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 龍谷大学東洋史学研究会は2019年11月22日(金)、大宮学舎東黌101教室において第43回龍谷大学東洋史学研究会研究大会を開催致しました。

 研究発表の部では、鳳浩然さん(修士課程)「3~4世紀における道教の展開-老子道徳経の注釈を通して-」佐倉拓海さん(修士課程)「シャー・タフマースプ1世治世後半期における東方政策について」井深心平さん(博士後期課程)「唐代コータンにおける寺院経営」の3名が上記のような題目で日頃の成果を報告しました。会場からも質疑応答があり、発表を終えた3名の感想は以下の通りです。

 鳳浩然さん「今回の発表を通して、老子研究について、これまで気づいていなかった細部を深めて勉強する機会になりました。先生方からの指導を得て、色々と勉強になりました。」
 佐倉拓海さん「研究大会は自身にとって非常に貴重な機会でありました。自身の2年間の成果を大勢の方に聞いていただいただけでなく、貴重な意見をいただくことができました。とりわけ、サファヴィー朝についても研究しておられる守川知子先生からの多くのご指摘やご意見は、修士論文に向けて参考にすべき点が多くありました。また、一つの時代だけでなく、前後の時代を含めた広い視点の中でその時代を位置づけていくことの重要性を再認識することができました。これから短い期間ではありますが、修士論文完成に向けて尽力したいと思います。」
 井深心平さん「大変緊張しましたが、発表を終えられてほっとしています。今回の経緯をふまえて、扱った文書についての研究を深めていきたいと思います。」

 文学部特別講義の部では守川知子先生(東京大学大学院人文社会系研究科准教授)をお招きし、「シーア派ムスリムの見た17世紀の仏教世界ーサファヴィー朝使節団とシャムー」という演題で御講演いただき、特に宗教間の違いから数百年前からも異文化交流の難しさがあったのかと実感する内容であり、真剣に耳を傾けていました。

 大会終了後、大宮学舎清和館2階生協食堂において懇親会が開かれ、ご講演いただいた守川先生、発表者を中心に多くの東洋史学専攻の教員・院生・学部生が参加し、盛会のうちに 懇親会を終えることができました。



 12月15日(日)に実施された第15回 京都から発信する政策研究交流大会(主催 公益財団法人 大学コンソーシアム京都) にて 、「大学コンソーシアム京都 理事長賞」中森ゼミ、「優秀賞」深尾ゼミA班・D班、「ベスト質問賞」井上ゼミ、深尾A班
が受賞しました。
 京都コンソーシアムに加盟する京都のあらゆる大学から68組もの口頭発表があり、政策学部中森ゼミは理事長賞(実質は準優勝)を獲得しました。
 研究テーマは「中小企業評価における新指標の考察 -心的資産を中心に-」逆境にもめげず頑張っている中小企業の評価に、従来の財務情報では表せない「社員の利他の心」を評価指標とすることの有用性を、定量的に明らかにしたものです。
 今回受賞されたゼミの皆さま、惜しくも受賞を逃したゼミの皆さま、毎晩毎晩遅くまで研究に打ち込んだゼミ生の皆さま、本当にお疲れ様でした。

 龍谷大学政策学部の受賞ゼミは以下の通りです。
【大学コンソーシアム京都理事長賞】
・中森ゼミナール
「中小企業金融評価における新指標の考察ー心的資産を中心にー」

【優秀賞】
・深尾ゼミナールA
「地域映画制作から見えた能動的学習を交えた郷土教育の可能性」
・深尾ゼミナールD班
「若年者の政治参加~シルバー民主主義の視点から~」

【ベスト質問賞】
・井上ゼミ
・深尾ゼミナールA




2019年12月12日(木)2講時、「植物育種学」にて、一般財団法人食品産業センター 振興部次長 竹下 大学 氏をお招きし、「品種改良が変えた日本人の食生活」と題しご講演いただきました。
育種の根本的な考え方は人材育成やキャリアデザインにも通じる、と竹下氏。今日の私たちが日頃何気なく利用している作物の多くは、外国から日本へ伝来または導入されたもので、野菜の中には明治以降の洋食文化とともに栽培・利用が拡大したものも多く、その結果、日本人の食生活は変化してきました。講義の中では、具体的に約20種類の野菜や果樹についてその起源や育種目標の設定、リンゴが明治維新後に職を失った武士によって栽培されたなどの日本への伝来・普及にまつわるエピソード、日本における品種改良の歴史、アンデスメロンの名前の由来が「安心です」など品種名の由来、利用方法などについて紹介されました。
学生コメント:
「これまで漠然と食べていた野菜や果樹について興味を持った。」「野菜や果樹について様々なことを知ることができた。」「自分の将来のために必要な知識や考え方を知ることができた。」
竹下氏より:
1年生対象ということで、技術よりも歴史や時代背景に軸足をおいた内容にしました。普段から口にしている作物を題材に挙げたのもよかったのでしょうか。熱心に聞いてくれた学生が多く、みなさんの将来が楽しみになりました。

講師著書ご紹介
『日本の品種はすごい うまい植物をめぐる物語』 竹下大学著 中公新書 刊行日:2019/12/18




人の「いのち」を育むために不可欠な「食」、それを支え、人びとの豊かな暮らしに貢献する「農」。
農学部では、この2つの観点から、それぞれの役割や意義を体系的に結びつけた教育を行っています。
4学科合同で実施する「食の循環実習」では、農作物の「生産(栽培・収穫)」から「加工」「流通」「消費」「再生」に至る一連のサイクルを「食の循環」としてとらえ、
それぞれのプロセスを実体験してきました。

年内最後となる授業では学生が生産したお米を袋詰めし、持ち帰りました。

本授業を担当されている玉井先生よりコメントをいただきました。

玉井先生コメント------------------------------------------------------------------------
私ってどんな存在?気の遠くなるような命のバトンリレーの結果が私であり、今も多くの命に支えられ、多くの方々に願われ、支えられてやっと私がここにいるのです。
このことを強く感じておられたのが、4年前にラグビー日本代表だった五郎丸歩選手です。学生には、五郎丸選手の子供達に向けた言葉を紹介しました。
『・・・ふと振り返ったとき、これだけ多くの人に支えられているということに気づき、感謝の気持ちでいっぱいになります。
そしてこの気持ちは自分をさらなる高みへもっていくための大きな原動力になります。・・・』
 農場実習最終日、自分達で袋詰めしたお米を持って帰ってもらいました。「権利と義務」の観点からすれば、これは授業料の対価と捉えられるかもしれません。
食の循環実習を通して学んでもらいたいことの一つは、「感謝と使命」です。このお米は、必ず普段お世話になっている家族に渡してください。
そして、照れ臭いかもしれませんが、「いつもありがとう」と言って渡してください、と伝えました。
『その一言が自分や周りを大きく変えるきっかけになるかもしれません。(五郎丸歩)』
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「食」や「農」に内在する喜びや感謝の気持ちを実感することは、専門科目を学ぶうえでの基盤となります。
食の循環自習で得た経験や感じたことを忘れずに、今後の学び活かしてほしいと思います。




この度は、春季国内体験学習プログラムに多数のご応募ありがとうございました。
希望者全員に参加していただくことが叶わず、選考となりましたことを深くお詫び申し上げます。
今回、残念な結果になってしまった皆さん、ぜひ、次の機会に応募いただけると、非常に嬉しいです。キャンセル待ちも受付けており、キャンセルが出た場合は、キャンセル待ちを申込んだ方から優先的にご連絡させていただくことになります。

 選考結果は以下の通りです。
応募された方全員に、12月20日の14時までにメールを送ります。
必ず、そのメールを確認の上、お返事をお願いします。万が一、メールが届かない場合は、ボランティア・NPO活動センターまでご連絡ください。

●選考を通過された方
12月23日(月)13:00までにメール(ryuvnc@ad.ryukoku.ac.jp)で「参加する・しない」をご連絡ください。
※連絡が取れない場合、キャンセルとみなす場合があります。
※現状、参加いただけない学生には、キャンセルが出次第、随時連絡させていただきます。

★選考結果は以下の15名です★
【近江八幡市スタディツアー】
L180397、L190782、T190589、C180461、C180492、C190140、C190179、 N180037、
N180093、N190040、N190046、N190145、N190148、N190224、S180037


【福島スタディツアー】
L170187、L180397、 L190413、L190474、L190475、E180011、E180048、E180377、
J190025、C170375、C170397、C190339、H160217、N190279、 N190386

  以上


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