の共同運営と研究」 
・「医療と介護の相談窓口で把握した児童母子・障がい児者・生活困窮者・高齢者など

 抱える緒問題点を集積して研究会・講習会の共同運営」

 

【出席者コメント】
地域の皆さんのニーズや潜在的な地域課題を龍谷大学と一緒になって解決し、新しい地域の医療介護を充実させていきたいと考えている。また、学生さんの進路やインターンシップのような現場をこうしたネットワークがサポートしていけるのではないかと思う。この地域医療連携推進法人は全国的に見ても少なく、大学と連携協定を締結することは、非常に珍しい。今後、この画期的な連携に注目していただきたい。
   (地域医療連携推進法⼈湖南メディカル・コンソーシアム 代表理事 二之湯 武史)

 

社会学部では従来からコンソーシアムに参加している複数の施設と介護実習や健康指導などのアドバイス、技術相談をはじめとして、交流してきた。この度の協定締結により、学生の実習受け入れや職員採用だけでなく、共同研究や各種調査の実施、湖南地域および龍谷大学を教育研究のフィールドとして相互活用することを視野に入れて連携を強化していきたい。その上で社会に貢献できる学生を輩出していきたい。
                      (龍谷大学社会学部 学部長 井上 辰樹)

 

管理栄養士を目指す学部生や既に資格を持っている農学研究科生の実習・インターンシップの受け入れが進むことになる。これまで大津市と進めていた食と健康に関する取り組みを、今後コンソーシアムと連携し、幅広く湖南地域の施設にて展開していきたい。研究科ではコンソーシアムに参加する法人施設から、専門知識を修得し深めたい人材の受入が増えることを期待している。
                       (龍谷大学農学部 学部長 ⽵歳 ⼀紀)

 

※)各地域における産官学連携事業の一例
湖南市:https://www.ryukoku.ac.jp/nc/news/entry-14852.html 

大津市:https://www.ryukoku.ac.jp/nc/news/entry-14002.html


問い合わせ先:

龍谷大学 社会学部教務課  Tel 077-543-7760 

 shakai@ad.ryukoku.ac.jp  https://www.soc.ryukoku.ac.jp/
龍谷大学 農学部教務課   Tel 077-599-5601 

  agr@ad.ryukoku.ac.jp  https://www.agr.ryukoku.ac.jp/
 


 毎年瀬田キャンパスの学生スタッフが学内でボランティア参加を呼びかけている大津祭は、2023年12月にユネスコ世界遺産登録候補となり、注目が集まっています。
 10/12(土)に宵宮、10/13(日)に本祭が開催され、今年も学生たちがボランティアとして参加しました。

■10/12(土)@宵宮:17名が活動  
 昼頃から午後にかけて会場設営や曳山の宵宮曳きを、夕方からは本部テントで大津祭見て歩きマップを観光客に渡すなど、祭りを支えるための活動を行いました。
【宵宮ボランティアとして活動した学生の声】
・宵宮ボランティアは初めて参加して、思っていた以上に案内するのは難しいことだとわかりました。また、御朱印帳が粽(ちまき)の次によく売れたことに驚きました。



■10/13(日)@本祭:47名が活動
 過去2回は雨に降られましたが、今年は快晴の中、曳き手や巡行路の安全サポーター、本部テント等でボランティア活動しました。
 龍谷大学は今年も神功皇后山を担当させていただき、25名の学生が曳き手ボランティアとして地元の皆さんと一緒に巡行しました。曳き手以外にも、先頭や最後尾で登り旗を持つ役割を交代しながら取り組みました。巡行のクライマックスである路面電車の坂で学生たちが力を合わせて綱を引く様子は、一体感がありました。

【曳き手ボランティアとして活動した学生の声】
・大津祭りは初めて参加しましたが、大変楽しかったです。ちまき投げやからくりなど、他の祭りにはない大津祭りの特色は興味深く、地域一体となって作り上げられていることに感動しました。
・からくりが動く場面では歓声が上がったり、びわ湖浜大津駅から上栄町駅までの坂ではたくさんの声援をいただけたので、とてもうれしかった。何より神功皇后山の猟師町に戻れた時に、非常に達成感があった。
・天気が良くて、3年目でやっと最後まで巡行ができました。大学の地元の伝統行事に参加することは、大学生活を充実したものにすると思います。



 また、巡行路で紅白の幕を持ちながら、曳き手と観客両方の安全を守る巡行サポーターの学生が17名。そして、巡行後の経路片付けや観光客の案内などを行う本部遊軍ボランティアが5名。どちらも重要な役割で、夏日となった天候と祭の熱気が相まった暑い中を頑張りました。
 

【巡行サポーターとして活動した学生の声】
・今回初めて大津祭というものを知りましたが、思っている以上の規模でとても感動しました。お祭りの熱量をすごく感じることができました。
・とても達成感ある1日を過ごせてました。歩道際の警備をしている時に、前を通られた曳き手のみなさんが会釈をしてくださったり、突然粽をプレゼントしてくださったり。
・警備をしながら、まちの人達が大津祭に対してすごく特別な感情を持っていることを、いろんな曳山が通る時に感じることができました。
 



【ボランティア企画リーダー 兼 本部ボランティアとして活動した学生の声】
 本祭では本部遊軍として裏方のお手伝いをして、曳き手として参加した昨年とは違った視点で大津祭の良さを感じることができました。
 また、今年は学内で大津祭ボランティアを募集する企画リーダーを担い、そのような役割をしたことが初めてで上手くいかないこともありましたが、仲間の力を借りて何とか終えることができました。お祭り中に笑顔で活動する学生の姿を見れたことや、「楽しかった」「来年も参加したい」という声を聞けたことが何より嬉しかったです。リーダーになった際、大津祭の魅力を1人でも多くの人に広めたいという思いがあったので、達成感を強く感じました。
 大津祭の一番の特徴は地域の人との距離が近いことで、当日は総出でお祭りを盛り上げます。地元の人もそうでない人も純粋に大津祭を楽しんでいる姿は、見ているだけで心が弾みます。「動く美術館」とも呼ばれる曳山が並ぶ姿は圧巻なので、ボランティア参加でなくても、ぜひ観に来ていただきたいです。そして、写真や文字だけでは伝わらない大津祭の歴史や雰囲気を体感してください!

 



 本祭当日には、京都新聞や中日新聞からも取材を受け、翌日に本学学生の様子を掲載いただきました。
 どの役割も朝から夕方まで充実した活動となり、大津祭は盛況のうちに終了しました。活動された関係者すべてのみなさん、学生がお世話になりありがとうございました。


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2024年9月9日(月)-13日(金)に、イタリアのパヴィア大学で国際会議「Italo-Japanese Workshop on Variational Perspectives for PDEs」が開催されました。数理・情報科学課程の深尾武史教授が主催者の一員となり、イタリアや日本のみならず、世界各国から偏微分方程式研究者ら30名を招待講演者として招きました。また、若手研究者らのショートトークやポスタープレゼンテーションもあり、盛大な国際会議となりました。

パヴィア大学は、三次方程式の解の公式で有名なジェロラモ・カルダーノ(1501-1576)や、電池で有名なアレッサンドロ・ボルタ(1745-1827)、現代解析学ではエミリオ・ガリアルド(1930-2008)とゆかりのある大学で、その歴史あるキャンパスでの開催です。

龍谷大学からは数理・情報科学課程の川上竜樹教授が招待講演を行い、講演後も著名な数学者らとの議論が交わされました。






 「福祉」、「食」の観点で湖南地域における健康・医療分野の人材輩出および共同研究等を実施


 2024年10月16日、地域医療連携推進法⼈湖南メディカル・コンソーシアムが社会学部および社会学研究科、また農学部および農学研究科とそれぞれ教育研究協力に関する包括連携協定を締結しました。
 
 社会学部および農学部は、これまで大津市や湖南市と健康・医療分野において産官学連携事業を実施してきました(※)。また、研究面においても同地域を対象に研究・調査を行い、その成果を大学院において社会人学生に対するリカレント教育に還元するなど、地域に開かれた教育・研究を実施してきました。

※)各地域における産官学連携事業の一例
湖南市:https://www.ryukoku.ac.jp/nc/news/entry-14852.html
大津市:https://www.ryukoku.ac.jp/nc/news/entry-14002.html

 湖南メディカル・コンソーシアムには大津医療圏、湖南医療圏における34法人115施設が加盟しており、滋賀県が進める地域医療構想と地域包括ケアシステムの実現および切れ目のない医療・介護サービスを将来にわたって安定的に提供することを目指しています。
 この協定締結により組織レベルでの協力関係をより強固なものにし、湖南地域での健康・医療分野の教育研究の発展や現場での課題解決を図ります。

【具体的な連携・教育内容】
1.教育に関する事項
・龍谷大学生の実習・インターンシップの受入、就職先の確保。
・法人に属する社会人を対象とした高度専門職業人育成・リカレント教育の実施。

2.研究に関する事項
・社会福祉学や食品栄養科学の領域での共同研究や各種調査の実施。
≪農学部/農学研究科≫
・「アレルギー食材を考慮した子供食育食堂の共同運営と研究」
・「フレイル(虚弱)予防を目的とした高齢者の食事指導教室の共同運営と研究」
≪社会学部/社会学研究科≫
・「糖尿病・高血圧症・肥満予防などの健康教室の共同運営と研究」
・「医療と介護の相談窓口で把握した児童母子・障がい児者・生活困窮者・高齢者など抱える緒問題点を集積して研究会・講習会の共同運営」

【出席者コメント】


地域の皆さんのニーズや潜在的な地域課題を龍谷大学と一緒になって解決し、新しい地域の医療介護を充実させていきたいと考えている。また、学生さんの進路やインターンシップのような現場をこうしたネットワークがサポートしていけるのではないかと思う。この地域医療連携推進法人は全国的に見ても少なく、大学と連携協定を締結することは、非常に珍しい。今後、この画期的な連携に注目していただきたい。
(地域医療連携推進法⼈湖南メディカル・コンソーシアム 代表理事 二之湯 武史)


社会学部では従来からコンソーシアムに参加している複数の施設と介護実習や健康指導などのアドバイス、技術相談をはじめとして、交流してきた。この度の協定締結により、学生の実習受け入れや職員採用だけでなく、共同研究や各種調査の実施、湖南地域および龍谷大学を教育研究のフィールドとして相互活用することを視野に入れて連携を強化していきたい。その上で社会に貢献できる学生を輩出していきたい。
(社会学部 学部長 井上 辰樹)


管理栄養士を目指す学部生や既に資格を持っている農学研究科生の実習・インターンシップの受け入れが進むことになる。これまで大津市と進めていた食と健康に関する取り組みを、今後コンソーシアムと連携し、幅広く湖南地域の施設にて展開していきたい。研究科ではコンソーシアムに参加する法人施設から、専門知識を修得し深めたい人材の受入が増えることを期待している。
(農学部 学部長 ⽵歳 ⼀紀)


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