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【本件のポイント】

  • 深草キャンパス整備計画の一環として「朋友館」が竣工し、ゾーニング整備が完了
  • 課外活動拠点を新築で整備。トレーニング室、防音練習室、ランニングコースなど多様な活動に対応
  • バリアフリー動線やオールジェンダートイレなど、誰もが使いやすいユニバーサルデザインを採用
  • 「GOLD′S GYM」の協力により、一般学生や教職員が利用可能なフィットネスジムを整備

 

【本件の概要】
 龍谷大学は、深草キャンパス整備計画の一環として進めてきた課外活動施設「朋友館」が竣工したことを記念して、同棟の竣工式を開催いたします。
 朋友館は、課外活動を中心とする「西エリア」の整備として位置づけられており、これまでに北・南両エリアでは新棟が竣工しており、今回の朋友館の完成により、深草キャンパス全体のゾーニング整備が完了しました。本施設には、防音練習室、工作室、部室(BOX)に加え、テラスやラウンジなどの交流空間を設置。屋外トレーニング室やランニングスロープ、既存の紫光館との一体利用が可能な外周テラスなど、多様なニーズに対応しています。また、THINKフィットネス社(GOLD’S GYM)の協力により、一般学生や教職員を含むすべての大学関係者が利用可能なフィットネスジム(トレーニング室101)を整備しました。
 ユニバーサルデザインに基づくバリアフリー動線やオールジェンダートイレも整備しており、誰もが安心して利用できる環境を整えています。
 竣工式後には、学生団体による施設利用の様子をご覧いただける施設見学を実施いたします。

 

 

【朋友館 竣工式 開催概要】
日時:2025年7月24日(木)14:00~16:00(予定)
会場:龍谷大学 深草キャンパス朋友館 1階(竹田久保町 東南角下る)
   https://www.ryukoku.ac.jp/about/campus_traffic/fukakusa.html 

   ※上記マップの22番です。
主な内容:
14:00~ 竣工式(理事長式辞、事業報告、設計監理者挨拶、施工者挨拶 等)
14:40~ 施設見学(相撲部、フェンシング部、剣道部等の活動風景もご覧いただけ

     ます)。

 

【参考】
2025年4月サステナブルキャンパスへ進化 深草は森へ生まれ変わる
https://www.ryukoku.ac.jp/nc/news/entry-16398.html

 

ご出席いただける記者の皆さまは、お手数ですが、問い合わせ先まで事前にお申込みをお願いいたします。お席を準備させていただきます。
 


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【別紙】朋友館 施設概要


問い合わせ先:龍谷大学 学長室(広報)東山・木村
Tel 075-645-7882 kouhou@ad.ryukoku.ac.jp https://www.ryukoku.ac.jp/


 7月6日に、留学生たちと一緒に楽しい七夕イベントを開催しました!留学生38名、サポーター4名の参加で、当日は天気にも恵まれ、教室の中には色とりどりの笹飾りと笑顔があふれました。その様子をレジデント・サポーター日本人学生がレポートします。
 七夕イベントでは、みんなで短冊に願いごとを書き、笹の葉に飾り付け。「N1試験に合格できますように」「日本人の彼女が出来ますように」など、斬新で心のこもったお願いもたくさん集まり、笹はたちまちカラフルに彩られました。
 



 そして、夏の風物詩・かき氷づくりも大盛り上がり!「初めて作ったけどすごく冷たくておいしい!」と大好評。暑さも吹き飛ぶ楽しい時間となりました。イベント後学生達は、「日本の伝統行事を実際に体験できて、とても興味深かったです」「短冊に願いを書いて笹に飾るという文化が素敵だと思いました」「日本の夏はこうやって楽しむんですね!」といった感想が寄せられました。



 七夕を通じて、日本の季節感や文化に触れたことで、多くの留学生が日本での生活にさらに親しみを感じてくれたようです。これから本格的な夏がやってきます。花火大会や夏祭りなど、まだまだ楽しいイベントが待っています。日本の夏を初めて迎える留学生にとって、この七夕の思い出は、きっと特別な一日になったことでしょう。


 龍谷大学 龍谷エクステンションセンター(REC)では、研究シーズ発表の場として、「REC BIZ-NET研究会」を1~2ヶ月に1回程度のペースで開催しています。
 今回は2025年度第2回として、2024年10月から龍谷大学 先端理工学部 応用化学課程の教員として着任し活躍が期待される、ヘルナンデス ホセ 助教と清水 吉大 助教が登壇し、両教員が研究している社会的な関心が高い技術内容について講演を行います。

■開催日時:2025年8月27日(水)15:00~16:30
■開催方法:ハイブリッド開催(対面+Web)
■開催場所:
 <対面>龍谷大学瀬田キャンパス RECホール1階小ホール
 <Web>申込者に別途メールにて参加用URL(Zoom)をお送りします。
■プログラム:
 15:00~15:05 開会の挨拶
 15:05~15:35 講演1「現代技術における薄膜の重要性と将来の発展」
 15:40~16:20 講演2「カーボンニュートラルに貢献する水素エネルギーと材料技術」
 16:20~16:30 名刺交換・情報交換・技術相談 ※対面のみ             
■申込方法:
 ①申込受付サイト(Peatix)からお申し込みください。
  以下のPeatixロゴをクリックいただくと、申込受付サイトにアクセスできます。    
  ※お申込みには、Peatixへの新規会員登録(無料)が必要になります。(新規会員登録の方法はこちら
 ②メールまたはFAXでのお申込みをご希望の方は、以下のチラシ(裏面)をご利用いただき、お申し込みください。
  (E-mail:rec@ad.ryukoku.ac.jp /FAX:077-543-7771)
■申込締切:2025年8月25日(月)
■参  加  費:無料
■主     催:龍谷エクステンションセンター(REC)


お申込みはこちらから


【プログラム詳細】
①開会の挨拶(15:00~15:05)
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②講演1「現代技術における薄膜の重要性と将来の発展」 (15:05~15:35)
 ➤講師:龍谷大学 先端理工学部 応用化学課程 助教 ヘルナンデス ホセ


 薄膜は、現代技術の進展において、基礎技術分野および応用の両面でその役割が着実に拡大しています。特に、高い比表面積、構造特性、表面電荷、異方性、機能の可変性といった特異な性質は、コーティング技術、センシング、エネルギー貯蔵システム、触媒、オプトエレクトロニクス、バイオメディシンなどの分野において大きな影響を及ぼしています。
 本講演では、これらの分野における薄膜の影響を概観し、主要な薄膜製造手法について概説するとともに、液相析出法(Liquid Phase Deposition)での薄膜成膜の技術開発に関する研究をご紹介します。

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③講演2「カーボンニュートラルに貢献する水素エネルギーと材料技術」 (15:40~16:20)
 ➤講師:龍谷大学 先端理工学部 応用化学課程 助教 清水 吉大


 カーボンニュートラル社会の実現に向けて、温室効果ガスの排出を抑えたエネルギー転換が求められる中、水素は次世代のクリーンエネルギーとして大きな注目を集めています。特に、水素は発電時にCO₂を排出せず、再生可能エネルギーと組み合わせることで環境負荷の低いエネルギー循環が可能となります。
 本講演では、こうした水素の利活用を支える材料技術の重要性について紹介します。その中でも、「つくる」「ためる」「つかう」という一連のプロセスのうち、「ためる」技術に焦点を当て、水素貯蔵材料の開発に関する研究をご紹介します。

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④名刺交換 ・ 情報交換 ・ 技術相談 (16:20~16:30)※対面のみ


【注意事項】
・対面で参加される場合は、本学瀬田キャンパスRECホールへお越しください。(先着50名限定)
・Webで参加される場合は、事前にZoomアプリをダウンロードされることを推奨します。
・本研究会では、講演をリアルタイムで配信し、質疑応答の時間も設けます。
・Web参加を申し込まれた場合は、申込完了後、参加用URL等が登録されたメールアドレスに届きます。なお、対面参加を申し込まれた場合も届きます。また、迷惑メールフォルダに入ることがありますので、ご確認をお願いします。
・メールまたはFAXで申し込まれた場合は、後日、参加に関するご案内をメールにてお送りします。
・本講座の投影資料および配信映像の録画、録音、撮影など、複製ならびに二次加工は一切禁止しております。


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2025年度第2回REC BIZ-NET研究会チラシ




2025年度から新たに開講された教養教育科目「みんなで学ぶ国際ビジネス事情」において、最終発表が行われました。

この科目では、生まれ育った環境や文化、価値観が異なる留学生と日本人学生がチームを組み、身近な社会課題の解決につながる企画や提案を協働で作成します。
過程を通じて、国際ビジネスに必要な異文化理解力やコミュニケーション力を養うとともに、他者との協働によって新たな社会的価値を創出する意義や難しさ、面白さを体験的に学ぶことを目的としています。

複数の学部から集まった39名の1年次生と留学生が6グループに分かれ、「留学生に勧めたい日本で働く良さ・魅力」をテーマに、プレゼンテーションの準備を進めました。各グループの発表では、工夫を凝らした構成やスライド、丁寧なデータ分析などが光り、「伝わる」プレゼンテーションが展開されました。

学生たちは、留学生と日本人学生の間で密にコミュニケーションをとりながら、アンケート調査やインタビュー、統計データの集計といった実践的な活動を通じて発表内容を深めました。
1年次生にとっては初めての本格的なプレゼンテーション経験となる学生も多く、プレゼン技術やグループでの意思決定方法なども、本科目を通じて身につけることができました。

次年度以降も、異なるバックグラウンドをもつ学生同士が協働し、多様な視点を活かした学びの場が継続されることが期待されます。こうした取り組みを通じて、今後の国際交流のさらなる推進が図られることでしょう。




【本件のポイント】

  • 世界的潮流の「ネイチャーポジティブ(自然再興)」では、生態系の機能を保全し育てることが求められる。その実現には「地域固有のもの」である生物多様性を適切に評価する“自然のものさし”が重要
  • 滋賀県をフィールドに学術機関・地域金融機関・地域事業者が連携し、ローカルで実効性のある「生物多様性保全総合指数(BCCI)」の研究開発プロジェクトに着手
  • 経済・社会活動の現場での実証と評価を行い、滋賀県から自然資本と経済資本の連携実現をめざす

 

【本件の概要】
 このたび、龍谷大学・公益財団法人東近江三方よし基金・株式会社滋賀銀行の三者は連携し、生物多様性保全の実効性を可視化する「生物多様性保全総合指数(BCCI: Biodiversity Conservation Composite Index)」の研究開発プロジェクトを滋賀県で本格始動します。本プロジェクトの目標は、世界的な潮流である「ネイチャーポジティブ(自然再興)」の実現に向けて、地域に根ざした生物多様性の保全と社会・経済活動を結びつける革新的な総合指数(1)の開発です。
 実施にあたっては滋賀県の「大学連携研究プロジェクト事業研究業務」の委託を受け、2025年6月〜2026年3月にかけて基盤情報の整理と情報収集体制の構築を行います。
 

 

【プロジェクトの全体像】


 

【プロジェクトの背景と目的】
 現在、2030年までの達成に向けて世界各国で「ネイチャーポジティブ」—生物多様性の損失を食い止め、回復軌道に乗せる取り組み—に関する取り組みが急速に進んでいます。日本においても上場企業を中心にTNFD(自然関連財務情報開示タスクフォース)レポートの開示が進むと同時に投融資の判断材料となるなど、企業活動の基盤となる自然を守り回復させることに関心が高まっています。
 しかしながら、その進捗を測るための明確な数値的・指標的な基準が欠如していることが、政策立案や企業行動の障壁となっています。とりわけ生物多様性は地域ごとに状況が異なるため、ローカルで実行可能かつ社会に受け入れられる柔軟な指標設計が不可欠です。
 そこで本研究では、滋賀県が2024年3月に策定した「生物多様性しが戦略2024」(2)に基づき、地域の生態系と社会経済の双方に資する形で、実行力と応用力を兼ね備えた新たな総合指数の開発をめざします。

 

 

【プロジェクトの概要】
 本プロジェクトでは、以下の3ステップにより、「生物多様性保全総合指数(BCCI)」の開発・実証・評価を進めます。

1. 指標に求められる要件の抽出・設計
・利用場面(環境対応型預金、SIB、TNFDなど)に応じた柔軟で現実的な指標要件
 を整理
・住民や企業が理解・納得できる指標イメージを構築
2. 基盤情報の収集と総合指数の開発
・環境DNA調査などを通じて、生態系の健全性や構造的多様性まで捉える多面的な
 データを収集
・微生物から大型野生動物、昆虫群集などを対象に、既存データと新たな調査デー
 タを統合
3. 経済・社会活動の現場での実証と評価
・滋賀銀行の環境対応型の金融商品開発、東近江三方よし基金の地域事業等と連携
 し、実際の経済・社会活動における指標の適用性を評価
・開発した指標を活用し、フィードバックを通じて洗練

 

 

【プロジェクトの連携体制】
 生物多様性の研究を推進し、2027年4月には環境サステナビリティ学部(仮称)を設置する龍谷大学、地域とその環境を守るという視点から、様々な社会課題解決事業を実践してきた公益財団法人東近江三方よし基金、地球環境との共存共栄を理念に、環境分野での金融商品開発により業界をリードしてきた株式会社滋賀銀行の三者の間では、これまでも長期的な連携を見据えた議論や協働を展開してきました。滋賀県において近未来のネイチャーポジティブ社会に求められる生物多様性保全指標を高次のレベルで議論・開発・実証研究するためには最良の連携チームが組織されたと考えています。
※設置計画は予定であり、内容に変更が生じる場合があります。

 

 

【用語解説】
(1)総合指数(Composite Index)
経済分野や社会政策分野などで個別指標(例:品目ごとの生産量や株価、平均寿命や平均就学年数等)の動きを、一定の基準や加重方式に基づいて総合的に数値化した指標で、個々の指標だけでは捉えにくい全体の動向や水準を、ひとつの数値で示すために用いられる。

(2)生物多様性しが戦略2024
滋賀県は生物多様性を守り、その持続可能な活用をめざすため、生物多様性基本法第13条に基づき「生物多様性しが戦略2024~自然・人・社会の三方よし~」を2024年3月に策定。2030年までが取り組み期間となる。行動計画では、可能な限り定量的に把握できるよう「湖沼・河川の水質保全」や「自然公園等の保全・管理」などの取り組み別に現状と目標値を設定している。
滋賀県HP https://www.pref.shiga.lg.jp/ippan/kankyoshizen/shizen/14035.html
 

 

【連携機関の担当者コメント】


左より山中教授、三木教授、岸本准教授

山中 裕樹 教授(本学先端理工学部 環境科学課程)※統括
三木 健 教授(本学先端理工学部 環境科学課程)
岸本 圭子 准教授(本学先端理工学部 環境科学課程)

本研究は、従来の学術評価を超え、地域の企業や住民とともに生物多様性を“見える化”し、行動へとつなげる挑戦です。BCCI設計にあたっては、「どの多様性数値が学術的に妥当か?」という自然科学内部での机上の空論から脱却し、単なる生物種数に留まらず、生態系の健全性や機能など複数の多様性数値を組み合わせた「総合指数(Composite Index)」を開発して社会実装することをめざします。


山口 美知子 氏
(公益財団法人東近江三方よし基金 常務理事兼事務局長)

東近江三方よし基金では、地域の環境保全・活用する活動を資金的にも成立させるために「森里川湖ファンド」の創設を計画しています。今こそ、地域の自然と暮らしをつなぐ持続的な仕組みづくりが必要です。滋賀県の生物多様性のステークホルダーたる住民や企業のソーシャルグッドに対する意欲を醸成するために、評価から行動へと結びつくような総合指標の実現に向けて、フィールド活動も交えて研究を進めていきます。


宇佐見 剛 氏
(株式会社滋賀銀行 総合企画部サステナブル戦略室 サステナブル推進グループ長)

滋賀銀行は、「『三方よし』で地域を幸せにする」というパーパス(存在意義)のもと、サステナブルファイナンスの拡大に努めています。“自然と共にある経済”を滋賀から発信すべく、ファイナンススキームとともに総合指標の開発を検討していきます。本研究の成果が、環境先進地域・滋賀県でのネイチャーポジティブ実践という極めてインパクトのある実例となることをめざしています。

 

 

   本件の取材を希望される場合は、下記の問い合せ先までご連絡ください。


問い合わせ先:
龍谷大学 研究部(生物多様性科学研究センター)

 Tel 077-543-7746 e-mail seibutsu-jimu@ad.ryukoku.ac.jp  

 https://biodiversity.ryukoku.ac.jp/
公益財団法人東近江三方よし基金 事務局
 Tel 080-2541-9990  e-mail 3poyoshi.kikin@gmail.com   https://3poyoshi.com/
株式会社滋賀銀行 総合企画部サステナブル戦略室広報グループ
 Tel 077-521-2202  e-mail sogokikaku@shigagin.com   https://www.shigagin.com/
 


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