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先端理工学部 機械工学・ロボティクス課程の塩見洋一教授が、就職で関係のある企業の方からの依頼を受け、2025年10月11日に、かふか生涯学習館で行われた甲賀市工業会が主催する「ペットボトルロケットを飛ばそう」というイベントに講師として参加しました。
イベントは甲賀市工業会がものづくりの楽しさを体験してほしいと甲賀市内の小学生を対象に開催したもので、18組の親子が参加しました。



まず、宇宙について考えて貰い、空気の存在を考えてもらう「真空チャンバーを使った真空実験」や「アンパンマンの空中散歩」などの演示実験が行われ、普段考えたこともない「空気の力」を実感する機会になったと思います。
次いで、宇宙に行くためにのロケットの推進方法を説明し、推進力を得る方法の例として「ペットボトルロケット」の工作を行い、とても広い会場で存分にペットボトル水ロケットを打ち上げました。 どうすれば遠くに飛ばすことが出来るか、各自にいろいろと考えて貰いながら製作や打ち上げが進みました。



参加者からは「演示実験がとてもわかりやすかった」「打ち上げが楽しかった」などの感想が寄せられ、科学やものづくりへの関心を高める貴重な機会となりました。


<贈呈式:2025年11月2日(日)深草キャンパス 顕真館にて>

 


【本件のポイント】

  • 「第36回龍谷賞」に「シマエナガの伝道師」との愛称で活躍されている写真家 山本光一氏が受賞。著書に、『シマエナガさんの12カ月』(河出書房新社)、『あいたいなシマエナガ』(世界文化社)など多数。
  • 「龍谷賞」は社会に貢献し、かつ模範となるべき校友会員(卒業生)に対して贈られる栄誉ある賞。
  • 「龍谷奨励賞」にマンドリン作曲家の丸本大悟氏、「龍谷特別賞」に浄土真宗本願寺派善教寺住職、社会福祉法人護汝会理事長の土山和雅氏が受賞。

 

【本件の概要】

 この度、第36回 龍谷賞に写真家で、ネイチャーフォトグラファー・ナチュラリスト山本光一氏(1988年文学部卒)が受賞することが決定しました。
 龍谷大学校友会※1では、1990年から毎年1度、社会に貢献し顕著な業績をあげた校友会員(卒業生)に対し「龍谷賞」「龍谷奨励賞」と、校友会員に限定せずに顕著な活動をされた方へ「龍谷特別賞」を贈っています。

 

 山本光一氏は、龍谷大学卒業後、京都府警察本部で柔道のスペシャリストとして勤務。阿寒湖の大自然に魅せられ、1997年に北海道へ移住。自然写真家として、野生動植物や森の営みを撮り続けながら野生動植物の調査研究、自然環境保全、さらには次世代を担う子供たちへの自然環境教育にも尽力されています。国内外で注目される野鳥「シマエナガ」との出逢いを通じて「自然を愛し守る心」「生命の大切さ、素晴らしさ」を届けることを使命とし、「シマエナガの伝道師」との愛称で活躍されています。

 

 この他、龍谷奨励賞、龍谷特別賞の贈呈式も行われます。
 今年度は、龍谷奨励賞にマンドリン奏者で作曲家の丸本大悟氏(2003年文学部卒)、龍谷特別賞にスカウト活動を通して青少年養育に貢献され続けている土山和雅氏(1963年文学部卒)が受賞されます。
 贈呈式は、ホームカミングデー※2と同日で開催し、多くの卒業生が集まる場で、顕著な業績を上げた卒業生の功績を称え励ます機会とします。
 

 

■    贈呈式概要 
日 時:2025年11⽉2⽇(日)  11:00~12:00
場 所:龍谷大学深草キャンパス 顕真館 
受賞者:「龍    谷     賞」・・・山本 光一 氏(ネイチャーフォトグラファー
                                                                                     ・ナチュラリスト/1988年文学部卒)
    「龍谷奨励賞」・・・丸本 大悟 氏(作曲家、編曲家、マンドリン奏者/

                                2003年文学部卒)
    「龍谷特別賞」・・・土山 和雅 氏(浄土真宗本願寺派善教寺住職、

                        社会福祉法人護汝会/1963年文学部卒)
備 考:当日、山本氏による「シマエナガミニ講演会」、龍谷大学マンドリンオーケスト

                 ラ部による丸本氏の楽曲演奏、土山氏の指揮による龍谷大学合唱団の歌の披露を

                 予定しています。

 


■    受賞者の紹介

 

龍谷賞


山本 光一 (やまもと こういち) 氏 
(ネイチャーフォトグラファー・ナチュラリスト/1988年 文学部卒) 
卒業後、京都府警察本部で柔道のスペシャリストとして勤務。阿寒湖の大自然に魅せられ、1997年に北海道へ移住。自然写真家として、野生動植物や森の営みを撮り続けながら野生動植物の調査研究、自然環境保全、さらには次世代を担う子供たちへの自然環境教育にも尽力されている。国内外で注目される野鳥「シマエナガ」との出逢いを通じて「自然を愛し守る心」「生命の大切さ、素晴らしさ」を届けることを使命とし、「シマエナガの伝道師」との愛称で活躍されている。

 

 

龍谷奨励賞


丸本 大悟(まるもと だいご)氏
(作曲家、編曲家、マンドリン奏者/2003年文学部卒)
マンドリン曲の作曲家としてオーケストラ曲やアンサンブル曲など多くの楽曲を発表。その美しい旋律、優しくナイーブで内面に訴えかける音楽は、日本のみならず、世界のマンドリン楽曲界の発展に寄与されている。またその楽曲は、全国高校ギター・マンドリンコンクールでも多数取り上げられ、中高生の人気楽曲となっている。
 

 

龍谷特別賞

 


土山 和雅(つちやま かずまさ)  氏
(浄土真宗本願寺派善教寺住職・社会福祉法人護汝会(白道こども園・慈恩こども園)

                                                                                                                           理事長/ 1963年文学部卒) 
浄土真宗本願寺派善教寺に附属する「白道こども園」においての仏教精神にもとづく幼児教育、地域における社会活動、さらにはスカウト活動を通して、青少年の養育に生涯をかけて貢献されている。

 

「龍谷賞」は、社会に貢献し、かつ模範となるべき会員に対して毎年贈呈する。
「龍谷奨励賞」は、顕著な業績をあげ、将来を嘱望される会員に対して贈呈する。
「龍谷特別賞」は、校友会員に限定せず、社会に貢献した方に対して贈呈する。

 

 

※1 龍谷大学校友会
現在で、約22万5千⼈の会員を有する⿓⾕⼤学卒業⽣の会です。都道府県や海外、職域単位の支部    組織があり、卒業後も全国各地で校友同士の活発な交流がおこなわれています。
※2 ホームカミングデー
卒業生の皆さまに龍谷大学を訪れていただく機会として、龍谷大学校友会では、毎年学園祭と同日開催で実施し、卒業生の方向けに様々な企画を用意しています。


龍谷大学校友会サイト


問い合わせ先:龍谷大学 校友会事務局(総務部) 担当:乾・佐々木
Tel 075-645-2015 koyu@ad.ryukoku.ac.jp https://ryukoku-koyukai.jp/


龍谷大学の独自留学プログラムである「RISE Program in Hawaii」に参加中の学生13名は、2025年10月18日、マノア渓谷の奥に位置するLyon Arboretum(ライアン樹木園)を訪れ、熱帯の緑に囲まれた静かな森の中で、自然と地域社会、そして文化への敬意を学ぶフィールドトリップを行いました。
この取り組みは、RISE Programの授業「Social Civic Engagement(※1)」の一環として実施されたもので、学生たちが教室での学びを実践的に深める貴重な機会となりました。


活動は、ハワイの伝統的な詠唱「オリ(Oli)」から始まりました。オリは自然や土地、そして先人たちへの感謝と敬意を表す祈りであり、学生たちは現地の指導者の声に合わせながら静かに唱え、心を整えました。森の木々のざわめきと鳥の声に包まれる中で、学生たちはこの地で学ぶ意味を感じ取りながら活動に臨みました。


続いて、植物園のスタッフによる説明を受けながら、外来種や雑草の除草作業、枯れ葉や枯れ枝の除去に取り組みました。これらの作業は、植物園の生態系を守り、訪れる人々が安全に歩ける環境を整えるために欠かせないものです。学生たちは汗を流しながらも、仲間と声を掛け合い、一つひとつの作業に丁寧に向き合いました。







作業の合間には、スタッフからハワイ固有の植物や保全活動に関する説明を受ける場面もありました。なぜ特定の草を取り除く必要があるのか、在来植物を守ることが地域の文化や人々の暮らしとどう結びついているのかを学ぶことで、単なる作業にとどまらない「環境保全への参加」としての意識が深まりました。
学生たちはこの経験を通じて、自然環境の維持に関わることの大切さを学ぶとともに、地域社会と協働する意義を実感しました。また、文化的な背景を理解しながら行動することの重要性にも気づき、「Social Civic Engagement」という授業のテーマである“社会的関わり”を実践する貴重な時間となりました。



Lyon Arboretumでの一日は、単なる自然体験ではなく、「学び」「文化」「行動」が交わる豊かな学びの場となりました。学生たちは、手を動かし、汗を流しながら、自らの学びが地域と世界にどうつながるのかを肌で感じることができました。
活動の最後には、植物園で採れたココナッツをスタッフの方が振る舞ってくださり、全員でその甘く爽やかな味を楽しみました。自然の恵みを味わいながら、この地の文化と人々の温かさを感じる、心温まるひとときとなりました。


(※1)Social Civic Engagement:地域社会の課題やニーズを理解し、現地の人々と関わりながら「社会の一員として行動する力(Community Citizenship)」を育むことを目的とした授業。


2025年10月22日、農学部の専門科目「土壌学Ⅰ」(担当:森泉先生)の授業内で、卒業生および4回生による資格取得・キャリア紹介が行われました。

この取り組みは、土壌や農業に関する専門知識を学ぶ学生に対し、資格試験への取り組み方や将来の進路選択の参考となる情報を提供することを目的としています。

4回生の池永さん(農学科)は、「土壌医検定2級」および「日本農業技術検定2級」の合格経験をもとに、勉強方法や受験のポイントを紹介しました。
過去問や参考書を活用し、計画的に学習を進めたこと、また農学科では資格取得費用の補助制度があることを紹介。「資格取得は就職活動の際、自身のスキルを具体的にアピールできる強みになる」と後輩たちにアドバイスを送りました。

卒業生の菊川さん(第1期生、滋賀県職員4年目)は、滋賀県の農業技術職員としての業務内容を紹介。
農業行政・試験研究・普及指導といった幅広い職務の中で、現在は作物分野の普及指導員として、現場の農家に寄り添い課題解決に取り組んでいる様子を話しました。
また、1年を通した業務の流れややりがいにも触れ、「農業現場を支える技術職として、一緒に働きませんか」と学生にエールを送りました。

続いて、卒業生の垣見さん(県職員2年目)は、「農業技術検定2級」「土壌医検定2級」の取得経験を紹介し、資格学習が「農業の理解を深めるだけでなく、就職活動や公務員試験の準備にも役立つ」と語りました。
過去問やテキスト、授業の教科書を使った学習法に加え、「教務課で参考書を借りることができるので、積極的に活用してほしい」と実践的なアドバイスも伝えました。

参加した学生からは、「資格取得のイメージが具体的になった」「実際の現場の話を聞けてモチベーションが上がった」などの声が聞かれました。
本学農学部では、今後もこのような実践的な学びの機会を通じて、学生の専門性向上とキャリア形成を支援していきます。




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