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実践真宗学研究科では、臨床宗教師・臨床傾聴士研修の一環として2022年6月に東北被災地研修が行われました。3年ぶりに行われた本研修に参加した学生の声をご紹介します。

 

●研究科1年 石川みゆき

 東北の海底が地震で大きく荒れてしまったあと、この十年で刻々と再生していくというドキュメンタリーを見たことがある。今回の研修を通じて、その「再生」は地上でも、また人々の心の中でも起こっていると感じた。目に見える、あるいは目に見えないネットワークが、傷ついた土地や人々の心を「再生」に導いている。その歩みはいろいろでも、決して壊されたままではないということを学んだ。できれば自分もそのネットワークの小さな片隅を担いたい。決して忘れられない、忘れてはならない研修となった。

 

 

●研究科2年 藤谷 歓英

 仙台研修を通して、東日本大震災の現状や被災された人々の思いや悲しみに触れさせていただきました。地震から11年経つ今も死別の悲しみと共に生きるご遺族の方々のお言葉を聞き、涙が溢れました。また、研修後には明日への生きる活力が湧き上がり、心が温かくなる不思議で貴重な体験をさせていただきました。研修を通して死や悲しみに優劣はなく、全ての命ははかなく尊い、全ての日常は当たり前ではなく、特別で美しいものであると気づきました。私の人生の中で間違いなく最高の経験の一つとなりました。先生方や仙台の方々には感謝の気持ちでいっぱいです。これからも悲しみを共にし、人々に寄り添う実践と研究を続けていきながら、これからも他人のために泣ける人でありたいと強く思いました。


 

COVID-19感染症の拡大に伴い、臨床実習が困難な状況下で、私たちの実習を受け入れて下さった被災地の方々に心から感謝いたします。ご遺族や僧侶に教えていただいた悲しみと願いを次世代の研修生と共に受け継いでまいります。






2022年7月15日(金)4講時、「分子生物学・植物分子生物学」にて、長野県野菜花き試験場 畑作部 主任研究員 関 功介 様をお招きし、「分子生物学的知見を駆使した農作物育種実例の紹介」と題しご講演いただきました。
この授業では、我々の社会を支える現代生命科学の基礎となる分子生物学や遺伝学を学んできました。そのような内容が複合的に生かされている分野の一つとして、植物の育種があげられます。そこで、分子生物学や遺伝学の知識を活かしてレタスの育種などでご活躍中の関氏をお招きして、話題提供していただきました。関氏が学生時代からどのような経緯を経て現在に至られたのか、そしてその折々に考えられたこと、悩まれたことなどを交えてわかりやすくご紹介いただきました。特に、県の試験場という職場で、新たな業務課題に出会うたびに、まず目標を明確化し、試行錯誤し、必要な技術があれば新しく取り入れ、次々と課題を解決して成果に結びつけてこられた様子に、学生も学ぶことが多いセミナーとなりました。
<学生コメント>
・とても難しかったですが、とても面白かったです。抵抗性の品種を作るのには時間がかかるし必ずしも成功するとは限らないということがわかりました。
・機材トラブルで話せる時間が少なかったにも関わらず、それに合わせて要点を即座にまとめて話されていてすごいと思いました。話の内容はとても複雑に感じましたが、分子生物学を農作物の育種にどう応用していくか具体的な活用の仕方を学べたと思います。
・お金がなかったり知識がなかったら自分でやればいいというところがすごいなと思ったので自分もそうしたいきたいと思いました。
・普段聞けないような専門的な話が聞けてすごく楽しかった。ごく自然に存在する植物に対して興味を抱き、それに対して熱中できる人の話は本当に面白いものだと思った。
・研究をするということは、莫大なお金が必要になってくると思いますが、自分で遺伝子解析したり、何年もかけてレタスを栽培したりと凄い根気と思いでやっていらっしゃるのがよくわかりました。また研究をする際の少しの疑問などからくる問題提起の大切さも知りました。
・遺伝学の研究はとにかく交配してみる、というのが現場で本当に行われているのだ、とリアルなところを知れてとても面白かったです。
・貴重なお話ありがとうございました。周りの環境の影響でできないことは自分で考えて行動するチャレンジ精神と、考える力が大切なんだと思うと共に、すごいなと思いました。




2022年7月15日(金)2講時、「収穫後生理学」にて、奈良県農業技術研究開発センター加工科長 濵崎 貞弘様をお招きし、「柿の魅力を活かす奈良県の取組み」と題し、ご講演いただきました。今回は、平山研究室からオンラインのライブ配信講演を行いました。
テレビに多数出演されている濵﨑さんから、柿の魅力をたっぷり語っていただきました。柿は果実を食べるイメージが強いですが、加工品やサプリメントなど様々な用途で活用されており、機能成分も多く、特にカキタンニンは、最強のポリフェノールと呼ばれ、医療、美容分野でもその機能性が期待されています。古来よりカキタンニンは柿渋として利用されてきましたが、製造に3年以上かかるところを、奈良式カキタンニンの高速抽出法により2週間に短縮したこと、これにより柿渋のど飴、サプリメントの「柿ダノミ」など商品化が進んだことが紹介されました。
【学生コメント】
・柿を普段からあまり食べることも無く、あまり興味を持っていませんでしたが、今回の講義で加工の難しさを知り、それでもなんとか柿を流通させようとする姿に感動を受けました。新たな事に挑戦する事はとても好きなので今後の進展がとても気になります。
・柿を今まではただの果物だと思っていたが、本講義を受けて柿の可能性がこんなにもあることに驚きました。
・柿は食用の甘味としての役割しかないと思っていた。しかし、今回の講義で私たちの暮らしに貢献していることがわかった。特に、柿の成分であるカキタンニンが酒のアルコールや血糖値、潰瘍性大腸炎等の病気に効果的であることに驚いた。医療や日常生活に活かせる幅広い果物へイメージが変わった。
【濵﨑氏コメント】
今回の講義で、「柿」という農作物の魅力が果実の美味しさや高い栄養価に加え、葉や柿渋など果実以外にも大きな価値があること、そして「国果」と言われるまでに連綿と紡いでいた先人たちの取り組み、すなわち我が国に根ざした歴史や文化にもあることをご紹介しました。普段見慣れた柿に、これほど豊かな背景があったことに驚かれた方も多いかと思います。それらを丁寧に紐ほどいていくことで、今まで見えなかった魅力や価値が改めて浮き彫りになったり、それをきっかけに新たな研究開発がスタートしたりすることもあるでしょう。
最新の専門分野を効率よく集中的に学ぶことができる学生の数年間を、ぜひ大事に使ってください。




まもなく前期が終了しますが、初めての大学での学生生活はいかがですか。

文学部では、更に学力をアップさせたい学生や学力に不安のある学生を対象に、

フォローアッププログラムを実施します。このプログラムは、1年生を対象に、

充実した夏休みを過ごし、後期を円滑にスタートさせることを目的としています。

今後、大学で学修するうえでのヒントとなるはずです。

希望者は、以下のURLより8月2日(火)17時までにお申し込みください。

なお、応募者多数の場合は、先着順とさせていただきます。

 

<第1回ガイダンス>

参加者同士で交流を交えながら、楽しく進めます。
日時:2022年8月5日(金)11:00~12:30

開催場所:和顔館B203

参加方法:以下のURL(もしくはチラシのQRコード)より、82日(火)1700までにお申し込みください。

https://forms.gle/r7pJT8XcAFdbBYoEA

 

チラシは、こちらから、ご覧ください。

少しでも気になった方は、深草文学部教務課までお問い合わせください。


滋賀発成長産業発掘・育成コンソーシアムが主催する本イベントは、滋賀県内の理工系大学や第二創業を目指す企業などから、”モノづくり”や”水・環境”等の分野に関連したビジネスシーズを発掘することを目的とした「滋賀テックプランター」事業の一環として、毎年開催されています。

2022年7月9日(土)大津プリンスホテルでの最終選考会では、それまでの選考を通過したファイナリスト9チームによるプレゼンテーションが行われました。

チーム「植物の能力を甘く見るな!」で臨んだ農学部植物生命学科 塩尻かおり教授は、テーマ「匂いを介した植物間コミュニケーションを農業へ」として、植物が被害を受けたときに出す匂いが、隣接する植物の防衛を高める(植物間コミュニケーション)という現象を、農業に活用するというプレゼンテーションを行いました。最終審査の結果「最優秀賞」と「SHIGA(滋賀)賞」をダブルで受賞しました。

■地域アクセラレーションニュース
 https://ld.lne.st/2022/07/14/7th-grand-prix-result/

■滋賀発成長産業発掘・育成コンソーシアム(※)「滋賀テックプランター」
 https://shiga-consortium.com/
 ※龍谷大学も加盟

■塩尻かおり教授
 ○農学部学部教員紹介
 https://www.agr.ryukoku.ac.jp/teacher/shiojiri.html
 ○Researchmap
 https://researchmap.jp/7000008987?lang=japanese

■龍谷大学農学部ブログ
 https://ryukokuagr.blogspot.com/2022/07/2022.html





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