Need Help?

SDGs

龍谷大学におけるSDGsの取り組み
3 すべての人に健康と福祉を

3 すべての人に健康と福祉を

あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を推進する

あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を推進することは、持続可能な開発に欠かせません。

平均寿命を延ばし、母子の死亡と関連づけられている一般的な死因のいくつかを減らすという点では、長足の進歩が見られています。しかし、2030年までに生児出生10万人当たり70人未満という産婦死亡率のターゲットを達成するためには、熟練した分娩医療の改善が必要となります。

また、2030年までに非伝染性疾病による早死を3分の1減らすというターゲットを達成するためには、調理に際するクリーン燃料使用に向けたさらに効率の高い技術と、たばこのリスクに関する教育も必要になるでしょう。

幅広い疾病を全面的に根絶させ、新旧の多種多様な健康問題に取り組むためには、さらに多くの取り組みが必要とされています。保険制度のより効率的な財源確保、衛生施設と衛生状態の改善、医療へのアクセス拡大、環境汚染の削減方法に関するより多くのヒントの提供に注力することで、数百万人の命を救うための支援を大幅に前進させることができます。

国連広報センターHPより

https://www.unic.or.jp/files/Goal_03.pdf

龍谷大学におけるSDGsの取り組み

2023年度成果と課題

本SDGに関連する主な取組実績は以下のとおりです。

  • 京都市・オイテル(株)・龍谷大学が連携 全国初、公立小中学校・高等学校への生理用ナプキンの無料提供設備「OiTr」を試行設置

    2023年5月から龍谷大学と、生理用ナプキンの無料化を実現するサービス「OiTr」を提供するオイテル株式会社、京都市の3者で連携し、京都市立学校への「OiTr」の試行設置及び児童生徒への保健指導における活用等を実施している。 生理用ナプキンを配付するとともに、「OiTr」付属のデジタルサイネージにて月経等に関する知識や情報の周知啓発につながるような教育的コンテンツを配信し、児童生徒が月経等について一人で抱え込まずに相談しやすい環境づくりを図っています。

    SEE MORE

  • いま、仏教を考える意義〜パネル展示<仏教と災禍・病苦の近代史>に寄せて〜

    2023年6月23日から7月10日に世界仏教文化研究センターでパネル展「仏教と災禍・病苦の近代史」を開催し、近代日本における仏教者の社会的実践を紹介した。明治から戦前期の災害や病苦に対する仏教者の取り組みを展示し、地域社会における仏教の役割を再考する機会とした。特に「身心一如」の視点から、心身の両面に対応する仏教のアプローチが強調され、これらの実践を紹介した。

    SEE MORE

  • 講演会・討論会「新型コロナウイルス感染症 忘れないで!亡くなった人たちのことを」を開催

    2023年5月7日、社会的孤立回復支援研究センターは「新型コロナウイルス感染症 忘れないで!亡くなった人のことを〜Withコロナ 誰もが悲しみを語れる社会へ〜」をテーマに講演会・討論会を開催した。新型コロナによる死や社会の対応について討論が行われた。ノンフィクション作家や遺族、医師、弁護士などが参加し、コロナ禍での喪失や尊厳ある死を考察した。遺族からは、5類移行後にコロナの記憶が風化しないよう警鐘を鳴らし、社会全体で悲しみを共有する必要性が強調された。

    SEE MORE

  • 高齢者のフレイルを予防するレシピを考案、高齢者向け宅配弁当にて配送

    2023年12月、龍谷大学農学部が大津市と株式会社シニアライフクリエイト、大津市健康推進員連絡協議会とともに「高齢者のフレイル(虚弱)予防事業」を実施した。自宅で簡単に作ることができる高齢者向け惣菜レシピを考案し、大津市のホームページにて公開した。また、この惣菜は株式会社シニアライフクリエイトの宅配弁当に採用され、多くの高齢者に提供できるようにした。

    SEE MORE

  • 孤立無援の親・保護者をも取り残さない 『「孤育て」のトリセツ〜がんばるワタシの応援パンフ〜』

    社会的孤立回復支援研究センター。2024年3月、その中の子育て家庭ユニットが2年間の共同研究の集大成として『「孤育て」のトリセツ〜がんばるワタシの応援パンフ〜』を発行。 孤立した家庭の子育て=「孤育て」に陥りやすい背景や理由について、孤立した親子とどう接すればいいのかなど、主に保育者のヒントになる情報を掲載している。

    SEE MORE

関連する本学の方針・規程