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 政策学部村田和代ゼミが6月13日・14日に龍谷大学大宮キャンパスで開催された言語政策学会28回研究大会のWiP(Work in Progress)セッションで2つの取り組みについて発表しました(発表スケジュール)。

タイトルと概要は以下の通りです。

「関西のエスニックタウンにおける言語景観の特徴とその差異―南京町と鶴橋コリアタウンの比較と商品化の可能性―」

 本発表では、関西のエスニックタウンにおける言語景観の特徴と差異に着目し、南京町と鶴橋コリアタウンを対象に調査しました。フィールドワークおよびGoogleストリートビューを用いて、看板・店頭表示を分析し、両地域の観光地性や生活空間性との関係を比較しました。さらに先行研究を踏まえ、言語の商品化の可能性についても検討しました。



「龍谷大学内のキャンパスにおけるピクトグラム分析」


 本発表では、龍谷大学キャンパス内におけるピクトグラムを収集・分析し、その特徴や役割について調査した結果を報告しました。キャンパス内に設置されているピクトグラムは、言語に依存せず直感的に情報を伝える役割を担っており、重要な機能を果たしています。各ピクトグラムの意図や使用用途、デザインの特徴を整理するとともに、他大学のピクトグラムと比較することで、龍谷大学におけるピクトグラムの独自性や課題についても論じました。


 一日目の朝早くからの発表でしたが、たくさんの方々が参加くださいました。有益なコメントや今後につながるアドバイスもいただき、実り多い学会発表になりました。

 また、今大会は龍谷大学での開催ということで、和代ゼミの3年生全員で、受付や発表教室スタッフを担い、学び多い二日間となりました。



心理学部2年生対象のキャリア啓発科目「心理学の職業的展開」では、大学や心理学部での学びを実社会でどのように活かしていくのかを考えながら、受講生が自ら課題を発見し、解決する力の育成を目的に、企業と連携した実践的な課題に取り組む産学連携型の授業を展開しています。

第1ターム(4月・5月)は、日本航空(JAL)様にご協力いただき、「組織で働く人々のウェルビーイングとは何か、それをどのように高めることができるのか」というテーマを設定。近年、産業界においても注目が高まる「ウェルビーイング」を軸に、世代や職種による違いや、心理学の知見をどのように組織に活用できるかといった観点から、各グループが約4週間にわたり検討を重ねました。


学生が発表している様子


6月11日(木)の授業では、日本航空の菅 優一郎 様をお迎えし、学生10チームによるプレゼンテーションを行いました。菅様は、日本航空にて人財戦略を担い、社会人となってから大学院で心理学を学び、公認心理師の資格も取得されています。現在は産業・組織心理の知見を実務に活かし、人と組織の成長を支援するなど、本学心理学部が掲げる「心理学の社会実装」を体現されています。

各チームは、日頃の授業で学んできた心理学の考え方や手法をもとに、ウェルビーイング向上に向けた提案を発表。システムズアプローチやポジティブ心理学などの視点を取り入れ、個人と組織の関係性や相互作用に着目した、多角的な議論が展開されました。発表では、人が安心して力を発揮できる環境づくりや、他者との関係性の質を高める重要性について、多くのグループが指摘しました。


人財本部 人財戦略部 菅 優一郎 様


日本航空の菅様からの講評では、「ウェルビーイングは“自律”と“つながり”によって支えられる」という示唆をいただくとともに、心理学の知見を現場の課題に結びつけた学生たちの提案を高く評価してくださいました。また、「全体としてとても豊かな内容の時間だったと感じました。おかげさまでこちらの心を『Well-being』状態にさせていただきました」との言葉が寄せられ、授業そのものが実際に人の心に働きかける学びとなっていたことが印象に残る時間となりました。

また、菅様からは、JALグループにおける心理系人財の活動についてもご講義いただきました。ウェルビーイングや働きがいを支える視点として、内的キャリア、セキュアベース・リーダーシップ、マインドフルネス/メタ認知などが紹介され、心理学の学びが企業・組織の中でどのように活かされているのかを具体的に学ぶ機会となりました。


授業の最後にチームで振り返りディスカッション


質疑応答


今回の授業を通じて、学生たちは、これまで授業で学んできた心理学の理論や手法が、実際の社会課題にどのように応用できるのかを具体的に理解し、人と組織のあり方を自分自身の将来と重ね合わせて考える機会となりました。今後は第2タームに入り、学生たちは引き続き企業との連携を通じて、心理学と社会をつなぐ学びをさらに深めていきます。


6月10日(水)、顕真館にて、1年生対象科目「基礎演習」の一環として、教務委員会主催の講演会を開催し、法学部1年生全員が参加しました。本年度は、にじいろi-Ru(アイル)の田中一歩さん・近藤孝子さんをお招きし、「性の多様性から『じぶん』について考える〜誰も排除しない社会をめざして〜」と題して、ご講演いただきました。

講演は、ご自身の生い立ちや経験についてのお話しから始まりました。そして、これまでに出会ったたくさんの子どもたちとの対話を紹介しながら、性のあり方は多様であり、誰かによって決められるものではないこと、社会はセクシュアルマイノリティの人々を「いないもの」としてきたし、今もまだそれは続いていることについてお話しくださいました。

またこの問題は、性のあり方に限りません。講演では出自、民族的ルーツ、障がいなどが理由で、自分を隠したり、否定せざるを得ない子どもたちの生きづらさもまた、根っこは同じ問題であることが示されました。

講演を通してお二人からは、すべての人には「自分を生きる権利」があり、誰からも否定されるものではないことが繰り返し述べられました。また、自分の中の「あたりまえ」「普通」が誰かの生きる権利を否定し、社会から排除していることになっていないか見つめ直す大切さにも触れられ、参加した学生も真剣に聞き入っていました。




龍谷ミュージアムで好評開催中の春季特別展「京都・真如堂の名宝」は本日が最終日となり、多くの皆様にお越しいただいておりますが、午後に開幕からの来館者が2万人を突破しました。

記念すべき2万人目となりましたのは、兵庫県西宮市在住の木戸勇気さん、咲央里さん親子。木戸さんには石川副館長(本展担当学芸員)から本展の図録、オリジナルグッズのクリアファイル、ポストカードが贈られました。

足利義輝のことが大好きな咲央里さん。本展に足利義輝の肖像画が展示されていることをSNSで知り、京都国立博物館の特別展「北野天神」を観覧した後、初めて親子で龍谷ミュージアムにご来館くださりました。

勇気さんは「テレビなどでセレモニーをしているのを見たことはありましたが、まさか自分たちが2万人目になるとは思わず、びっくりしました。」とおっしゃっていました。

本展もいよいよ本日17時に閉幕いたします。どうぞお見逃しなく。


春季特別展「京都・真如堂の名宝」の詳細はこちら▼
https://museum.ryukoku.ac.jp/exhibition/2026/meihou/




◆JR・近鉄・地下鉄烏丸線「京都」駅から徒歩約12分
◆京都市バス(9・28・75系統)「西本願寺前」下車 徒歩約2分
京都駅から徒歩でのアクセス 



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