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2023年5月24日(水)、26日(金)の2回にわたり、深草キャンパス和顔館1Fアクティビティホール、瀬田キャンパス智光館B1Fミーティングルーム(ライブ配信)及びオンラインにて、ライティングサポートセンターの講習会を開催しました。
2023年度から瀬田キャンパスでのライブ配信を行ったこともあり、例年以上に多くの学生が参加してくれました。

【5月24日(水)】
 レポートのタイプを知る ―レポートを書きはじめる前に―

【5月26日(金)】
 レポートの実際を知る ―論証とは―

講師を務めたのは、ライティングサポートセンターの
チューターリーダー(龍谷大学大学院生)の神林 声さんとライティングスーパーバイザーの島村健司先生です。

「整理型レポート」と「論証型レポート」の違いなど具体例を交えながら解説し、参加した学生から理解しやすかったと好評をいただきました。

講習会の動画は、以下のページに掲載しています。参考にしてみてください。
https://www.ryukoku.ac.jp/writingsupport/events/
動画を見て、分からない点などありましたら、ライティングサポートセンターの窓口でお気軽にご相談ください。

第2学期(後期)には、レポートや卒業論文に関する講習会を予定しています。
ホームページやポータルサイトで案内しますので、ぜひご参加ください。

ライティングサポートセンターHP: https://www.ryukoku.ac.jp/writingsupport/


2023年5月25日(木)、社会課題解決を目指す教職員の部署横断型ワーキンググループの企画で、男性監督によるドキュメンタリー映画『LOOKING FOR THAT―アレを探して―』の上映と監督の講演会を開催しました。

本講演会は、2021年度からユヌスソーシャルビジネスリサーチセンターで実施している「RYUKOKU CINEMA」と題した、社会的なテーマを題材にした映画と、龍谷大学の先生方や外部講師による、テーマに関連したミニレクチャーで学ぶイベントとの連携企画です。

深草キャンパスと瀬田キャンパスで同時に開催し、当日は25名の参加がありました。

まずは、映画『LOOKING FOR THAT―アレを探して―』の上映が行われました。

日常的に「アレ(=生理)」という言葉が使われるように、「生理」は “語りづらい”“触れてはいけない”という意識が根深くあるという問題意識から、タブー視された「アレ(=生理)」に男性映画監督が迫るドキュメンタリー映画で、生理期間も働く女性や、アスリート、セックスワーカーなど多様な職業の幅広い年齢層にインタビューし、「生理」をめぐる様々な意見を収録した作品です。

映画上映会後は監督である朴 基浩(ぱく きほ)氏に講演いただきました。

講演会では、朴氏が甥の出産現場へ立ち会うのを希望したことが映画製作のきっかけになったことや、本映画は朴氏にとっての「アレ」を追い求める映画であったことなどが語られました。

会場からは多くの質問があり、リアルタイムで朴氏に回答いただきました。

「生理に対する男性の意識は変わると思うか?」「映画製作時よりも生理がメディアに取り上げられやすくなったことに対してどう感じるか?」といった生理にまつわる質問だけでなく、「なぜナレーション部分のみ英語であるのか?」「インタビューの対象者の選定について」など、ドキュメンタリー映画の製作部分についての質問も出ました。

朴氏は、「今後、生理をタブー視する世の中が完全に変わることはないかもしれないが、男性が理解しようとする日はいつか来ると感じる。女性パートナーの生理用品を男性パートナーが購入する、そんなちょっとした行動の積み重ねが、変わるきっかけになると思う」と語ってくださいました。

本映画の上映と監督の講演会を通して、生理について改めて考えるきっかけになれば幸いです。





 2023年5月17日(水)〜19日(金)の3日間にわたり、環境DNA学会*1の国際学術大会(The eDNA Society International Meeting 2023: eDNA2023)が滋賀県大津市のピアザ淡海において開催されました。2018年の学会創設以来、初の国際大会となる今大会は、大会長を源 利文教授(神戸大学 大学院人間発達環境学研究科)、実行委員会委員長を山中裕樹准教授(本学先端理工学部/生物多様性科学研究センター長)が務めました。

 地球上で生物多様性の損失が同時多発的に起こっている現状を鑑み、本大会では、「Moving from knowledge into practice(知識から実践へ)」というテーマのもと、世界中の環境DNA研究者が一堂に会し、これまで蓄積してきた知識の実用化について議論する場を提供することを目的に掲げました。Covid-19に伴う入国規制緩和後の開催というタイミングもあり、琵琶湖畔の会場にはアジア・オセアニア・欧州・北米など22の国と地域*2から約250名の研究者が集いました。(※一部セッションは、対面会場とオンライン参加者を繋ぎハイブリッド形式で実施)
>> eDNA2023大会公式サイト】 【>>大会プログラム


会場:ピアザ淡海 滋賀県立県民交流センター(滋賀県大津市におの浜1-1-20)

会場:ピアザ淡海 滋賀県立県民交流センター(滋賀県大津市におの浜1-1-20)


盛況を呈した大会の様子。大会終了後の5月20日(土)・21日(日)にはエクスカーションを実施

盛況を呈した大会の様子。大会終了後の5月20日(土)・21日(日)にはエクスカーションを実施

 新規の生態系モニタリング手法である「環境DNA分析」。この分析技術を用いて生物種の特定に成功したとする最初の報告は2008年、フランスの研究チームによるものでした。日本では2009年頃から研究が始まり、当初琵琶湖とその周辺を対象としていました。近年、環境DNA関する学術論文数が劇的に増加するなど研究の裾野が広がると共に、中央省庁や地方自治体の生物モニタリング事業に利用されるようになるなど、社会的にも重要な生物モニタリング手法の一つであると認知されるようになりました。

 生態系の把握や自然保全に関わる行政や組織等のシステム運用・管理にあたって、環境DNAに基づくデータを適切に活用するためには、法律や政策の枠組みを更新する必要があります。山中准教授が座長を務めたPlenary Session 1では、「From innovation to practice: Using eDNA to support evidence-based management(革新から実践へ: エビデンスに基づく保全活動をサポートする環境DNAの活用)」をテーマに、調査分析・政策立案にかかる技術開発・モニタリングプログラムの立ち上げ・データの活用などの一連のステップに携わってきたアメリカの研究者4名が報告者として参加。報告者らは、生態系の評価・保全をサポートする長期モニタリングプログラムの構築や、経営上の管理決定において環境DNA分析を情報源とするための最新の知見などについて過去と現在の課題や実践を概観し、長期的な環境DNAの活用に向けて議論を展開しました。


山中准教授が座長を務めたPlenary Session 1の実施風景(5月17日午後)

山中准教授が座長を務めたPlenary Session 1の実施風景(5月17日午後)


 以下、「今大会を振り返って印象的だったこと」について、実行委員会委員長を務めた山中准教授のコメントを紹介します。

 「著名な研究者と認識しつつも、論文でしか知らなかった相手と直接に会えた!」とすごく喜んでいる研究者が多数いました。これは、私がアメリカ政府の研究機関がオーガナイズしている環境DNAのワークショップに2019年に参加したときに感じた感動と同じものです。実物のメジャーリーガーに直接何人もあえたような感覚です。
 そんな感覚を多くの人が感じつつ参加していた大会でしたので、活発な議論があり、コロナも終息しつつある中で、新たな研究のコラボレーションの議論や、環境DNA学会やEU、オセアニア、アジアの関連学会との間でのネットワーキングや環境DNA分析の国際的な技術の標準化等についても会期中に関連組織のメンバーが集まって議論でき、そうした動きの中で日本のチームが主体的に参加できる・貢献できる関係性の基盤ができたこと、そして、本学の生物多様性科学研究センターがそこでプレゼンスを発揮できたことは大変名誉なことです。

 日本における環境DNA研究発祥の地である滋賀県で、世界中のeDNA研究者が一堂に会して今回初の国際学術大会が開かれたことは、同分野の研究推進、また社会連携や国際発信の観点からも、極めて大きなインパクトを与える契機となることでしょう。
 生物多様性科学研究センターでは、今度とも「環境DNA分析」を主軸となる技術にすえ、生物多様性保全に向けた各種の活動や、政策判断に高解像度の生物多様性データを提供することを目標の一つとし、研究活動を展開していきます。


【補注】
*1 環境DNA学会
2018年4月に発足した一般社団法人 環境DNA学会は、初代会長の近藤 倫生教授(東北大学 大学院生命科学研究科)が龍谷大学所属時に立ち上げた組織です。環境DNA学を生態系の持続的利用や環境保全など、人類全体の幸福に資する学問分野として育成・発展させることを目的として、学会大会の開催や環境DNA技術指導セミナー、環境DNA技術標準化の提案などに取り組んでいます。
https://ednasociety.org/

*2 今大会の主な参加国・地域
Austria, Australia, Canada, Germany, China, Hong Kong, India, Indonesia, Italia, Japan, Korea, Norway, Philippines, Portugal, Russia, Singapore, South Africa, Switzerland, Taiwan, Turkey, Uruguay, USA


2023年5月11日(木)に外崎佑実さんを講師に迎え、グラフィックファシリテーション、グラフィックレコーディングの研修を行いました。今年度は対面で12名の学生が参加しました。

人とまちが育つ「話し合い」創造プロジェクトは市民参加と協働のまちづくりを目指しながら学生だけでなく地域社会や市民も学び成長していく活動を行っています。
学生達はプロジェクトの活動の中で今後、様々な話し合いの場に出ていくことになります。ファシリテーショングラフィックの様々な基本的テクニックに始まり、話し合いの中で自分たちが果たす役割や市民の話し合いの現場に臨む姿勢などを学ぶ今回の研修は、学生達の1年間の活動にとって非常に重要な一歩目となりました。

プロジェクトに参加したばかりの学生が多い中で、話し合いの場で学生達が担う役割である「ファシリテーター」「グラフィッカー」について、また、今回の学びを活かして、今後地域で実践していく「グラフィックファシリテーション」とはどういったものなのかについての説明がありました。端々に外崎さんの豊かな経験や現場で鍛えられた知識を感じられ、「対話や場を促進する、話の流れを作る」というファシリテーションと「話を書いて/描いて可視化する」グラフィックの2つの技術を修得することで、話し合いの場をつくっていくという自分達の身につけるべき能力を自覚することが出来たのではないかと思います。

実際にペンを握って、初めは基礎として線から図形、そして本番の話し合いの現場でも使うことを想定した人や矢印やアイコンまで、外崎さんの見本を見たり、あるいはアドバイスをもらったりしながら模造紙一杯に練習しました。学生同士でもちょっとずつ描き方が違い、そうした点でお互いに楽しい雰囲気の中で意見を交わし合っている様子も見られました。

学生達からの実践を意識した具体的な質問にも丁寧に、ご自身の知識と経験、エピソードなども豊富に交えながら回答頂き、学生達もより一層話し合いの場でどういったことをすれば良いのか、イメージが明確になったのではないかと思います。

全体を通して、大変丁寧な外崎さんの姿勢からも学生達は多くのことを学ぶことが出来たのではないかと思います。教えて頂いた場のつくり方に関する色々な技術や考え方や可視化のチカラを活用する様々なテクニックを駆使して、学生や地域が共に成長できる場を創っていきたいと思います。




2023年6月の宗教行事・宗教部関連行事のご案内です。どなたもご自由にご参加ください。オンラインで配信している行事もあります。

■6月15日(木) 12:15~13:15
 お逮夜法要
 食べることで生き物を守る〜京都府京丹後市でのゲンゴロウ郷の米のチャレンジ〜
 講師 谷垣 岳人    政策学部准教授  
 場所 深草 顕真館
 配信 https://youtube.com/live/N_zti3hXR5k

■6月16日(金) 12:35~13:05
 ご命日法要
 地上最大のロボットと阿弥陀仏 ~知り尽くすことと慈しむこと~
 講師 井上 善幸    文学部教授  
 場所 大宮本館
 配信 https://youtube.com/live/sTYqA0pYyco

■6月20日(火) 8:40~9:15
 学長法話(瀬田学舎 樹心館)
 入澤 崇 学長
 朝の勤行に引き続いて法話となります
 配信 https://youtube.com/live/MxqsoRgNfV8

■6月21日(水)
 ご生誕法要
 親鸞聖人の生き方から問う環境問題 -環境問題から問われる念仏者(私)の生き方-
講師 田阪 法雄    本願寺派僧侶・布教使
 場所 瀬田学舎 樹心館
 配信 https://youtube.com/live/vc7bgCSPj-8

■6月21日(水) 17:00~18:00
 レインボー月間特別講演会:居ないのではなく、言えない社会 〜いま私たちにできること〜
 講師 かずえちゃん ユーチューバー
 場所 深草学舎 顕真館(同時配信あり)
 対象 龍谷大学の学生・教職員、龍谷大学以外の学生・教職員
    その他宗教部が参加を認めた方
 申込 事前申し込みをお願いします。
 配信 申込者にURLをお知らせします。 
 詳細 別途お知らせします。

■6月23日(金) 17:00~18:30
  SOGIカフェ
 テーマ 未定(学外ゲストをお招きする予定です)
 場所 深草学舎(和顔館4階会議室3)

■朝の勤行
 朝の勤行 月~金 朝8:55~9:10
 場所 深草学舎顕真館、大宮学舎本館講堂、瀬田学舎樹心館
 ※学長法話の開催日は8:40からお勤めします。


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