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学生・教職員 各位


現在、中東地域をめぐる情勢が急速に悪化しています。一部、空港閉鎖等により出国が困難な状況も生じており、日本政府は邦人の出国支援を実施しています。
本学では「龍谷大学海外危機管理マニュアル」に基づき、人命の安全を最優先として対応します。外務省危険情報レベル3(「渡航は止めてください」渡航中止勧告)の国・地域については、渡航計画者の渡航を禁止し、現地滞在者には強く帰国を勧告することを原則としています。
ついては、学生・教職員の皆様は、下記のとおり対応してください。

 

1.渡航予定のある方へ
外務省危険情報レベル3が発出されている国・地域への渡航は、航空機の乗継ぎ等を含め禁止します。既に渡航を予定している場合は、直ちに中止してください。
 

【2026年3月5日付で、レベル3となった国・地域】
クウェート、サウジアラビア(東部)、バーレーン、カタール、アラブ首長国連邦、オマーン
※イスラエルは従前よりレベル3

 

2.すでに滞在している方へ
当該地域に滞在中の学生・教職員は、最新情報を確認し、安全確保を最優先に行動してください。また、外務省や在外公館の指示を確認のうえ、早期の帰国または安全な地域への退避を早急に検討してください。

 

3.情報確認・連絡について
海外渡航中または渡航予定のある方は、外務省海外安全ホームページや「たびレジ」等により最新情報を確認してください。情勢は流動的であり、今後も状況に応じて注意喚起を行います。大学からの案内に十分留意してください。

 

【参考】
外務省 海外安全ホームページ
外務省 渡航登録サービス(たびレジ・在留届)

 

【問い合わせ先】
龍谷大学グローバル教育推進センター
TEL 075-645-7898(代表)
FAX 075-645-2020
email r-globe@ad.ryukoku.ac.jp
 


<3月17日(火)9:30より龍谷大学大宮キャンパス/オンライン併催>
 

【本件のポイント】

  • 日本仏教の思想形成を読み解く鍵概念「顕密仏教」を、現代的課題のもとで再検討する国際シンポジウム
  • 歴史学者・黒田俊雄の理論提唱から約半世紀を経て、天台・真言を軸に宗派横断的視座から議論
  • 分断や環境危機が進む時代に、日本仏教の思想的遺産が持つ現代的意義を問い直す

 

【本件の概要】
 2026年3月17日(火)、龍谷大学 世界仏教文化研究センターは、国際シンポジウム「今、顕密仏教に問う—日本仏教の創成過程から何を汲みとれるか—」を対面(本学大宮キャンパス)およびオンラインにて開催します。
 分断や対立の深刻化、環境危機の進行など、価値観の揺らぐ時代に仏教思想は何を示せるのでしょうか。これまで日本仏教研究は、多くの場合、宗派の枠組みに規定されてきました。教判や宗論もまた、宗門体制の内部論理として理解されることが少なくありませんでした。
 そこで今回は、日本仏教の創成過程を読み解く鍵概念として知られる「顕密仏教」を再検討します。「顕密仏教」とは、奈良仏教から天台・真言の成立を経て、日本仏教が独自の展開を遂げていく歴史的過程を捉える枠組みです。歴史学者・黒田俊雄が提唱して以来、約半世紀にわたり、日本仏教研究に大きな影響を与えてきました。本シンポジウムでは、この理論を教条的に踏襲するのではなく、現代的課題のもとで再検証します。とりわけ、最澄と空海がもたらした革新的な思想と実践に着目し、天台・真言を軸とする新たな仏教世界観が、日本社会や文化にいかなる変容をもたらしたのかを多角的に考察します。
 基調講演では、ハーバード大学東アジア言語文化学部教授の阿部 龍一氏をゲストに迎え、新たな空海像を示す研究成果を紹介いただき、国際性・文化多様性の観点からも、日本仏教の独自性と普遍性を多面的に検討します。本シンポジウムは、日本仏教の創成過程を見つめ直すことで、現代社会を生きる私たち自身の立脚点を再考する機会となることを目指します。
 

 

【イベントの概要】
-名称:国際シンポジウム

   「今、顕密仏教に問う—日本仏教の創成過程から何を汲みとれるか—」
-日時:2026年3月17日(火)9:30-16:45
-場所:龍谷大学大宮キャンパス 東黌(とうこう)101教室

                                    およびオンライン(YouTube)
   (京都市下京区七条通大宮東入大工町125-1)
 参加:下記WEBページから事前申込制・参加無料・一般参加歓迎
-URL:https://rcwbc.ryukoku.ac.jp/events/events-1642/
-主催:世界仏教文化研究センター(研究分野横断型研究プロジェクト「国際学術交流に

    関する総合的研究」)

 

【プログラム・登壇者】※各所要時間は変更となる場合があります。阿部龍一氏はオンライン参加。
《発題者》阿部 泰郎(本学文学部客員教授)

                      道元 徹心(本学先端理工学部教授・総合司会)


【基調講演・講師プロフィール】


                  阿部 龍一氏
(ハーバード大学東アジア言語文化学部教授

                /同大学ライシャワー日本研究所日本宗教担当教授)
コロンビア大学宗教学部、助教授、准教授、同大学同学部学部長を経て現職。哲学博士(コロンビア大学宗教学部)。
研究分野は、仏教教理、仏教と文学、仏教と美術との関連、東アジアの密教史。現在は『法華経』本文の物語の文学的価値を再評価する研究。
主要著書・論文に、『評伝 良寛──わけへだてのない世を開く乞食僧』(ミネルヴァ書房「人と文化の探究」, 2023)、The Weaving of Mantra-Kūkai and the Construction of Esoteric Buddhist Discourse. Columbia University Press, 1999などがある。

 


【本企画の開催にあたって】
「『顕密仏教』は単なる歴史概念ではありません。各時代の人びとが社会の危機や変動に向き合う中で形づくられた宗教運動でした。分断が進む現代において、私たち自らの立脚点を問い直す契機になるはずです。」
                               ――主催者代表――

 

「宗派の枠に閉じない議論を通して、日本仏教のダイナミズムを社会に開いていきたいと考えています。」

                       ――阿部泰郎(本学文学部客員教授)

 

 

本シンポジウム、担当研究員への取材を希望される場合は、お問い合わせ先までご連絡ください。


問い合わせ先:龍谷大学 世界仏教文化研究センター
Tel 075-343-3458 cswbc2@ad.ryukoku.ac.jp  https://rcwbc.ryukoku.ac.jp/



【本件のポイント】

  • 国内のコイ科魚類で唯一の魚食魚であり、琵琶湖淀川水系に固有の「ハス」は、40年以上にわたって漁獲高が減少しているが、環境省レッドリストは、同じ琵琶湖のホンモロコほど絶滅危惧されていない。
  • 2011-2023年に実施した琵琶湖沿岸での「釣り」による調査などで、「ハス」の個体群が一貫した減少傾向にあることを明らかにした。ハスの保全対策に取り組む必要性が社会的に強まることが期待される。
  • 本成果は、国際学術専門誌「Aquaculture, Fish and Fisheries」にて2026年2月26日付で公開された。

琵琶湖西岸の砂礫底の地点で釣り上げたオスのハス。
ハスの口元には使用したスピナー型のルアー(Myran社製)が写っている。

 

【本件の概要】
■背景:固有魚ハスを研究する必要性
 ハスは、国内のコイ科魚類で唯一の魚食魚という点でも保全の必要性が高い魚種です。かつ、滋賀県の漁獲高データは近年不漁の続くアユと同様、40年以上にわたって継続的な減少を示しており、回復の兆しを見せる在来魚種もある中、絶望的な様相を示しています。しかし、環境省レッドリストでの扱いはII類(vulnerable)とされており、同じ琵琶湖のホンモロコ(IA類)ほどは危惧されていません。漁獲量の減少は資源量の減少だけでなく漁獲努力量(出漁数や捕獲効率)の影響も強く受けるため、ただちに保全活動を喚起しないことは、しばしば見られる現象です。

 

■研究内容①:釣りによる、減少傾向のクロスチェック
 そこで本研究では、シンプルな手法に立ち返り、足かけ13年間続けた「釣り」データの解析によって、ハスが減少しているのかを確かめることにしました。本種の成魚はほぼ完全な肉食性で、高い遊泳力で捕食対象の魚を追尾して食べるので、ルアーを投げて泳がせることで捕食行動を誘引できる点、ルアーの飛距離は最大で40 m以上は見込めるので、投網や手網などの手具よりも広範囲を有効に探れるという利点がありました。熟練した1名のみが同一の方法で釣りを行うことで、科学的な解析を可能にしました。
 解析の結果、ハスが砂地や礫帯を好むという先行研究(今村2018)の知見が補強され、「釣りをしていない場所でも、ハスが釣れる確率が分かる」だけの情報を蓄積することができました。そして、残念ながら、直近13年間も、ハスの検出可能性が低下し続けていることが示されました。漁獲量の減少と一致するこの結果は、ハスが減っていると考えることの妥当性を示しています。

 

■研究内容②:原因の1つとしての、琵琶湖の気候変動
 なお、ハスは川と湖を行き来する高次捕食者であるため、その減少原因の候補は多岐に渡ります。例えば、本種の琵琶湖の流入河川へ遡上して繁殖するという生態から、その動態は琵琶湖岸と河川の改修の影響を受けるでしょう。流入河川の瀬切れや簗漁も影響します。また、ハスはアユ食への依存度が高いため、記録的不漁の続くアユ個体群の増減からも強く影響を受けます。ひいては、アユの餌となる動物プランクトンや生産者から連鎖した影響を受けます。
 本研究では、国交省が継続的に記録し公開している水温や水位のオープンデータの解析からの考察として、2017年ごろから高水温と低水位が同時に発生する傾向があること、水温25度以上または30度以上での積算温度を計算すると、2022年以降は高温化が一層顕著であること、などが示されました。つまり、気候変動の影響は琵琶湖においても顕在化しており、ハスの減少にも寄与している可能性が示唆されました。

 

■研究の意義:トッププレデターの役割
 ハスのような高次捕食者の激減や絶滅は、生態系全体のバランスを崩すことが、さまざまな生態系で指摘されています。仮に他の在来魚種が回復したとしても、ハスが不在であれば琵琶湖の生態系機能の幾つかは復元されないでしょう。したがって、砂底や礫底の(ハスが捕食行動しやすい)湖環境の広範囲での保全、水温上昇と水位の低下が繁殖のための遡上に負の影響を与えている可能性、などに鑑み、琵琶湖の象徴であるアユの減少を食い止めることと並行して、ハスの保全対策に取り組んでいく必要があります。

 

■■■ 発表論文 ■■■
リンク:https://onlinelibrary.wiley.com/doi/10.1002/aff2.70200
掲載先:国際オンライン学術専門誌「Aquaculture, Fish and Fisheries」(Wiley社)
題 目:Persistent decline of the piscivorous cyprinid, Opsariichthys uncirostris, in Lake Biwa despite recovery trends among other native species
著 者:今村彰生(いまむらあきお):北海道教育大学未来の学び協創研究センター准教授
                      ・・・総括・現地調査・データ解析・執筆 
    丸山敦(まるやまあつし):龍谷大学先端理工学部教授 ・・・解析・執筆
研究助成:JSPS科学研究費助成 基盤研究C No.16K00630

 

 

■■■ 転載/加工可能な論文中の図  (Creative Commons Licenses CC-BY に準拠)■■■


論文のGraphical Abstarct用の写真
琵琶湖西岸の砂礫底の地点で釣り上げたオスのハス。
ハスの口元には使用したスピナー型のルアー(Myran社製)が写っている。


FIGURE 2 Yearly change of the probability of three-lips detection by the lure-angling for each lake bottom substrate (gravel, sand, and others), predicted by using the best GLM, in which the median was calculated with the difference of overhang-tree-presence considered. The size of the circles reflects the number of records for each fiscal year, starting on 1 March: data for all the sites were included. (A); data for multiply visited sites were analyzed analysed (B); data for visited-once sites were included (C).

 

 

お問い合わせ先:
●北海道教育大学未来の学び協創研究センター 准教授 今村彰生(いまむらあきお)
TEL: 011-778-0225  

E-mail: ginryou715@yahoo.co.jp ; imamura.akio@s.hokkyodai.ac.jp
Webサイト:https://note.com/light_loris1678
●北海道教育大学総務企画部総務課広報・基金グループ
TEL: 011-778-0231  E-mail:koho@j.hokkyodai.ac.jp
 


問い合わせ先:龍谷大学 研究部(生物多様性科学研究センター)
TEL 077-543-7746 ryukoku.biodiv@gmail.com https://biodiversity.ryukoku.ac.jp/


 2026年2月24日、政策実践・探究演習(国内)洲本プロジェクトの2025年度第6フィールドワークに、学生3名が参加しました。

 千草竹原班は2025年度、千草竹原集落で栽培されている原木椎茸の認知を広めるために活動しています。洲本市内の安乎保育所の協力を得て、学生が企画した「きのこ嫌いも思わず笑顔になる! 幸せしいたけレシピコンテスト」を行ってきました。

 11月に保育園に通う園児の保護者の方々にご協力をいただき、原木椎茸を使用したレシピを募集しました。たくさんのレシピが集まり、12月にはコンテストを行うために保育園内でレシピの投票を行いました。投票が終わった後、学生が審査を行い、グランプリと大学生特別賞を決めるという流れで進めてきました。

 グランプリは園内で行った投票で見事「原木椎茸のベーコンポテトフライ」が選ばれました。12月に給食として提供され、大学生特別賞のレシピは今回のフィールドワークで学生が保育園を訪れ、園児と一緒に給食になったものを一緒に食べてきました。学生特別賞には「スープが美味しい包まない小籠包」が選ばれました。
 
 給食前には園児と歌遊びをして交流し、給食の時間になったら各テーブルに学生が入って園児と一緒に給食を食べました。園児たちからは、小籠包が「おいしい!」と感想がありました。おかわりもしてくれたので、企画してよかったと嬉しくなりました。椎茸の好き嫌いに関係なく、園児がおいしいと言って食べてくれた姿が印象的でした。

 学生も園児と一緒に食べることで、改めて原木椎茸の魅力が子ども達に伝わり、広まっていると実感しました。無事にしいたけレシピコンテストが成功してよかったと思っています。

 午後からは、洲本市役所で子ども子育て課の方々と、今後の大学と洲本市との活動について話し合いを行いました。今回を機に保育園という新しい連携先が増え、今後の活動も活発になっていきそうです。


園児と一緒に給食を食べている様子


スープが美味しい包まない小籠包の給食メニュー


【本件のポイント】

  • 龍谷大学政策学部村田和代ゼミが、アサヒグループホールディングス株式会社と協働し「責任ある飲酒」を学ぶボードゲーム「CARE & CHEERS」の内容分析と改良提案を行った。
  • 会話分析と事前事後アンケートにより、周囲への気遣い・他者理解の重要性を明らかにし、ゲーム名称やコンセプトの改良に寄与。
  • 「CARE & CHEERS」は企業や大学などの適正飲酒セミナーや社内研修などで活用を予定。

 

【本件の概要】
 社会言語学を学ぶ龍谷大学政策学部・村田和代ゼミは、アサヒグループホールディングス株式会社から「責任ある飲酒」を実践的に学ぶボードゲーム「CARE & CHEERS(ケアチア)」の内容分析および改良に関する依頼を受け、ゲームの開発に繋がる提案を行いました。


 検証のために2~4年生24人のゼミ生がゲームに参加し、複数チームのゲーム実施場面を収録しました。加えて、参加ゼミ生に事前事後のアンケートを実施し、ゲーム中のプレイヤーの全会話とアンケートの分析を行った結果、多くのプレイヤーが飲酒の際の「周囲への気遣い」や「他者理解」の重要性を実感し、飲酒を他者との関係の中で考える視点を得たことが確認されました。


 上記検証結果を踏まえ、周りの人に思いやりを持って(care)、喜びを分かち合い乾杯する(cheers)という意味を込めた「CARE & CHEERS」へと名称が決定されました。コンセプトも他者の話を“傾聴”する設計が重視されることとなりました。自分とは異なる(飲酒への)向き合い方や価値観への理解を促しているゲームとなったことも村田ゼミの研究がきっかけでした。 


 「CARE & CHEERS」は今後、アサヒグループが企業や大学などで実施している適正飲酒セミナーや社内研修などで活用し、適正飲酒の啓発と不適切飲酒の防止を一段と推進するために活用されます。

 

※「CARE & CHEERS(ケアチア)」
アサヒグループが推進する「責任ある飲酒」を学ぶための教育ツールとして開発された20歳以上対象のボードゲーム。お酒に関する悩みや困りごとに直面したプレイヤーに対して、ほかのプレイヤーがアドバイスや働きかけを行い、飲酒トラブルを未然に防ぐ関わり方を体験できる内容となっている。

 



アサヒグループホールディングス提供

【村田和代ゼミ 古川太一さんのコメント】
「本プロジェクトへの参加と、実際に「CARE&CHEERS」の効果検証や改良提案を通じて、私自身の飲み会に対する考え方は大きく変化しました。お酒に対する考え方や飲み会における相手への配慮について改めて考える貴重な機会になりました。とても盛り上がるゲームですので、ぜひ多くの方に体験いただき、飲み会の在り方を見つめ直すきっかけになれば嬉しいです。」

 


問い合わせ先:龍谷大学政策学部教授 村田和代 kazuyo@policy.ryukoku.ac.jp


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