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2025年4月13日~10月13日まで開催されている大阪・関西万博では、参加する国や地域の文化、最新技術などが紹介されてます。

参加国の一つ、アゼルバイジャンの「ナショナルデー」が6月5日に開催され、アゼルバイジャンの歴史を専門とする本学文学部 塩野﨑信也准教授が公式式典・晩餐会に招かれました。

「アゼルバイジャンナショナルデー」では、日本代表団の一員として大統領補佐官夫妻をはじめとするアゼルバイジャン代表団との交流を深めました。

 

塩野﨑准教授コメント

「ヨーロッパとアジアの境界に位置するアゼルバイジャンでは、多様な人々が暮らし、多彩な文化が花開いています。

アゼルバイジャンのパビリオンで、ぜひその一端に触れてみてください。

展示は、アゼルバイジャンで生涯を送った詩人ニザーミーの代表作『七肖像(七王妃物語)』がモチーフになっています。

世界中の様々な国からやって来た7人の美女たちが登場するこの作品の内容にも思いを馳せると、アゼルバイジャンの多様性、

さらには万博の精神をより深く感じ取ることができるでしょう。」

 

文学部歴史学科東洋史学専攻 塩野﨑 信也准教授の詳しい研究内容はこちら

Academic doors https://academic-doors-ryukoku.jp/interview/16


アゼルバイジャンの文化を通じて交流が行われた



アゼルバイジャンはカスピ海に面しており、良質のキャビア(チョウザメの卵)がとれる


 6月11日(水)、沼田奨学金研究奨学金授与式を執り行いました。沼田奨学金とは、精密測定機器総合メーカー㈱ミツトヨの経営者であった故沼田恵範氏より、寄贈を受けた㈱ミツトヨの株式の果実(配当)によって、1992年度より運用されている奨学金です。

 本奨学金は、仏教学術振興に資するための研究・調査に携わる外国人(研究奨学金)や、仏教を専門的に学んでいる成績優秀な留学生(学業奨学金)を支援するために設立されています。

 この度の授与式では、林 佩瑩(リン ペイイン)氏、Dilip Kumar Barua(ディリプ クマル バルア)氏の2名が受賞されました。受給研究者からは、研究の内容が紹介されました。安藤学長からは、沼田恵範氏の思いを継ぎ、仏教の学術振興や海外伝道に貢献することとともに、仏教研究での更なる学術交流への期待が祝辞として述べられました。

 

〈受給者の略歴〉

林 佩瑩(リン ペイイン)氏

 国立政治大学大学院 准教授

 研究テーマ Cultural Interactions and Influences in East Asian Buddhism through the Portrait of Prince Shōtoku

 受入教員  嵩 満也 教授(国際学部)

 

・Dilip Kumar Barua(ディリプ クマル バルア)氏

 University of Dhaka 教授 / Bangabandhu Sheikh Mujibur Rahman University, Kishoreganj 学長

 研究テーマ A Study on the Curriculum of Religious Education in Japan: A Lesson for Bangladesh

 受入教員  三谷 真澄 教授(文学部)

 






 社会学部コミュニティマネジメント実習「伏見まちづくりプロジェクト」(担当教員:坂本清彦准教授)は、京エコロジーセンター(注1、以下「エコセン」)を運営する京都市環境保全推進活動協会(注2、以下「協会」)に地域や行政との橋渡し役となっていただき、特に京都市が進めている脱炭素の取り組みをまちづくり活動につなげ、「環境にやさしく歩いて楽しいまちづくり」に向けて活動しています。

 2025年度に最初に関わる主要なまちづくりイベントは、伏見地域南部の向島地区の水田で行われる「たんぼラグビー in 京都向島」(以下、「向島たんぼラグビー」)です。「伏見まちづくりプロジェクト」は昨年度も向島たんぼラグビーに参画し、大会の運営をお手伝いしながら子供向けの環境クイズを行い、楽しみながら脱炭素・地球温暖化への意識向上を図る取り組みを行いました。

 今年度の「伏見まちづくりプロジェクト」は企画段階から大会運営に深く関わり、受講生が地域の方々とのつながりを築きながら大きなイベントの準備を進めています。6月22日の向島たんぼラグビー当日に向けて向島地域の方々を中心とする実行委員会の運営会議が頻繁に開催されており、6月6日の会議には受講生も参加させていただきました。


向島たんぼラグビー運営会議で地域の方々の前で挨拶する実習生(写真は「たんぼラグビー in 京都向島実行委員会」提供)


向島たんぼラグビー運営会議で地域の方々の前で挨拶する実習生

 実行委員会の方々から受講生に対して「楽しくゆるく関わってもらえたらいい」といわれますが、たくさんの参加者や観客が訪れる向島の一大イベントとなった向島たんぼラグビーですので、実際はち密で配慮の行き届いた準備作業が進められています。そうした運営会議の雰囲気を受講生が現場で感じ取れたことが、地域社会のリアルな姿についての学びにつながることが期待されます。

注1「京エコロジーセンター」、正式名称「京都市環境保全活動センター」は、「地球温暖化防止京都会議(COP3)」を記念して、2002年に開設された環境学習や環境保全活動の輪を広げるための拠点施設です。

注2「京都市環境保全推進活動協会」は、持続可能な社会(脱炭素社会・循環型社会・自然共生社会)を実現するため、市民・事業者・行政・教育機関と連携を強め、広く環境保全活動を推進することにより、環境に配慮した市民の自主的な行動による地域社会づくりに寄与することを目的に設立された公益財団法人で、指定管理者として京エコロジーセンターの運営管理を行っています。

https://totteoki.kyoto.travel/events/8894/

https://www.instagram.com/fushipro.ryukoku/



2025年6月12日(木)、インテックス大阪にて「EDIX大阪2025」が開催されました。

EDIX大阪とは、「教育の『今』を学べる、『未来』に気付ける3日間」と題した教育分野における西日本最大の展示会です。
教育の課題解決や最新技術の紹介を目的としており、学校や教育機関、企業の人事・研修部門など、教育に関わる人々を対象に、教育DXやICT機器、教材・コンテンツなど幅広い製品やサービスが展示されます。
加えて、セミナーや講演も充実しており、教育業界の最新動向を学ぶ絶好の機会とされています。

EDIX大阪2025では、「すべての先生方すべての子どもたちを応援し、教育の未来を描く」というコンセプトをもとに、『さぁ、挑戦しよう 学びの未来へ。』をキーワードとしてソフトバンクが出展し、そのセミナーの中で、本学がソフトバンクと連携して行った「ハッカソン」の取組みが紹介されました。


EDIX大阪の様子


EDIX大阪の様子

セミナーの詳細は、下記の通りです。

タイトル:龍谷大学とソフトバンクが共催!教育を変革する革新のハッカソン

登壇者:
松木平 淳太 先生(龍谷大学 学長補佐/先端理工学部教授)
山本 雄亮 氏(ソフトバンク株式会社 西日本営業本部 営業推進統括部スマートキャンパス推進室 スマートキャンパスディレクター )

プログラム:
・ソフトバンク株式会社との包括連携協定について
・2024年度「スマートキャンパス ハッカソン」について
・ハッカソンから得た気付き
・2025年度「スマートシティ ハッカソン」について
・ハッカソンで期待される価値と社会への影響について


セミナーの様子


講演する松木平学長補佐


講演する山本氏


セミナーでは、2024年度に取り組んだ「スマートキャンパス ハッカソン」の映像が流れ、30名を超えるセミナー来場者が熱心に見ている様子が印象的でした。

4月23日(水)に開催されたEDIX東京2025でも、本学の「ハッカソン」の取組みがソフトバンクブースで紹介されましたが、今回は今年度進行中の「スマートシティ ハッカソン」の様子もあわせて紹介がなされました。

セミナー終了後には、本学の「ハッカソン」の取組みに興味をもった来場者が、松木平学長補佐に質問に行く様子も見受けられました。

セミナー会場横に設けられた展示ブースの「ソフトバンクが描く これからの大学DX」のコーナーでは、「スマートキャンパス ハッカソン」が事例として掲載されたフライヤーが設置され、来場者が手に取る場面もありました。


セミナーの様子

5月10日(土)から開始した「スマートシティ ハッカソン」も、残すところソフトバンク本社で行われる最終成果発表会のみです。
参加者は、STEAMコモンズでプロダクト作成に励み、Slack等を使って最終調整に入っています。


展示ブース


設置されたチラシ


▶2025年度「スマートシティ ハッカソン」のスケジュール
STEP1:5/10(土)瀬田キャンパス
STEP2:5/24(土)瀬田キャンパス
STEP3:6/7(土)  瀬田キャンパス
STEP4:6/27(金)28(土)ソフトバンク竹芝本社
今年度の様子は、特設ページにて随時更新中です。

▶2024年度「スマートキャンパス ハッカソン」の取り組み
2024年度に実施したハッカソンの詳細は、特設ページからご確認ください。
また、参加学生へのインタビュー動画を制作しました。
学生たちの生の声を是非ご覧ください。


▶ハッカソン(Hackathon)
「ハッカソン(Hackathon)」とは、プログラムの改良を意味するハック(hack)とマラソン(marathon)を組み合わせた造語です。
IT技術者がチームを組み、与えられたテーマに対して、定められた期間に集中的にソフトウェアやサービス、モノを開発し、アイデアの斬新さや技術の優秀さなどを競い合うイベントのことです。

▶ソフトバンク株式会社との包括連携協定
龍谷大学は2023年12月15日に、本学のDX(デジタルトランスフォーメーション)への連携・共創を推進する目的で、ソフトバンク株式会社(以下、ソフトバンク)と包括連携協定を締結しました。
社会課題解決や人材育成を支援する場として整備される龍谷大学京都駅前新拠点の構築などで連携―龍谷大学・ソフトバンク株式会社・LINEヤフーの3者の包括連携協定を締結―

▶今後の情報発信について
今後の情報発信は特設サイトはもちろん、瀬田キャンパスInstagramでも発信していきますので、是非フォローしてください。
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心理学部2年生対象のキャリア啓発科目「心理学の職業的展開」では、大学や心理学部での学びを実社会でどのように活かしていくのかを考えながら、受講生が自ら課題を発見し、解決する力を養うことを目的に、企業との連携による実践的な課題に挑む産学協働型の授業を展開しています。

第1ターム(4月・5月)は、日本航空(JAL)様にご協力いただき、「今の時代に、組織で働く人々が“働きがい”を感じられる要因とは何か?」というテーマを設定。JALグループの企業理念「全社員の物心両面の幸福の追求」を念頭に置きながら、各グループが約4週間にわたり検討を重ねました。

6月5日(木)には、今年4月に竣工した慧光館の教室にて、日本航空の菅 優一郎様をお迎えし、学生8チームによるプレゼンテーションが行われました。各チームは、授業で学んだ心理学的視点を活かしながら、「働きがい」をテーマにした多角的な提案を発表しました。

発表を通して、各グループから共通して「褒める」「褒められる」「感謝する」「認められる」といった言葉が多く挙げられ、“働きがい”の認識は、何に価値を置くかによって異なることが分かった一方で、物質的・心理的の両面からの充足を求めるという点では、多くの学生が共通した視点を持っていることも浮き彫りとなりました。


創意工夫を取り入れたプレゼン


菅様からのフィードバック

日本航空の菅 優一郎様からのフィードバックでは、「学生たちの提案は、企業の現場でも十分に活用できる内容だった」と高く評価されました。菅様は、社会人になってから心理学の有用性に気づかれ、大学院に通われた経歴をお持ちで、心理学を実践で活かされている方です。

ご自身の経験を踏まえた講演では、
・心理学と直接関係がない経験も、将来的には大きな糧となること
・現代社会では『働きがい(心)』と『経済成長(もの)』の考え方が融合し、単なる利益追求ではなく、“人の成長”が重視される時代へと移行していること
・今後は、「心理的成功(心)」がキャリアの鍵となり、個々の成長がより重要になること
といったメッセージが伝えられました。

特に印象的だったのは、「心理学が活躍する場面はカウンセリウングだけではない」という視点です。心理的知見を持つ人材は、企業においても人と組織の在り方を支える重要な存在として、今の時代だからこそ強く求められている――そのことを、菅様の実践や語りから学生たちは実感することができました。



今回の授業を通じて、学生たちは心理学の学びと社会との接続を具体的に実感し、新たな視点や気づきを得ることができました。現在は第2タームに入り、別の企業からの新たな課題に取り組みながら、引き続き専門的な学びと実社会の橋渡しを目指した産学連携の学びを進めています。


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