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 2022 年12 月3 日・4 日、法務省主催の「第2 回法遵守の文化のためのグローバルユースフォーラム」が国立京都国際会館で開催されました。2021 年12 月に開催された第1 回に続き、今回も龍谷大学法学部生(3 名)が参加しました。
 世界各地の若者が報告・議論する同フォーラムは、コングレスの事務局を務める国連薬物犯罪事務所(United Nations Office on Drugs and Crime)の協力の下、「多様性と包摂性のある社会に向けた若者の役割」を全体テーマとして、英語 で行われました。また、今回の個別テーマは「インターネット上の誹謗中傷のない社会を目指して」及び「組織的な犯罪への若者の関与と組織からの離脱・更生、組織的な犯罪への対処のための若者の役割」でした。
 

 今回のフォーラムには本学法学部の三須愛子さん(古川原ゼミ3 回生)、浅川立樹さん(古川原ゼミ3 回生)と芦田亮佑さん(山田ゼミ2 回生)が参加しました。
参加にあたっての勉強会では、個別テーマについて法学部教員による講義、学生同士のディスカッションに加えて、英語による報告資料の作成や応用練習を行いました。
※学年は参加時のもの


〈ユースフォーラム参加龍大生・会議中の様子(左から左から、三須愛子氏(古川原ゼミ3回生)、浅川立樹氏(古川原ゼミ3回生)、芦田亮佑氏(山田ゼミ2回生)〉

〈ユースフォーラム参加龍大生・会議中の様子(左から左から、三須愛子氏(古川原ゼミ3回生)、浅川立樹氏(古川原ゼミ3回生)、芦田亮佑氏(山田ゼミ2回生)〉


<ユースフォーラム参加者の記念撮影>

<ユースフォーラム参加者の記念撮影>


勉強会の様子

 2022年11月には、犯罪学研究センター副センター長であり、「科学鑑定」ユニット長を務める古川原明子教授(本学法学部)のアドバイスを受けながら、参加する学生たちが週に数回集まり、各自の進捗報告をしながら、議論などに必要な英語表現を身につけていきました。その際、犯罪学研究センターのリサーチ・アシスタント/嘱託研究員であるハラス・ドリス氏が発音や自然な言い回しの指導をしました。


〈2022年11月の勉強会シリーズの様子〉

〈2022年11月の勉強会シリーズの様子〉

参加学生の声

 今回のユースフォーラムに参加した学生に、勉強会、そして実際フォーラムに参加した感想を聞きました。



 私は、今回が2回目の参加でした。前回は少年犯罪防止・更生という比較的大きなテーマでしたが、今年度は組織的な犯罪への若者の関与防止・更生という、更に専門的なテーマでした。私は、組織的犯罪に若者が関与しなくなった理由は、SNSの普及によって、少年たちが地縁的なつながりを求めなくなったからであると考えています。この仮説を日本語で説明することすら難しく、ましてや英語での説明はとても大変でした。
 しかし、英語力に自信がなくとも、臆にせず自分の意見を積極的に発言するという経験はとても貴重でした。         
 また、この会議に参加するまで複数回、先生方と学生と勉強会を行いました。会議中に使える言い回しや、専門用語(英語)を覚えるのには苦労しましたが、本番では学んだことをフルに使い、2年前に参加したときより積極的に発言でき、成長を実感しました。
                  三須愛子さん     (本学法学部、古川原ゼミ3回生)



 私は当初国際会議に参加することに気をもんでいました。その理由として、犯罪をテーマにして討論することに加えて、異国の方々と英語を用いてコミュニケーションを取らなければいけなかったからです。その様子を見たゼミの先生が私たちに英語での勉強会という機会を提供してくださいました。
 勉強会には討論で使えるフレーズの確認や自分たちで作った主張の推敲に重点を置いて、およそ一か月にわたって取り組みました。この勉強会に参加して準備を進めてきたことで、その内容が当日にも生かされたと感じています。
 英語独特の言い回しや表現は直訳では伝わりにくく、英語を話せる人と協力して創作していったことで自分の主張を可能な限り伝えることができました。
 国際会議に参加できて、とても貴重な経験をすることができ、心の底からよかったと思えています。
                  浅川立樹さん     (本学法学部、古川原ゼミ3回生)



 今回のフォーラムは、英語力を深めたいという思いで参加を決めました。参加した分科会は、近年関心が高まっているインターネット上の誹謗中傷です。身近な問題ですが、考えていく中で、実生活でのいじめ、メディアリテラシーの欠如など様々な問題が複雑に関わっており、単純に解決策を思いつくのは困難でした。
 大学での事前学習は,それぞれの分科会のテーマについて議論しあった中身の濃い時間でした。さらにその議論の内容を英語に置き換えて考えることは,大変でしたが、教授やアシスタントの方からアドバイスを受けながらいい緊張感で行えました。
 フォーラムでは,アジアの方を中心に各国から同世代の方が来られ、英語力・意見のレベルや意識の高さに最初は緊張もあり、圧倒されたものの、自分の意見を整理しながら発言できたと感じる時もありました。他にも夕食会では,多様な経歴を持っている方と会話ができたのも貴重な経験でした。
 今年も開催されるのであれば参加したいと考えています。よりレベルの高い議論に参加できるよう、フォーラムに向けて英語力の向上、さらに司法に関わる課題についても関心を向けて取り組んでいきたいと思います。
                   芦田亮佑さん     (本学法学部、山田ゼミ2回生)

サポートスタッフの声

 龍谷大学犯罪学研究センターに所属する前は、私は留学生として数年間日本に滞在してきました。今回のフォーラムに向けた勉強会に参加をして、学生たちが英語で自分の考えを発展させる能力を高めていたこと、そして英語による議論の練習を一所懸命しているのを見て、私自身が初めて母国を出て、英語と日本語で交流した時のことを懐かしく思い出しました。元留学生の目から見ても、今回のフォーラムへの参加やその準備は、現代社会における重要なテーマに対する考察を深めると同時に、他国の若者と交流していく中で、参加学生が文化や視点の多様性を認識する貴重な機会になったと思います。
 勉強会に出てサポートをさせていただいたことを大変光栄に思います。学生たちがプレゼンテーション原稿の執筆や発音と聞き取りの練習に頑張っている姿に、特に喜びを感じました。

ハラス・ドリス氏(龍谷大学犯罪学研究センター、リサーチ・アシスタント/嘱託研究員)


龍谷大学矯正・保護課程では、毎年度浄土真宗本願寺派からの助成を受け、1978年から実務家向け雑誌『矯正講座』を発行しています。
今年度は2023年3月18日に第42号【成文堂:1,500円+税】を発行しました。
興味・関心のある方や購入ご希望の方は、お近くの書店でご注文、またはお買い求めください。

『矯正講座第42号』の内容>


 2023年3月10日(金)、Zoomによるオンライン上にて、2022年度龍谷大学発酵醸造微生物リソース研究センターシンポジウム「環境微生物学の新展開」が開催されました。

 まず、田邊センター長より開催の挨拶があり、今回のシンポジウムでは、環境微生物学のこれまでの研究例と、今後さらに研究の新展開が望まれる、分子生物学的手法を用いた研究例等について発表いただくなどの説明がありました。

「フナズシ乳酸発酵における優占種について」
発表者:田邊公一・発酵醸造微生物リソース研究センター長

 滋賀県の伝統的発酵食品である鮒寿司は、塩漬けにしたフナと飯を漬け込み、漬け込む過程で乳酸発酵することが知られています。本研究では、滋賀県の複数の鮒寿司から乳酸発酵に関わる乳酸菌を分離し、その菌を同定しました。その結果、いずれの鮒寿司から分離された乳酸菌種もLentilactobacillus buchneriであり、さらに特定領域の遺伝子型配列を調べ、分離された鮒寿司のL. buchneriに複数の系統が存在することが示唆されました。
またL. buchneriは、漬け始めて3週間目以降に、発酵途中の鮒寿司の中から検出され、2ヶ月目に優占種となることが明らかになりました。そこで鮒寿司の発酵過程でL. buchneriが優占種になるモデルを調べるため、鮒寿司に含まれる乳酸、酢酸、NaClに対するストレス耐性を調べた結果、乳酸に耐性を示しました。さらにL. buchneri自身は、ほかの細菌類の増殖を抑制する物質を産生しないことも確認され、ほかの乳酸菌が作った乳酸への耐性によって、L. buchneriが鮒寿司の発酵過程の終盤に優占種になるという可能性が示唆されました。

「緑肥圃場で線虫群のふるまいを捉える試み」
発表者:浅水恵理香・龍谷大学農学部植物生命科学科教授

 緑肥とは、生の植物を土壌にすき込むことで微生物による分解を促し、肥料として利用するものです。またその植物の代謝物を生物燻蒸剤として利用することもあります。一方、線虫は地球上のあらゆる場所に分布し、その中でもネコブセンチュウなどの植物寄生種が、農作物に甚大な被害をもたらしています。近年、この緑肥植物の有機物補給によって、有害線虫や病原菌が抑制され、土壌環境健全化が促進される知見が報告されるようになりました。
 そこで私たちは、緑肥の施用によって土壌中の食物網はどのように変化するのか、またその結果、有害線虫が減るのはなぜかという問いを持ちました。現在、龍谷大学牧圃場にて緑肥施用とナス科植物の栽培を行い、土壌の化学的組成や細菌叢、線虫叢の変化を調査しています。その圃場試験の過程で、細菌叢や線虫叢の量および、遺伝子解析を用いた細菌叢の種組成を調べることで、それらが土壌健全化の指標となりうる可能性が示唆されました。

「環境DNAから探る菌類多様性」
発表者:松岡俊将・京都大学フィールド科学教育研究センター助教

 自然界における菌類の多様性や生息域の空間的パターンの詳細は、ほとんど知られていません。その理由として、野外では菌類を肉眼で認識することが難しいことと、生息場所の多様性が高いことがあげられます。しかし2000年代に入り、DNA解析、特に超並列シーケンサーを利用したDNAメタバーコーディングが、菌類の多様性解析に広く利用されるようになりました。そこでこの手法を用いて、樹木の共生菌類である外生菌根菌を対象として、菌類の多様性のパターンや要因を明らかにする研究を行いました。
 しかし、樹木の菌根からサンプリングするような、個別に基質を調査するアプローチでは、大きな調査や解析コストが必要になります。こうした問題への新たな取り組みとして、水中の環境DNAに着目した研究アプローチが注目されています。そこで、京都市梅小路にある都市型緑化公園内のビオトープ「いのちの森」にて、公園内に流れる小川の、水中の環境DNAを調べると、河川が周囲の森林に生息する菌類DNAを集める「トラップ」として機能している可能性があることが示されました。今後、このようなDNAメタバーコーディングを用いた環境DNAの研究は、さらなる菌類の多様性と生態系調査を可能にするものと期待されます。



政策学部では、フィンランド・ラハティ市にあるLAB応用科学大学で国際CBLプログラムを開講しています。2023年3月18日~28日の現地プログラムについて、参加学生の日々の報告を発信しています。いよいよ研修も大詰めを迎えています。

3月23日(木)
午前中は、フィンランドの食糧事情についての講義を受けた後、明日の発表に備えてグループワークをしました。今回のプログラムでは、4人×8グループで進めています。5グループは、政策学部生1名+大学院生3名、3グループが政策学部生2名+大学院生2名です。院生の方々がとても親切でやさしく教えていただきながらグループワークを進めています。参加学生にとっては、ラハティやフィンランドの政策や取り組みについて学ぶだけでなく、様々な国の人々とコミュニケーションすることで、新たな気づきを得ることが多いようです。午後は、Teerenpeli Breweryを訪問し、同じ工場でビールとウイスキーを醸造されている様子を見学しました。その後、オーガニックファームを訪問し、そちらで生産されている野菜を使ったフィンランド料理のディナーをいただきました。

【参加学生からの報告】
今日は初日以来のグループワークをしました。グループワークでは、最終日のプレゼンテーションに向けて、それぞれ話し合いました。内容は、留学生の方と英語で今までの講義で経験したことや印象に残ったことについてなどでした。専門用語などもあり、難しいところも沢山ありましたが、言いたいことが伝わって嬉しかったです。
夕食では、「Koiskala manor house」に行き、フィンランド料理を沢山食べることが出来、どれもとても美味しかったです。
明日は最終日なので、悔いが残らないように多くの人と英語でコミュニケーションを取りたいです。




あっという間に木曜日です。明日の最終日の発表のために、グループワークを始めました。
MUrCSの学生は仕事経験があり、専門知識が豊富で、最初は自分が理解できるかどうか、ペースについていけるかどうか心配になりましたが、彼らは辛抱強く優しい英語を使って、自分たちの考え方を説明してくれました。想像以上うまくできました。
このグループワークを通して、コミュニケーションで一番大切なことは、自分の考えを表現することだと気づきました。私は英語が苦手で、簡単な単語や文章を使いますが、自分が表現しようと努力すれば、相手は必ず自分の考えを理解してくれるはずです。「Don't worry make mistakes, just speaking ! 」



【執筆者】
柏木文乃(政策学部3回生)
胡 可欣(政策学部2回生)


 2023年3月16日(木) 、2021年4月に入学した学生のみなさんが巣立ちの日を迎えました。
卒業式の後、こども教育学科で集合し、実習指導室・教員が心を込めて作成した卒業のお祝い動画の鑑賞、各種授賞式がありました。
たくさんの思い出の写真、先生方からのメッセージに心があたたまりました。
コロナ禍での学生生活を力いっぱい頑張ってきた学生たちは、たくましく成長し、立派に巣立っていきました。
ご卒業、本当におめでとうございます!
春からそれぞれの新天地で益々ご活躍されますよう念じております。



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