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 経営学部・細川ゼミナールでは、6月17日午後、江戸末期の慶応元年(1865年)に創業された中西印刷株式会社(https://the.nacos.com/ )さまを訪問し、インタビューと見学をさせていただきました。
 同社は長い歴史を有する印刷会社であり、「木版・活版・平版・そしてデジタル印刷と4つの印刷方式を経験した全国でも唯一のおそらく世界でも唯一の会社です」(同社ウェブサイトから)。時代の変化に対応しつつ事業の発展を遂げてきた稀有な印刷会社と言えるでしょう。


 2人のゼミ生は事前にお送りした質問票にもとづいて、中西秀彦社長にインタビューを行い、丁寧に答えていただきました。同社におけるAIやDX分野の取り組みについては、取締役CIO(Chief Information Officer)である中西明日輝さんが直接、対応してくださいました。



 同社は「すべては文化学術への貢献のために」「「印刷を通じた、文化学術への貢献」を掲げており、質疑応答の中でも「学術のそばで、やりがいを感じる」「知を愛する」などの言葉が繰り返し聞かれたのが印象的でした。

 インタビュー後には、「活版ミニ博物館」と工場(印刷・製版)を見学させていただきました。博物館は、(活版廃止後15年になる)2007年から展示されているものです。小さな施設ですが、活版印刷をささえた機材が収集されており、活字のほかに、西夏文字字母、植字台、プラテン活版印刷機などを間近に見ることができます。長い歴史を有する同社、そして学術を愛する同社ならではと感じました。実際に同社が印刷された学術書も閲覧させていただきました。



 ブックレットの作成に向けた京都企業への訪問も残すところあと1社(7月1日に訪問予定)になりました。今回の訪問でも、経営者の方に直接お話を伺うことができました。「学生(さん)」を大切にしてくださる京都企業の有難さを感じています。ご縁をいただいた京都企業の皆さまに改めて御礼申し上げます。          (文責:細川 孝)


2018年より大宮学舎東黌にラーニングコモンズが設置され、学生や教員との相互交流を含めた多様な学びの形が可能になりました。

そこでお昼休みを利用して龍谷大学内外の研究者をお招きし、研究に関連する内容をわかりやすくお話ししていただくカフェイベントとして、文学部コモンズカフェを開催致しております。今年度は、対面とオンラインのハイブリッド形式にて開催いたします。

 


 

第26回文学部コモンズカフェでは、文学部 英語英米文学科 三宅 一平 講師から、

「機械翻訳は外国文学理解の夢を見るか?-文学「解釈」の可能性-」

をテーマに、お話をいただきます。普段の講義とは少し違った気楽な楽しい学びの場となっております。お気軽にご参加ください。

 

※対面での参加は、学内者限定とさせていただきます。対面の場合、食事を取っていただくことはできませんが、飲み物は可とし、コーヒーを提供させていただきます。

 

 

日 時:7月4日(金) 12:35~13:05

講演者:文学部 英語英米文学科 三宅 一平 講師 【専門分野】アメリカ文学・文化

     https://www.let.ryukoku.ac.jp/teacher/miyake.html

テーマ:「機械翻訳は外国文学理解の夢を見るか?-文学「解釈」の可能性-」

申込等:以下、URLの申し込みフォームから7月1日(火)17:00までにお申し込みください。

    https://forms.office.com/r/JgHSuQ4vAT  ※後日、申込者に参加URLをお知らせいたします。参加費無料

対 象:どなたでもご参加いただけます。(対面での参加は学内者のみ)

場 所:大宮キャンパス 東黌2階スチューデントコモンズ(学内者限定) 

    または Zoomでのオンライン参加

 

内 容:

機械翻訳の発達は目覚ましく、近年では誰でも気軽に外国語を使うことができるようになりました。京都の街を歩いていれば、道や乗り換えを尋ねられることもしばしばですが、最近はスマホの音声認識を利用した瞬時の翻訳が大活躍。互いに使う言語が違ってもコミュニケーションが成り立ちます。昨年は漫画出版大手企業が翻訳AI開発に出資したというニュースもあり、より多くの人に作品が届けられるようになる未来も期待されます。ここで少し立ち止まって、「翻訳」の際に生じる言語間の差異に注目してみましょう。果たしてそれらはいつも同じものとして扱えるものでしょうか、あるいは、何かが失われたり、ともすると増えたりしていないでしょうか。コモンズカフェを通して、人が文学作品に触れるときに生じる「解釈」の領域を、そして、外国語で文学を読む楽しみを、一緒に考えてみませんか?

 

※本コモンズカフェは、公開ではなく、記録・保存を目的に、録画させていただく予定です。ご理解とご了承を賜りたくお願い申し上げます。


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