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法学部の鈴木龍也先生が2025年3月末日をもって、定年退職されることになりました。

鈴木先生は、1979年に早稲田大学法学部を卒業され、その後早稲田大学大学院法学研究科修士課程に進学し1983年に同課程を修了の後、1984年に大阪市立大学大学院法学研究科博士後期課程に進学され、1987年に同博士後期課程を単位取得退学して、愛媛大学法文学部助手に就職されました。翌1988年に同大学同学部の専任講師、1991年に同助教授に昇任され、1996年に龍谷大学法学部助教授に着任され、2001年に同教授に昇任されました。

民法学のみならず法社会学がご専門であり、川島武宜、戒能通孝、渡辺洋三、畑譲、甲斐道太郎と続く古き善き日本の法社会学的民法学の伝統を引き継ぎ、社会に根付いた民法の研究を自覚的にされてこられました。歴史的社会的意味を考えつつ冷静かつバランスの取れた理論研究がその特徴といえます。 

これまでの本学での教育・研究、組織運営へのご貢献に対して心から感謝申し上げるとともに、鈴木先生の益々のご健勝とご活躍を祈念いたします。



2025年3月20日(木・祝)、福井県立音楽堂にて開催された第48回全日本アンサンブルコンテスト(全日本吹奏楽連盟、朝日新聞社主催)において、関西代表として出場した吹奏楽部のサクソフォン四重奏が金賞を受賞しました。
全日本アンサンブルコンテストでの金賞受賞は、3年連続で通算11回目の受賞(銀賞は3回)となります。

今回のメンバーは、3回生3名と1回生1名で構成され、サクソフォン四重奏の名曲であるJ.リヴィエ作曲「グラ―ヴェとプレスト」を選曲し、「息を見る」を目標にかかげ、日々練習に取り組んできました。
コンテストには11団体が出場し、日本トップレベルの実力を証明しました。


【曲 目】
グラ―ヴェとプレスト

【作 曲 者】
J.リヴィエ

【メンバー】
3回生 浦  海斗 (農学部食料農業システム学科)
3回生 太田 恵梨香 (文学部日本語日本文学科)
3回生 服部 航典 (社会学部コミュニティマネジメント学科)
1回生 村岡 明日香 (文学部英語英米文学科)

【代表者のコメント】
全国大会の舞台に立ち、より良い音楽を届けるために、私たち4人は何度も試行錯誤を重ねながら、理想のアンサンブルを追求してきました。
3回生3人、1回生1人という編成の私たちのチームは、積極的に意見を交わし合い、互いに歩み寄りながら、それぞれが自信を持って音楽を創り上げてきました。
全国大会に向けて掲げた目標は 「息を見る」。
フランス音楽の伝統を尊重しつつ、4人だからこそ生み出せる独自の音楽を追求することで、ソリスティックな表現を磨き、互いの音を聴き合いながら細部まで揃えることを徹底しました。その積み重ねが、より完成度の高いアンサンブルへとつながったと感じています。
全国大会の本番では、音だけでなく気持ちまでも一つになれた実感がありました。約3ヶ月間の努力を出し切り、最後まで心から楽しんで演奏することができました。
このメンバーでアンサンブルをすることができ、とても誇りに思っております。
今回の経験を糧に、音楽を通じて感謝の気持ちを伝えられるよう、これからも精進してまいります。
ご指導いただいた先生方をはじめ、支えてくださった皆さまに心より感謝申し上げます。
今後とも龍谷大学吹奏楽部をよろしくお願いいたします。



 令和4年度に法学部を卒業した原田有一朗さんと濱中教授との共著論文が日本中東学会の機関誌『日本中東学会年報』の最新号に掲載されました。原田さんは在学中、濱中ゼミナールで安全保障問題にまつわるイスラエルの世論を研究していました。濱中教授と原田さんは、政治指導者が支持獲得を目的として戦争指導する「政治的武力行使」がイスラエルにおいて存在するという前提の下、攻撃的手段だけでなくテロリスト侵入を防ぐ国境壁やアイアンドーム(ロケット弾を阻止するミサイル)といった防衛的手段への言及によって国民からの支持を得られるのではないか、と考えました。オンライン・サーベイ実験という手法で2022年9月にユダヤ系イスラエル人3000人を調査したところ、支持獲得に効果があるのはドローン空爆や地上軍投入といった攻撃的手段であり、防衛的手段は遺憾表明と同程度の効果しかないことが判明しました。
 『日本中東学会年報』は査読付き学会誌であり、わが国の中東地域研究をリードするジャーナルのひとつです。共著論文は英語で書かれており、出版から1年経過するとJ-Stageにpdfの形で移管され、誰でも無料でアクセスすることができます。原田さんは共同研究の中で仮説の導出、実験デザインとデータの統計分析、先行研究の調査と要約を担当しました。この論文は出版に先立って、日本国際政治学会2022年度研究大会(仙台市)で報告されました。なおこの研究は科学研究費・国際共同研究加速基金[19KK0033]および基盤研究(A)[22H00055]による成果の一部です。



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