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SDGs

龍谷大学におけるSDGsの取り組み
4 質の高い教育をみんなに

4 質の高い教育をみんなに

すべての人々に包摂的かつ公平で質の高い教育を提供し、生涯学習の機会を促進する

質の高い教育機会を得ることは、持続可能な開発を生み出すための基盤です。包摂的な教育へのアクセスは、生活の質を改善するだけでなく、世界の最も大きな課題に対する革新的な解決策を考案するために必要なツールを各地の人々に与えることにも役立ちます。

学校に通えていない子どもは現在2億6,500万人に上りますが、そのうち22%は小学校就学年齢の子どもたちです。また、学校に通えている子どもでも、基本的な識字・算術能力が欠けています。過去10年間で、あらゆるレベルの教育へのアクセス改善と、特に女性と女児の就学率向上に向け、大きな前進が達成されました。基本的な読み書きの能力は大幅に向上しましたが、普遍的な教育目標を達成するためには、さらに長足の進歩が必要です。例えば、世界は初等教育で男女の平等を達成しましたが、すべての教育レベルでこのターゲットを達成した国はほとんどありません。

質の高い教育が欠けている理由としては、十分な訓練を受けた教員の不足、校舎の劣悪な状況、農村部の子どもに提供される機会に関連する公平性の問題が挙げられます。貧困家庭の子どもに質の高い教育を提供するためには、奨学金制度や教員養成ワークショップ、校舎の建設、学校への水道と電力の供給改善に投資する必要があります。

国連広報センターHPより

https://www.unic.or.jp/files/Goal_04.pdf

龍谷大学におけるSDGsの取り組み

本SDGに関連する主な取組実績は以下のとおりです。

  • 龍谷大学社会学部×滋賀県「心のバリアフリー」リーフレットを作成し、学生が県職員等100名に発表会を開催 ~わたSHIGA輝く国スポ・障スポを契機に「心のバリアフリー」を推進~

    2025年2月、龍谷大学社会学部と滋賀県は、国民スポーツ大会・障害者スポーツ大会「わたSHIGA輝く国スポ・障スポ」を契機に、「心のバリアフリー」リーフレットを共同で制作し、県職員ら100名を対象に発表会を実施しました。 障害者スポーツ大会や県内観光施設でのバリアフリー調査を基に、支える側への配慮ポイントをA6・10ページに凝縮しています。

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  • 芸術作品と音楽を同時に楽しむ新しい障害者アート展「COLOR & SOUND 色と音が交わるところ」を開催<龍谷大学深草キャンパス11/21(木)~12/3(火)>

    2024年11月21日(木)~12月3日(火)、龍谷大学深草キャンパスで開催された障害者アート展 「COLOR & SOUND 色と音が交わるところ」 は、視覚と聴覚を融合させた感覚体験を提供する無料イベントとして企画されました。 福祉施設やアトリエと連携し、アート作品に音楽を添える演出で、来場者は“見る”だけでなく“聴く”ことで作品世界に浸ることができました。 これは、多様性理解や包摂社会の促進を意識した取り組みです。

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  • RYUKOKU CINEMA(龍谷シネマ)“結婚の平等”をテーマにした映画「手のひらのパズル」の上映および監督や主演を務めた黒川鮎美さんによるミニトークを開催

    2024年6月20日、龍谷大学は“結婚の平等”をテーマに、短編映画 「手のひらのパズル」 の上映会と、監督・主演の 黒川鮎美さん によるミニトークを深草キャンパスで開催しました。 この作品は、LGBTQ当事者の声を反映して制作され、トークでは取材体験や制作裏話も披露しました。本イベントは、性の多様性や人権課題への理解促進に資する取り組みです。

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  • 龍谷大学が滋賀のデジタル人材等の育成に貢献 DXハイスクール採択校である東大津高校および国際情報高校と連携を強化

    2024年11月18日、龍谷大学が滋賀県立東大津高等学校と高大連携に関する包括協定を締結しました。また、翌19日には龍谷大学先端理工学部と滋賀県立国際情報高等学校と高大連携、特に技術者教育に関する覚書の調印式を実施しました。 瀬田キャンパスには先端理工学部と農学部を設置しており、DXハイスクール採択校が充実させていく教育分野について、高度な教育研究を行う教職員や専門的な施設を有しています。積極的な高大連携事業を推進により、滋賀県のデジタル等成長分野を支える人材育成に貢献しています。

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  • 第4回龍谷大学学生気候会議2024(瀬田)を開催

    2024年11月30日~12月14日、龍谷大学瀬田・深草キャンパスにて **第4回 龍谷大学学生気候会議2024 が開催されました。
    学生会議では、気候変動・大学施策への参画を議論。瀬田キャンパス「龍谷の森」の活用アイデアやカードゲーム形式の演習を通じて、参加者が学び合い意見交換を行いました。この取り組みは、環境に配慮した持続可能な大学運営を促しています。

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  • 企業と連携した「クラウド型環境DNA調査ツール」の開発

    全国で川や湖沼の生態系が失われ、漁業協同組合の経営が資源減少や費用高騰で悪化しています。この問題に対し、先端理工学部の山中裕樹准教授は「環境DNA分析」を活用し、生態系の把握と保全を進めています。この技術を活用し「オンライン漁協アプリ」を運営する株式会社フィッシュパスと簡便な調査アプリを共同開発することで、持続可能な自然保護活動を支援しています。

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関連する本学の方針・規程