龍谷大学における地球温暖化対策
この度の東日本大震災による被害に遭われた地域の皆様に対して、心よりお見舞い申し上げます。
この東日本大震災に伴う、エネルギー不足に対処していくため、本学としてもできる限り、省エネルギーを推進していきます。
これまで本学は2004年7月に「省エネルギー推進委員会」を発足させ、省エネルギーに向けた体系的な取組を推進し、2008年10月に、省エネルギー向けた体系的な取り組みに加え、省資源の推進、廃棄物の適正管理やその他学内における地球温暖化対策推進を目的とする「地域温暖化対策推進委員会」を設置し、幅広い取り組みを開始しました。
また、2009年にエネルギーの使用の合理化に関する法律が大きく改正され(改正省エネ法)たことに伴い、省エネルギーの推進のほか、地球温暖化対策に関わる省資源の推進、廃棄物の適正管理等の環境負荷低減に向けた取り組みを積極的におこなう必要が高まっています。
このような状況を踏まえ、本学では、率先して環境に配慮したキャンパスづくりに取り組むべく、第5次長期計画(2010年~2019年)のアクションプランに、「環境問題への積極的な取組みとエコキャンパスの実現」を掲げています。
このエコキャンパスの実現に向け、環境の保全・創造活動に取り組むためには、学生、教職員をはじめとするすべての大学構成員が、一丸となって取り組む必要があることから、2011年3月には「エコキャンパス実現に向けた基本方針」を策定、また、2011年6月には地球温暖化対策推進委員会の下、「エコキャンパス推進WG(通称:エコドラゴン)を設置し、エコキャンパスに向けた具体的な取り組みの検討を行っています。
これらの課題に取り組むことで、本学は東日本大震災に伴う、電力不足に対応するとともに、地球温暖化対策に寄与できるものと考えております。
エネルギー使用量削減率(2005年度~2010年度)、
原油換算は年平均0.56%、CO2排出量は年平均0.99%
省エネ法の改正によって、学舎(事業所)毎のエネルギー管理に加え、全ての事業所のエネルギー使用量を法人として管理することが求められるようになりました。
本学は※『特定事業者』となり、大学全体の2009年度エネルギー使用量を基準にして、5年で5%、年平均1%以上の改善が求められています。
エネルギー削減への取り組みを開始した2005年度以降、2010年度までのエネルギー使用量削減率は原油換算(原単位)△0.56%/年と、CO2排出量(原単位)△0.99%/年となっております。エネルギー使用量削減率が原油換算(原単位)で△1.39%、CO2排出量(原単位)△1.38%であった昨年度と比べ大幅に悪化しています。これは、夏期に気温が高い日が続いたこと、冬期に気温が低い日つづいたことや空調運転期間が例年より約60日増加したことが原因と考えられます。
今年度は改善に加え、さらなる削減を目指し、様々な取り組みにチャレンジして行きます。
- ※特定事業者とは
- 事業者全体(学校法人として)の電気、ガス等の年間エネルギー使用量を原油に換算し、合計が1,500klを超えると、そのエネルギー使用量を国へ届け出なければなりません。
その結果、国から「特定事業者」として指定されます。
- ※特定事業者の義務
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- エネルギー統括者およびエネルギー管理企画推進者を専任する
- エネルギー削減に向けた中長期計画書の提出
- 定期報告書の提出
- 管理標準を定め、これを遵守すること
- 中長期的にみて年平均1%以上のエネルギー使用量原単位の改善実施
2011年度の主な取り組み
1.エコキャンパス推進ワーキンググループの設置
「エコキャンパス実現に向けた基本方針」に基づき、エコキャンパス推進ワーキンググループを設置し、以下のとおり、エネルギー削減目標を策定し、目標達成に向けて具体的な取り組みを行っています。
1) 2011年度目標(ワーキンググループとして掲げた数値目標です)
- 原油換算(原単位)2010年度比 -10%
- CO2排出量(原単位)2010年度比 -10%
2) 具体的な取り組みについて
- (1)学友会ECO川柳コンテスト 7月25日~9月26日
- 学友会主催のイベントとタイアップし、全学的に節電を推奨。
- (2)エコパトロール
【深草学舎】月~金 16:45~17:15
対象建物:1号館・2号館・3号館・4号館・21号館毎日、定時にキャンパス内を巡回し、以下の取り組みを行っています。
- 授業終了後教室の消灯
- サーモメーターのある部屋は空調設定を冷房時28℃・暖房時20℃にする
- 空調スイッチのある部屋はOFFにする
学生、教員、事務職員が協力して活動しています。
- (3)大宮学舎・顕真館のライトアップの消灯及び瀬田学舎噴水の停止を継続
- (4)各事務室へ省エネルギー・省資源の呼びかけ
- (内容)
- 照明は最小限の使用にとどめる(始業前・昼休み・時間外)
- 業務を終了するとき、離席するときPCのモニター電源スイッチOFF
- プリンター・コピー主電源OFF
- 冷房空調は28℃、暖房空調は20℃を徹底する
- 不要な印刷はしないよう徹底する
- (5)教員へ省エネルギー・省資源の呼びかけ
- (内容)
- 照明は最小限の使用にとどめる(教室・研究室)
- 席を離れる場合は照明と空調を切る(研究室)
- 冷房空調は28℃、暖房空調は20℃を徹底する
- PCのモニター電源スイッチOFF
- プリンター・コピー主電源OFF
- 不要な印刷はしないよう徹底する
- (6)学生へ省エネルギー・省資源の呼びかけ
- (内容)
- 教室の照明は最小限の使用にとどめる
- クラブボックスの冷房空調は28℃、暖房空調は20℃を徹底する
- 不要な印刷はしないよう徹底する
- (7)生協への働きかけ
- (内容)
- 照明は最小限の使用にとどめる
- 店舗の陳列棚の照明を切る
- 店舗・食堂の照明の間引き
- 冷気・暖気が逃げないようなるべく扉は開放しない
- 冷房空調は28℃、暖房空調は20℃を徹底する
- レジ袋の削減を推進する
- (8)エネルギー使用量の見える化推進
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- 月1回、学舎毎の速報値をWEBページに掲載する
2.省エネルギー改修工事(2011年度)
京都団地
- ◆深草学舎紫英館(6号館)外部窓面フィルム貼り工事
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紫英館(6号館)全窓に遮熱フィルムを貼り、遮熱・保温効果を高めるとともに、エネルギー消費の抑制をはかりました。
- ◆深草学舎端末伝送装置更新工事
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端末伝送装置*1と空調・熱源コントローラを更新することで、2010年度に更新した中央監視システム(BEMS)の空調運転制御の精度の向上及びエネルギー管理の充実を図ることを目的としています。
本事業は、4ヵ年計画で取り組んでいます。
- 2010年度 深草学舎中央監視システム更新
- 2011年度 深草学舎端末伝送装置更新
- 2012年度 大宮学舎整備・接続(予定)
- 2013年度 瀬田学舎接続(予定)
最終的には全学舎のエネルギー使用量の情報を深草学舎に集約できるよう整備する予定です。
*1 端末伝送装置とは各建物から中央監視システムに電気・ガスの使用データを伝送する予定です。
- ◆深草学舎紫英館(6号館)階段室人感センサー照明器具改修工事
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階段室の照明は常時点灯されていることが多いため、照明点灯管理の強化として人感センサー付き照明器具に取り替えました。このことにより、不要時に消灯するため消費電力の削減を進めることができます。
瀬田団地
- ◆瀬田学舎2・3・4号館照明器具改修工事(3/3年目)
瀬田学舎2・3・4号館内の竣工時から設置され老朽化した照明器具全てを、高効率照明器具に更新しました。













