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障害のある人の「学びたい」を支える現場にふれる:くれおカレッジ訪問

 総合社会学科基礎ゼミナールA・立田クラスでは、6月7日(土)、滋賀県大津市にある「くれおカレッジ」を訪問しました。くれおカレッジは、知的障害や発達障害のある人たちの「大学生みたいに学びたい」「障害があるからこそ時間をかけて学びたい」という願いを支える、地域に根ざした学びの場です。
 当日は、くれおカレッジの皆さんが、自らのことばで活動内容を紹介してくれました。日々の授業や活動の様子、仲間との関わりの中で感じていることなどを丁寧に語ってくれ、訪問した学生たちはその熱意と率直さに心を動かされていました。
その後、「イントロクイズ」や「人狼ゲーム」などのレクリエーションを通して交流を深めました。「くれおの皆さんが、私たちにたくさん話しかけてくれてうれしかったです」「初対面なのにすぐに打ち解けられて、すごく楽しかった!」という声もあがり、笑顔の絶えないひとときとなりました。
 また、訪問を通じて福祉や教育の制度、障害と社会の関係について考えるきっかけも得られました。「成功も失敗も経験できることが当たり前になる環境が大切だと感じました」「全国にくれおカレッジのような場所はどのくらいあるのか気になりました」「龍谷大学でも、障害のある学生への支援はどうなっているのかもっと知りたいと思いました」といった感想もあり、学生一人ひとりがそれぞれの視点で問いを深めていました。
 くれおカレッジの皆さんとは、後期に龍谷大学で再会する予定です。今回の出会いをきっかけに、学びや支え合いのかたちについて、これからも考え続けていきたいと思います。


大津三大祭の1つ「大津祭」。その歴史と曳山の魅力について、大津市文化財保護課 和田光生氏にご講演いただきます。大津祭開催まであと3か月。魅力ある大津祭の曳山巡行をより楽しむために、ぜひご参加ください。

講師:大津市文化財保護課 和田 光生 氏
1960年滋賀県大津市生まれ。佛教大学大学院文学研究科日本史学専攻修士課程修了。元大津市歴史博物館副館長。大谷大学非常勤講師。

お申込みはこちらから
https://ryukokuotsu2025.peatix.com
(7/1(火)10時から申込受付開始)



2025年6月8日(日)龍谷大学大宮学舎清和館を会場に、第4回 龍谷大学大学院 実践真宗学研究科 同窓会総会が開催されました。

多くの修了生、また現職の教員のみならず退職された教員も参加され、大変盛況な会となりました。

 

13時より総会が行われ、引き続いて研究発表・記念法話が行われました。内容は以下の通りです。

 

研究発表

・柱本惇氏(4期生・浄土真宗本願寺派明覺寺住職 龍谷大学非常勤講師)

 「寺院葬の実際から寺院の在り方を考える」

 

・入江楽氏(5期生・浄土真宗本願寺派光雲寺衆徒 日本臨床宗教師会 認定臨床宗教師)

 「「伝わる伝道」の先に何があるのか

    ー佐々木閑氏による提言「こころ教」を紹介する中でー」

 

記念法話

・野村廣大氏(3期生・浄土真宗本願寺派瑞松寺衆徒)

 講題「共に歩む」

 


(修了生 柱本惇氏による研究発表)
自坊明覺寺における活動、寺院葬の取り組みについて発表されました。


(修了生 入江楽氏による研究発表)
自身の修士論文を踏まえて、これからの仏教のあり方について発表されました。


 (野村廣大氏による記念法話)
野村氏は、社会福祉士として社会福祉法人の運営にも参画されています。

 

 

いずれも大学院修了後、それぞれの現場での経験や実践を踏まえ、研鑽を重ねられた成果を発揮されました。

 

閉会にあたっては、前 実践真宗学研究科長・那須英勝教授より参加者一同に挨拶がありました。

 


(前 実践真宗学研究科長 那須英勝教授)


 

龍谷大学大学院実践真宗学研究科同窓会は、2022年に初めて開催され、研究科修了生によって企画・運営が行われています。修了した後の交流ということのみにとどまらず、実践・研究の成果の発表や意見交換・情報交換の場でもあり、また修了生と現役生とのネットワーク形成という点でも、大きな意味のある活動です。

 

大学院実践真宗学研究科では、在籍時はもちろん、修了後もそれぞれが実践を継続する上で切磋琢磨を継続できる環境を応援しております。そのうえで、このような同窓生諸氏による自主的な会は大変意義あるもので、研究科の教育・研究・実践活動の展開のうえでも大きな力となっております。

研究科ならびに修了生の活躍にもぜひご注目ください。

 


 2024年度第2学期から活動を開始している太田基礎演習・特別基礎演習(以下,「太田基礎ゼミ」という)では,他大学と積極的に連携して活動を行っております。これは,龍谷大学経営学部というある種狭いコミュニティを飛び出すことで,多様な価値観や考え方に触れ,自身のこれまでの価値観や考え方を俯瞰で見つめて更新していってほしいという考えのもと行っているものです。
 今回は,大阪経済大学経営学部船越ゼミとの間で実施した合同ゼミについて紹介します。それぞれのゼミの学生達は,2人もしくは3人1組になり,人的資源管理論に関係する本を自分達で探し,読み込み,発表資料化し,5分間でその魅力をプレゼンするために約1か月の間精一杯打ち込みました!
 普段なかなか本を読む機会が少ないと話していた学生達も,①本のタイトル,著者名,出版社名,発行年,②中身の要約,③自分達がその本に惹かれた点,④選んだ本を良くするためにあえて意見してみるという4点を5分でプレゼンするという目標のもと,読書に集中できたようです。
 2025年6月7日に開催した合同ゼミでは,5分間で本の魅力をプレゼンし合うだけではなく,プレゼンの結果最も読みたくなった本に挙手投票して決定するというお楽しみ要素も加えて実施をしました。両ゼミ合わせて総勢21組による白熱したプレゼンに,会場は大変盛り上がっていました!プレゼンの様子は次の写真のとおりです。


(出典:筆者撮影。画像一部加工。)

 
 また,上記の取り組みの後,両ゼミのメンバーをシャッフルしてチームを作り,①チームビルディング,②そのテーブルの中で再度本をお勧めし合い,そのテーブルの中で最も読みたくなった本を決める,という取り組みを行いました!チームビルディングでは,お互いの大学の自慢は?といったテーマや,自分の推しは?といったテーマで盛り上がっていましたし,各テーブルの中で本をお勧めし合うことで,新たな発見もあったようです。
 合同ゼミの終了に際しては,本を読むことは卒業論文の執筆に際しても不可欠であり,今回の合同ゼミで学修したことを踏まえて頑張ってほしい等のコメントが教員からなされました。
 以上の取組みにより,多様な価値観や考え方に触れ,自身の価値観や考え方を俯瞰で見つめて更新することに加え,卒業論文執筆に向けた基礎体力の醸成をも図ることができました。
 今後も太田基礎ゼミでは他大学と積極的に連携し活動を行っていきます。
                              (執筆者:太田侑樹)

【付記】
・本記事は大阪経済大学経営学部船越先生および,被写体となっている参加者の確認を経て公開しています。
・本記事については,画像も含めて転載を一切禁止します。
                                      以上


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