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 4月24日(水)、沼田奨学金研究奨学金授与式を執り行いました。沼田奨学金とは、精密測定機器総合メーカー㈱ミツトヨの経営者であった故沼田恵範氏より、寄贈を受けた㈱ミツトヨの株式の果実(配当)によって、1992年度より運用されている奨学金です。

 本奨学金は、仏教学術振興に資するための研究・調査に携わる外国人(研究奨学金)や、仏教を専門的に学んでいる成績優秀な留学生(学業奨学金)を支援するために設立されています。

 この度の授与式では、San Tunサン トゥン)氏、兪悧 (ユ リ)氏、金 天鶴 (キム チョンハク)氏の3名が受賞されました。受給研究者からは、研究の内容が紹介されました。入澤学長からは、沼田恵範氏の思いを継ぎ、仏教の学術振興や海外伝道に貢献することとともに、仏教研究での更なる学術交流への期待が祝辞として述べられました。

 

〈受給者の略歴〉

San Tun(サン トゥン)氏

 Dhammaduta Chekinda University(ダンマドゥータ・チェーキンダ大学) 仏教哲学科教授

 Dagon University(ミャンマー国立ダゴン大学)  哲学科教授・同科長

 研究テーマ 「仏教における身体と環境の哲学―『転法輪経』と『無我相経』を中心に」

 受入教員  三谷 真澄 教授(文学部)

 

・兪悧(ユ リ)氏

 慶國立大學校 博士課程修了

 研究テーマ 「唯識哲學におけるvijñaptiākāraの関係研究 -『唯識二十論』と『観所縁緣論』

       を中心に-」

 受入教員  早島 慧 准教授(国際学部)

 

・金 天鶴 (キム チョンハク)氏

 東国大学校教授

 研究テーマ  『華厳経問答』の総合的研究」

 受入教員  野呂 靖 准教授(心理学部)


San Tun氏が描いた絵が入澤学長に贈られました。




アシスティブ・テクノロジー(Assistive Technology:AT)とは、障がいによる物理的な操作上の不利や障壁(バリア)を機器の工夫により乗り越えようとする考え方であり、そのための支援技術を言います。
障がい学生支援室では、様々な支援機器の貸出しを行うと共に、授業での使い方などについても個別サポートしていますので、お気軽にお尋ねください。
(詳しくは、こちら:https://www.ryukoku.ac.jp/support/accessibility.html)

~障がい学生支援室より~
障がいの有無に関わらず、全ての学生は、一人の人間としてその尊厳を尊重されるべきであり、人格及び能力を最大限に発達させ開花させるための学習権を保障されています。学習権とは、「読み書きの権利であり、問い続け、深く考える権利であり、想像し、創造する権利であり、自分自身の世界を読み取り、歴史をつづる権利であり、あらゆる教育の手立てを得る権利であり、個人的・集団的力量を発達させる権利」(ユネスコ学習権宣言より)です。これに基づき、障がい学生支援室では、大学生活で経験するあらゆることを学習と捉え、多様な学生の学びや交流の機会を創出すると共に、授業を始め学習を支える基礎的環境の整備と「改正障害者差別解消法」等に準拠して適切な合理的配慮を提供できる体制整備に努めています。


左から、補聴援助システム(ロジャータッチスクリーン)、音声認識アプリ(UDトーク)用のipad、補聴援助システム(ロジャーネックループ)。上は補聴援助システム(ロジャーセレクト)、音声認識アプリ(UDトーク)用のipad


機器の貸出しの様子(21号館1階障がい学生支援室)


 社会学部の「社会共生実習(農福連携で地域をつなぐ―「地域で誰もがいきいきと暮らせる共生社会に向けて」)」(担当教員:コミュニティマネジメント学科 坂本清彦)では、4月19日(金)に実習先の農福連携事業にとりくむ「おもや」(滋賀県栗東市)にて今年度初めての農作業をおこないました。


ビニールハウス内でのトマトの苗の誘引
(茎を支柱に紐で結び付ける作業)


茎を支柱に紐で結び付け実の重さで
倒れないようにする効果があります

 慣れない姿勢での作業は大変ですが、受講生10名で分担して作業に取り組んでいます。



 多くの受講生にとって初めての作業でしたが、お互いに話をしながら楽しく作業を完了させることが出来ました。
 

【受講生の感想】
 初めて「おもや」を訪問した。みんな優しそうだった。共生実習メンバーと雑談をしながら楽しく誘引や雑草抜きができた。トマトが丈夫に育って欲しい。

 作業時の姿勢が少し大変で農作業の大変さを実感することが出来た。


「おもや」のスタッフや利用者との休憩のひととき

 当日は「おもや」のスタッフや利用者の方と共に作業をする時間がほとんど無かったのですが、休憩時間には自己紹介など少しの時間が取れ、今後、そうした機会をより多く持つことでお互いの理解に繋げられたらと考えています。

 社会学部「社会共生実習」について、詳しくはこちらの【専用ページ】をご覧ください。


 

文学部歴史学科文化遺産学専攻の必修科目である「考古学実習」は、考古学的調査・研究、そして遺跡の整備・活用に不可欠な基礎的技術を学ぶ授業です。

 

4月17日・24日の授業では、「遺構実測」の方法を学び、体験しました。

まず、遺構実測図の意義やその作成方法について講義を受けたあと、受講生は各班に分かれ、大宮学舎本館の周囲で実測実習を行いました。

 

 



 

大宮学舎本館は明治12年(1879)に竣工し、昭和39年(1963)に重要文化財に指定されています。建物に付随してその周囲には建造当時の煉瓦敷が今も残っているのですが、今回の実習で対象にしたのはそのデザインを模して復元された渡り廊下の床面などの新しい建材による煉瓦敷です。

 

多くの学生が初めて体験する実測図の作成に苦労しながらも、グループで協力して時間の限り、図面の完成を目指しました。

 





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