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心理学部1年生を対象としたキャリア啓発科目「キャリアと心理」では、大学入学初期から自身のキャリア観に向き合い、将来の進路選択に主体的に取り組むための基盤を築くことを目的に、グループディスカッションを中心とした対話型の授業を展開しています。授業では、仲間との対話を通じて自己の価値観を相対化し、「自分にとって働くとは何か」を考えるきっかけを提供しています。

7月2日(水)には、キャリアコンサルタント・MC・ライターとして活躍され、元アイドルという多彩なキャリアを持つ十束おとは様をゲスト講師としてお招きしました。講義では、キャリア形成を「RPG(ロールプレイングゲーム)」になぞらえ、「どんなジョブに就きたいか」「どんな仲間と旅をしたいか」といった問いを通じて、自分らしいキャリアの描き方についてユーモアを交えてお話しいただきました。
また、講義後半には、十束様が担当教員に質問を投げかける形で、教員自身のこれまでの選択や悩みに光を当てる場面もありました。普段は聞くことのない教員のキャリアや失敗談が語られたことで、学生たちにとっても新たな気づきや共感が生まれる貴重な機会となりました。




さらに授業終盤では、授業補助を担当する2・3回生の学生が、自らのキャリアに関するリアルな悩みを十束様に相談し、その場で対話を交わす座談会形式のセッションを実施しました。等身大の声が飛び交うディスカッションは、1年生にとって「少し先の自分」を想像するヒントにもなり、多くの学生が「補助学生の話に共感した」「自分の悩みと重なった」といった感想を寄せました。

今回の授業を通して、学生たちは「キャリア」という言葉の持つ多義性と柔軟さを体感し、他者との対話の中で自分自身を見つめ直すきっかけを得ることができたと考えられます。これからも引き続き、学生一人ひとりが納得感をもってキャリアを選び取る力を育めるよう、実践的かつ対話的な学びを深めていきます。




アシスティブ・テクノロジー(Assistive Technology:AT)とは、障がいによる物理的な操作上の不利や障壁(バリア)を機器の工夫により乗り越えようとする考え方であり、そのための支援技術を言います。
障がい学生支援室では、主に聴覚障がいの学生の情報保障を目的に、補聴援助システム(ロジャータッチスクリーン)や音声認識アプリ(UDトーク)用のipadなどの機器の貸出しを行うと共に、授業での使い方などについて個別サポートしています。
(詳しくは、こちら:https://www.ryukoku.ac.jp/support/accessibility.html)
現在15名の学生が何らかのアシスティブ・テクノロジーを使用し授業を受けています。
機器の利用に関するご相談は随時受け付けていますので、各学舎の障がい学生支援室までお問い合わせください。

また、聴覚障がいの学生へのインタビューを『共生のキャンパスづくりを考える情報誌 VarIproD.(ヴァリプロード)』の4ページに掲載しています。
こちらも是非ご覧ください。



機器貸出しの様子(21号館1階障がい学生支援室)
それぞれの授業に合った機器の選択や機器の不具合について日々話をします


左から、補聴援助システム(ロジャータッチスクリーン)、音声認識アプリ(UDトーク)用のipad、補聴援助システム(ロジャーネックループ)。上は補聴援助システム(ロジャーセレクト)


『共生のキャンパスづくりを考える情報誌 VarIproD.(ヴァリプロード)』の4ページ


『共生のキャンパスづくりを考える情報誌 VarIproD.(ヴァリプロード)』はこちらのリンクから
https://www.ryukoku.ac.jp/nc/news/entry-15940.html


 総合社会学科基礎ゼミナールA・藤田クラスは4グループに分かれ、6月26(木)、29(日)、7月2(水)の各日、大阪コリアタウン(大阪市生野区)、錦市場(京都市中京区)、京都工房コンシェルジュ(京都市左京区)、大阪・関西万博(大阪市此花区)を訪問し、フィールドワークを行いました。
 大阪コリアタウンでは、歴史資料館や新旧二つのコリアタウンを訪ね、雑貨店やキムチ店の経営者らにインタビューして、それぞれの商店街の歴史や現状を学びました。また、韓国の文化に興味を持つ日本の若い人たちが増えていることで街が変化していることを知り、日韓関係の歴史が生活の場にどう反映されているかを学習しました。
 錦市場では、漬物店の経営者にインタビューするなどして、「京の台所」と称されてきた市場が近年、外国人観光客の増加によって「外国人客8割、日本人客2割」といわれるまで急変している現状を知りました。また、地域の人々と外国人観光客が両立できる市場として存続していくための条件を考察しました。
 京都工房コンシェルジュでは、西陣織など伝統産業の製造現場を見学したほか、西陣織の職人にインタビューし、日本の伝統文化を支えてきた産業の意味を学ぶ一方、人手不足や後継者問題という課題があることも知りました。また、海外向けの商品開発などの新しい取り組みについても知り、今後の可能性を考察しました。
 大阪・関西万博では、会場を訪れている外国人計48人にインタビューし、出身地や滞在期間のほか、①日本に来て困ったこと②万博の感想を聞きました。その結果、①では「暑さ」を挙げる人がかなりいたほかは、「特にない」が大半でした。②では「テクノロジー」や「環境問題への取り組み」を評価する声が多く、万博の意味を改めて認識しました。
 各グループはこれらの調査成果をパワーポイントの資料にまとめ、授業内で発表しました。


コリアタウン


みんなの仏教SDGs WEBマガジン「ReTACTION」(リタクション)の新着記事案内

 

刑事政策・犯罪学の分野で、犯罪者処遇を研究テーマとする法学部の相澤育郎准教授。刑務所で暮らす受刑者の生活環境や抱える問題についてお話を伺いました。
犯罪を繰り返す人の中には「困っている人」や「権利を守られてこなかった人」が一定数存在する事実があります。こうした人たちの権利を守ることは、社会の重要な役割のひとつだと述べられています。

 

↓是非ご一読ください↓

刑務所にいるのは「困っている人たち」の可能性も。刑務所の中のソーシャルワークが社会の安定に繋がる理由 | ReTACTION(リタクション)| みんなの仏教SDGsウェブマガジン

 


2025年7月3日(木)、FD研修会「VR動画の教育への利活用」を、学修支援・教育開発センター共催で開催しました。
本研修会は、龍谷IP(Ryukoku Inventive Program)事業「3キャンパス共通オンライン授業の展開」の一環として実施され、学内の教職員が参加しました。

並木州太朗RECフェローからは、2022年度より進めてきたVR動画教材の試行的な活用について、VR動画の教育的効果に関する海外の研究や他大学事例、教育現場での実践について紹介がなされました。

特に、国内外の社会課題の現場を映像化し、「時間と空間を越えて学びをつなぐ」ことをテーマに、講義や事前・事後学習、今後開講予定の正課授業での活用可能性について報告がなされました。
また、試行に際して生じた具体的な課題として、撮影対象や渡航の許可、機材の操作及び準備、編集に必要な機材のスペック、視聴環境の構築等について、事例を交えながら紹介がなされました。

また、並木フェローからの紹介の後、参加者の方がVRゴーグルを着用し、過年度に作成したバングラデシュにおけるBLD Bangladesh、インド、ブッダガヤのマハーボディ寺院等のVR教材を視聴しました。

参加者からは、VR教材の具体的な活用方法や効果的な導入のタイミング、学生の反応などに関する質問が多く寄せられ、活発な意見交換が行われました。

本研修会を通じて、VR技術の教育的可能性とその課題を共有し、今後の活用に向けた新たな視点を得る機会となりました。

■龍谷IP(Ryukoku Inventive Program)事業
https://www.ryukoku.ac.jp/about/activity/ryukoku_gp/ip_about.html
■学修支援・教育開発センター
https://fd.ryukoku.ac.jp/index.php




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