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学校法人龍谷大学では、2021年6月10日に発表したとおり、新型コロナウイルス感染症の収束に向け、7月上旬からワクチン接種(職域接種)を実施できるよう準備を進めてきました。

既に厚生労働省への申請を終え、医療関係者の確保や接種会場の準備などワクチン接種に向けた体制は整っております。
しかしながら、一部メディアで報道されているように、ワクチンの供給に遅れが生じており、この度、厚生労働省から7月上旬のワクチン供給が困難であるとの連絡がありました。

本法人といたしましては、引き続き、可能な限り早期にワクチン接種を開始できるよう取り組んでいきます。ワクチン供給の目途が立ち次第、接種開始日をはじめ、ワクチン接種に関する詳細について大学ウェブサイトおよびポータルサイトにてお知らせいたします。

学生・教職員のみなさまは、このような状況をご理解いただくとともに、引き続き感染防止に努めてください。

学校法人龍谷大学での新型コロナウイルスワクチンの職域接種について(2021年6月10日発表)
 

2021(令和3)年6月24日
龍谷大学     
龍谷大学短期大学部


 
 経済学部では、データを活用して、社会やビジネスの課題を解決していけるような人材の育成に取り組んでおり、データ分析に関連した様々な講義や講演会を行っています。
 その一環として、5月19日(水)の「現代特別講義 データ分析と問題解決」の講義では、日本経済新聞デジタル事業担当部長の久慈未穂氏をお招きし、ワークショップを開催しました。

 ビジネスの現場において急速に拡大しているビッグデータビジネスの現状と今後の課題について説明いただいた後に、日経POSデータ(龍谷大学図書館から利用可能)を例にして、役に立つデータ分析の具体的なポイントについて解説していただきました。次回のワークショップまでに、グループごとにそれぞれの立場からデータ分析を進め、具体的な提案をまとめて報告することになりました。

 第一線で活躍する記者から、データ分析についての有益なアドバイスを受けることができ、参加した学生たちは今後より効果的にグループワークに取り組めることでしょう。

 今後とも、経済学部では、このような取り組みを続けてまいります。


 社会共生実習(大学は社会共生に何ができるのか―文化財から“マネー”を創出する―)」(担当教員:社会学科教授 髙田満彦)では嵯峨美術大学 芸術学部デザイン学科 観光デザイン領域 教授 小畑博正氏をお招きしました。



 小畑氏は民間の旅行会社でお勤めされていたご経験があり、海外旅行ではプライベートを合わせて南米以外の全世界に300回以上行かれたそうです。
 今回は、「沖縄」をメインテーマに、沖縄の夏の正装「かりゆしウエア」を着て「地域における観光資源の高度な活用と創出プロセス」というテーマでお話し頂きました。

 小畑氏が考える日本最強の“観光文化”は、100年以上続く世界で唯一無二の劇団である「宝塚歌劇団」だそうですが、何十年か後に「宝塚歌劇団」のような文化に変っていくと思うものが沖縄にもあるそうです。それは、沖縄県うるま市の、現代版組踊(ミュージカル)「肝高の阿麻和利(きむたかのあまわり)」です。「肝高の阿麻和利」は、中高生だけによる出演で、沖縄に古くから伝わる伝統芸能「組踊」をベースに、現代音楽とダンスを取り入れて、ユネスコ世界遺産に登録されている「勝蓮城跡」の勝連城10代目城主「阿麻和利」の半生を描いたものです。当初教育目的で始めた「肝高の阿麻和利」ですが今年で21年目になり、今では年間約1万人が鑑賞に訪れるまでになりました。


「かりゆしウェア」を着てご講話される小畑氏


メモを取る受講生

 小畑氏の「観光にとって重要なのは、自分たちの手で自分たちの地域を意図的に変えていくことだ」というお話を聞き、受講生からは、「文化財は昔からの文化だけだと思っていたが、そうではなく私たちが作っていってもよいものだという新しい視点があって面白かった。」との意見がありました。




 その後、受講生からの「集まったお金はどうしていますか」「親御さんは積極的に参加を勧めていますか」などといった質問が出され、小畑氏は「講演の衣装などに使用している」「個性を重視した団体なので参加させやすいところも魅力のひとつ」と回答してくださいました。
 
 小畑氏の講話を受けて、受講生たちが今後どのように活動していくのか楽しみです。



社会学部「社会共生実習」について、詳しくはこちらの【専用ページ】をご覧ください。


【本件のポイント】

  • ダイズは他の植物が食害されたときに放出する匂いを感知して、防御物質として機能するサポニンの濃度を高める。
  • サポニン濃度を高めたダイズでは、根粒の数が少ない。
  • 他の植物から匂いを介して伝達された食害情報は、植物の代謝の変化によって地上部から地下部へと伝わり、植物と微生物の共生関係に影響することが示唆された。

【本件の概要】

植物は、他の植物が動物から食害などのダメージを受けた際に放出する匂いを受容し、予め防御を発動することで将来の食害を防ぐことができます。このような現象は、匂いを介した植物間コミュニケーションと呼ばれ、様々な植物種間で生じていることが報告されてきました。弘前大学農学生命科学部の高橋祐太君(当時学部4年生)と山尾僚助教、龍谷大学農学部の塩尻かおり准教授は、食害の情報を受容したダイズでは防御機能(サポニン濃度)が高まるだけでなく、根の根粒の数が減少することを発見しました。根粒は、マメ科植物などの根に形成されるバクテリアとの共生器官で、内部に大気中の窒素を固定して植物に供給する根粒バクテリアが存在します。サポニン濃度の高いダイズほど根粒が少なかったことから、根粒数の減少はサポニンの抗菌作用によるものであると考えられました。さらに、匂いを受容したダイズが生育した土壌では、炭素と窒素含有量の比率が変化していることが分かりました。このことから、地上部で起きた匂いを介した植物間コミュニケーションが、植物の防御物質の増加をよって地下部での植物と微生物の共生関係や土壌環境をも変化させていることが示唆されました。

 

この研究成果は、日本時間の6月16日に「Scientific Reports」誌に掲載されました。

 

背景と経緯

一部の植物では、周囲の植物が動物に葉を食害された際に放出される匂いを受容し、予め葉の防御機能を向上させ、将来の食害に備えることが知られています。このような現象は、植物同士で食害の情報を匂いで伝達していることから、匂いを介した植物間コミュニケーションと呼ばれます。

植物間コミュニケーションにより匂いを受容した植物の代謝は大きく変化します。そのため、植物間コミュニケーションは、植物と他の生物の関係性にも様々な影響を及ぼすと考えられます。特に、動物に対して防御物質として機能する化学物質の中には、微生物に対して殺菌・抗菌作用をもつ物質が多く含まれています。私たちは、植物間コミュニケーションが化学防御物質の濃度の変化によって、地下部での植物と微生物の関係にも影響を及ぼすという仮説を立てました(図1)。


図 1.匂い(食害情報)を受容したダイズの応答の概略図.

そこで、根粒バクテリアと共生するダイズに着目してこの仮説を検証しました。ダイズは根に根粒を形成し、根粒内の根粒バクテリアに酸素や光合成産物などを提供しています。根粒バクテリアは大気中の窒素を固定し、ダイズに供給することで共生関係が成立しています。また、過去の研究で、ダイズはセイタカアワダチソウから放出される匂いに反応して防御機能を向上させることが知られています。私たちは、昆虫による食害を模倣してセイタカアワダチソウを傷つけることで匂いを放出させ、その匂いに曝す条件と曝さない条件でダイズを栽培し、葉の防御物質の濃度と形成される根粒の数などを比較しました。

 

研究の内容

 私たちは、70株のダイズの苗を、セイタカアワダチソウから放出された匂いに曝すグループ(35株)と曝さないグループ(35株)に分けて3週間栽培し、ダイズの成長量、葉と根の防御物質(サポニン)の濃度、根に形成された根粒の数と重さを測定しました。

 その結果、ダイズの成長量はグループ間で大きな違いはみられませんでしたが、葉のサポニン濃度は匂いに曝して栽培したダイズで高いことが分かりました。サポニンはダイズの害虫として知られるハスモンヨトウの幼虫の成長や生存率を低下させる効果があることから、サポニン濃度の向上はダイズが葉の防御機能を高めたことを示しています。また、サポニン濃度の変化は根にまで及んでおり、匂いに曝されたダイズの根は匂いに曝されなかったダイズの根に比べてサポニンを高濃度で蓄積していることが分かりました(図2A)。


図 2.異なる匂い環境で栽培したダイズの(A)根のサポニン含有量と(B)根粒の数. **は,統計的に差があることを示す(P < 0.01).

 根に形成された根粒の数や重量も栽培条件によって異なっていました。匂いに曝したダイズでは根粒の数が少なく(図2B)、根粒の重量も小さいことが分かりました。また、その傾向は根に含まれるサポニン濃度が高いダイズ個体ほど顕著でした。このことから、匂いの受容に基づくダイズのサポニン濃度の上昇が、根粒バクテリアとの共生関係を抑制したことが示唆されました(図2)。

さらに、土壌化学成分の詳細な解析から、匂いを受容したダイズが生育した土壌では、土壌の栄養環境の指標である炭素/窒素比が高いことが分かりました。これは、根粒バクテリアとの共生関係が抑制されて供給される窒素が少なくなったダイズが、土壌中の窒素分の吸収量を増大させたことによるものと考えられます。

今後の予定・期待

 今回の私たちの研究結果から、地中における植物と微生物の関係性は植食性昆虫に対する防衛や近隣の植物とのコミュニケーションといった地上で生じている様々なイベントに影響されていることが明らかになりました。さらにその影響は土壌環境をも変えていることが分かってきました。今後は、植物を地上の生態系と地下の生態系の架け橋として捉え、地上部と地下部の生物同士の関係性を紐解くことで、生物多様性の維持機構の解明やより効率的な農地生態系の管理技術の開発が期待できます。

【論文情報】

タイトル:Aboveground plant-to-plant communication reduces root nodule symbiosis and soil nutrient concentrations

著者 Yuta Takahashi, Kaori Shiojiri, and Akira Yamawo

掲載誌 :Scientific Reports

DOIhttps://doi.org/10.1038/s41598-021-92123-0

掲載年月日:2021616

 

【情報解禁日時】  なし

【取材に関するお問い合わせ先】

(所属)

弘前大学・農学生命科学部

(役職・氏名)

助教・山尾 僚

(電話・FAX)

0172-39-3822

(E-mail)

yamawo.a@hirosaki-u.ac.jp

 

(所属)

龍谷大学・農学部

(役職・氏名)

准教授・塩尻かおり

(電話・FAX)

077-599-5653(電話)・077-599-5608(FAX)

(E-mail)

kaori.shiojiri@agr.ryukoku.ac.jp


龍谷大学文学部 内田智子講師と内手弘太講師担当の「文学部共通セミナー アドバンストコース」の中間発表会が、6月23日水曜日に開催されました。

 


 

 

この授業は、卒業論文作成に必須の資料調査力や文章表現力を獲得するとともに、文学部各学科専攻において積み重ねられた人文知の社会還元をめざして、フリーペーパー「京都えきにし」を制作しています。

今回の発表会では、5つの班がそれぞれ、「働く」「景色」「味わい」「こだわりと伝統」「歴史」をテーマに、現時点ではどのような取材先候補や取材内容、レイアウトを考えているのかを紹介し、互いに意見交換をしたり、教員から助言を受けたりいたしました。

今年度後期に刊行が予定されている「京都えきにし」第5号に、どうぞご期待ください。

 



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