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7月29日、2023年度第1回矯正・保護課程 講師懇談会・研究会を本学深草学舎で開講しました。第1部の講師懇談会(FD研修会)には、2023年度授業担当講師らが参加しました。事前に前期授業担当講師から回答してもらった授業アンケートの結果をもとに、受講生の出席状況や授業への参加度、各講師がおこなっている授業改善の工夫等について情報を共有しました。さらに、実際の授業を実施する中で各講師が抱えている課題や問題点等について意見交換をしました。その後、古川原明子矯正・保護課程委員長がコロナ禍以降、授業での利用が増えているmanaba course(※学内外から授業の予習・復習等に活用できる教育支援システム)の活用事例を紹介し、参加者の質問に答えながら、有効な使い方等を参加者と話し合いました。
第2部の講師研究会では、矯正・保護総合センターの研究員らも加え、法務省大阪矯正管区第三部少年矯正第一課長の櫻田香氏をお招きし、「少年矯正の現状と課題-少年院の状況を中心に-」と題し、ご講演いただきました。参加者は熱心に櫻田氏の講演に耳を傾けていました。講演後、活発な質問や議論が交わされました。
上記のとおり講師懇談会・研究会とも大変有意義なものとなりました。


(第1部)講師懇談会の様子①


(第1部)講師懇談会の様子②


(第2部)講師研究会の様子①


(第2部)講師研究会の様子②


(第2部)講師研究会の様子③


(第2部)講師研究会の様子④


2023年7月27日(木)、本学と関係する浄土真宗本願寺派 北米開教区 米国仏教団 原田マービン開教総長、米国仏教団本部 遠藤正淳マイケル事務局長・総長室秘書、ハワイ本派本願寺 海谷聡之開教総長らをお迎えし、入澤学長と面談の後、西本秀樹学長補佐、北條グローバル教育推進センター事務部長らと龍谷大学との国際交流や高大連携といった今後の取り組みについてディスカッションを行いました。今後は、本学のみならず、龍谷総合学園としての連携も強化していきます。

BCA(Buddhist Churches of America):浄土真宗本願寺派(西本願寺)のアメリカ合衆国における海外開教拠点

BCAは、カリフォルニア州バークレーに仏教大学院(Institute of Buddhism Studies IBS)を設置し、神学修士・仏教学修士課程を開設しています。IBSは神学大学院連合(Graduate Theological Union GTU)に加盟するほか、浄土真宗本願寺派教学研究所、龍谷大学大学院や京都・宗教系大学院連合(K-GURS)と提携し、交換留学や単位互換を行っています。2006年には、カリフォルニア大学バークレー校近くに、JSC(Jodo Shinshu Center / 浄土真宗センター)を開設。BCAの人材研修・開教師育成を目的に建設した施設で、米国仏教団(BCA)、浄土真宗研究センター(CJSS)、米国仏教大学院(IBS)、浄土真宗本願寺派及び龍谷大学(RUBeC(Ryukoku University Berkeley Center))の5機関が利用しています。



自然・社会と科学との調和を重視し、幅広い教養と理工学の各専門分野における高度の専門知識・技能を身につけ、持続可能な社会の発展に貢献できる高い倫理観を持った高度専門職人材・研究者を育成することを目的に先端理工学研究科を開設

【本件のポイント】

  • 先端理工学研究科の設置届出が文部科学省に受理、2024年4月に修士課程/博士後期課程を開設
  • 1専攻6コースに再編/特色ある6つのコースを設置(数理・情報科学コース、知能情報メディアコース、電子情報通信コース、機械工学・ロボティクスコース、応用化学コース、環境科学コース)/幅広い教養と倫理意識を備えた科学技術者を育成/異分野にも知識の幅を広げるコース横断的カリキュラムを構築


【本件の概要】
 龍谷大学(学長:入澤崇、以下本学)が、2024年4月の開設に向けて行っておりました先端理工学研究科(修士課程/博士後期課程)の設置届出が文部科学省に受理されました。本事業は本学の長期計画「龍谷大学基本構想400(※1)」における諸改革の一環です。
 本研究科は、本学先端理工学部の理念を土台とし、社会の要請に応えるべく、専門分野の枠を超えた分野横断的な学びを可能にするため、従来6専攻あった理工学研究科を改組し、1専攻6コースによる先端理工学研究科に再編しました。
 修士課程では、高度な専門知識のみならず、幅広い教養と倫理意識を備えた科学技術者を育成し、異分野にも知識の幅を広げ、主体的に学び、創造することのできる人材を養成します。
 博士後期課程では高度の専門知識を備えながらも、専門の枠にとらわれず広い視野により多角的な問題解決能力を有する科学技術者を育成し、日本の社会に貢献すると共に、科学技術をあるべき道に導く指導者を養成します。

(※1) 龍谷大学基本構想400:https://www.ryukoku.ac.jp/400plan/

■新研究科の概要について(※補足資料有)
 名  称  龍谷大学 大学院 先端理工学研究科 先端理工学専攻
 設 置 日    2024年4月1日
 学  位  修士(理学/工学)、博士(理学/工学)
 入学定員  修士:100名  博士:10名
 設置場所  瀬田キャンパス<滋賀県大津市>

問い合わせ先:龍谷大学 先端理工学部教務課(担当:西﨑・田畑)
Tel 077-543-7730  rikou@ad.ryukoku.ac.jp  https://www.rikou.ryukoku.ac.jp/graduate/


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[補足資料]先端理工学研究科について


犯罪学研究センターの法教育ユニット長である札埜和男准教授(龍谷大学文学部)が、法教育ユニットの活動として、2023年8月11日(金・祝)に「第3回夏のオンライン高校生文学模擬裁判交流大会」をZoomで開催します。
後援を務める当センターでは、模擬裁判の傍聴人(観覧者)を募集しています。今回の模擬裁判でとりあげるのは、現代版近松「坂田山心中未遂事件」です。文学を題材にしたひと味違った模擬裁判に高校生が挑戦します。ぜひふるってご参加ください。

観覧の申し込み締め切り:8月10日(木)正午まで 
【>>お申込みフォーム(googleフォーム)】


第3回夏のオンライン高校生模擬裁判交流大会


1 本大会のねらい:
①模擬裁判に取り組む高校生の交流を図る。
②人間や社会への眼差しを深める文学模擬裁判を味わう機会を提供する。

2 日時場所
日時:2023年8月11日(金・祝) 9:00-17:30(終了見込)
法廷:札埜研究室のZoom(1法廷で実施)および各自宅、学校(ZOOM)

3 出場校(6校) 
  札幌龍谷学園高等学校(北海道) 
  京都女子高等学校(京都)
  神戸女学院高等学部(兵庫)
  神戸海星女子学院高等学校(兵庫)
  済美平成中等教育学校(愛媛)
  上智福岡高等学校(福岡)


   
4 競技方法
参加校は予め配布される文学教材シナリオや関連資料をもとに、参加校が検察側・弁護側どちらかの立場に立って立証・弁護活動を行う。シナリオ創造型の模擬裁判である。
参加校は決められた時間に従い、立証・弁護活動を行い、審査員がそれらの内容を評価して、その総合点で勝敗を決める(検察側、弁護側どちらになるか、あるいは競技方法の詳細については締め切り後に連絡する)。得点の高い順から優勝校・準優勝校を決める。

5 採点基準
読解力、人間や社会への洞察力、論理性、表現力等の視点から採点する。

6 各チーム人員
1試合に必要な生徒数は、検察側・弁護側いずれの立場でも最低3名とする。
(証人役、被告人役は生徒が行う。検察官役、弁護人役の生徒は証人役あるいは被告人役を兼ねることはできない)
 
7 当日のスケジュール予定
9:00             Zoom入室可能 
9:15           諸注意等の説明 
9:30-11:30    
第1試合 (検察)済美平成 VS(弁護)神戸海星
 (休憩45分)
12:15-14:15   
第2試合 (検察)札幌龍谷VS(弁護)上智福岡
 (休憩25分)
14:40-16:40  
第3試合 (検察)神戸女学院VS(弁護)京都女子
17:00頃    講評/成績発表・表彰式
17:30         終了(予定)
※試合状況により、時間変更の可能性あり。

8 問い合わせ
〒600‐8268 京都市下京区七条通大宮東入大工町125‐1
龍谷大学大宮キャンパス西黌129号室
札埜研究室 宛  TEL 075‐343‐3326(研究室直通)
E-mail: fudafuda@let.ryukoku.ac.jp

主催:龍谷大学札埜研究室・オンライン高校生文学模擬裁判交流大会実行委員会
後援:龍谷大学犯罪学研究センター一般社団法人刑事司法未来、京都教育大学附属高等学校模擬裁判同窓会、龍谷大学矯正・保護総合センター、龍谷大学法情報研究会、
   刑事弁護オアシス


【シナリオ紹介】現代版近松「坂田山心中未遂事件」
(あらすじ)
令和5年5月8日午後8時頃、神奈川県中郡大磯町のホテル坂田山において、夫が内縁の妻をベルトで首を絞めて殺害するという事件が起こった。
妻はガンに冒され余命幾許もなかった。自分の命が短いことをわかっていた妻は、夫に以前から「殺してほしい」と漏らしていた。
殺害された日はホテルで泥酔し、夫に「殺してくれ」と迫ったのである。
妻を苦しみから救ってやりたいという思いから、夫は殺すことを託されたと判断し、妻の首を絞め、それでも殺せないとわかって自分のベルトで締めあげ、殺害に至った。
罪の重みにたえかねた夫はそれから後を追って自分も死のうと試みたが死に切れず、警察に自ら電話して殺したことを告げ逮捕された。
その後の調べで、確かに夫は妻を愛していたが、民間療法の高額な治療費で生活はかなり圧迫され苦しい状態であったことが明らかになった。
また消費者金融や以前在職していた会社に借金があり、ギャンブルもしていたことがわかった。そこで警察は取調べの結果、嘱託殺人ではなく保険金を狙った「殺人」にあたると判断した。
こうして、この事件は検察官から横浜地方裁判所小田原支部に起訴状が提出され、公訴が提起された。
検察官は「殺人罪」を主張し、弁護人は妻を殺したことには間違いがないとしつつも、嘱託があったとして「嘱託殺人罪」を主張した。

(主な参考文献)
朝日新聞縮刷版1991年3月10日付「病気の妻を絞殺と自首 藤沢で男性逮捕」
朝日新聞縮刷版1991年5月9日付「『末期がんの妻を殺した』宇都宮 会社員自首」
奥野善彦編(1994)『安楽死事件 模擬裁判を通してターミナルケアのあり方を問う』医学書院
邦光史郎(1989)『情死の歴史 陰の日本史』廣済堂出版
小林恭二(2005)『心中への招待状 華麗なる恋愛死の世界』文春新書
佐藤清彦(2001)『にっぽん心中考』文春文庫
近松門左衛門『曾根崎心中』
松平進編(1998)『新注絵入 曾根崎心中』和泉書院



龍谷大学の研究者との対話を通じて研究内容を紹介する“Academic Doors~対話で開く、研究の世界”に三木健 教授(先端理工学部/生物多様性科学研究センター副センター長)の記事を掲載しました。

「生態系」とは生物群集やそれらをとりまく環境のこと。また「生態学」とは、生態系に関わる生物と環境や生物同士の相互作用を理解しようとする学問です。
三木健先生は、持続可能な環境保全が問われる現代社会においてますます重要性が高まるこの学問分野において、「定量生態学」という新たなジャンルを切り拓いた気鋭の研究者。定量生態学とはどのような学問なのか。また定量生態学により先生がめざす未来について話を伺いました。

▼記事はこちらから▼
https://academic-doors-ryukoku.jp/interview/17


三木健 教授(先端理工学部/生物多様性科学研究センター副センター長)

三木健 教授(先端理工学部/生物多様性科学研究センター副センター長)

~Academic Doorsとは!?~
龍谷大学では、研究成果の創出を通じて、世界が直面する課題を克服し、持続可能な社会の構築に寄与すること目的として「Academic Doors~対話で開く、研究の世界~」を開設しました。
このサイトでは、龍谷大学に所属する研究者との対話を通じて、多様な研究の魅力をわかりやすく紹介していきます。ぜひ研究のドアをノックする気分で、知的好奇心をくすぐるアカデミックな世界にふれてみませんか。


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