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龍谷大学では、各種情報サービスを利用する際にMicrosoft 365の認証を利用していますが、既にポータルサイト等でお知らせしていますとおり、
セキュリティ強化のため、10月より多要素認証が必須となっています。

Microsoftのセキュリティ情報(連絡先情報)の登録がないと、
ポータルサイト、Gmail、manaba等の各種情報サービスにログインができません。

セキュリティ情報(連絡先情報)の登録が完了していない方は、必ず登録を行ってください。

また、多要素認証に必要なセキュリティ情報(連絡先情報)を登録されているものの、
機種変更や古いMicrosoft Authenticator(認証アプリ)の情報が残ってしまっている関係で、セキュリティ情報に不整合が発生し、
学外から、ポータルサイト、Gmail、manaba等の各種情報サービスにログイン ができない場合もあります。


一度、学外からのログインをお試しいただき、ログインができない場合は、
情報メディアセンター窓口で登録情報のリセットが必要になりますので、
学生証等の身分証をお持ちの上、情報メディアセンター窓口へお越しください。


◆情報メディアセンター窓口開室時間

 深草:5号館2階 平日9:00~21:40 土曜日9:00~17:00
 大宮:清風館1階 平日9:00~18:00
 瀬田:智光館地下 平日9:00~20:05 土曜日9:00~17:00


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Microsoft 365 を利用した各種認証について.pdf


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学外から各種情報サービスにアクセスした際の認証方法について.pdf


2024年10月25日(金)13:30〜16:30、「しが水環境ビジネス推進フォーラム研究・技術分科会(令和6年度第1回)」が滋賀県庁 危機管理センター1階 大会議室において開催されました(主催:滋賀県 琵琶湖環境部 環境政策課)。同分科会は、生物多様性市場の動向や生物多様性情報の価値について学び、ネイチャーポジティブに向けて水環境ビジネスと自然とのつながりについて意見交換を行うことを目的としたもので、当日は行政や近郊の事業者、学術関係者など61名が参加しました。
>>イベント概要・プログラム詳細(滋賀県HP)】


滋賀県庁 危機管理センター(外観)

滋賀県庁 危機管理センター(外観)


会場風景

会場風景

はじめに行われた講演には3名の登壇者による報告が行われました。

講演1では、「生物多様性しが戦略2024の策定について」をテーマに、滋賀県 琵琶湖環境部 自然環境保全課 主査の川口健一氏が登壇。川口氏は、生物多様性の損失が経済的損失につながることが明確となり、環境分野では気候変動に次いで生物多様性への取り組みが必要不可欠な国際的状況であることを解説し、今年3月に滋賀県独自の生物多様性地域戦略を策定したことを紹介されました。この「生物多様性しが戦略2024~自然・人・社会の三方よし~」は、保全・活用・行動の3つの方針のもと、社会・経済活動の基盤となる滋賀の生物多様性を守り、未来に引き継いでいくための取り組みを、2030年度までに多様な主体と連携しながら進めることを目標としたものです。また川口氏は、生物多様性の保全と自然資源の持続的な利活用に取り組む事業者を認証し、その取組を「見える化」するために「しが生物多様性取組認証制度」をスタートし、現在までに62者が認定されたことなどについて報告されました。


出典:滋賀県HP

出典:滋賀県HP


出典:滋賀県HP

出典:滋賀県HP

講演2では、「これだけは知っておきたい、生物多様性とビジネスのつながり」をテーマに、環境分野の総合コンサルタント企業である株式会社建設環境研究所 生物多様性室 主査研究員の細井千聖氏が登壇。細井氏は、生物多様性を守ることがいかにビジネス、経済的価値に繋がるのか? という視点から報告され、企業における生物多様性に関する取り組みが、投資家などの企業価値評価の判断として用いられつつある世界の潮流を紹介。こうした中で、まず企業に対応が迫られるのがTNFD(自然関連財務情報開示タスクフォース)レポートなどの情報開示です。細井氏は、先進的な取り組み事例を複数紹介され、今後TNFDに着手するうえでは、現在公開されている同業種のレポートや、金融機関が公表するレポートが参考になる旨などを紹介されました。

講演3では、「生物多様性情報の蓄積とその将来」をテーマに、生物多様性科学研究センターの山中裕樹センター長(本学先端理工学部・教授)が登壇。ネイチャーポジティブへの転換に向けて生物多様性情報が必要とされている現状、情報取得をめぐる課題や環境計測の現状、センターで進行中の研究プロジェクトなどについて報告しました。

TNFDレポートでは、汚染物質や排水、廃棄物などの発生状況や排出量、利用する環境(生態系)の変化などの開示が必要とされますが、生物多様性情報がそもそも不足していること、その観測技術の高速化がまだ十分でないこと、さらに対象地域の固有性などから、TCFD(気候関連財務情報開示タスクフォース)レポートにおける温室効果ガスように評価指標の統一が容易ではありません。


山中裕樹教授(本学先端理工学部/生物多様性科学研究センター長

山中裕樹教授(本学先端理工学部/生物多様性科学研究センター長

山中教授は、「この現状をポジティブに捉えると、生物多様性への取り組みは地域ごとに方策を講じる必要がある」と述べ、本学の生物多様性科学研究センターで取り組み始めた「ステークホルダー会議」について紹介。これは、社会にとって価値のある生物多様性情報を生み出し、有効な保全行動に繋げることを目標に掲げた、“自然資本保全活動のシステム”を形作るための課題解決協働体です。

生物多様性情報取得の効率化の点では、これまで本学で培ってきた新規の生態系モニタリング手法である「環境DNA分析」を主軸とした環境評価技術が一つの鍵となります。山中教授は、技術から得られた生物多様性情報をいかに活用していくかについて、生物多様性科学研究センターが2021年から取り組む「びわ湖100地点環境DNA調査」などの具体例を挙げて説明(同調査は2024年度より滋賀県との共催事業として実施)。ベースラインとしての生物多様性情報の活用場面として、外来種や希少種の分布地域の変遷の把握や、ミディケーション計画における対象種の設定(ビオトープにおける目標設定等)にも役立てることができる旨を紹介しました。
【>>関連News】2023年度 びわ湖の日滋賀県提携 公開講座に山中裕樹センター長が登壇【生物多様性科学研究センター】(2023.11.28)


環境DNA分析のイメージ

環境DNA分析のイメージ


山中教授の報告スライドより(「びわ湖100地点環境DNA調査」2021年〜2023年の外来種分布変遷の例)

山中教授の報告スライドより(「びわ湖100地点環境DNA調査」2021年〜2023年の外来種分布変遷の例)

生物多様性科学研究センターが取り組む「ステークホルダー会議」のように、いま、ネイチャーポジティブの実現に向けて様々な共創の場が求められています。
山中教授は、「行政や企業、農林水産業従事者、研究機関や金融機関、市民・NPOなど多様な立場のメンバーの連携においては、事業規模に関わらずネイチャーポジティブに貢献することが各々にとってメリットとなるようなシステムの構築が必要不可欠である。しかしながら、ステークホルダー各々の置かれた立場をみると、《自然資源への直接的依存度/投資可能な経費》、《地域への依存度/販売先の空間的範囲・保全へのプレッシャー》といった相互関係にネジレがある。そのため、自然保全へのモチベーション=行動価値の合理性にゆらぎが生じているのが現状だ」と指摘し、「このネジレ解消には、ルールメーカーである行政や、資金の流れを作り出す金融機関の果たす役割が大きいだろう」と述べました。

 
最後に、滋賀からこのような取り組みに挑むことで、ネイチャーポジティブ先進地としてブランディング化につながる可能性があること、またその一助として「ステークホルダー会議」の勉強会を滋賀でスタートし、今後も注力していく旨を述べ、報告を終えました。


山中教授の報告スライドより(ステークホルダー会議のイメージ)

山中教授の報告スライドより(ステークホルダー会議のイメージ)

講演後に行われた意見交換では、有限会社とーく 代表取締役 堤幸一氏がファシリテーターを務め、フロア参加者のビジネスにおける問題意識や、TNFD対応への疑問点などを引き出し、登壇者らがコメントしました。「琵琶湖流域における生物多様性情報の価値と事業展開を考える」をテーマとした3時間におよぶ分科会は、各参加者の事業・ビジネス上の関心事と着地し、盛会のうちに終了しました。


2024年度後期も恒例の「日本語会話ナビゲーター」活動を実施しました。
今学期は、計64名の学生が参加し、32組の会話パートナーが成立しました。
この活動は、留学生の日本語会話スキル向上を目的としており、日本人学生が「ナビゲーター」として留学生と1対1でペアを組み、週1回キャンパス内で日本語会話の練習を行うプログラムです。
留学生にとっては、日常生活で役立つ日本語表現や文化について学ぶ貴重な機会となり、日本人学生にとっても異文化交流を通じて視野を広げるきっかけとなっています。
セッション中、留学生たちは日本人学生のサポートを受けながら新しい表現を学び、積極的に日本語でのコミュニケーションを楽しんでいました。
一方、日本人学生からは「留学生に日本文化を紹介する中で、改めて自国の文化や日本語について深く考える良い機会になった」との声もあり、互いにとって有意義な時間となりました。
このプログラムは、言語スキルの向上だけでなく、互いの文化を学び合うことで国際的な友情を育むことを目指しています。今後も継続的に活動を行い、さらに多くの学生が参加できるよう取り組んでいきます。
引き続き、「日本語会話ナビゲーター」活動へのご支援をよろしくお願いいたします!




 10月30日(水)にりゅうこく国際ハウスでレジデント・サポーター主催のハロウィンパーティを開催しました。その様子を留学生寮レジデント・サポーター学生がレポートします。りゅうこく国際ハウスにて約60名の留学生がハロウィンパーティに集まりました。このイベントは、季節の行事を通じて異文化交流を深めることを目的としています。留学生たちは骸骨やハリーポッター、アニメキャラクターなどの個性的な仮装で参加し、特に台湾の伝統衣装をまとった参加者が注目を集めていました。会場はすぐにハロウィンムード一色になりました。
 ハロウィンにちなんだクイズ大会では「ハロウィンの起源となったケルト文化の祭りは?」(答え:Samhain)といった難問も出題され、ハロウィンについての学びや驚きの反応が見られました。メインイベントの仮装大会では、留学生それぞれがユニークなコスチュームで競い合い、参加者の投票で優勝者が決定しました。優勝者にはお菓子の詰め合わせが贈られ、温かい拍手が会場を包みました。
 イベントの最後にはお菓子を囲んでの交流タイムが行われ、各国のハロウィン文化について語り合う場となりました。音楽に合わせてダンスを楽しむ留学生も多く、活気あふれる時間が流れました。今回のハロウィンパーティーは、異文化交流を通して友情を深める素晴らしい機会となり、参加した留学生にとって心に残るひとときとなったようです。





本日(11月1日)、龍谷ミュージアムで開催中の秋季特別展「眷属」の開幕からの来館者数が1万人を突破しました。

記念すべき1万人目となりましたのは、初めて龍谷ミュージアムに来館された埼玉県所沢市在住の柴崎 善博さん、法子さんご夫妻。柴崎さんには安藤徹館長から特別展の図録、展覧会オリジナルグッズのクリアファイル、ポストカード、ステッカーが贈られました。

飛鳥の古墳や博物館、美術館が好きで、毎年、奈良で開催されている正倉院展に合わせて京都と奈良を訪問されている柴崎さん。今回も泊りがけで京都と奈良の博物館を観覧され、今日は龍谷ミュージアムを観覧後、重要文化財建築群を有する龍谷大学 大宮キャンパスを観て帰られるそうです。


本展は、仏教美術における名脇役「眷属」に注目した画期的な展覧会です。

閉幕(11月24日)まであと約3週間となりましたので、どうぞお見逃しなく。


秋季特別展「眷属」の詳細はこちら▼
https://museum.ryukoku.ac.jp/exhibition/2024/kenzoku/

龍谷大学 大宮キャンパスの詳細はこちら▼
https://www.ryukoku.ac.jp/about/campus_traffic/omiya.html


◆JR・近鉄・地下鉄烏丸線「京都」駅から徒歩約12分
◆京都市バス(9・28・75系統)「西本願寺前」下車 徒歩約2分
◆京都駅から徒歩でのアクセス
  https://museum.ryukoku.ac.jp/guide/walk.html


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