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SDGs

龍谷大学におけるSDGsの取り組み
16 平和と公正をすべての人に

16 平和と公正をすべての人に

公正、平和かつ包摂的な社会を推進する

持続可能な開発に向け、平和で包摂的な社会を推進するためには、国際的な殺人、子どもに対する暴力、人身取引や性的暴力の脅威に取り組むことが重要です。こうした取り組みは、すべての人に司法へのアクセスを提供し、あらゆるレベルで実効的で責任ある制度を構築するための下支えとなるからです。

殺人や人身取引への取り組みについては、過去10年間で大きな進展が見られたものの、ラテンアメリカやサハラ以南アフリカ、そしてアジア全域では、依然として数千人が故意の殺人の犠牲となる大きなリスクを抱えています。暴行や性的暴力による子どもの権利の侵害は、特に過少報告やデータの欠如が問題を悪化させる中で、全世界の多くの国を蝕み続けています。

こうした課題に取り組み、より平和で包摂的な社会を構築するためには、さらに効率的で透明な規制と、包括的かつ現実的な政府予算を導入する必要があります。個人の権利保護に向けた第一歩なるのは、全世界で出生届を導入し、各国により独立性の高い人権機関を設けることです。

国連広報センターHPより

https://www.unic.or.jp/files/Goal_16.pdf

龍谷大学におけるSDGsの取り組み

2022年度成果と課題

本SDGに関連する主な取組実績は以下のとおりです。

  • 社会課題に向き合うビジネス創出プログラム「プレゼン龍(ドラゴン)」

    大学発学生ベンチャーの発掘・育成を目的としたビジネスプランコンテスト「プレゼン龍(ドラゴン)」を2023年2月26日に開催。本コンテストは2001年度から実施しており、近年は社会課題に対してビジネスを通じて解決する社会起業家育成の一環にもなっている。当日は、一次審査を通過した6組の学生・団体が、各々のビジネスプランを発表した。

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  • 微生物を活用して温室効果ガスを削減!?さまざまな専門研究分野の垣根を越えたパートナーシップで実現へ

    農学部植物生命科学科の別役重之准教授は、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術開発機構(NEDO)によるムーンショット型研究開発事業の「資源循環の最適化による農地由来の温室効果ガスの排出削減」プロジェクトに参画。本プロジェクトは、2030年までに農地における温室効果ガスに係る循環技術を確立・実証し、2050年までに農地由来温室効果ガスの80%削減を実現することを目的とするものである。
    2022年度は、プロジェクトマネージャーである東北大学大学院生命科学研究科の南澤特任教授を招いて講演会を実施した。

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  • 製造業と福祉分野の社会課題解決に向けて、KOUFUKU(工業×福祉)連携プロジェクト

    ユヌスソーシャルビジネスリサーチセンターと南山城学園は、製造業と福祉分野の社会課題解決に向けて、KOUFUKU(工業×福祉)連携プロジェクトを発足した。このプロジェクトは、南山城学園の「就労継続支援B型1」事業所内に協働型ロボットシステムを導入し、センサーデバイスの製造ラインを構築するものである。システムの構築にあたっては、川崎重工業(株)およびJOHNAN(株)、京都大学、和歌山大学の協力を得て行った。

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  • 2022年度学生気候会議の開催

    2022年12月10日、17日の2日にわたり、地球規模の気候変動被害など世界各国で喫緊の課題を議論する「2022龍谷大学学生気候会議」を開催。実行委員会(学生団体OC’s) が気候ネットワーク、京都市総合企画局総合政策室、京都府地球温暖化防止活動推進センターと連携し運営を行い、学部・学年を越えた25名が参加した。本会議で議論された内容をもとに提言書をまとめ、大学に提出する。

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  • 社会的孤立回復支援センターを開設シンポジウム 開催

    2022年度に社会的孤立回復支援センターを開設した。同センターは、「社会的孤立」を中核的テーマとし、それにまつわる諸現象を調査研究するとともに、その知見を踏まえて、“つまずき”からの“立ち直り”を支援することを目的としている。2022年7月2日にキックオフ・シンポジウム 「孤立と社会-悲しみや不安を口にできる社会を-」を行った。

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  • 生きづらさを抱える若者の働く意欲に平等に応える社会へ「チーム・ノーマライゼーション」

    学生組織「チーム・ノーマライゼーション」は、社会福祉法人向陵会と連携し、「障がい者と学生、若者が共に学び、高め合う場を創りたい」とトリムタブ・カレッジを開講し、障害者就労支援を行っている。2022年度は、龍谷大学深草キャンパス内にある「Cafe樹林」(社会福祉法人向陵会)において、カフェ業務と接客が実践。廃棄予定の企業の災害備蓄品を活用したレシピアイデア会や、「就活生のためのボードゲーム企画」の開催などを行った。

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