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SDGs

龍谷大学におけるSDGsの取り組み
6 安全な水とトイレをみんなに

6 安全な水とトイレをみんなに

すべての人々に水と衛生へのアクセスを確保する

すべての人々がきれいな水を利用できるようにすることは、私たちが暮らしたいと望む世界に欠かせない要素で、地球上にはそれを達成するために十分な淡水があります。しかし、劣悪な経済情勢やインフラの不備により、数百万人が不適切な給水、衛生施設、衛生状態に関連する病気で命を落としています。

水不足や水質の悪化、不適切な衛生施設は、全世界の貧困家庭における食料の安定確保や生活手段の選択、教育機会に悪影響を及ぼしています。現時点で、淡水資源へのアクセス縮小のリスクを抱えて暮らす人々は、20億人を超えており、2050年までに少なくとも4人に1人が、慢性的または反復的な水不足状態にある国に暮らすことになると見られます。特に世界の最貧国の一部を襲っている干ばつは、飢餓と栄養不良を悪化させています。幸いなことに、過去10年間には、飲料水源と衛生施設に関する大きな前進が見られており、現在では世界人口の90%を超える人々が、改良飲料水源を利用できるようになっています。

衛生施設と飲料水へのアクセスを改善するためには、サハラ以南アフリカ、中央アジア、南アジア、東アジア、東南アジアの開発途上数カ国のローカル・レベルで、陸水生態系と衛生施設の管理に対する投資を増額する必要があります。

国連広報センターHPより

https://www.unic.or.jp/files/Goal_06.pdf

龍谷大学におけるSDGsの取り組み

2022年度成果と課題

本SDGに関連する主な取組実績は以下のとおりです。

  • 生理用ナプキンの無料化を実現するサービス「OiTr」の導入

    生理用ナプキンの無料化を実現するサービスを提供するオイテル株式会社と、ジェンダーギャップや経済的格差の解消に向けた取り組みを推進する連携協定を締結。2021年9月21日、トイレの個室内に設置された装置に専用アプリをかざすと生理用ナプキンが無料で手に入る「OiTr(オイテル)」を関西の大学で初めて導入。キャンパス内のトイレ合計約700カ所の設置を目指している。
    2022年度には、情報発信・啓発動画の製作や講演会の開催、OiTr設置場所マップの公開などを行った。

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  • 低炭素社会を実現するデジタルマインド・スキルを持った人材を育てることをめざす「アグリDX人材」育成事業

    農学部と先端理工学部が協働し、低炭素社会を実現するデジタルマインド・スキルを持った人材を育てることをめざす「アグリDX人材」育成事業を行っている。この事業は、2022年度の文部科学省の大学改革推進等補助金(デジタル活用高度専門人材育成事業)「デジタルと専門分野の掛け合わせによる産業DXをけん引する高度専門人材育成事業」に採択された。

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  • 学生団体「Clear」によるオールジェンダートイレに関する取組

    学生団体「Clear」は、LGBTQを含む多様な性を持つ人々が生活しやすいキャンパスづくりについて考えている。そのなかで、ハード面を変える必要性を感じ、学内のトイレ調査や学生に向けたアンケート調査を行った。2022年度は、龍谷チャレンジに採択され、龍谷大学の管理課職員と協働で、2025年度に竣工予定の新校舎にオールジェンダートイレ(仮称)を設置する構想を進めた。

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