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 「現場主義入門」では、毎年、現場の声をお聞きし、地域での活動について考えるヒントをいただくために、社会共生実習のプロジェクトでお世話になっている連携先の方をゲストとしてお招きし、ご講演いただいています。

 2025年度は、 (株)神社仏閣オンライン代表・河村英昌さんをお招きし、「社会とつながることで広がる可能性-そして、学生の頃にぜひおすすめな生き方」をテーマに、大学生活また今後の人生にとって多くの示唆がある大変充実したお話を伺いました。


 河村さんは、会社を起業・運営されているだけでなく、浄土宗大光寺の副住職でもあり、「サラリーマン」でもあるなど、多角的に多方面で活躍されている方です。会社社長として、ご僧侶として、一会社員として、それぞれの現場においてフル活動されていることが今回のお話でも語られました。
 
 河村さんが代表を務めておられる株式会社神社仏閣オンラインは、「①文化協創、②地域共助、③核心遵守」を重視して、「日本文化の担い手と、社会を結び、未来につながる新たな価値を創る会社」です。

 具体的な事業内容は、アニメやVチューバ―などとのコラボ商品PRやイベント、旅行コンテンツやお祭りを作ること、各種のメディアでの活動、AI開発、アパレルブランドの開設、商品PR、大学での講義など、多岐にわたります。

 大光寺では、耳のご利益で深く信仰されてきた お薬師様(薬師如来)にちなんで、新たに「耳祭り」というお祭りを立ち上げて実施されています。


 このような稀有な活動が生まれてくる源泉はどこにあるのでしょうか。

 ご講演では、この源泉を「自分なりの要素(経験・知識)をストックして、自分なりの掛け算でユニークな人物を作る」ことだ、と教えてくださいました。
 例えば、河村さんご自身でいえば、「お坊さん×IT×サラリーマン×社長×エンタメ」といったように自分を構成する要素を複数かけ合わせていくことで、唯一無二の存在となり、それを活かしてご活躍されているわけです。

 そして、その自分を作り上げる要素となる「ストック」は、これまでの人生で深く経験したり積み上げてきたりしたことだけではなく、今からでもいつからでも作れるし、その深さにこだわることはあまり重要ではなく、なにより経験したということ自体が大切、とにかく関心のあるものには片足をまず突っ込んでみることが重要だと、伝えてくださいました。

 新しい挑戦には少ししり込みしてしまう人も少なくないなかで、勇気が出る力強いメッセージでした。


 また、何か活動をするときには、明確なコンセプトを伝わりやすく打ち出していくことで、そのコンセプトにひかれて人々が集まってくる、ということも教えていただきました。同時に、集まってきた人たちとつながるためには、受け入れる間口は広く柔軟にしておくことも大切なのだそうです。このような人とのつながりは、自分を作り上げるストックの源泉にもなるし、自分の心を支えてくれる源泉でもあると語られ、人とのつながりの大切さも伝えてくださいました。


 ご講演の後、受講生との質疑応答の時間もたくさんとっていただきました。ストックの作り方、ご僧侶が兼業する事情、深い友人関係の作り方、寺とヨガの関係、活動をする中で人から言われた心に刺さった言葉、事業の海外展開などなど、受講生一人ひとりからの質問に丁寧に答えていただき、受講生たちの理解も深まりました。

 自ら様々なことに取り組み、日々、現場で多様な人々とつながり、新しい事業を展開している河村先生のお話しは、受講生にとって、これからの大学生活だけでなく、これからの人生にとっても、示唆に富む、重要な考え方、他者や物事に向き合う姿勢についての学びの多いお話でした。

 「現場主義入門」の受講生は、これから自分たちで設定した具体的な地域課題に関してついて調べ、考えた結果をプレゼンテーションとして作り上げるグループワークに取り組んでいきます。今回、河村さんから伺ったお話は、受講生の課題設定や、テーマの探求の方向性にも活かされていくことでしょう。


2025年11月16日(日)、和歌山県印南町で開催された「第13回 印南かえるのフェスティバル」に、本学の野外活動部および農学部の学生が出展しました。

本イベントは、印南町の特産品や地域の魅力を広く発信し、地域交流の促進と産業活性化を目的として開催されている町を挙げた恒例行事です。当日は多くの来場者で賑わい、ステージイベントや地元産品の販売、体験コーナーなど多彩なプログラムが実施されました。

■農学部ブース
農学部からは学生5名が参加し、本学の取り組みである「龍谷米」や、地域連携で製造された「白味噌」を販売しました。来場者からは品質への関心も高く、学生は商品説明や販売を通じて、研究成果や取り組みを来場者の方々に直接伝える機会となりました。


■野外活動部ブース
野外活動部からは学生6名が参加。子ども向けクラフト体験コーナーを運営し、多くの親子連れで賑わいました。簡単な素材を使ったクラフトづくりは特に人気で、学生が丁寧に説明しながら一緒に作品を作り上げる姿が見られました。


ブース運営に加えて、学生はローテーションを組んでイベント会場を巡り、地域の方々や他の出展者との交流も行いました。印南町の特産品や文化に触れ、地域イベントの運営を体験することで、学生にとって学びの深い1日となりました。


2025年11月、龍谷大学の学祭期間にあわせて、グローバル教育推進センター学生団体「GLOBAL StaRt」による企画 “Global Festival 2025” を、中央ステージ芝生エリアにて開催しました。
本イベントは、「国境を越えて1つになる瞬間を創りたい」「学内に『グローバルな空間』を創り出したい」「留学生が日本の学園祭に参加するきっかけをつくりたい」「留学生の活躍の場、日本人学生との交流の場をひろげたい」「日本人学生・留学生の双方に「忘れられないひととき」を創りたい」という思いのもと、学生主体で企画・運営されたものです。
開催初日は、天候による一部中止があったものの、2日目・3日目のイベントには多くの学生・地域の方々が参加し、国籍や言語を超えた交流が生まれました。

【2日目】TUJダンス、盆踊り、大合唱…会場が一体となった90分

■ TUJダンス部のパフォーマンス

イベントのトップは、Temple University Japan(TUJ)ダンス部によるステージ発表。
「留学生が輝ける場を作りたい」という思いから招待したパフォーマンスで、メンバーは当日に向けて真剣に準備を重ねてくれました。
TUJダンス部代表のShoさんからは、「パフォーマンスする機会をいただき本当にありがとうございました。練習の過程で絆も深まり、とても貴重な経験になりました」とのコメントも寄せられました。



■ 200人規模の盆踊り

続いて行われた盆踊りでは、留学生・日本人学生が円をつくり、来場者を巻き込みながらの大盛り上がりの企画となりました。
YMCA、APT、Bling Bang Bang Born などの楽曲に合わせ、日本の伝統と洋楽が融合したユニークな空間が生まれました。
「踊りは言語も国境も越えて人をつなぐ」。その理念が体現された時間となりました。



■ 書道家・富永陽仁氏による書道パフォーマンス

世界で活躍する書道家・富永陽仁さんによる大判の書道パフォーマンスを実施。
会場全体が静かに見守る中、「“愛” 今ここで出逢えた奇跡」という言葉が力強く書き上げられ、心温まる瞬間となりました。



■ “We Are The World” 大合唱

フィナーレは、GLOBAL StaRt・留学生有志・来場者による大合唱。
国境を越えて声が重なり合う、イベントの象徴となるラストシーンとなりました。



【3日目】文化体験・参加型企画が大盛況

■ インドネシア式障害物競走

インドネシア出身のGLOBAL StaRtメンバーが企画。
独立記念日に全国で行われる伝統的な障害物競走を再現し、留学生・日本人学生・子ども連れの参加者など、多くの方々が夢中で楽しむ姿が見られました。
ROLEN さんからは、「インドネシア文化を伝え、多くの人の笑顔を見ることができて本当に嬉しい」とのメッセージが寄せられました。



■ グローバルアート(手形アート)

Temple University Japan の留学生が描いた「木の幹」に、参加者が手形を押して“花”を咲かせるアート企画。
3日間を通して、多様な色の花が咲き、参加者の手によって一つの作品が完成しました。



■ カラオケ大会

「留学生の活躍の場をつくりたい」という思いから企画したカラオケステージ。
留学生、日本人学生が自由に歌い、日本の文化である“カラオケ”を通じて会場が大盛り上がりとなりました。


■ 書道ワークショップ

名前や好きな言葉を書いてもらえる書道体験も実施し、多様な文化への興味を広げる機会となりました。


学生が創り出した「国境を越える瞬間」

Global Festival 2025 は、学生が主体となり、留学生と日本人学生がともに作り上げたイベントです。
ステージ発表、パフォーマンス、文化体験を通じて、学内に「グローバルでありながら温かい空間」が生まれ、多くの参加者にとって忘れられない時間となりました。

本学は、これからもキャンパス内外で国際交流を促進し、多様な背景をもつ学生が輝ける環境づくりを進めていきます。


2025年10月13日に、春風社から、東雅夫・下楠昌哉責任編集『幻想と怪奇の英文学V—関西疾風編』が刊行されました。

本学文学部の池末陽子准教授が、第3部「メイク・アメリカ・ファンタスティック」の中の一編、「女が語り始めるとき―エドガー・アラン・ポーと霊との交信」を執筆しています。

同章では、エドガー・アラン・ポーの作品を、「死者の語り」、「女の語り」、「霊との交信」の3つの観点から読み直し、「心霊主義流行前夜」のアメリカにおいて描かれた生者の世界において聞こえてくる声を、「生と死の〈あわい〉」において語り始める「他者化されていた被害者」の声として、あるいは「女」の声として、理解する試みがなされます。

 

『幻想と怪奇の英文学V—関西疾風編』全体の目次と内容説明は、出版社のホームページでご確認いただけます。

http://www.shumpu.com/portfolio/1111/



 2025年12月7日(日)、当センターが後援します国際シンポジウム:アジア・イノセンス・ネットワーク大会2025「東アジアにおけるえん罪救済のこれまでとこれから」を本学深草キャンパスにて開催します。えん罪(冤罪)とは、無実であるにもかかわらず犯罪行為を行ったとされてしまうことで、司法制度が異なる国々においても共通して存在する問題です。
 本シンポジウムには、日本・台湾・韓国・マレーシアの法学研究者、弁護士、警察実務家、司法改革に携わるNPO関係者など、多様な専門家が登壇し、えん罪救済に関する東アジア共通の課題を学術的・実務的両面から議論します。
 セッションでは、近年とくに議論が高まる取調べの可視化や人質司法、再審法改正、死刑制度など、えん罪をめぐる重要テーマを取り上げ、学術研究に基づいた分析と、各国の実務経験が結びつく場となることが期待されます。
さらに特別企画として、現在IPJをモデルにしたWOWOW連続ドラマ『シリウスの反証』(原作:大門 剛明氏/本学文学部卒業生)を撮影中の映画監督・松本優作氏によるトークセッションも行い、映像制作の現場から見えてきた「えん罪」のリアリティについて語ります。

【イベントの概要】
名称:国際シンポジウム:アジア・イノセンス・ネットワーク大会2025
  「東アジアにおけるえん罪救済のこれまでとこれから」
日時:2025年12月7日(日)10:00-17:30
場所:龍谷大学深草キャンパス 慧光館(えこうかん)101教室 (京都市伏見区深草塚本町67)
参加:無料・主催者WEBフォームからの申込制
URL:https://innocenceprojectjapan.org/archives/8125

主催:イノセンス・プロジェクト・ジャパン(IPJ)、台湾イノセンス・プロジェクト(TIP)、台湾民間司法改革基金会(JRF)、Rashid Zulkifli
後援:Ohio Innocence Project、University of Cincinnati Law School、龍谷大学矯正・保護総合センター、IPJ学生ボランティア

【プログラム・登壇者】
※日本語で実施、一部英語逐次通訳あり。各所要時間は変更となる場合があります。

《司会》総合司会:湯浅 彩香(IPJ/大阪弁護士会)・今西 貴大(今西事件当事者)
《10:00–10:20 開会セッション》
石塚 章夫(IPJ理事長/埼玉弁護士会)
マーク・ゴッドシー(イノセンス・ネットワーク国際部会共同代表/オハイオ・イノセンス・プロジェクト)(録画動画)
《10:20–12:10 Session 1|取調べと人質司法》
司会:伊藤 睦(IPJ/京都女子大学)
基調講演:渕野 貴生(IPJ理事/立命館大学/龍谷大学矯正・保護総合センター嘱託研究員)
コメント:ミョンキ・キム(韓国国立警察大学)、顔 榕(TIP理事/台北大学)
《12:55–13:15 スペシャルトーク》
松本 優作監督(WOWOW連続ドラマ『シリウスの反証』撮影を通してえん罪について考えたこと)
聞き手:湯浅 彩香(IPJ/大阪弁護士会)・今西 貴大(今西事件当事者)
《13:20–15:00 Session 2|再審法改正——台湾におけるここ10年の経験から学ぶこと》
司会:洪 維德(TIP監事/台北弁護士会)
基調講演:謝 煜偉(TIP理事/台湾大学)
コメント:川﨑 拓也(IPJ理事/大阪弁護士会)
《15:20–17:10 Session 3|死刑とえん罪》
司会:羅 秉成(TIP理事長)
基調講演:アブドゥル・ラシッド・イスマイル(クアラルンプール弁護士会)
コメント:張 樺哲(台湾民間司法改革基金会)、笹倉 香奈(IPJ事務局長/甲南大学/龍谷大学矯正・保護総合センター嘱託研究員)
《17:10–17:30 閉会セッション》
羅 秉成(中国語・字幕付)

【補注】
※1 アジア・イノセンス・ネットワーク:
アメリカで1990年代に始まった「イノセンス・プロジェクト」は、DNA型鑑定等の科学鑑定に基づき、刑事事件のえん罪救済を進めてきた民間の活動です。現在アメリカには同様のコンセプトの団体が60以上存在し、DNA型鑑定以外の科学鑑定や自白・供述の検証を通じたえん罪の救済を展開。累計3,000人以上のえん罪が晴らされ、アメリカの各州で捜査手法の改善や死刑制度見直しなど司法改革も進んでいます。その理念は世界にも広がり、アジアでは日本のイノセンス・プロジェクト・ジャパン(IPJ)と台湾イノセンス・プロジェクト(TIP)が中心となり、2018年に「アジア・イノセンス・ネットワーク」が発足。本大会は第4回目の開催となります。



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