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出典:吉川鐵工(株)さま撮影

外れない 錆びない 強い  ~カシメの力~

 私たちは、吉川鐵工株式会社様の5日間のインターンシップに参加しました。普段の学びを現場で試す機会は,自分の視野を大きく広げてくれるものでした。ここでは,私たち自身が経験したことや感じたことを,同世代の学生やこれからキャリアを考える人たちに向けて紹介します。

吉川鐵工株式会社は、カシメ加工を行う工作機械であるリベッティング・マシンを製造するメーカーです。
「カシメる」とは部品の一部を押し潰したり曲げたりして固定する方法でネジや接着剤を使わずに強固に留められるのが特徴です。
身近な例ではハサミの中心部分やジーンズのリベットカバンの金具などがあります。単に固定するたけでなくハサミのように「動きを持たせる」ことも可能です。さらに自動車部品や電気配線の端子など幅広い産業で欠かせない技術でもあります。

インターンシップでの体験

 1日目は工場見学を行い リベッティング・マシンをはじめとする多様な設備を見学し 実際にカシメ加工の様子を間近で観察しました。工場内は5S(整理,整頓,清掃,清潔,躾)が徹底され,快適な作業環境が整備されていました。また,加工で出たアルミや鉄くずをリサイクルする取り組みを目にして,意識の高さを実感しました。


出典:筆者撮影

 2日目は カシメ体験と社員との座談会を行いました。キーホルダーを題材としたカシメ体験を行い 自分の手で部品を組み合わせることで その強度と仕組みの理解が一気に深まりました。さらに,座談会では技術部門や生産管理部門の方に事前に準備した質問を投げかけ,キャリア形成についてのリアルな声を聴くことができました。
 
 残りの期間は「プレゼンテーション課題」に取り組みました。 2チームに分かれ テーマに沿って調査・検討を重ね 最終日に成果を発表しました。
想像しているものを技術担当の方や生産管理の方にヒアリングをしていただきながら意見交換を重ねることで 当初のアイデアがどんどんブラッシュアップされ 形になっていきました。 簡単な課題ではありませんでしたが チームで協力し試行錯誤を続けることで 学びの多い充実した時間となりました。


出典:吉川鐵工(株)さま撮影


出典:吉川鐵工(株)さま撮影

 5日目は 2 つのチームが社員の方々の前で発表を行いました。 発表後には 社員の方々から丁寧なフィードバックをいただきました。 特に印象に残ったのは 「説得力のあるプレゼンを作るためには 常に相手目線で考えることが大切」というアドバイスです。 単に自分たちの意見や調べたことすべてを述べるのではなく 聞き手が何を知りたいのか どう伝えれば理解しやすいのかを意識する重要性を学びました。 また 「感情メモ」や「曇りのない眼」という言葉も強く心に残りました。 これらは今後の学業や社会活動において 自分の姿勢を見直す指針となると感じています。  さらに 工場で働く社員の方々の真剣な姿勢や緻密な技術を目にし ものづくりの現場における責任感や誇りの大きさを実感しました。


出典:吉川鐵工(株)さま撮影

今後に向けて
 今回のインターンシップを通じて カシメという技術の奥深さと その裏にある人の努力を知ることができました。 学んだ「相手目線で考える姿勢」や「挑戦する姿勢」は 今後の学業や将来のキャリアに活かしていきたいと思います。

 5日間という短い期間でしたが,学びの深さは計り知れません。受け入れてくださった企業の皆さまに感謝するとともに,この経験を同世代の仲間に伝えることで,少しでもキャリアを考えるきっかけになれば嬉しいです。

 (執筆者:龍谷大学経営学部太田ゼミ所属 3年 小川 りな,宍戸 菜那美,萬谷 紹字)


ライティングサポートセンター(以下、センター)は、皆さんのレポートや卒業論文の書くことに関わる相談に応じるところです。大学院生のチューターがいっしょに考え、学生のみなさんが自らの答えにたどり着けるようサポートします。

今回、センターでは対面・オンライン(Google Meet)の両方にて、卒論やレポートに役立つ講習会を実施します。この講習会では、ライティングサポートセンターのチューターがわかりやすく説明します。

以下の日程、4つのテーマでお昼休みに行いますので、ぜひお気軽にご参加ください。
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【ライティングサポートセンター講習会】

▶ 日時
 ①「卒業論文・論証型レポートをスムーズに作成するために
                      【はじめが重要な序論編】」
    2025年10月10日(金)12:40~13:20

 ②「卒業論文・論証型レポートをスムーズに作成するために
                      【論証がかなめの本論編】」
    2025年10月16日(木)12:40~13:20

 ③「レポート・卒業論文に役立つ資料の探し方」
    2025年10月17日(金)12:40~13:20

 ④「引用の仕方と注・参考文献の書き方」
    2025年10月20日(月)12:40~13:20

▶ 開催方法
   深草キャンパス
    和顔館1階 アクティビティホール
    ※ 当日の講習会は、オンライン画面を録画します。
     また、対面会場を撮影する場合があります。あらかじめご了承ください。

   瀬田キャンパス
    智光館B1F スチューデントコモンズ
    ミーティングルーム(生協コンビニの下)
    ※ 深草キャンパスの講習会をライブ配信します

   オンライン(GoogleMeet)
      ※ 当日参加URLをメールにてお送りします

▶ 申込方法 ポータルサイトのアンケートから、お申込みください。

▶ 申込締切 参加希望日の前日17:00まで(最終締切は10月17日)

▶ 問合せ先 ライティングサポートセンター(E-mail:wsc@ad.ryukoku.ac.jp)
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ライティングサポートセンターの利用方法は、HPをご覧ください。
 https://www.ryukoku.ac.jp/writingsupport/



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2025講習会案内【第2学期】


10月1日(水)から、
2025年度 第2学期ライティングサポートセンターを開室しています。

▶ライティングサポートセンターとは・・・?

https://www.ryukoku.ac.jp/writingsupport/about/

レポートの書き方等、文章作成のサポートを行っています。
みなさんをサポートするのは、アカデミック・ライティングの研修を受けた大学院生。

レポート課題・卒業論文のほか、プレゼン資料、ゼミの志望理由書など、書くことにまつわる、幅広い相談を受けつけています。
これから書き始めるという人も、書いてみたものの不安があるという人も、テーマの決め方、参考資料の見つけ方など、様々な段階での相談が可能です。

ひとりでも、グループでも、対面でも、オンライン(オンラインのみ要予約)でも利用可能です。

▶開室情報

 期間  2025年10⽉1⽇ 〜 2026年1⽉19⽇

 時間  11:30 〜 16:00( 受付は、15:45まで )

 場所・曜⽇
  深草 和顔館1F スチューデントコモンズ  ⽉ 〜 ⾦
  ⼤宮 東黌2Fスチューデントコモンズ    火・水・金
  瀬⽥ 智光館B1Fスチューデントコモンズ   月・水・木
  オンライン(事前予約が必要です)      月 ~ 金
   ※オンライン相談の予約は、こちら より受け付けています

▶イベントのお知らせ

 10月10、16、17、20日にライティングサポートセンターの講習会を開催します。
 詳細はホームページやポータルサイト等でお知らせしています。
 ご参加お待ちしています。


<ライティングサポートセンターHP> https://www.ryukoku.ac.jp/writingsupport/


2025第2学期案内


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2025第2学期開室案内


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2025第2学期開室カレンダー


今年度、滋賀県で開催されている国民スポーツ大会「わたSHIGA輝く国スポ・障スポ2025」に対し、瀬田キャンパスでは施設の一部をバドミントンやテニス競技などの練習会場として提供し、協力しています。

 

本学では、施設提供に加え、複数の学部や様々なサークルなどが大会運営や地域連携の面で協力しており、大学全体として大会を支える取り組みが進められています。こうした活動は、学生・教職員が地域社会とつながり、実践的な学びを深める貴重な機会にもなっています。

 

瀬田キャンパスでは9月26日(金)から9月30日(火)の間、国スポに出場するテニスとバドミントンの選手たちの公式練習会場としてテニスコートおよび体育館が活用され、全国から集まった代表選手たちが本学の施設で大会本番に向けた最終調整を行いました。



この貴重な機会を通じて、本学硬式庭球部の学生が選手と交流し、9月28日には合同練習を組むことも実現しました。学生にとって、トップアスリートの技術を間近で学ぶ貴重な経験となっています。

 

また、発酵醸造食品機能性研究センターでは、滋賀県の食材を活用し、運動後のリカバリーをサポートする高タンパク質の「滋賀県版アスリートデニッシュ」を開発しました。
この取り組みは、農学部・経営学部・社会学部の教員による学際的研究プロジェクトの一環であり、経営学部・経済学部・法学部・政策学部のスポーツサイエンスコースの学生をはじめ、農学部と社会学部の学生も参画しています。

 

さらに、同センターでは、農学部の教員・学生や鮒寿司メーカーと連携し、これまで活用が限られていたニゴロブナの雄を使った「フナズシクッキー」も新たに考案されています。

 

これらの研究成果から生まれた商品は、滋賀国スポ・障スポ会場内の「おもてなSHIGAエリア」などで試食として提供され、アスリートの栄養サポートと地域特産品の発信という側面からも大会を盛り上げています。

 

今回の大会は、学部やサークルに所属する学生、教職員、研究センターなど、大学全体から多くの関係者がそれぞれの立場で深く関わり、龍谷大学の総合力が発揮されています。

 

出場される選手の皆さまには、日頃の練習の成果を存分に発揮されることを心より願っております。



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