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 12月7日(土)「基礎演習合同討論会」が開催されました。
この討論会は、政策学部の基礎演習クラス(1年生)が互いの研究活動の内容を知り、自身の知見や教養の幅を広げるとともに今後の研究活動に対する意識向上につなげることを目的としています。
 討論会は、政策学部生による自治組織である基礎演習クラスサポーターの運営のもと、各クラスが行っている研究活動についてテーマを定めて発表し、それに対して他のクラス生が質問を行い討論しあうという形で進行します。今年も3会場に分かれて熱い討論を交わしました。
 この討論会は政策学部に入学した1年生が取り組んできた活動の集大成であり、討論会に向けて多くの時間とエネルギーをかけて取り組んでいます。当日の会場は発表前の緊張感や発表後の達成感など学生それぞれの想いが入り混じった緊張感のある雰囲気に包まれました。
 




 龍谷大学経営学部では毎年、後期に「我が社の経営と京都」という経営学特別講義を開講しています(受講生は、3回生以上)。この特別講義は若干の名称変更がありましたが、2003年度から開講されており今年で22年目、22回目の開講となりました。今年度は、以下の6人の方に、ご講演いただきました。

   タキイ種苗株式会社(長谷川智浩さま)
   こと京都株式会社(番頭執行役員 宮川光太郎さま)
   オムロン京都太陽株式会社(代表取締役社長 長江豊さま)
   株式会社京都放送(取締役 湯浅勝さま)
   京都生活協同組合(専務理事 髙倉通孝さま)
   京野菜農家(渡邉幸浩さま)

 講演を通じて京都企業の実際を学び、関心を深めてほしいと願っての開講です。受講生たちの感想からは、その意図は伝わったように思います。以下に、受講生の感想を紹介します(一部、抜粋したものがあります)。

 これまで触れることのなかった種苗会社について知ることができた。品種改良において必要なことや、農業のプロを相手にする上で意識することなどがわかった。時代などによって変えていかなければいけないことや絶対に変えてはいけないことなどがあるため、京都は適している場所でもあると感じた。  [長谷川さんのお話を聞いて]

 子ども食堂を被災地ですることで、子どもが集まって賑やかになって人の交流が生まれるという事例に感動しました。また、防災という観点から経営を見るという視点が新鮮でした。  [宮川さんのお話を聞いて]

 知的障がいや精神障がいがある方ともどのように働くのかを工夫すれば、問題なく働くこと、その人の能力をめいっぱい引き出して仕事をしてもらえることが理解できしまた。オムロン太陽京都さんでは、対話を通じて信頼を得ることで障がいがある方とともに働くということをされていましたが、健常者にも当てはまることだなとお話を聞く中ですごく感じました。  [長江さんのお話を聞いて]

 昔から観ていたKBS京都について、その本質的な役割と使命を深く知ることができました。放送局が免許事業であり、それに伴う責任と苦労、そして地域社会への強い使命感を持っていることを学びました。  [湯浅さんのお話を聞いて]

 売上と利益を上げることを一番の目的としている、いわゆる企業とは異なった事業を展開していた。おかいもの便について特に関心を持った。需要は間違いなくあるが、利益を目的としてしまうと成立しないのも明らかである。協同組合であるからこそ、一般の企業にはできないアプローチで顧客と接することが出来る点に関心を持った。  [髙倉さんのお話を聞いて]

 農家の方がどのようなマーケティングを行っているのかを知れてとても面白かったです。私が考える農家の方の商売方法は、市場などに農作物を持っていって買い取ってもらったりするものでした。「振り売り」という販売方法を行なっていたと知り、地域に根付いた農業の歴史を知ることの大切さを知りました。山科の歴史についても詳しくなれた気がして、とても面白かったです。  [渡邉さんのお話を聞いて]
  
   (文責:細川孝)


湯浅さん


髙倉さん


渡邉さん


 令和6年9月能登半島豪雨でお亡くなりになられた方々に、深く哀悼の意を表するとともに、被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。被災者の方々が一刻も早く平穏な日々をお過ごしになられますことを願っています。

  龍谷大学ボランティア・NPO活動センターでは、2024年9月21日から23日にかけて発生した令和6年9月能登半島豪雨の被災地支援の一環として、支援金の募金活動を実施しました。

 ご協力いただきました皆様、本当にありがとうございました。

 珠洲市社会福祉協議会に支援金として寄付いたしました。

※「支援金」とは、被災者(地)支援を直接的に行うボランティアグループやNPOの活動を支援する仕組みです。被災地の活動に速やかに届けられます。



■募金総額  141,757円


■募金箱設置場所
深草キャンパス:ボランティア・NPO活動センター     
瀬田キャンパス:ボランティア・NPO活動センター

※令和6年能登半島地震第3回災害支援ボランティア活動報告会、第4回災害支援ボランティア活動報告会の各会場でも募金箱を設置しました。

※学生スタッフが出展した龍谷祭展示会場への募金箱設置分、模擬店での収益全額(42,188円)を含んだ金額です。


■募金箱設置期間
10月9日(水)~11月8日(金)

※土日祝を除く9:00~17:00

 

■支援金の届け先
珠洲市社会福祉協議会(珠洲市災害ボランティアセンター)

 



珠洲市社会福祉協議会よりお礼状をいただきました



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刑事法討論会を2024年12月6日に開催しました。

神戸学院大学の佐竹宏章先生による刑法からの出題に、近畿大学、立命館大学、龍谷大学から合計6つのゼミが取り組みました。それぞれのゼミは、自殺の法的評価、因果関係、保護責任者遺棄罪の故意が論点に含まれる難問に苦戦しながらも検討を重ね、報告や質疑に臨みました。

優勝は龍谷大学の金ゼミと、立命館大学の嘉門ゼミでした。優秀質問者賞は立命館大学の多留さつきさんと、龍谷大学の加藤天使さん(浜井ゼミ)が受賞しました。

開催にあたって、龍谷大学法学会より補助をいただきました。また、タイムキーパーや質問者記録などの運営には、大学院生と学部生の協力を得ました。

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金ゼミ
私たちは刑法討論会を通じて、初めてルールに基づいたレジュメ作成に挑戦しました。文章構成や文献挿入など難しい点が多かったものの、班員と活発に議論を重ねてあらゆる視点から問題を検討した結果、隙のないレジュメを完成させることができました。この経験を通じて刑法への理解が一層深まり、興味を与えてくれた大変貴重な学びとなりました。支えてくださった金先生はじめ、全ての先生方と参加者の皆さまに感謝申し上げます。(小林紗和)


嘉門ゼミ
討論会の準備に当たってくださった先生方、バイトの方々、その他関係者の皆様、当日は大変お世話になりました。討論会では、仲間と考えた論点に対する考え方を他大学のみなさんと共有し、議論することができ、刑法に対する理解を深めることができる有意義な時間になりました。ありがとうございました。



【本件のポイント】

  • 政策学部洲本プロジェクトの活動が「第12回グッドライフアワード」で「環境大臣賞学校部門」を受賞
  • 小水力発電システムを設置、フロートソーラー発電所の売電利益を地域課題解決に活用
  • 大学生と地域が連携した継続的な活動や、地域貢献型再生可能エネルギー事業の取り組みが高く評価

 

【本件の概要】
 龍谷大学政策学部洲本プロジェクトの活動が「第12回グッドライフアワード※」で「環境大臣賞 学校部門」を受賞しました。このプロジェクトは市役所や地元企業、地域住民、大学生が連携して行っている活動であり、兵庫県洲本市で2013年から11年間にわたり継続しています。
 これまで、千草竹原に小水力発電システム(蓄電量3kWh)を導入、五色町鮎原塔下にある塔下新池に「塔下新池ため池ソーラー発電所」(出力50kW)、中川原町三木田にある三木田大池に「龍谷フロートソーラーパーク洲本」(出力1,500kW)を設置しました。政策学部教員らが設立したPS洲本株式会社がフロートソーラー発電所2ヶ所を運営し、売電利益は地域課題の解決やローカルビジネスの創出にむけた費用として活用されています。具体的には、放置竹林問題の解決や地域の古民家改修、過疎化が進む集落の再生等に活用されてきました。
 このような大学と地域が連携した活動が高く評価され、今回の受賞に至りました。持続可能な社会の実現にむけて、今後も洲本市との域学連携を推進していきます。
 


12月7日(土)に開催された表彰式の様子


授賞式でプレゼンテーションを行う
深尾副学長(左)

【取組評価のポイント】

  • 既存の水路を活用した小水力発電システムの構築、農業用ため池を活用したフロート

 ソーラー発電所とその売電利益による地域再生活動

  • 小規模集落における空き家の改修や地域の拠点施設の整備、放置竹林の課題解決に向け

 た取り組み

  • 農業との共存を図りながら、河川や農業用ため池などの地域資源を発電に活用し、

 地域貢献型再生可能エネルギー事業を創出

  • 洲本市内のさまざまな場所で大学生ができる活動を積極的に展開

 

【副学長のコメント】
 11年間に渡る龍谷大学と洲本市の取り組みを環境大臣賞という形で評価いただいたことはプログラムに関わってきた一人として大変嬉しく思います。域学連携のプログラムで洲本市に関わった学生の中には、卒業後も通い続け、地域住民の皆さんと交流を深めている方もいます。地域の担い手になる覚悟を決め、移住した卒業生もいます。こういった成果が出たのは、洲本の地域住民の皆さんとの温かく包容力溢れるパートナーシップの賜物だと思います。今後も、この取り組みが、学生の学びや成長につながり、洲本の魅力をより一層高めるものになるよう努力を続けたいと思います。

 

※グッドライフアワード
環境にやさしい社会の実現を目指し、日本各地で行われている「環境と社会によい暮らし」に関連する活動や取り組みを募集し、紹介・表彰を行っています。これにより、活動の情報交換を支援し、社会の活性化に貢献します。また、持続可能な社会に向けた活動を広く共有することで、ライフスタイルの見直しを促すことを目指しています。(公式サイト:https://www.env.go.jp/policy/kihon_keikaku/goodlifeaward/index.html) 
 


フロートソーラーを設置する学生たち


小水力発電維持活動を行う学生たち


古民家改修を行う学生たち


本プロジェクト実施時の集合写真


問い合わせ先:龍谷大学政策学部教務課 仁志

TEL 075-645-2285 seisaku@ad.ryukoku.ac.jp


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