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 「社会共生実習(多文化共生のコミュニティ・デザイン~定住外国人にとって住みやすい日本になるには?~」(担当教員:現代福祉学科 准教授 川中大輔)では、一つのチームが、在日コリアンや異文化に背景を持つ人々、多様な人々が支えあい、共に生きていく社会の実現を目指すNPO法人京都コリアン生活センター・エルファでの実習を行っています。
 「エルファ」では、高齢者支援や障がい者支援から、通院への同行や日本語が難しい外国籍の方たちが役所で手続きする際のお手伝いなど、制度でカバーできない生活支援活動まで幅広い活動が取り組まれています。

 「エルファ」では、実習に参加する学生やボランティアとして参加する人々、見学に来られる人々を数多く受けて入れています。そうした人々が「エルファ」が行っている事業や日常生活の様子についてより深く理解し、「エルファ」での活動が円滑に進めることができるようになるツールの必要性を今年度の受講生は課題として発見しました。
 そこで、実際に「エルファ」で働かれている3人の方々のインタビュー動画を制作しました。現在の活動に取り組むことになった背景が添えられた自己紹介や、具体的な活動内容に加えて、「あなたにとって多文化共生とは何ですか。」「今後どのように地域に影響を与えていきたいですか。」「ボランティアの学生がエルファでの活動を通してどのような学びができたらいいですか」といった質問にも答えていただきました。


NPO法人京都コリアン生活センター・エルファ


エルファ事務局長 南 珣賢(ナム スンヒョン)さん


在日無年金問題解決を目指す会 事務局長
障害者支援事業部 責任者 鄭明愛(チョンミョンエ)さん


共同作業所 地域活動事業部
朝鮮学校保健室支援など 責任者 さとう 大さん

 受講生がインタビューを行うときに最も気をつけたところは、インタビューに答えてくださる方々の立場や専門分野からの視点を考慮することでした。直面している問題や関心事を理解し、それに基づいて質問を組み立てることで、より意味のある対話が可能になったと受講生たちは語っていました。
 また、本音を素直に話していただき、真実味のある内容となるよう、インタビューに答えてくださる方々がリラックスし、自然体でお話ししていただけるよう、事前から円滑なコミュニケーションをとることを努めました。長い期間にわたって、現場での各種活動に参加したことも意味が感じられたようです。



 受講生が動画を編集する際に、最も難しかったことは情報整理でした。撮影した動画は総時間が2時間以上あり、その中でどうやってまとめるか悩んだそうです。質問のテーマも広範で、それに対する回答には歴史的な背景などの広がりがあったため、収録された動画から特に重要だと思われる情報を選りすぐり、コンパクトにしていくことが求められました。字幕の制作も予想以上に時間を要しました。実際に話していただいた内容を簡潔にまとめる必要があり、適切な言葉で的確に伝えるために、何度も確認と修正に取り組むこととなりました。


 受講生であるユ・ドンミンさん(コミュニティマネジメント学科2回生)は、「インタビューの動画撮影は初めての経験でしたので、慎重に計画を立てながら進めました。最終的にはわかりやすく魅力的な動画に仕上げることができました。経験を通じて新しい編集ソフトにも慣れ、情報整理や字幕制作においても効率的な手法を見つけることができ、クオリティの高い成果物が生まれました」と語りました。

 社会学部「社会共生実習」について、詳しくはこちらの【専用ページ】をご覧ください。


ボランティア・NPO活動センター、ユヌスソーシャルビジネスリサーチセンターの共催で、監督の風間研一さんをお招きして映画「ただいま、つなかん」(2023)の上映会とトークセッションを開催します。
是非ご参加ください。
 

開催日時:2024年2月2日(金)14:00~17:00
開催場所:深草キャンパス成就館Main Theater
     瀬田キャンパス8号館B103教室

 ※風間監督は、深草キャンパスでの登壇となります。瀬田キャンパスはオンラインでつなぎます。
対  象:学生、教職員、一般の方
申  込:Googleフォームから

 

◎映画紹介
宮城県気仙沼市、唐桑半島の鮪立(しびたち)で、100年続く牡蠣(かき)の養殖業を営む菅野和享さんと一代さん夫妻は、東日本大震災の津波で被災した自宅を補修し、学生ボランティアの拠点として開放する。半年間で延べ500人を受け入れてきた菅野夫妻の自宅は、「皆がいつでも帰ってこられるように」との夫妻の思いから、2013年に民宿「唐桑御殿つなかん」として生まれ変わる。この地に移り住んだ元ボランティアの若者たちと女将となった一代さんは、復興のその先を見つめ、地域に根ざしたまちづくりに取り組んでいく。宮城県気仙沼市の唐桑半島にある民宿を舞台に、持ち前の明るい性格で多くの人から慕われる女将と仲間たちが積み重ねてきた10年以上の歳月を追ったドキュメンタリー。
映画公式サイト


主 催:龍谷大学ユヌスソーシャルビジネスリサーチセンター、ボランティア・NPO活動センター

共 催:日本財団ボランティアセンター


問合せ:龍谷大学ユヌスソーシャルビジネスリサーチセンター


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 令和6年能登半島地震でお亡くなりになられた方々に、深く哀悼の意を表するとともに、被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。被災者の方々が一刻も早く平穏な日々をお過ごしになられますことを願っています。 

 龍谷大学ボランティア・NPO活動センターでは、2024年1月1日に発生した令和6年能登半島地震の被災地支援の一環として、深草・瀬田のセンター内に「支援金」の募金箱を設置しています。「支援金」とは、被災者(地)支援を直接的に行うボランティアグループやNPO団体の活動を支援する仕組みです。被災地の活動に速やかに届けられます。



■募金箱設置場所
深草キャンパス:成就館1F ボランティア・NPO活動センター内     
瀬田キャンパス:青志館(生協食堂)隣 ボランティア・NPO活動センター内

キャンパスマップ
        
■募金箱設置期間
1月10日(水)~2月2日(金)

※土日祝を除く9:00~17:00

 

■支援金の届け先
一般社団法人 BIG UP石巻
東日本大震災を機に石巻市内を中心に在宅被災者への支援活動を行ってきた団体です。本学が実施してきた東日本大震災の復興支援活動で石巻に赴いた際に多面的なサポートをしていただきました。この度の被災地(珠洲市)にもいち早く現地入りし、すでに支援活動を行っています。

 




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研究代表者:堺 惠  
共同研究者:赤澤 正人・中根  真・野口 聡子・橋本 雅子・広川 義哲


児童養護施設での実習に向けた視聴覚教材の作成

児童養護施設などの児童福祉施設での保育実習に行く前に、学生が視聴する教材を作成しています。その目的は、言葉や文字で学ぶことに加えて、映像を見ることを通して児童養護施設への理解を深めることにあります。本学科の卒業生が働いている三つの児童養護施設にご協力いただき、施設職員の方々と教員との意見交換を重ねてきました。実習生の指導にあたっている施設の方々のお話は、実習教育において大切なことを確認する貴重な機会となりました。施設職員の方々には、子どもたちの生活の様子、職員の支援の実際、実習の際に学ぶべきポイントなどを含んだ視聴覚教材を作成していただいています。教員も、児童養護施設の概要や食事の提供を含む日常生活支援、心理的支援、学習支援に関する視聴覚教材を作っている最中です。完成した視聴覚教材は、来年度から実習前の教育において活用する予定です。






【本件のポイント】

  • 学生・教職員・一般の方を対象とした社会的テーマを題材とした映画とミニレクチャーのイベント
  • 東日本大震災で浸水した自宅が、学生ボランティアの拠点となり、地域のまちづくりの拠点に
  • 令和6年能登半島地震が起きた今、一人で映画を見るだけでは得られない視点や考え方を得る機会に


【本件の概要】
 龍谷大学では、社会的なテーマを題材にした映画と、テーマに関連したミニレクチャーで楽しく学べるイベント「RYUKOKU CINEMA」を2021年度から開催しています。
 今回は、東日本大震災の津波で被災し学生ボランティアの拠点として開放された普通の住宅が、ひとりの女性を中心としていろんな縁を繋げ、愛称「つなかん」と呼ばれる皆の帰ってくる場所になる過程を描いたドキュメンタリー映画「ただいま、つなかん」(2023)を上映します。
 また、監督の風間研一さんを会場にお招きしてご講演いただきます。
 1月1日に発生した令和6年能登半島地震の捜索や住民の方の避難、支援が現在も続く中、被災後の地域でどのように人々が繋がり暮らしていったかを、映画を観ることを通じ、皆で考えます。

日  時:2024年2月2日(金)14:00~17:00
上映作品:「ただいま、つなかん」(115分/日本/2023年/ドキュメンタリー)
ミニレクチャー:風間研一氏((株)文化工房 )
対  象:本学学生、教職員、一般の方
場  所:深草キャンパス成就館Main theater、瀬田キャンパス8号館B103教室
費  用:無料
申込方法:ホームページもしくは申込みフォーム(以下QRコード)から前日までに申し込み
備  考:本イベントは日本財団ボランティアセンターの共催での開催となります。


上映映画のシーン(©️2023 bunkakobo)


上映映画のシーン(©️2023 bunkakobo)


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【チラシ】RYUKOKU CINEMA(龍谷シネマ)「ただいま、つなかん」上映会


RYUKOKUCINEMA申込フォーム

問い合わせ先:
龍谷大学ユヌスソーシャルビジネスリサーチセンター(龍谷エクステンションセンター内)
Tel 075-645-2098  ysbrc@ad.ryukoku.ac.jp  https://ysbrc.ryukoku.ac.jp/index.php


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