Need Help?

SDGs

龍谷大学におけるSDGsの取り組み
3 すべての人に健康と福祉を

3 すべての人に健康と福祉を

あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を推進する

あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を推進することは、持続可能な開発に欠かせません。

平均寿命を延ばし、母子の死亡と関連づけられている一般的な死因のいくつかを減らすという点では、長足の進歩が見られています。しかし、2030年までに生児出生10万人当たり70人未満という産婦死亡率のターゲットを達成するためには、熟練した分娩医療の改善が必要となります。

また、2030年までに非伝染性疾病による早死を3分の1減らすというターゲットを達成するためには、調理に際するクリーン燃料使用に向けたさらに効率の高い技術と、たばこのリスクに関する教育も必要になるでしょう。

幅広い疾病を全面的に根絶させ、新旧の多種多様な健康問題に取り組むためには、さらに多くの取り組みが必要とされています。保険制度のより効率的な財源確保、衛生施設と衛生状態の改善、医療へのアクセス拡大、環境汚染の削減方法に関するより多くのヒントの提供に注力することで、数百万人の命を救うための支援を大幅に前進させることができます。

国連広報センターHPより

https://www.unic.or.jp/files/Goal_03.pdf

龍谷大学におけるSDGsの取り組み

2022年度成果と課題

本SDGに関連する主な取組実績は以下のとおりです。

  • 生理用ナプキンの無料化を実現するサービス「OiTr」の導入

    生理用ナプキンの無料化を実現するサービスを提供するオイテル株式会社と、ジェンダーギャップや経済的格差の解消に向けた取り組みを推進する連携協定を締結。2021年9月21日、トイレの個室内に設置された装置に専用アプリをかざすと生理用ナプキンが無料で手に入る「OiTr(オイテル)」を関西の大学で初めて導入。キャンパス内のトイレ合計約700カ所の設置を目指している。
    2022年度には、情報発信・啓発動画の製作や講演会の開催、OiTr設置場所マップの公開などを行った。

    SEE MORE

  • 学生団体「Clear」によるオールジェンダートイレに関する取組

    学生団体「Clear」は、LGBTQを含む多様な性を持つ人々が生活しやすいキャンパスづくりについて考えている。そのなかで、ハード面を変える必要性を感じ、学内のトイレ調査や学生に向けたアンケート調査を行った。2022年度は、龍谷チャレンジに採択され、龍谷大学の管理課職員と協働で、2025年度に竣工予定の新校舎にオールジェンダートイレ(仮称)を設置する構想を進めた。

    SEE MORE

  • 「臨床宗教師・臨床傾聴士研修」養成教育プログラム

    龍谷大学大学院実践真宗学研究科では、「臨床宗教師・臨床傾聴士研修」養成教育プログラムを実施している。臨床宗教師は、布教・宗教勧誘、営利を目的とせずに、相手の価値観、人生観、信仰を尊重しながら、苦悩や悲嘆を抱える人々に寄り添い、生きる力を育む者である。2022年度は4名が在籍し、東日本大震災で被災した、宮城県仙台市 専能寺で研修を行った。

    SEE MORE

  • 社会的孤立回復支援センターを開設シンポジウム 開催

    2022年度に社会的孤立回復支援センターを開設した。同センターは、「社会的孤立」を中核的テーマとし、それにまつわる諸現象を調査研究するとともに、その知見を踏まえて、“つまずき”からの“立ち直り”を支援することを目的としている。2022年7月2日にキックオフ・シンポジウム 「孤立と社会-悲しみや不安を口にできる社会を-」を行った。

    SEE MORE

  • 製造業と福祉分野の社会課題解決に向けて、KOUFUKU(工業×福祉)連携プロジェクト

    ユヌスソーシャルビジネスリサーチセンターと南山城学園は、製造業と福祉分野の社会課題解決に向けて、KOUFUKU(工業×福祉)連携プロジェクトを発足した。このプロジェクトは、南山城学園の「就労継続支援B型1」事業所内に協働型ロボットシステムを導入し、センサーデバイスの製造ラインを構築するものである。システムの構築にあたっては、川崎重工業(株)およびJOHNAN(株)、京都大学、和歌山大学の協力を得て行った。

    SEE MORE

関連する本学の方針・規程